食品通販の商談化率を上げる|引き渡しの設計を変える

つなげられますが、味を知る機会を先に作る必要があります。
贈った人は味を知らないままのことが多く、そこが分かれ目になります。
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目次
目次
- 贈答で買った人を、自家需要につなげられるのか
- 試し用を添える場合の注意
- 受け取った人を、どうやって顧客にするのか
- 贈答の体裁を崩さない
- 自家需要の再購入は、どの時期に案内するのか
- 逆算に使う数字
- 贈答の翌年の注文を、どうやって取りこぼさないのか
- 情報の扱いの範囲を確認する
- 供給の上限がある中で、案内はどこまで出すのか
- 段階的に案内を出す
- 引き上げの担当は、食品通販ではどこが持つのか
- 翌年の注文を誰が持つか
- 転換の成果は、どの期間で評価するのか
- 群を初回の時期で作る
- 食品通販の引き上げの設計は、何から手をつけるのか
- 最初の三か月で確認すること
- よくある質問
- まとめ
つなげられますが、味を知る機会を先に作る必要があります。
贈った人は味を知らないままのことが多く、そこが分かれ目になります。
贈答で買った人を、自家需要につなげられるのか
つなげられますが、味を知る機会を先に作る必要があります。
贈った人は味を知らないままのことが多く、そこが分かれ目になります。
贈答で買った人は、商品を自分では食べていないことがあります。
食べていなければ、自分のために買う判断ができません。
そのため、自家需要につなげるには味を知る機会が要ります。
機会がないまま案内を出しても、判断の材料がありません。
機会の作り方は二つあります。
贈る注文に小さい試し用を添える形と、閑散期に少量の案内を出す形です。
前者は、贈る注文と同時に味を知ってもらえます。
後者は、時期をずらして案内する形になります。
どちらも、味を知る機会を作ることが目的です。
目的を外すと、単なる値引きの案内になります。
試し用を添える場合の注意
贈る注文に試し用を添えると、費用がかかります。
費用に見合うかは、後の自家需要への転換で判断します。
添えた群と添えない群を分けて追うと、効果が分かります。
分けていないと、費用だけが増えます。
添えるものの内容は、贈った商品と同じものにします。
違うものだと、味を知る機会になりません。
贈った人を自家需要につなげるには、味を知る機会が要ります。試し用を添える場合は、群を分けて効果を確認してください。
受け取った人を、どうやって顧客にするのか
同梱物で自社を知ってもらう形が中心になります。
届け先の情報の使える範囲は限られるため、接点は箱の中に作ります。
贈答で受け取った人は、味を知っています。
気に入れば、自分で買う可能性があります。
しかし、どこの商品かが分からなければ買えません。
贈った人に聞くという手間が挟まります。
そのため、同梱物で自社を知ってもらう形が中心になります。
何を作っている会社か、他にどういう商品があるかを入れます。
届け先の情報を使って直接案内することは、取得の時点の説明によります。
使える範囲は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
使えない場合でも、同梱物の設計で接点は作れます。
箱の中に入れるものは、自社で決められます。
受け取った人に届ける同梱物の内容
| 入れる内容 | 狙い | 注意するところ |
|---|---|---|
| 何を作っている会社か | 自社を覚えてもらう | 贈った人への配慮も要る |
| 商品の保存と食べ方 | 届いた状態で困らせない | 期限が短い商品では必須 |
| 他の商品の紹介 | 関心を広げる | 価格を前に出さない |
| 自社を調べる手がかり | 後から探せるようにする | 贈答の場面に合う形で |
| 贈った人の名前の扱い | 贈答の体裁を保つ | 案内と分けて置く |
贈答の体裁を崩さない
同梱物は、贈答の体裁を崩さない形にします。
価格や割引を前に出すと、贈られた側が気を悪くします。
贈った人にとっても、価格が見えるのは望ましくありません。
価格を含む案内は、贈答の注文では入れません。
