
受付の記録、事前の相談の記録、施行の記録が別々に置かれているためです。
3つがつながっていないと、どの経路がどの施行になったかを追えません。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 葬儀社で、顧客のデータがどこで切れるのか
- 統合と突き合わせの違い
- 葬儀社がどこまでのデータを持てば、判断ができるのか
- 項目を増やす前に確認すること
- 電話が中心の経路を、どう記録に残すのか
- 分ける経路の優先順位
- 葬儀社が扱う情報は、どこまで使ってよいのか
- 保管の期間を決める
- 葬儀社で記録の欠けは、どうすれば減るのか
- 欠けの割合を毎月見る
- 葬儀社のデータで、最初に出すべき数字は何か
- 出す頻度を決める
- 葬儀社で記録の仕組みを入れ替えるべきなのは、どういうときか
- 入れ替えても直らない問題
- 葬儀社の顧客データの整備は、どこから着手するのか
- よくある質問
- まとめ
受付の記録、事前の相談の記録、施行の記録が別々に置かれているためです。
3つがつながっていないと、どの経路がどの施行になったかを追えません。
葬儀社で、顧客のデータがどこで切れるのか
受付の記録、事前の相談の記録、施行の記録が別々に置かれているためです。
3つがつながっていないと、どの経路がどの施行になったかを追えません。
葬儀社には、性質の違う3つの記録があります。
受付の記録、事前の相談の記録、施行の記録です。
受付の記録は、連絡を受けた時点で作られます。
経路と、対応の可否が残ります。
事前の相談の記録は、相談を受けた担当が作ります。
相談の内容と、伝えた費用の目安が残ります。
施行の記録は、施行の管理をしている仕組みの中にあります。
内容の区分と金額が残ります。
この3つが別々にあると、経路別の施行の金額が出せません。
どの経路から来た連絡が、いくらの施行になったかが追えないためです。
つなぐ作業は、必ずしも仕組みの統合を意味しません。
共通の番号を持たせるだけでも、突き合わせはできます。
統合と突き合わせの違い
すべての記録を1つの仕組みに集めることを、最初の目標にしないでください。
統合には時間と費用がかかり、その間は何も分かりません。
必要なのは、月に一度突き合わせられる状態です。
共通の番号があれば、表計算の上でも突き合わせられます。
突き合わせで見えた結果をもとに、統合の要否を判断します。
突き合わせもせずに統合を決めると、使わない項目まで移すことになります。
受付、事前の相談、施行の3つの記録をつなぐことが起点です。統合ではなく、共通の番号による突き合わせから始めてください。
葬儀社がどこまでのデータを持てば、判断ができるのか
経路、区分、対応の結果、施行の内容と金額の4つで足ります。
受付が対応しながら記録するため、これ以上は増やせません。
データの設計で最も多い失敗は、項目を増やしすぎることです。
葬儀社では、受付が対応しながら記録するため、この制約が特に強く出ます。
判断に必要な項目は、4つに絞れます。
経路、区分、対応の結果、施行の内容と金額です。
経路が分かれば、配分の判断ができます。
区分が分かれば、事前の相談とその場の問い合わせを分けられます。
対応の結果が分かれば、施行に至る率が出ます。
施行の内容と金額が分かれば、経路別の効率が出ます。
この4つ以外の項目は、あったほうがよい情報です。
なくても判断は止まりません。
増やすかどうかは、その項目で何の判断が変わるかで決めます。
判断が変わらない項目は、集めても使われません。
葬儀社が持つべき項目と、判断への使い道
| 項目 | 記録する時点 | どの判断に使うか | 欠けたときの影響 |
|---|---|---|---|
| 経路 | 受付の時点 | 配分と上限の設定 | 配分の根拠がなくなる |
| 区分 | 受付の時点 | 訴求の分け方 | 訴求が合わなくなる |
| 対応の結果 | 対応の直後 | 施行に至る率 | 質が見えない |
| 施行の内容の区分 | 施行の時点 | 粗利と上限の計算 | 上限が計算できない |
| 施行の金額 | 施行の時点 | 経路別の効率 | 効率が比べられない |
数字は説明のための仮の値です。
項目を増やす前に確認すること
新しい項目を追加する提案が出たときは、2つを確認してください。
その項目で何の判断が変わるか、そして誰がいつ入力するかです。
判断が変わらない項目は、追加しません。
入力の担当と時点が決まらない項目も、追加しません。
