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目次
目次
- システム開発会社のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 稼働の空きから逆算する
- 何にお金がかかるのか
- 見積もりの作成に時間がかかる
- 広告に、いくらかけるべきか
- 分野を絞る
- 守秘義務で実績を出せないのを、どうするか
- 業種と規模で書く
- オフショアとの価格競争を、どう扱うのか
- 要件定義から受ける
- 技術記事に、費用をかける価値はあるのか
- 採用にも効く
- 自社サービスに移行するなら、費用はどう変わるのか
- 自社サービスは先に費用がかかる
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 稼働で広告を出し分ける
- 何から手をつければいいのか
- 記録する項目
- よくある質問
- まとめ
月10万円からです。
ただしエンジニアの稼働に空きがあるかを、先に確認してください。
システム開発会社のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月10万円からです。
ただしエンジニアの稼働に空きがあるかを、先に確認してください。
受託開発の売上は、エンジニアの稼働で決まります。
手が空いていないなら、問い合わせを増やしても受けられません。
以下の数字は説明のための仮の値です。
月の費用の目安
| 段階 | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 最低限 | 100,000円 | サイトの維持、検索広告 |
| 標準 | 300,000円 | 上記に加えて実績のページ、技術記事 |
| 積極的 | 600,000円 | 上記に加えて複数の分野、セミナー |
稼働の空きから逆算する
3か月後に空きが出るなら、その前に問い合わせを取る必要があります。商談から着手まで数か月かかるので、逆算してください。
何にお金がかかるのか
サイトの制作、広告、技術記事、営業の人件費の4つです。
このうち、要件定義前の対応に時間がかかります。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| サイトの制作 | 100万〜400万円 | なし | 実績と技術を載せる形 |
| サーバーと保守 | なし | 2万〜5万円 | 維持の費用 |
| 検索広告 | なし | 10万〜50万円 | 開発関連は高い |
| 技術記事 | 1本数万円 | なし | 外注か、エンジニアの時間 |
| 営業の人件費 | なし | 大きい | 商談と見積もりの対応 |
見積もりの作成に時間がかかる
要件が固まっていない段階で見積もりを出すには、ヒアリングが必要です。
その時間も、費用として数えてください。
受注にならない商談も費用
相見積もりで負けた案件の、見積もり作成の時間も費用です。
広告に、いくらかけるべきか
月10万円から50万円です。
1件の受注が大きいので、数件で回収できます。
広告費の考え方
| 項目 | 仮の値 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1クリックの費用 | 1,000円 | 競合が多く高い |
| 月の予算 | 300,000円 | 300クリック分 |
| 問い合わせになる割合 | 3% | 300クリックで9件 |
| 商談になる割合 | 50% | 9件で4〜5件 |
| 受注になる割合 | 25% | 4.5件で1件 |
1件1,000万円の開発なら、広告費30万円は回収できます。
ただし着手まで数か月かかります。
分野を絞る
業務システム、ECサイト、アプリ、AI。
分野によって、探す人も競合も違います。
技術で絞る
特定の言語やフレームワークに強いなら、その名前で広告を出してください。競合が減り、合う案件が来ます。
守秘義務で実績を出せないのを、どうするか
社名を出さず、業種と規模と、何を作ったかを書いてください。
数字を出す場合も、顧客の許可を取ってください。
実績の書き方
| 書ける | 書けない |
|---|---|
| 業種と規模 | 社名(許可がない場合) |
| 作ったシステムの種類 | 画面やコード |
| 使った技術 | 顧客の内部の情報 |
| 開発の期間 | 契約の金額 |
業種と規模で書く
従業員100人の製造業向けに、生産管理システムを開発しました。
社名を出さなくても、これで伝わります。
許可を取る努力をする
1社でも社名を出せる実績があると、説得力が変わります。
契約時に、実績としての掲載について話しておいてください。
実績の代わりに進め方を書く
要件定義の進め方、開発の体制、テストの方法。これは実績と同じくらい判断材料になります。
オフショアとの価格競争を、どう扱うのか
人月単価で並ぼうとしないでください。
要件定義とコミュニケーションの部分で差を出してください。
差を出せるところを、項目ごとに見ていきます。
要件定義については、内容は何を作るかを一緒に決められる。
コミュニケーションについては、内容は同じ時間帯、同じ言語。
業務の理解については、内容はその業界の商習慣が分かる。
保守については、内容は作った後も対応できる。
納期については、内容は急ぎの対応。
要件定義から受ける
何を作るか決まっていない状態から相談に乗れると、価格だけで比べられません。
保守まで含めて提案する
作って終わりではなく、その後の運用まで見る形にすると、単価が上がります。
価格を下げると質が下がる
単価を下げて受けると、かけられる工数が減ります。その結果、品質が落ちて、次につながりません。
技術記事に、費用をかける価値はあるのか
あります。
ただし、エンジニアの時間を使うので、その分の費用として見てください。
技術記事の効果を、項目ごとに見ていきます。
問い合わせについては、内容は技術で検索した人が来る。
採用については、内容はエンジニアが会社を知る。
信頼については、内容は技術力が伝わる。
社内については、内容は知見が整理される。
採用にも効く