入れるのは、商品と会社の紹介にとどめます。
関心を持った人が、自分で調べられる形にします。
受け取った人への接点は、同梱物で作ります。贈答の体裁を崩さないよう、価格を前に出さないでください。
自家需要の再購入は、どの時期に案内するのか
食べ終わる時期から逆算します。
期限が短い商品ほど、案内の時期が早くなります。
自家需要の再購入は、食べ終わったあとに起きます。
食べ終わる前に案内しても、まだ在庫があるため反応しません。
食べ終わってから時間が経つと、記憶が薄れます。
薄れた状態で案内を出しても、内容ではなく価格で判断されます。
そのため、案内の時期は食べ終わる時期から逆算します。
逆算には、内容量と一回に食べる量の想定が要ります。
期限が短い商品は、食べ終わる時期が早くなります。
そのぶん、案内の時期も早くなります。
期限が長い商品は、保存されている期間が長くなります。
案内の時期を遅らせないと、在庫があるうちに届きます。
逆算に使う数字
逆算には、内容量と一回あたりの量と、食べる頻度の想定が要ります。
想定は、商品の性質から置きます。
置いた想定は、実際の再購入の日付の分布で確かめます。
分布の山が想定とずれていれば、想定を直します。
分布を見ずに一律の日数で案内すると、商品によってずれます。
商品ごとに時期を決めてください。
自家需要の再購入の案内は、食べ終わる時期から逆算します。時期は、実際の再購入の日付の分布で確かめてください。
贈答の翌年の注文を、どうやって取りこぼさないのか
前年に贈った相手と時期を、案内に含めます。
思い出す手間を減らすことが、翌年の注文につながります。
贈答は、年に一度の行動です。
前年に誰に何を贈ったかを、正確に覚えている人は多くありません。
覚えていないと、今年も贈るかどうかの判断から始まります。
判断に手間がかかると、別の選択肢に流れます。
そのため、案内に前年の情報を含めます。
誰にいつ何を贈ったかを示す形です。
この情報があると、そのまま繰り返す選択がしやすくなります。
繰り返す選択が最も手間の少ない道になれば、取りこぼしが減ります。
案内の時期は、前年の注文の日付から逆算します。
注文の日付より前に届く形にします。
贈答の翌年の案内に含める内容
| 含める内容 | 効果 | 注意するところ |
|---|---|---|
| 前年に贈った相手 | 思い出す手間が減る | 情報の扱いの範囲を確認 |
| 前年に贈った商品 | 繰り返しやすくなる | 在庫の有無を確認 |
| 前年の注文の時期 | 今年の判断の時期が分かる | 締め切りも合わせて示す |
| 今年の受付の期間 | 間に合うかが分かる | 供給の上限も反映 |
| 届け先の変更の方法 | 状況の変化に対応できる | 手続きを簡単にする |
情報の扱いの範囲を確認する
前年の贈り先を案内に含めるには、その情報を使える必要があります。
使える範囲は、取得の時点の説明によります。
何をどこまで使ってよいかは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
確認せずに使うと、後から問題になります。
使えない場合は、前年に贈ったという事実だけを伝える形にします。
相手の情報を出さずに、時期の案内だけを送ります。
贈答の翌年の案内には、前年の情報を含めて思い出す手間を減らします。情報の扱いの範囲は、先に確認してください。
供給の上限がある中で、案内はどこまで出すのか
受けられる量の範囲で出します。
上限を超える案内は、取りこぼしではなく欠品を生みます。
再購入や翌年の案内を広く出すと、注文が集中します。
集中した結果、供給の上限を超えることがあります。
上限を超えると、受けられない注文が出ます。
受けられなかった顧客は、翌年の案内にも反応しにくくなります。
そのため、案内の量は受けられる量の範囲に収めます。
収めるには、案内の対象を絞ります。
絞る基準は、前年の注文の金額や回数です。
続いている顧客を優先する形になります。
絞った結果、案内を受けない顧客が出ます。
この層には、上限に余裕が出た時点で追加の案内を出します。
段階的に案内を出す
案内を一度に出さず、段階に分けます。
第一段階で優先する層に出し、受注の状況を見ます。
