
表示されている金額が、何を含んだ金額か分からない状態のときです。
含まれる範囲が示されていないと、判断は表示された数字の大小だけで行われます。
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目次
目次
- 葬儀社が価格の比較に巻き込まれるのは、どういうときか
- 範囲を示すことの効果
- 金額の示し方で、葬儀社はどこまで差をつけられるのか
- 表現の確認を通す
- 対応できる範囲を示すことは、差別化になるのか
- 範囲の外の方への案内
- 会館の設備は、どこまで示すのか
- 写真と文章の役割を分ける
- 評判や口コミは、葬儀社の差別化の材料になるのか
- 声に頼らない差別化
- 葬儀社の差別化の内容は、どこまで広告で伝えられるのか
- 訴求の方針を文書にする
- 開示を増やしたあと、葬儀社の数字はどう変わるのか
- 評価の期間を先に決める
- 葬儀社の差別化の設計は、どこから着手するのか
- よくある質問
- まとめ
表示されている金額が、何を含んだ金額か分からない状態のときです。
含まれる範囲が示されていないと、判断は表示された数字の大小だけで行われます。
葬儀社が価格の比較に巻き込まれるのは、どういうときか
表示されている金額が、何を含んだ金額か分からない状態のときです。
含まれる範囲が示されていないと、判断は表示された数字の大小だけで行われます。
葬儀社を探すとき、最初に目に入るのは金額です。
複数の会社の金額が並ぶ状態で、比較が始まります。
この比較で問題になるのは、金額の前提が揃っていないことです。
同じ表示でも、含まれる範囲が違います。
範囲が示されていないと、判断は数字の大小だけで行われます。
低い数字を出した会社が選ばれます。
一方で、範囲を示すと数字は上がります。
上がった数字が並ぶと、比較の初期で不利に見えます。
この構図があるため、範囲を示さない方向に流れやすくなります。
ただし、示さないまま選ばれた場合、後の説明で食い違いが出ます。
食い違いは、評判に影響します。
地域での事業では、この影響が長く残ります。
範囲を示すことの効果
金額に含まれる範囲を示すと、比較の相手が変わります。
同じように範囲を示している会社と比べられるようになります。
範囲を示していない会社との比較では、数字だけを見れば不利です。
一方で、判断の材料を求めている人には選ばれます。
どちらの層を取りに行くかは、事業の方針です。
方針を決めずに範囲を示すと、件数の減少だけが目に付きます。
価格の比較は、金額に含まれる範囲が示されていないときに起きます。範囲を示すと数字は上がりますが、比較の相手が変わります。
金額の示し方で、葬儀社はどこまで差をつけられるのか
内容の区分ごとに、含まれる範囲と含まれない範囲の両方を示すことで差がつきます。
含まれない範囲を示している会社は多くありません。
金額の示し方には、段階があります。
最も単純なのが、最低の金額だけを示す形です。
次が、内容の区分ごとに金額を示す形です。
規模や形式によって金額が違うことが分かります。
さらに進むのが、含まれる範囲を示す形です。
その金額で何ができるかが分かります。
最も情報量が多いのが、含まれない範囲も示す形です。
後から追加になる可能性のある項目が分かります。
この最後の段階まで示している会社は、多くありません。
そのため、示すだけで差がつきます。
ただし、示すと金額の見え方は不利になります。
追加の可能性が明示されるためです。
金額の示し方の段階
| 示し方 | 分かること | 比較での見え方 | 後の食い違い |
|---|---|---|---|
| 最低の金額だけ | 下限の目安 | 有利に見える | 起きやすい |
| 区分ごとの金額 | 規模による違い | 中程度 | やや起きる |
| 含まれる範囲 | その金額でできること | やや不利 | 減る |
| 含まれない範囲も | 追加の可能性 | 不利に見える | ほぼ起きない |
数字は説明のための仮の値です。
表現の確認を通す
金額や内容を示す際は、表現に注意が要る領域があります。
価格や内容の示し方については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
確認の工程を制作と同じ流れに入れてください。
後工程に置くと、差し替えが発生します。
確認の担当は社内に残します。
