通信講座の商談化率を上げる|引き渡しの設計を変える

続けられるかどうかの不安と、他の学習手段との比較で落ちます。
校舎がないため、その場で不安を解消する機会がありません。
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目次
目次
- 通信講座で、資料請求から申込までに何が落ちているのか
- 検討が見えないことの影響
- 資料は、どこまでを役割にするのか
- 資料の分量を決める
- 続けられるか不安な人には、何を示すのか
- 過去の受講者の様子をどう使うか
- 他の学習手段と比較されたとき、何を示すのか
- 無料の手段を否定しない
- 請求から申込までの連絡は、どう設計するのか
- 期限を過ぎた人を切らない
- 申込の手続の負担は、どこまで下げられるのか
- 直前期の手続の速さ
- 資料の制作を外部に任せる場合、何を渡すのか
- 資料を評価する基準
- 請求から申込までの設計は、どこから見直すのか
- よくある質問
- まとめ
続けられるかどうかの不安と、他の学習手段との比較で落ちます。
校舎がないため、その場で不安を解消する機会がありません。
通信講座で、資料請求から申込までに何が落ちているのか
続けられるかどうかの不安と、他の学習手段との比較で落ちます。
校舎がないため、その場で不安を解消する機会がありません。
資料請求をした人が全員申し込むわけではありません。
請求と申込の間には、本人だけで行う検討の期間があります。
この期間に起きるのが、続けられるかという不安です。
1人で学ぶ形式のため、途中で止まる想像が先に立ちます。
校舎のある事業なら、体験や面談でこの不安を解消できます。
通信では、その機会がありません。
そのため、資料と案内だけで不安に答える必要があります。
答えられなければ、検討はそのまま止まります。
もう1つが、他の学習手段との比較です。
書籍、無料の動画、他社の講座が比較の対象になります。
この比較も、本人の中で完結します。
比較の論点が分からないまま、申込が発生しない状態になります。
検討が見えないことの影響
校舎のある事業では、来訪の有無で検討の進み方が分かります。
通信では、資料を開いたかどうかも分かりません。
そのため、検討の状態を推測する材料が要ります。
サイトの再訪問、案内の開封、問い合わせが該当します。
この3つを記録すると、検討の状態がある程度は見えます。
記録がないと、申込があるかないかの2択でしか把握できません。
申込は続けられるかの不安と他の手段との比較で止まります。校舎がないため、資料と案内だけで答える必要があります。
資料は、どこまでを役割にするのか
講座の説明ではなく、学習の進み方を本人の生活に当てはめる役割です。
内容の紹介だけでは、続けられるかの不安に答えられません。
資料を講座の説明の場として作ると、申込率は上がりません。
説明の内容は、サイトで読める情報とほとんど重なるからです。
差がつくのは、本人の状況に当てはめる部分です。
週に何時間取れる人が、何か月で仕上がるかを示します。
この情報があると、本人の中で期間の見立てが具体になります。
具体になった見立ては、家族との相談にも使えます。
もう1つ含めたいのが、続けるための仕組みの説明です。
添削の頻度、進捗の確認、質問への対応が該当します。
1人で学ぶ形式では、この仕組みが不安の答えになります。
仕組みがない講座との違いも、ここで伝わります。
3つ目が、教材の一部です。
実物を見ないと、内容の水準が判断できません。
通信講座の資料に組み込む要素
| 要素 | やること | 申込への効き方 | 受講後への効き方 |
|---|---|---|---|
| 学習の進み方 | 週の時間と期間の対応を示す | 期間の見立てが具体になる | 進度の設計に使える |
| 続けるための仕組み | 添削と進捗の確認の説明 | 続けられる不安に答える | 開始直後の理解が早い |
| 教材の一部 | 実物の抜粋を入れる | 内容の水準が判断できる | 想定とのずれが減る |
| 費用の整理 | 支払い方法の選択肢 | 検討の論点が減る | 途中停止の予防になる |
| 次の一歩の提示 | いつまでに決めるかを示す | 検討が止まりにくい | 連絡の口実になる |
資料の分量を決める
分量を増やすと、読まれないまま終わります。
読む側は、試験の準備と並行して検討しています。