葬儀社では、受付の記録に項目を足すと欠けが増えます。
施行の記録に足せる項目であれば、負担は小さくなります。
持つのは経路、区分、対応の結果、施行の内容と金額の4つです。受付の記録に足す項目は、特に慎重に絞ってください。
電話が中心の経路を、どう記録に残すのか
番号を分けて、記録の作業そのものを減らします。
対応しながら経路を確認する運用は、件数が増えると必ず欠けます。
葬儀社の問い合わせは、電話が中心になります。
必要になってからの連絡では、他の手段より確実だからです。
電話は、記録が残りにくい経路です。
対応しながら経路を確認し、記録する必要があるためです。
この作業は、件数が少ないうちは回ります。
件数が増えると、記録が後回しになり欠けます。
そのため、記録の作業そのものを減らす方法を先に検討します。
番号を分ける方法が、最も効きます。
番号が経路ごとに分かれていれば、経路の記録は自動で残ります。
受付は、区分と結果だけを記録すればよくなります。
番号を分けられる数には限りがあります。
そのため、主要な経路だけを分ける形になります。
分ける経路の優先順位
番号を分ける経路は、配分の判断に使う経路を優先します。
広告の枠と、外部の比較の場が候補になります。
指名の検索からの連絡は、自社のサイトからの経路にまとまります。
分ける必要は低くなります。
紹介や参列からの連絡は、番号では分けられません。
この2つは、受付の確認で記録する形になります。
電話が中心なら、番号を分けて記録の作業を減らします。分ける経路は、配分の判断に使うものを優先してください。
葬儀社が扱う情報は、どこまで使ってよいのか
取得の目的として示した範囲までです。
範囲を超える利用は、広告の改善であっても行いません。
葬儀社が扱う情報には、本人やご家族に関わる内容が多く含まれます。
受付の記録も、事前の相談の記録もこれにあたります。
これらを広告の改善に使う場合、取得の時点で示した目的の範囲に収まっている必要があります。
範囲を超えた利用は、改善の目的であっても行いません。
取り扱いの基準は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
国内では2026年4月7日に個人情報保護法の改正法案が閣議決定されており、施行日は未確認です。
実務で線を引きやすいのは、個人が特定されない形に集計してから使うことです。
経路別の施行に至る率や、区分別の金額は、この形で扱えます。
実際の施行に関する情報を広告に使うことは、慎重に判断してください。
承諾の範囲と、特定につながる情報の扱いが論点になります。
架空の実績や利用者の声を作ることは、選択肢に入りません。
会館の設備の情報であれば、こうした論点は生じにくくなります。
保管の期間を決める
事前の相談の記録は、長い期間保管することになります。
相談から施行までの期間が読めないためです。
ただし、期間を決めずに保管すると扱いが曖昧になります。
保管の期間と、期間を過ぎた記録の扱いを決めてください。
決める際は、取得の時点で示した目的との整合も確認します。
整合が取れていない保管は、行いません。
扱う情報は取得の目的として示した範囲でのみ使います。事前の相談の記録は、保管の期間と期間後の扱いを決めてください。
葬儀社で記録の欠けは、どうすれば減るのか
項目を減らして、記録の作業そのものを減らすことです。
受付の努力では減らず、運用の設計でしか変わりません。
記録の欠けは、どの葬儀社でも起きます。
原因は受付の意識ではなく、運用の設計にあります。
最も多い原因は、項目が多すぎることです。
対応しながらの記録では、項目が多いと後回しになります。
次に多いのが、入力の時点が決まっていないことです。
時間があるときに入力する運用だと、連絡が重なった日ほど欠けます。
3つ目が、入力した情報が使われていないことです。
使われていない項目は、数か月で入力されなくなります。
対策は、この3つの逆をやることです。
項目を減らし、時点を決め、使った結果を返します。
葬儀社では、項目を減らすことが最も効きます。
番号を分けて経路の記録をなくすだけで、負担が大きく下がります。
葬儀社で記録が欠ける原因と対策
| 原因 | 現れ方 | 対策 | 効果が出るまで |
|---|---|---|---|
| 項目が多すぎる | 一部の項目だけ埋まる | 番号を分けて項目を減らす | 1か月 |
| 入力の時点が曖昧 | 連絡が重なった日に欠ける | 対応の直後と時点を決める | 1か月 |