外部に任せると、判断の基準が共有されません。
金額は内容の区分ごとに、含まれる範囲と含まれない範囲の両方を示します。示すと不利に見えますが、後の食い違いが減ります。
対応できる範囲を示すことは、差別化になるのか
地域と内容の条件が分かる状態は、連絡の前の判断を助けます。
示していない会社が多いため、差が出やすい領域です。
対応できる範囲は、連絡してから分かることが多くなります。
そのため、示している会社は多くありません。
示すと、範囲の外からの連絡が減ります。
連絡した側も、無駄な時間を使わずに済みます。
示す内容は、地域と、対応できる内容の2つです。
地域は、移動の時間で決まる範囲です。
内容は、会館の設備と体制で決まります。
規模や形式ごとに、受けられるかどうかを示します。
この2つが示されていると、連絡の前に判断できます。
判断できる状態は、選ばれる理由になります。
一方で、示すと問い合わせの件数は減ります。
減った分は、もともと施行につながらない連絡です。
範囲の外の方への案内
範囲を示すと、範囲の外の方が離れます。
このとき、何も示さないままにするか、案内を添えるかで印象が変わります。
案内を添える場合は、地域の他の選択肢を探す手がかりを示す形になります。
具体的な会社名を挙げる必要はありません。
この配慮は、地域での評判に関わります。
評判は、後の依頼につながる要素です。
対応できる地域と内容を示すと、連絡の前に判断できる状態になります。範囲の外の方への案内も、あわせて考えてください。
会館の設備は、どこまで示すのか
規模と動線と、利用できる時間の条件までです。
写真だけでは、自分の状況に合うかどうかが判断できません。
会館の情報として最も多いのは、写真です。
写真は必要ですが、それだけでは判断の材料になりません。
判断に必要なのは、規模と動線と、利用できる時間の条件です。
この3つが分かると、自分の状況に合うかが判断できます。
規模は、収容できる人数で示します。
人数が分かれば、適しているかが判断できます。
動線は、到着から退出までの流れで示します。
移動の負担が想像できると、判断が進みます。
利用できる時間の条件は、いつからいつまで使えるかです。
この条件は、他の準備の段取りに影響します。
この3つは、写真では伝わりません。
文章で示す必要があります。
会館について示す内容
| 示す内容 | 答えている問い | 示さない場合 | 更新の頻度 |
|---|---|---|---|
| 収容できる人数 | 何人まで入るか | 連絡して確認が要る | 改装時 |
| 到着から退出までの動線 | 移動の負担はどうか | 想像できない | 改装時 |
| 利用できる時間の条件 | いつからいつまで使えるか | 段取りが立たない | 運用の変更時 |
| 駐車と交通の条件 | どう来られるか | 連絡して確認が要る | 周辺の変更時 |
数字は説明のための仮の値です。
写真と文章の役割を分ける
写真は、雰囲気を伝える役割です。
文章は、条件を伝える役割です。
この2つを混ぜると、どちらも伝わりません。
写真の説明文に条件を書くと、探しにくくなります。
条件は、まとまった形で1か所に置いてください。
置く場所が決まっていれば、更新も1か所で済みます。
会館は収容人数、動線、利用できる時間の条件まで示します。写真は雰囲気、文章は条件と役割を分けてください。
評判や口コミは、葬儀社の差別化の材料になるのか
材料になりますが、自社で作るものではありません。
扱いに注意が要るため、集め方と使い方を先に決めてください。
検討している人が見るのは、公式の情報だけではありません。
第三者の場に書かれた内容も見られます。
この内容を自社で作ることはできません。
架空の利用者の声を作ることは、選択肢に入りません。
実際に施行を行った方から声を集めることは可能です。
ただし、集める場面と方法には配慮が要ります。
施行の直後は、状況が落ち着いていない時期です。
この時期に依頼することが適切かは、慎重に判断してください。
集めた声の使い方にも、注意が要る領域があります。
承諾の範囲と、特定につながる情報の扱いが論点になります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
承諾の記録は、掲載を続ける限り残します。
声に頼らない差別化
声を集めにくい事業では、声以外の材料を厚くする方が確実です。