要点を先に置き、詳細は後ろに回してください。
最初の数ページで判断できる構成にします。
紙とデジタルの両方を用意する場合、内容は同じにしてください。
違うと、どちらが正しいかの確認が発生します。
資料の役割は講座の説明ではなく、学習の進み方を生活に当てはめることです。続けるための仕組みと教材の一部を必ず入れてください。
続けられるか不安な人には、何を示すのか
1人で学ぶ形式で、どこに人の関与があるかを示します。
自動化された仕組みだけでは、不安の答えになりません。
続けられるかという不安は、意思の弱さの自覚から来ます。
自分だけでは止まると思っている状態です。
この不安に対して、教材の質の説明は効きません。
教材が良くても、開かなければ同じだからです。
効くのは、人の関与の説明です。
添削で人が見る、質問に人が答える、進捗が遅れたときに連絡が来るといった内容です。
自動化された仕組みだけを説明すると、不安は残ります。
通知や記録は、自分で使わなければ機能しないためです。
そのため、人が関わる場面を具体に示してください。
頻度と、何が返ってくるかを書きます。
この説明は、自社の運用の事実として書けます。
成果の約束を含まないため、表現の制約にも触れません。
過去の受講者の様子をどう使うか
続けられた人の様子は、不安への答えになります。
ただし、架空の体験を作ることはできません。
使えるのは、自社の記録から出る事実です。
提出の頻度の分布や、期間の中央値が該当します。
数字を出す場合は、自社の記録に基づくものだけにしてください。
根拠のない数字は、後から訂正が必要になります。
続けられるかの不安には、人の関与の場面を具体に示してください。頻度と返ってくる内容を書くと、答えになります。
他の学習手段と比較されたとき、何を示すのか
教材の内容ではなく、学習の順序と続ける仕組みを示します。
内容だけを比べると、無料で得られる情報との差が説明できません。
比較の対象には、書籍、無料の動画、他社の講座が含まれます。
このうち無料の手段との比較が、最も難しくなります。
内容の質で比べると、説明が難しくなります。
無料の情報も、量としては十分に存在するためです。
比較の軸を、内容から順序と仕組みに移してください。
何をどの順で学ぶかが決まっていることが、独学との差になります。
もう1つが、続ける仕組みです。
締切があり、提出があり、返ってくるという流れが独学にはありません。
この2つは、自社の運用の事実として説明できます。
無料の手段には、構造として存在しません。
他社の講座との比較では、期間と添削の頻度が論点になります。
どちらも数字で示せます。
通信講座が他の学習手段と比較される場面
| 比較の相手 | 相手側の強み | 自社が示せる事実 | 示す場所 |
|---|---|---|---|
| 書籍と問題集 | 費用が小さい | 学ぶ順序と期限の設計 | 資料とサイト |
| 無料の動画 | 費用がかからない | 続ける仕組みと添削 | 資料とサイト |
| 他社の通信講座 | 条件が近い | 期間と添削の頻度 | 比較のページ |
| 通学の講座 | 直接教わる | 時間と場所の自由度 | 資料とサイト |
| 学習の補助の道具 | 手軽に使える | 体系の完結性 | サイト |
無料の手段を否定しない
無料の手段を否定する説明は、実態から離れます。
実際には、併用している受講者が多くいます。
併用を前提にした説明のほうが、受け入れられます。
どこを自社の講座で補うかを示す形です。
この方針を明示すると、検討している人の疑問に直接答えられます。
無料の情報があるのに受講する意味があるか、という疑問です。
比較の軸を内容から学習の順序と続ける仕組みに移してください。無料の手段は否定せず、併用を前提に説明します。
請求から申込までの連絡は、どう設計するのか
試験日から逆算した期限を示し、受験する回に合わせて内容を変えます。
一律の案内を繰り返すと、開封されなくなります。
請求から申込までの期間に、連絡の設計が要ります。
連絡がないと、他社の情報だけが入ります。
送る内容は、次に決めることです。
いつまでに始めれば試験に間に合うかを、回ごとに示します。
この期限は、講座の期間から計算できます。
計算した期限を示すと、検討の先送りが減ります。
送る時期は、試験日から逆算します。
間に合う期限の1か月前と2週間前が、判断の節目になります。