| 入力した情報が使われない | 徐々に欠けが増える | 月次の資料に載せて返す | 3か月 |
| 選択肢の文言が実態と合わない | 同じ選択肢に偏る | 受付の言葉で作り直す | 2か月 |
数字は説明のための仮の値です。
欠けの割合を毎月見る
記録の欠けは、割合として毎月見てください。
見ていないと、気づいたときには半年分が使えません。
見る単位は、項目ごとです。
全体の欠け率では、どの項目に無理があるかが分かりません。
欠け率が上がった項目は、記録の負担を見直します。
選択肢の文言が実態と合っていないことも、よくある原因です。
記録の欠けは運用の設計で決まります。葬儀社では、項目を減らすことが最も効きます。
葬儀社のデータで、最初に出すべき数字は何か
経路別の施行1件あたりの費用と、区分別の問い合わせの内訳です。
この2つが出れば、配分の判断がその日から変わります。
記録が揃っても、何から出すかを決めていないと分析が広がります。
広がった分析は、判断につながりません。
最初に出すのは2つです。
経路別の施行1件あたりの費用と、区分別の問い合わせの内訳です。
この2つがあれば、配分の判断ができます。
どの経路を増やし、どの区分に訴求を寄せるかが決まります。
3つ目以降は、判断が詰まった場所に応じて出します。
施行に至る率が経路で大きく違うなら、対応の結果を経路別に見ます。
時間帯別の応対が問題なら、時刻の記録を見ます。
出す順番は、判断の順番と同じにしてください。
分析の依頼が増えたときは、その分析で何の判断が変わるかを聞きます。
判断が決まっていない分析は、出しても使われません。
出す頻度を決める
数字を出す頻度は、その数字が動く速さで決めます。
問い合わせの内訳は毎月、施行1件あたりの費用は3か月の移動平均です。
施行の件数が振れるため、単月の費用は大きく動きます。
動いた数字に反応すると、配分が毎月変わります。
頻度を決めたら、資料の形も固定してください。
形が毎回変わると、前の期との比較に手間がかかります。
最初に出すのは経路別の施行単価と区分別の問い合わせの内訳です。施行単価は3か月の移動平均で見てください。
葬儀社で記録の仕組みを入れ替えるべきなのは、どういうときか
突き合わせの作業に毎月数日かかるようになったときです。
それまでは、既存の仕組みと手作業の組み合わせで足ります。
記録の仕組みを入れ替える判断は、早すぎると失敗します。
何を持つべきかが決まる前に入れ替えると、使わない項目が残ります。
入れ替えの目安は、突き合わせの作業量です。
毎月数日かかるようになったら、自動化の価値が出ます。
それまでは、既存の仕組みと表計算の組み合わせで足ります。
件数が少ないうちは、手作業のほうが速く変更できます。
もう1つの目安は、会館の数です。
会館が増えると、記録の定義を揃える作業が手作業では追いつきません。
入れ替える場合でも、全部を一度に変えないでください。
まず受付と施行の記録をつなぎ、次に事前の相談の記録を寄せます。
段階を分けると、途中で止まっても使える状態が残ります。
一度に変えると、移行の期間中は何も見られません。
葬儀社で入れ替えを判断する目安
| 状況 | 手作業で足りるか | 入れ替えの優先度 | 先に決めること |
|---|---|---|---|
| 月の突き合わせが半日以内 | 足りる | 低い | 項目の絞り込み |
| 月の突き合わせが数日 | 足りない | 高い | つなぐ順番 |
| 会館が3つ以上 | 定義が揃わない | 高い | 定義の統一 |
| 記録の欠けが2割を超える | 入れ替えても直らない | 運用が先 | 項目を減らす |
数字は説明のための仮の値です。
入れ替えても直らない問題
記録の欠けは、仕組みを入れ替えても直りません。
原因が記録の作業量にあるためです。
欠けが多い状態で入れ替えると、欠けたまま移行します。
移行のあとに運用を直すことになり、二度手間になります。
そのため、欠けが2割を超えている場合は項目を減らすことが先です。
運用が安定してから、入れ替えを検討してください。
入れ替えの目安は突き合わせの作業量と会館の数です。記録の欠けは仕組みでは直らないため、項目を減らすことを先に行ってください。
葬儀社の顧客データの整備は、どこから着手するのか
電話の経路を番号で分けられる形を作るところからです。
経路が記録に残らない状態では、どの分析もできません。