余裕があれば、第二段階で対象を広げます。
この形にすると、上限を超えずに取りこぼしも減らせます。
段階の間隔は、受注の状況が分かるまでの日数にします。
短すぎると、状況が分からないまま次を出すことになります。
案内の量は、受けられる量の範囲に収めます。段階に分けて出し、受注の状況を見ながら対象を広げてください。
引き上げの担当は、食品通販ではどこが持つのか
贈答からの転換は獲得側、自家需要の再購入は継続側が持ちます。
境目を決めていないと、贈答の顧客が誰にも追われません。
食品通販では、顧客の経路が複数に分かれます。
そのため、担当の境目が曖昧になりやすくなります。
贈答で入った顧客を自家需要につなげる作業は、獲得の延長にあります。
入口の設計が、転換の反応を左右するためです。
そのため、贈答からの転換までは獲得側が持ちます。
入口を作った側が、転換の結果まで負う形です。
自家需要に入ったあとの再購入は、継続側が持ちます。
ここからは、接触の設計の影響が大きくなります。
贈答の翌年の注文は、どちらが持つかを決めます。
決めていないと、誰も追いません。
経路ごとの担当の分け方
| 経路 | 担当 | 見る数字 |
|---|---|---|
| 贈答の初回 | 獲得側 | 件数と内訳 |
| 贈答から自家需要への転換 | 獲得側 | 転換の率 |
| 贈答の翌年の注文 | 決めて分ける | 翌年の注文率 |
| 自家需要の初回 | 獲得側 | 件数と内訳 |
| 自家需要の再購入 | 継続側 | 再購入の率 |
翌年の注文を誰が持つか
贈答の翌年の注文は、獲得と継続のどちらでも成立します。
前年の顧客への案内なので、継続の性質があります。
一方で、年に一度の行動なので継続の接触とは間隔が違います。
継続側の運用に乗せにくい面があります。
どちらが持つかは事業によりますが、決めないことが最も悪い状態です。
決めていないと、案内の時期も内容も決まりません。
贈答からの転換は獲得側、自家需要の再購入は継続側が持ちます。翌年の注文を誰が持つかも、先に決めてください。
転換の成果は、どの期間で評価するのか
経路ごとに評価の期間を変えます。
贈答の翌年の注文は一年、自家需要の再購入は数か月で確定します。
転換の成果を一つの期間で評価すると、経路によって判定を誤ります。
確定までの時間が、経路ごとに違うためです。
自家需要の再購入は、食べ終わる時期の前後で確定します。
商品によりますが、数か月で判定できます。
贈答から自家需要への転換は、贈った時期の数か月後までを見ます。
それ以降に起きる転換は、別の要因が混ざります。
贈答の翌年の注文は、一年後の同じ時期にならないと確定しません。
そのため、評価の資料も一年分をまたぐ形になります。
この三つを同じ資料に並べるときは、確定の時期を明記します。
明記していないと、確定前の数字で判断することになります。
群を初回の時期で作る
評価は、初回の時期ごとの群で行います。
月次の率では、前の時期の件数の増減だけで動きます。
贈答の場合は、月ではなく贈答の時期ごとに群を作ります。
年に一度か二度しかないため、月で区切る意味がありません。
群の記録は、期をまたいで残します。
前年の同じ群と比べると、季節の影響を除いた比較ができます。
転換の評価は、経路ごとに期間を変えます。群は初回の時期ごとに作り、確定の時期を資料に明記してください。
食品通販の引き上げの設計は、何から手をつけるのか
経路ごとの転換の率を出すところからです。
率が分からないと、どの経路に手を入れるかが決まりません。
最初にやるのは、案内の文面を作ることではありません。
経路ごとの転換の率を出す作業です。
出すのは三つです。
贈答から自家需要への転換、贈答の翌年の注文、自家需要の再購入です。
出してみると、経路によって率が大きく違うことが分かります。
率が低い経路が、手を入れる対象になります。
次に、自家需要の再購入の日付の分布を出します。
分布から、案内の時期を決めます。
そのあとで、贈答の翌年の案内に含める情報の範囲を確認します。
使える範囲が分かってから、案内の内容を決めます。
食品通販の引き上げの設計に着手する順番
