
見ている人は、相談してよい相手かを判断しています。
誰がやっているか、何を扱うか、いくらか、話しやすそうか。
士業の広告には制約があるため、書き方に注意が要ります。
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目次
目次
- 税理士事務所のInstagramを、見ている人は何を判断しているのか
- 見られる順番
- 税理士事務所のInstagramに何を投稿すればいいのか
- 投稿の種類を決める
- 士業の広告のルールで、何に注意するのか
- 制約を確かめる
- 紹介以外の経路を、どう作るのか
- 創業する人に届ける
- プロフィールと相談の導線を、どう作るのか
- プロフィールに入れる要素
- 顧問料の単価を上げるには、何を伝えるのか
- 記帳以外の価値を書く
- 繁忙期をどう乗り切るのか
- 繁忙期の前に準備する
- 何から手をつければいいのか
- 着手の順番
- よくある質問
- まとめ
見ている人は、相談してよい相手かを判断しています。
誰がやっているか、何を扱うか、いくらか、話しやすそうか。
士業の広告には制約があるため、書き方に注意が要ります。
税理士事務所のInstagramを、見ている人は何を判断しているのか
見ている人は、相談してよい相手かを判断しています。
誰がやっているか、何を扱うか、いくらか、話しやすそうか。
士業の広告には制約があるため、書き方に注意が要ります。
税理士を探すのは、多くが事業者です。
創業したばかり、今の税理士に不満がある、相続が発生した。
そして、税理士に会うこと自体にハードルを感じています。
堅そう、怒られそう、何を聞けばいいか分からない。
見られる順番
見られる順番
| 順番 | 見ていること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 | 何を扱うか | 投稿の一覧、プロフィール |
| 2 | 誰がやっているか | 税理士の紹介 |
| 3 | いくらか | 料金の目安 |
| 4 | どこにあるか | プロフィール |
| 5 | どう相談するか | プロフィールのリンク |
顔を出すかどうか
税理士は、人で選ばれます。
顔と人柄が分かると、相談しやすくなります。
顔を出すかは判断が分かれますが、出すほうが相談は増えます。
料金の目安を書く
顧問料がいくらか分からないことが、問い合わせをためらわせます。月額◯円からという形で、目安を書いてください。
税理士事務所のInstagramに何を投稿すればいいのか
税金や経理の知識を、事業者が分かる言葉で書いてください。
制度の解説だけでなく、実務で迷う場面に答える内容が読まれます。
投稿の種類を決める
投稿の種類
| 種類 | 内容 | 頻度の目安 |
|---|---|---|
| 知識 | 経費、帳簿、申告の基本 | 週2〜3回 |
| 時期の情報 | 申告、年末調整、納期 | 時期ごと |
| よくある質問 | 実務で迷う場面への回答 | 週1回 |
| 税理士 | 人柄、考え方、日常 | 月1〜2回 |
| 事務所 | 所在地、スタッフ、設備 | 月1回 |
| サービス | 扱う業務、料金の考え方 | 月1回 |
これは説明のための一例です。
自分の事務所の投稿できる内容に合わせてください。
実務で迷う場面に答える
これは経費になりますか
レシートをなくしたらどうするか
開業したら何をすればいいか
制度の解説より、こうした場面への回答が読まれます。
時期に合わせた投稿を作る
確定申告、年末調整、納付の期限、決算。
その時期に必要な情報を出します。
制度が変わることを前提にする
税制は毎年変わります。
◯年時点の内容ですと投稿に書いてください。
古い情報が残らないよう、定期的に見直します。
士業の広告のルールで、何に注意するのか
税理士の広告には、税理士法にもとづく制約があります。
誇大な表示、他の税理士との比較、依頼を強く勧める表現に注意してください。
制約を確かめる
税理士法や、税理士会の規則にもとづく広告の制約があります。
書ける内容を確かめてから運用してください。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
注意が必要な表現
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 誇大な表示 | 必ず節税できます税務調査に絶対通ります |
| 他者との比較 | 他の税理士より優れている |
| 実績の誇張 | 根拠のない件数や成功率 |
| 顧客の情報 | 守秘義務に触れる内容 |
| 断定 | 個別の判断を一般化した書き方 |
個別の判断を一般化しない
この経費は認められます
状況によって判断が変わります。
一般的にはこう扱われますが、個別の状況によります。ご相談くださいという書き方にしてください。
守秘義務を守る
顧問先の情報は、事例としても書けません。
名前を伏せても、特定される可能性があります。
節税の表現に注意する
必ず節税できますといった表現は使えません。
制度の説明にとどめ、個別の判断は相談に委ねてください。
実績の書き方
顧問先の件数、業種の分布。
書ける範囲を確かめてください。