エンジニアの採用が難しい状況では、記事が採用の材料になります。
受注と採用の両方に効きます。
エンジニアの時間を使う
記事を書くのは、エンジニアの時間です。
開発の時間が減るので、その分を費用として計算してください。
外注では書けない内容もある
技術の詳しい内容は、実際に書いた人でないと書けません。インタビューして書いてもらう形にしても、確認は社内で必要です。
自社サービスに移行するなら、費用はどう変わるのか
受託と自社サービスでは、費用の性質がまったく違います。
両方を同じ予算で見ないでください。
受託と自社サービスの違いを、項目ごとに見ていきます。
売上については、受託開発は1件ごと、自社サービスは月額が積み上がる。
広告費については、受託開発は受注1件あたりで計算、自社サービスは解約率から計算。
開発の費用については、受託開発は顧客が払う、自社サービスは自社で負担。
回収については、受託開発は着手時から、自社サービスは何年もかかる。
自社サービスは先に費用がかかる
開発の費用も、広告の費用も、先に出ていきます。
受託の利益で支える形になります。
受託を減らしすぎない
自社サービスが立ち上がるまでに、時間がかかります。
その間の資金は、受託で作る必要があります。
予算を分けて管理する
どちらにいくら使ったかを、分けて見てください。
費用を削るなら、どこを削るのか
稼働が埋まっているなら、広告を止めてください。
受けられない問い合わせに、費用をかける意味がありません。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは稼働が埋まっているときの広告、理由は受けられない。
2については、削るものは効きの悪い分野の広告、理由は数字で確認してから。
3については、削るものはサイトの改修、理由は急がない。
4については、削るものは技術記事、理由は採用にも効く。続ける。
5については、削るものは実績の整理、理由は次の提案に使える。
稼働で広告を出し分ける
空きが出る見込みの3か月前から、広告を強めてください。
埋まっている時期は、止めてください。
技術記事は続ける
受注だけでなく、採用にも効きます。
止めると、両方が細ります。
実績は整理しておく
提案のたびに作り直すより、まとめておくほうが効率的です。
何から手をつければいいのか
エンジニアの稼働の空きを確認してから、逆算して広告を出してください。
受けられない時期に問い合わせを増やしても、意味がありません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは3か月後、6か月後の稼働の空きを出す、目安は1日。
2については、やることは得意な分野と技術を1つ決める、目安は1日。
3については、やることは実績を業種と規模で整理する、目安は1か月。
4については、やることは要件定義から受けられることを書く、目安は1週間。
5については、やることは見積もりの進め方をページに書く、目安は2週間。
6については、やることは技術記事を書く体制を決める、目安は1か月。
7については、やることは空きが出る3か月前から広告を出す、目安は逆算して。
8については、やることは受注1件あたりの費用を記録する、目安は毎月。
記録する項目
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
問い合わせ件数については、見方は広告経由で何件来たか。
商談件数については、見方はそのうち何件が商談になったか。
受注件数については、見方はそのうち何件が受注になったか。
受注1件あたりの費用については、見方は予算÷受注件数。
受注までの期間については、見方は問い合わせから何か月か。
稼働率については、見方はエンジニアがどれだけ埋まっているか。
問い合わせの数だけを見ないでください。
稼働率と、受注1件あたりの費用で判断してください。
半年で判断する
問い合わせから着手まで数か月かかります。
月ごとに区切らないでください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
月いくらから始められますか
月10万円からです。ただしエンジニアの稼働に空きがあるかを先に確認してください。手が空いていないなら、問い合わせを増やしても受けられません。
広告はいつ出すべきですか
空きが出る見込みの3か月前からです。問い合わせから着手まで数か月かかるので、逆算してください。埋まっている時期の広告は止めてください。
守秘義務で実績を出せません
社名を出さず、業種と規模と、何を作ったかを書いてください。従業員100人の製造業向けに生産管理システムを開発しましたで伝わります。契約時に掲載について話しておくと、社名を出せる実績が増えます。
オフショアと価格で比べられます
人月単価で並ぼうとしないでください。要件定義から一緒に決められること、同じ時間帯でやり取りできること、業界の商習慣が分かること。ここで差を出してください。
技術記事に費用をかける価値はありますか
あります。受注だけでなく、エンジニアの採用にも効きます。ただしエンジニアの時間を使うので、開発の時間が減る分を費用として計算してください。
まとめ
- 月10万円からです。ただしエンジニアの稼働に空きがあるかを、先に確認してください
- サイトの制作、広告、技術記事、営業の人件費の4つです。このうち、要件定義前の対応に時間がかかります
- 月10万円から50万円です。1件の受注が大きいので、数件で回収できます
- 社名を出さず、業種と規模と、何を作ったかを書いてください。数字を出す場合も、顧客の許可を取ってください
- 人月単価で並ぼうとしないでください。要件定義とコミュニケーションの部分で差を出してください
- あります。ただし、エンジニアの時間を使うので、その分の費用として見てください
- 受託と自社サービスでは、費用の性質がまったく違います。両方を同じ予算で見ないでください
- 稼働が埋まっているなら、広告を止めてください。受けられない問い合わせに、費用をかける意味がありません
- エンジニアの稼働の空きを確認してから、逆算して広告を出してください。受けられない時期に問い合わせを増やしても、意味がありません