内容を一律にすると、開封されなくなります。
受験する回と、請求時に選んだ講座に合わせて分けてください。
分けるためには、請求の時点での記録が要ります。
記録がないと、全員に同じものを送ることになります。
通信講座で請求から申込までに送る連絡
| 時期 | 送る内容 | 対象 | 狙い |
|---|---|---|---|
| 請求の直後 | 学習の進み方と期間の見立て | 全員 | 不安への対応 |
| 請求の1週間後 | 続ける仕組みの説明 | 未申込の人 | 検討の論点への対応 |
| 間に合う期限の1か月前 | その回に間に合う条件 | 受験の回が決まっている人 | 期限の明示 |
| 間に合う期限の2週間前 | 申込の手順と開始までの流れ | 未申込の人 | 手続の負担を下げる |
| 期限を過ぎた後 | 次の回への案内 | 未申込の人 | 次の回への接続 |
期限を過ぎた人を切らない
その回に間に合わなくなった人は、次の回の対象です。
切ると、次の回にまた集め直すことになります。
そのため、期限を過ぎた時点で案内の内容を切り替えてください。
次の回に向けた準備の案内に変えます。
切り替えの記録を残すと、次の回の申込率が測れます。
測れれば、この経路への投資の判断ができます。
連絡は試験日から逆算した期限を示し、回と講座で分けてください。期限を過ぎた人は、次の回の対象として切り替えます。
申込の手続の負担は、どこまで下げられるのか
入力の項目と支払いの選択肢の2つで下げられます。
判断が済んでいるのに手続で止まる離脱は、設計で防げます。
申込の判断が済んだあとに、手続で止まることがあります。
この離脱は、内容の問題ではありません。
最初に見るのは、入力の項目数です。
項目が多いほど、離脱が増えます。
受講に必要な項目だけを残してください。
後から確認できることは、申込の後に聞きます。
次が、支払いの選択肢です。
選択肢が少ないと、支払えない人が離脱します。
一方で、多すぎると選べなくなります。
主要な2つから3つに絞る形が扱いやすくなります。
3つ目が、開始までの流れの説明です。
いつ教材が届き、いつから学習を始められるかが分からないと、判断が止まります。
直前期の手続の速さ
試験の直前期は、開始までの速さが判断を左右します。
教材の到着が遅れると、間に合わない判断になります。
そのため、直前期には発送の日数を明示してください。
明示があると、間に合うかどうかが本人で判断できます。
デジタルで先に使える形があれば、それも示します。
発送を待たずに始められることが、判断の材料になります。
手続の離脱は入力の項目と支払いの選択肢で減らせます。直前期には、発送の日数と開始までの流れを明示してください。
資料の制作を外部に任せる場合、何を渡すのか
学習の進み方の前提と、表現の確認の流れの2つです。
前提を渡さずに制作を依頼すると、講座の説明だけの資料になります。
資料の制作を外部に任せる場面では、渡す情報の質が成果を決めます。
渡すものがないと、外部は講座の内容を並べる形で作ります。
内容を並べた資料は、続けられるかの不安に答えません。
不安に答えるのは、学習の進み方と続ける仕組みです。
そのため、渡すべきなのは前提です。
週の時間と期間の対応、添削の頻度、質問への対応の3つです。
これらは、受講サポートの運用から出ます。
マーケティングだけでは、正確な情報が揃いません。
もう1つ渡すのが、表現の確認の流れです。
合格に関する表現には制約があるため、確認の担当と基準を渡してください。
渡さないと、確認の段階で大幅な修正が発生します。
修正の往復が、制作の期間と費用を膨らませます。
資料を評価する基準
資料の良し悪しを見た目で判断すると、議論が主観に寄ります。
評価の基準を先に決めてください。
基準は2つで足ります。
学習の進み方が最初の数ページにあるか、表現の確認を通っているかです。
この2つを満たしていれば、あとは数字で判断します。
請求からの申込率を見れば、効いているかが分かります。
外部に渡すのは学習の進み方の前提と、表現の確認の流れです。渡さないと、講座の説明だけの資料になります。
請求から申込までの設計は、どこから見直すのか
申込に至らなかった理由を記録するところからです。
理由が分からないまま資料を作り替えても、どこが効いたかを検証できません。
見直しの起点は、資料の内容ではありません。
申込に至らなかった人が、何で止まったかの記録です。