架空の実績を作ることは絶対に避けてください。
紹介以外の経路を、どう作るのか
税理士の紹介経路は、金融機関と既存の顧問先が中心です。
Instagramは、そのどちらでもない人と出会う場になります。
創業する人に届ける
これから事業を始める人は、まだ紹介の経路を持っていません。
開業したら何をすればいいか
この投稿から、創業の相談が来ます。
単発の相談から入る
相続、創業融資、補助金の申請。
単発の相談が、顧問契約につながることがあります。
単発のご相談も承りますと書いてください。
入口になる相談
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 創業 | 開業届、青色申告、最初の帳簿 |
| 相続 | 申告の要否、期限、必要な書類 |
| 融資 | 事業計画、資料の準備 |
| 補助金 | 申請の支援 |
| セカンドオピニオン | 今の税理士とは別に相談 |
セカンドオピニオンを受けるか決める
今の税理士に不満がある人がいます。
相談だけ受けるか、受けないか。
受けるなら、それを書いてください。
ただし、他の税理士を批判する書き方は避けてください。
業種を絞ると届きやすくなる
飲食店、建設業、医療、不動産、EC。
特定の業種に詳しいなら、それを書きます。
飲食店の税務に詳しい税理士のほうが、探している人に届きます。
商圏を書くかどうか
オンラインで対応できるなら、商圏の制約は小さくなります。対面が必要なら、対応エリアを書いてください。
プロフィールと相談の導線を、どう作るのか
プロフィールで判断されるのは、誰が、何を、いくらでやるか。
そこから相談につながる形にしてください。
プロフィールに入れる要素
プロフィールに入れる要素を、項目ごとに見ていきます。
事務所名については、内容は正式名称。
税理士名については、内容は氏名。
対応については、内容は扱う業務、得意な業種。
料金については、内容は顧問料の目安。
エリアについては、内容は対応できる地域、オンラインの可否。
リンクについては、内容はホームページ、相談フォーム。
料金の考え方を書く
顧問料が何で決まるか。
売上の規模、訪問の頻度、記帳を代行するか。
月額◯円から。売上規模と業務の範囲によって変わります
相談が無料かを書く
初回の相談が無料か、有料か。
どのくらいの時間か。
初回のご相談は◯分、無料です
DMでの相談を受けるか決める
個別の税務相談をDMで受けることには、注意が必要です。
詳しいご相談は、面談またはお電話でお願いしますと書く方法もあります。
ハイライトを作る
料金対応業務よくある質問創業の方へ。
新しく来た人が、まとめて見られます。
記録する項目を決める
記録する項目を、項目ごとに見ていきます。
投稿数については、記録の単位は月別。
保存数については、記録の単位は投稿別。
プロフィールの閲覧については、記録の単位は月別。
相談の申し込みについては、記録の単位は経由別。
契約については、記録の単位は経由別、種類別。
これは説明のための項目の例です。自分の事務所の状況に合わせて決めてください。
顧問料の単価を上げるには、何を伝えるのか
記帳代行だけでは、価格で比較されます。
だから記帳以外に何ができるかを、投稿で伝えてください。
記帳以外の価値を書く
資金繰りの相談、事業計画、融資の支援、節税の検討、相続の準備。
記帳代行だけなら、クラウド会計と比較されます。
相談できることを具体的に書く
こういう場面でご相談いただけます
事業の判断に関わる場面を並べます。
記帳以外に相談できることを、項目ごとに見ていきます。
資金繰りについては、内容はお金の流れの確認、支払いの計画。
融資については、内容は事業計画、金融機関との対応。
人を雇うについては、内容は社会保険、給与の計算。
設備投資については、内容は購入かリースか、税の扱い。
事業承継については、内容は準備、手続き。
相続については、内容は生前の準備、申告。
対応の早さを書く
メールは◯営業日以内にお返事します
これは実務で大きな差になります。
担当者の体制を書く
税理士が直接担当するか、職員が担当するか。
訪問は何回あるか。
これが顧問料の差の理由になります。
クラウド会計に対応するか書く
どのサービスに対応するか。
導入の支援ができるか。
クラウド会計の導入もご支援します
他の税理士を批判しない
他の税理士は◯◯しないといった書き方は避けてください。自分の事務所が何をしているかを書くほうが説得力があります。
繁忙期をどう乗り切るのか
確定申告期は、投稿の時間が取れません。
その前に投稿をためておくか、頻度を下げることを決めてください。
繁忙期の前に準備する
12月から1月のうちに、申告期の投稿を作っておきます。
期限、必要な書類、よくある質問。
頻度を下げると決める
繁忙期は週1回にする、と決めておきます。
止まるより、頻度を下げるほうがよい形です。
時期ごとの投稿を、項目ごとに見ていきます。
1〜3月については、内容は確定申告、期限、必要な書類。
4〜6月については、内容は新年度、法人の決算、納付。
7〜9月については、内容は中間申告、夏の資金繰り。
10〜12月については、内容は年末調整、決算の準備、来年の計画。
これは説明のための一例です。
自分の事務所の状況に合わせてください。
受任の上限を書く