| 順番 | やること | 関わる部署 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 経路ごとの転換の率を出す | マーケ・情報システム | 三週間 |
| 2 | 自家需要の再購入の日付の分布を出す | マーケティング | 一週間 |
| 3 | 商品ごとの案内の時期を決める | マーケティング | 一週間 |
| 4 | 前年の情報の使える範囲を確認する | 確認担当・情報システム | 二週間 |
| 5 | 同梱物の内容を経路ごとに分ける | マーケ・物流 | 三週間 |
| 6 | 案内の量を供給の上限に合わせる形にする | マーケ・製造 | 一週間 |
数字は説明のための仮の値です。
贈答の初回が二千件で、そのうち贈った人が自分で買ったのが二百件だとします。
転換の率は一割です。
試し用を添えた群でこの率が二割になれば、添える費用と比べる材料になります。
群を分けていないと、この比較ができません。
分ける作業は、案内の設計より先に行ってください。
最初の三か月で確認すること
設計を変えた直後は、成果より運用の正しさを確認します。
案内が設計した時期に届いているかを確かめます。
次に、群の人数が実際の件数と合っているかを突き合わせます。
合っていないと、率の計算そのものが外れます。
確認の結果は、設計を決めた文書と同じ場所に残します。
別の資料に分かれると、翌期に前提を追えなくなります。
着手点は案内の文面ではなく、経路ごとの転換の率の算出です。率が低い経路から、手を入れてください。
食品通販の再購入の設計で判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
経路ごとの接触ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
贈答で買った人を自家需要につなげられますか
味を知る機会を先に作れば、つなげられます。贈った人は自分では食べていないことが多く、判断の材料がありません。贈る注文に同じ商品の試し用を添える形か、時期をずらして少量の案内を出す形があります。
受け取った人を顧客にするにはどうしますか
同梱物で自社を知ってもらう形が中心になります。届け先の情報を使って直接案内できるかは、取得の時点の説明によります。同梱物には価格を前に出さず、商品と会社の紹介にとどめて贈答の体裁を保ってください。
自家需要の再購入はいつ案内しますか
食べ終わる時期から逆算してください。期限が短い商品ほど、案内の時期が早くなります。内容量と一回あたりの量から想定を置き、実際の再購入の日付の分布で確かめて商品ごとに時期を決めます。
贈答の翌年の注文を取りこぼさないためには
案内に前年の情報を含めて、思い出す手間を減らしてください。誰にいつ何を贈ったかが分かれば、そのまま繰り返す選択がしやすくなります。情報の扱いの範囲は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認します。
案内を広く出すと注文が集中しませんか
供給の上限を超えると、受けられない注文が出ます。案内の量は受けられる量の範囲に収め、前年の注文の金額や回数で対象を絞ってください。段階に分けて出し、受注の状況を見ながら対象を広げる形が実務的です。
まとめ
- つなげられますが、味を知る機会を先に作る必要があります。贈った人は味を知らないままのことが多く、そこが分かれ目になります
- 同梱物で自社を知ってもらう形が中心になります。届け先の情報の使える範囲は限られるため、接点は箱の中に作ります
- 食べ終わる時期から逆算します。期限が短い商品ほど、案内の時期が早くなります
- 前年に贈った相手と時期を、案内に含めます。思い出す手間を減らすことが、翌年の注文につながります
- 受けられる量の範囲で出します。上限を超える案内は、取りこぼしではなく欠品を生みます
- 贈答からの転換は獲得側、自家需要の再購入は継続側が持ちます。境目を決めていないと、贈答の顧客が誰にも追われません
- 経路ごとに評価の期間を変えます。贈答の翌年の注文は一年、自家需要の再購入は数か月で確定します
- 経路ごとの転換の率を出すところからです。率が分からないと、どの経路に手を入れるかが決まりません