金額の範囲、対応できる条件、会館の情報がこれにあたります。
この3つは、事実として示せます。
承諾の論点も生じません。
声を使わない方針を取る場合は、その分の情報量を他で補ってください。
補わないと、判断の材料が不足します。
評判は自社で作れません。声を集めにくい事業では、金額の範囲と対応の条件と会館の情報を厚くしてください。
葬儀社の差別化の内容は、どこまで広告で伝えられるのか
広告で伝わるのは、対応できる地域と、最も分かりやすい条件までです。
残りはサイトで伝える前提で、役割を分けてください。
広告の枠で伝えられる情報の量は限られています。
差別化の内容をすべて広告に載せることはできません。
広告で伝えるのは、対応できる地域と、最も分かりやすい条件です。
この2つで、読む人が自分に関係あるかを判断できます。
残りの内容は、サイトで伝えます。
広告からサイトに来た人が、続きを読める状態にしておきます。
この役割分担ができていないと、広告に情報を詰め込むことになります。
詰め込むと、どれも伝わりません。
もう1つの制約が、表現の基準です。
価格や内容の示し方については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
不安を強める形の訴求は、方針として避けてください。
反応が取れる表現として提案されることがありますが、地域での評判に影響します。
葬儀社で広告とサイトの役割分担
| 伝える内容 | 広告で伝えるか | サイトで伝えるか | 理由 |
|---|---|---|---|
| 対応できる地域 | 伝える | 詳しく伝える | 関係あるかの判断に使う |
| 最も分かりやすい条件 | 伝える | 詳しく伝える | 他社との差が出る点 |
| 金額に含まれる範囲 | 伝えない | 伝える | 情報量が多い |
| 会館の規模と動線 | 伝えない | 伝える | 検討が進んでから読まれる |
| 施行した方の声 | 注意が要る | 条件を満たせば伝える | 承諾と表現の確認が要る |
数字は説明のための仮の値です。
訴求の方針を文書にする
避ける表現の方針は、文書にしておいてください。
文書がないと、原稿のたびに判断が要ります。
文書に書くのは、避ける表現の例と、その理由です。
理由まで書いておくと、判断に迷う場面でも応用できます。
外部に制作を任せる場合は、この文書を先に渡します。
渡していないと、反応の高い表現として提案されます。
広告で伝えるのは対応できる地域と分かりやすい条件までです。避ける表現の方針は、理由まで含めて文書にしてください。
開示を増やしたあと、葬儀社の数字はどう変わるのか
問い合わせの件数が減り、施行に至る率が上がります。
件数だけを見ていると、この変化は悪化として報告されます。
開示を増やすと、問い合わせの件数は減ります。
条件が合わない方が、連絡の前に判断できるためです。
この段階で件数だけを見ていると、施策は失敗と判断されます。
判断を誤らないために、見る数字を先に変えておきます。
見るのは、施行に至る率と、対応範囲の内側からの割合です。
この2つが上がっていれば、開示は機能しています。
もう1つ変わるのが、応対の時間です。
事前に読んでいる方が増えると、説明の時間が減ります。
応対の時間が減れば、同時に受けられる連絡が増えます。
受付の体制の上限が上がる形になります。
これらの変化は、3か月から6か月かけて現れます。
月次で判断すると、件数の減少だけが先に見えます。
評価の期間を先に決める
開示の評価は、四半期を単位にしてください。
月次では、需要の振れと区別がつきません。
評価の期間と、見る数字を期初に決めて記録します。
記録がないと、途中で評価の基準が変わります。
期間中に件数が大きく落ちた場合の下限も、先に決めておきます。
下限を決めていないと、判断が感覚になります。
開示を増やすと件数は減り、施行に至る率と応対の効率が上がります。評価は四半期で行い、見る数字を期初に決めてください。
葬儀社の差別化の設計は、どこから着手するのか
いま示している情報と、応対で説明している内容の差を出すところからです。
説明に時間がかかっている項目が、そのまま開示の候補になります。
差別化の議論は、方針を決めることから始めると空転します。
根拠になる情報が手元にないためです。
最初にやるのは、応対で説明に時間がかかっている項目を集めることです。