着手の順番は、経路を残す、つなぐ、絞る、の順です。
仕組みの検討は、この3つが済んでからです。
最初にやるのは、電話の経路を番号で分けることです。
分けられれば、受付の記録の項目を減らせます。
次に、受付の記録と施行の記録をつなぎます。
共通の番号を持たせるだけで、突き合わせはできます。
そのうえで、事前の相談の記録を同じ番号でつなぎます。
ここまでで、経路から施行までが一本になります。
つながったら、持つ項目を4つに絞ります。
絞る前に項目を増やすと、欠けが広がります。
最後に、月次の資料に記録から出た数字を載せます。
載せることで、記録が続く状態になります。
葬儀社のデータ整備の着手順
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 電話の経路を番号で分けられる形を作る | 本部・受付 | 3週間 |
| 2 | 受付と施行の記録を共通の番号でつなぐ | 本部・現場 | 3週間 |
| 3 | 事前の相談の記録を同じ番号でつなぐ | 受付・本部 | 2週間 |
| 4 | 持つ項目を4つに絞り、選択肢を作り直す | 本部・受付 | 2週間 |
| 5 | 経路別の施行単価と区分別の内訳を月次で出す | 本部 | 2週間 |
| 6 | 欠けの割合を項目ごとに毎月確認する | 本部 | 継続 |
数字は説明のための仮の値です。
この6工程で、着手から運用の開始まで12週間前後が目安になります。
番号を分ける作業に時間がかかる場合は、1の工程が長くなります。
事前の相談から施行への接続が判断に使えるのは、記録の開始から1年後です。
それまでは、その場の問い合わせの数字だけで判断を行います。
着手点は電話の経路を番号で分けることです。経路が自動で残る形にしてから、記録をつないでください。
葬儀社の顧客データの整備で判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
記録の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
葬儀社の顧客データはどこから整備しますか
電話の経路を番号で分けられる形を作るところからです。対応しながら経路を確認して記録する運用は、件数が増えると必ず欠けます。番号が分かれていれば、受付は区分と結果だけを記録すればよくなります。
どこまでの項目を持てばいいですか
経路、区分、対応の結果、施行の内容と金額の4つで足ります。受付が対応しながら記録するため、これ以上は増やせません。追加の提案は、何の判断が変わるかと誰がいつ入力するかを確認してから受けてください。
受付の記録の欠けを減らすにはどうしますか
項目を減らすことが最も効きます。番号を分けて経路の記録をなくすだけで、負担が大きく下がります。あわせて入力の時点を対応の直後に固定し、記録から出た数字を月次の資料で返してください。
相談の記録を広告の改善に使ってよいですか
取得の時点で示した目的の範囲でのみ使います。実務では、個人が特定されない形に集計してから使う形が線を引きやすくなります。保管の期間と、期間を過ぎた記録の扱いもあわせて決めてください。
仕組みを入れ替えるべきタイミングはいつですか
月の突き合わせに数日かかるようになったときか、会館が3つ以上に増えたときです。記録の欠けが2割を超えている場合は、入れ替えても直りません。項目を減らすことを先に行ってから検討してください。
まとめ
- 受付の記録、事前の相談の記録、施行の記録が別々に置かれているためです。3つがつながっていないと、どの経路がどの施行になったかを追えません
- 経路、区分、対応の結果、施行の内容と金額の4つで足ります。受付が対応しながら記録するため、これ以上は増やせません
- 番号を分けて、記録の作業そのものを減らします。対応しながら経路を確認する運用は、件数が増えると必ず欠けます
- 取得の目的として示した範囲までです。範囲を超える利用は、広告の改善であっても行いません
- 項目を減らして、記録の作業そのものを減らすことです。受付の努力では減らず、運用の設計でしか変わりません
- 経路別の施行1件あたりの費用と、区分別の問い合わせの内訳です。この2つが出れば、配分の判断がその日から変わります
- 突き合わせの作業に毎月数日かかるようになったときです。それまでは、既存の仕組みと手作業の組み合わせで足ります
- 電話の経路を番号で分けられる形を作るところからです。経路が記録に残らない状態では、どの分析もできません