校舎がないため、この理由は聞きにくくなります。
問い合わせのあった人と、任意の回答からしか取れません。
それでも、取れる範囲で記録を始めてください。
数か月で、傾向は見えます。
通信講座で請求から申込までの設計を見直す順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 問い合わせと任意の回答から止まった理由を記録する | マーケティング | 1か月 |
| 2 | 経路別と回別に申込率を出す | マーケティング | 1週間 |
| 3 | 最も多い理由への打ち手を決める | マーケと受講サポート | 2週間 |
| 4 | 資料に学習の進み方と続ける仕組みを入れる | マーケと受講サポート | 1か月 |
| 5 | 試験日から逆算した期限の案内を設計する | マーケティング | 2週間 |
| 6 | 申込の入力の項目と支払いの選択肢を整理する | マーケと経理 | 2週間 |
数字は説明のための仮の値です。
請求1,000件のうち申込が150件、止まった理由が続けられるか60件、他の手段との比較40件、費用30件であれば、最初に手を入れるのは続ける仕組みの説明です。
この分布は講座と回によって変わります。
分けて集計しないと、全体の平均で上位に来た理由しか見えません。
見直しの効果は、請求からの申込率で測ってください。
申込の件数で測ると、請求数の変化と混ざって判断できません。
検証の周期は、試験の回ごとです。
回をまたぐと、層の性質が変わります。
見直しは資料の内容ではなく、止まった理由の記録から始めます。分布が出れば、手を入れる順番は自動的に決まります。
請求から申込までの設計で判断に迷う場合は、無料相談で現状の数字を見てもらうところから始められます。
入口から申込までの流れごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
資料請求はあるのに申込が伸びません
続けられるかの不安と、他の学習手段との比較で止まっています。校舎がないため、その場で不安を解消する機会がありません。資料に学習の進み方と続ける仕組みを入れ、人の関与の場面を具体に示してください。
資料には何を入れるべきですか
学習の進み方、続けるための仕組み、教材の一部の3つです。週に何時間取れる人が何か月で仕上がるかを示し、添削の頻度と質問への対応を書きます。講座の内容を並べただけの資料では、不安に答えられません。
無料の学習手段と比較されたらどうしますか
比較の軸を内容から学習の順序と続ける仕組みに移してください。何をどの順で学ぶかが決まっていることと、締切と提出と返却の流れは、独学には構造として存在しません。無料の手段は否定せず、併用を前提に説明します。
請求後の連絡はどう設計しますか
試験日から逆算して、その回に間に合う期限を示してください。期限の1か月前と2週間前が判断の節目になります。内容は受験する回と請求時に選んだ講座で分け、期限を過ぎた人は次の回の案内に切り替えます。
申込の手続で離脱が起きています
入力の項目を受講に必要なものだけに絞り、支払いの選択肢を主要な2つから3つにしてください。直前期は、発送の日数と開始までの流れを明示すると、間に合うかどうかを本人が判断できます。
まとめ
- 続けられるかどうかの不安と、他の学習手段との比較で落ちます。校舎がないため、その場で不安を解消する機会がありません
- 講座の説明ではなく、学習の進み方を本人の生活に当てはめる役割です。内容の紹介だけでは、続けられるかの不安に答えられません
- 1人で学ぶ形式で、どこに人の関与があるかを示します。自動化された仕組みだけでは、不安の答えになりません
- 教材の内容ではなく、学習の順序と続ける仕組みを示します。内容だけを比べると、無料で得られる情報との差が説明できません
- 試験日から逆算した期限を示し、受験する回に合わせて内容を変えます。一律の案内を繰り返すと、開封されなくなります
- 入力の項目と支払いの選択肢の2つで下げられます。判断が済んでいるのに手続で止まる離脱は、設計で防げます
- 学習の進み方の前提と、表現の確認の流れの2つです。前提を渡さずに制作を依頼すると、講座の説明だけの資料になります
- 申込に至らなかった理由を記録するところからです。理由が分からないまま資料を作り替えても、どこが効いたかを検証できません