受付の担当に、繰り返し説明している内容を挙げてもらいます。
挙がった項目は、開示されていない情報です。
開示すれば、応対の時間が減ります。
次に、金額に含まれる範囲と含まれない範囲を整理します。
整理するには、内容の区分ごとの実態を確認する必要があります。
そのうえで、対応できる地域と内容を明文化します。
現場の責任者と一緒に決めます。
最後に、広告とサイトの役割を分け、避ける表現の方針を文書にします。
ここまでで、差別化が運用に乗ります。
葬儀社の差別化の設計の着手順
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 応対で説明に時間がかかる項目を集める | 受付・本部 | 2週間 |
| 2 | 金額に含まれる範囲と含まれない範囲を整理する | 経営・現場 | 3週間 |
| 3 | 対応できる地域と内容を明文化する | 経営・現場 | 2週間 |
| 4 | 会館の規模と動線と時間の条件を示す | 現場・本部 | 2週間 |
| 5 | 広告とサイトの役割を分ける | 本部 | 2週間 |
| 6 | 避ける表現の方針を理由まで含めて文書にする | 経営・本部 | 1週間 |
数字は説明のための仮の値です。
この6工程で、着手から運用の開始まで11週間前後が目安になります。
金額の範囲の整理に時間がかかる場合は、2の工程が長くなります。
評価が出るのは、運用の開始から3か月後です。
それまでは、件数の減少だけが見えることを経営と共有しておいてください。
着手点は応対で説明に時間がかかっている項目の収集です。説明している内容が、そのまま開示の候補になります。
葬儀社の差別化の設計で判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
訴求の組み立てごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
葬儀社はどこで差別化すればいいですか
金額に含まれる範囲と含まれない範囲を示すこと、対応できる地域と内容を示すこと、会館の規模と動線と利用できる時間の条件を示すことです。いずれも示している会社が多くないため、差が出やすい領域です。
金額を安く見せたほうが有利ですか
比較の初期では有利に見えますが、後の説明で食い違いが出ます。地域での事業では、この食い違いが評判として長く残ります。範囲を示すと数字は上がりますが、比較の相手が変わります。
対応できる範囲を示すと問い合わせが減りませんか
減りますが、減った分はもともと施行につながらない連絡です。範囲の外からの連絡は受付の時間を使うだけになります。範囲の外の方への案内をどう添えるかも、あわせて考えてください。
施行した方の声を広告に使ってよいですか
集める場面と方法に配慮が要ります。施行の直後は状況が落ち着いていない時期のため、依頼が適切かを慎重に判断してください。架空の声を作ることは選択肢に入らず、承諾の記録は掲載を続ける限り残します。
開示を増やした効果はいつ判断しますか
四半期を単位にしてください。開示を増やすと問い合わせの件数は減り、施行に至る率と応対の効率が上がります。月次では需要の振れと区別がつかず、件数の減少だけが先に見えます。
まとめ
- 表示されている金額が、何を含んだ金額か分からない状態のときです。含まれる範囲が示されていないと、判断は表示された数字の大小だけで行われます
- 内容の区分ごとに、含まれる範囲と含まれない範囲の両方を示すことで差がつきます。含まれない範囲を示している会社は多くありません
- 地域と内容の条件が分かる状態は、連絡の前の判断を助けます。示していない会社が多いため、差が出やすい領域です
- 規模と動線と、利用できる時間の条件までです。写真だけでは、自分の状況に合うかどうかが判断できません
- 材料になりますが、自社で作るものではありません。扱いに注意が要るため、集め方と使い方を先に決めてください
- 広告で伝わるのは、対応できる地域と、最も分かりやすい条件までです。残りはサイトで伝える前提で、役割を分けてください
- 問い合わせの件数が減り、施行に至る率が上がります。件数だけを見ていると、この変化は悪化として報告されます
- いま示している情報と、応対で説明している内容の差を出すところからです。説明に時間がかかっている項目が、そのまま開示の候補になります