担当できる件数には限りがあります。
◯月以降のご契約を承っています
これがあると、無理な依頼が減ります。
申告期に新規を受けるか決める
確定申告の直前に依頼が来ます。
受けるか、受けないか。
受けないなら◯月◯日以降のお申し込みは、来年度からの対応となりますと書いてください。
数字は自分の事務所で確かめる
他の事務所の事例をそのまま当てはめても、自分の事務所には当てはまりません。記録した数字だけが判断の材料になります。
何から手をつければいいのか
広告のルールを確かめることが最初です。
そのうえで、プロフィールに料金の目安と対応業務を書いてください。
着手の順番
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは税理士の広告のルールを確かめる、かかる時間の目安は1日。
2については、やることはプロフィールに税理士名・対応業務・料金の目安を書く、かかる時間の目安は半日。
3については、やることは相談の申し込み先を用意する、かかる時間の目安は半日。
4については、やることは実務で迷う場面への回答を投稿し始める、かかる時間の目安は継続。
5については、やることは創業・相続など入口になる投稿を作る、かかる時間の目安は1〜2日。
6については、やることはハイライトを作る、かかる時間の目安は1日。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
体制や、既にある資料の量で変わります。
表現を一通り確かめる
すでに投稿している内容に、誇大な表示や他者との比較がないか確かめてください。
顧問先の情報が含まれていないかも確かめます。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
情報の古さを確かめる
税制は毎年変わります。
過去の投稿に◯年時点と書いてあるか。
古い内容は、修正するか削除してください。
続けられる形にする
週2回程度で構いません。
繁忙期は頻度を下げると決めておきます。
最初の一つは今日から始められる
今のプロフィールを開いて、顧問料の目安が書いてあるか確かめてください。
何を扱うかが分かるか。
どちらかが欠けているなら、そこを書き足すのが最初の一歩です。
料金が分からないと、問い合わせの前に離脱されます。
Instagramを始めたものの投稿が続かない、あるいは投稿しても相談につながらない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状を見てもらうところから始められます。広告も含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
税理士の広告に制約はありますか
税理士法や税理士会の規則にもとづく制約があります。誇大な表示、他の税理士との比較、根拠のない実績の表示に注意してください。顧問先の情報は守秘義務に触れるため、事例としても書けません。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
何を投稿すればよいか分かりません
制度の解説より、実務で迷う場面への回答が読まれます。これは経費になりますかレシートをなくしたら開業したら何をすればいいか。ただし個別の判断を一般化せず、個別の状況によります。ご相談くださいと添えてください。
顧問料をプロフィールに書くべきですか
目安を書いてください。書いていないと、問い合わせの前に離脱されます。月額◯円から。売上規模と業務の範囲によって変わりますという形で、何で金額が決まるかも書いてください。
紹介以外の経路が作れません
これから事業を始める人は、まだ紹介の経路を持っていません。開業したら何をすればいいかといった投稿から、創業の相談が来ます。相続、融資、補助金といった単発の相談も、顧問契約につながる入口になります。
確定申告期に投稿が止まります
12月から1月のうちに、申告期の投稿を作っておいてください。または繁忙期は週1回にすると決めておきます。止まるより、頻度を下げるほうがよい形です。申告期に新規を受けるかも、先に書いておくと無理な依頼が減ります。
まとめ
- 見ている人は、相談してよい相手かを判断しています。誰がやっているか、何を扱うか、いくらか、話しやすそうか。士業の広告には制約があるため、書き方に注意が要ります
- 税金や経理の知識を、事業者が分かる言葉で書いてください。制度の解説だけでなく、実務で迷う場面に答える内容が読まれます
- 税理士の広告には、税理士法にもとづく制約があります。誇大な表示、他の税理士との比較、依頼を強く勧める表現に注意してください
- 税理士の紹介経路は、金融機関と既存の顧問先が中心です。Instagramは、そのどちらでもない人と出会う場になります
- プロフィールで判断されるのは、誰が、何を、いくらでやるか。そこから相談につながる形にしてください
- 記帳代行だけでは、価格で比較されます。だから記帳以外に何ができるかを、投稿で伝えてください
- 確定申告期は、投稿の時間が取れません。その前に投稿をためておくか、頻度を下げることを決めてください
- 広告のルールを確かめることが最初です。そのうえで、プロフィールに料金の目安と対応業務を書いてください