
月10万円から始められます。
ただし食品通販は送料が粗利を削るため、広告費を決める前に送料込みの利益を計算してください。
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目次
目次
- 食品通販のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 冷蔵冷凍はさらに重い
- 食品通販のWeb集客では、何にお金がかかるのか
- 送料無料は費用として数える
- 送料が重いことを、費用の設計にどう反映するのか
- まとめ買いを促す
- 賞味期限と在庫のロスを、費用にどう反映するのか
- 定期便は在庫を読めるようにする
- ギフトの需要に、いくらかけるべきか
- ギフトは1件の金額が大きい
- 産地表示と食品表示に、費用はかかるのか
- 産地は嘘が書けない
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 送料無料の条件を上げる
- 何から手をつければいいのか
- 見る数字を決めておく
- よくある質問
- まとめ
月10万円から始められます。
ただし食品通販は送料が粗利を削るため、広告費を決める前に送料込みの利益を計算してください。
食品通販のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月10万円から始められます。
ただし食品通販は送料が粗利を削るため、広告費を決める前に送料込みの利益を計算してください。
食品通販は、商品の粗利から送料を引いた金額が実際の利益です。
3千円の商品を売って、粗利が1,500円、送料が800円なら、残りは700円です。
この700円が、1件の注文を取るためにかけられる費用の上限です。
広告費を数千円かけたら赤字になります。
月の費用の目安
| 段階 | 月の費用 | やること |
|---|---|---|
| 最低限 | 10万円〜20万円 | サイトの整備、商品写真、まとめ買いの設計 |
| 標準 | 30万円〜80万円 | 上記+検索広告、ギフト期の集中投下 |
| 積極的 | 100万円〜300万円 | 上記+定期便、媒体を広げる |
この表の数字は説明のための仮の値です。
冷蔵冷凍はさらに重い
常温便が800円なら、冷蔵冷凍は1,200円から1,500円かかります。
この差額がそのまま利益から引かれます。
冷蔵冷凍の商品は、単価を上げるかまとめ買いを促さないと成立しません。
食品通販のWeb集客では、何にお金がかかるのか
費用は、広告費、送料の負担分、商品写真、サイトの4つです。
このうち送料の負担分は、多くの会社が費用として数えていません。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 広告費 | 0円 | 10万円〜300万円 | 季節によって大きく動かす |
| 送料の自社負担 | 0円 | 注文数に比例 | 送料無料にした分は費用と同じ |
| 商品写真 | 10万円〜30万円 | 0円〜5万円 | 届いた状態の写真が要る |
| 通販サイト | 20万円〜100万円 | 1万円〜5万円 | 既製のサービスもある |
| 梱包材 | 数万円 | 注文ごと | 冷蔵冷凍は資材代が高い |
| 食品表示のチェック | 0円 | 0円〜3万円 | 表示の決まりを確認する |
この表の数字は説明のための仮の値です。
送料無料は費用として数える
5千円以上で送料無料とする場合、その送料は自社が負担しています。
1件800円なら、月に500件で40万円です。
広告費が月30万円でも、実際には70万円の費用が出ています。
この2つを合わせて、1件あたりの費用を計算してください。
写真は届いた状態で撮る
食品通販は、届いたときの状態が全てです。
箱を開けた瞬間、皿に移した状態、実際の量。
思ったより少なかったという不満は、写真で防げます。量が分かる写真、比較できるものと並べた写真を用意してください。
送料が重いことを、費用の設計にどう反映するのか
1件あたりの注文金額を上げる設計にしてください。
まとめ買いと定期便が、送料の負担を下げる2つの方法です。
注文金額と送料の比率
| 注文金額 | 送料 | 送料の比率 | 残る利益 |
|---|---|---|---|
| 2,000円 | 800円 | 40パーセント | ほぼ残らない |
| 4,000円 | 800円 | 20パーセント | 少し残る |
| 8,000円 | 800円 | 10パーセント | 残る |
| 12,000円 | 800円 | 7パーセント | 十分に残る |
この表の数字は説明のための仮の値です。
まとめ買いを促す
3個セット5個セットという形にすると、1件あたりの金額が上がります。
送料の比率が下がり、利益が残ります。
セットにすることに費用はかかりません。
商品の組み合わせを決めるだけです。
定期便は送料の負担を分散する
毎月決まった量を送る形なら、1回あたりの金額が読めます。
まとめて送ることで、送料も抑えられます。
さらに、定期便の人は広告費をかけずに繰り返し買ってくれます。
1人あたりの獲得費用が、回数を重ねるごとに下がります。
送料無料の金額を計算して決める
感覚で5千円以上と決めないでください。
送料800円を負担しても利益が残る金額を計算してから決めます。
粗利率50パーセントなら、5千円の注文で粗利2,500円、送料を引いて1,700円です。この範囲なら成立します。
賞味期限と在庫のロスを、費用にどう反映するのか
ロスを減らすことは、売上を増やすことと同じだけ利益に効きます。
広告に費用を使う前に、在庫の回転を上げる工夫のほうが安く済みます。
食品には賞味期限があります。
売れ残れば廃棄です。
月の仕入れが200万円で、1割が廃棄なら20万円です。
この20万円を減らすほうが、広告で売上を20万円増やすより簡単です。
ロスを減らす方法と費用
| 方法 | 費用 | 効果 |
|---|---|---|
| 期限が近い商品の割引販売 | 値引き分 | 廃棄より損失が小さい |
| 訳あり品としてまとめ売り | 0円 | 在庫が現金になる |
| 定期便で出荷量を読む | 0円 | 仕入れが計画できる |
| 予約販売にする | 0円 | 作る量が確定する |
定期便は在庫を読めるようにする
毎月何件送るかが分かっていれば、その分の仕入れを確定できます。
読める分が増えるほど、ロスが減ります。
定期便を増やすことは、集客の話であると同時に、在庫の話でもあります。
予約販売という形
季節の商品は、予約を受けてから作る形にできます。
数が確定してから仕入れるので、ロスが出ません。
予約の告知は、既存の客への連絡で足ります。
広告費はかかりません。
訳あり品は別の客層に届く
形が崩れた、期限が近い。
こうした商品を安く売ると、価格で選ぶ層に届きます。
この層は定価では買いませんが、廃棄するよりは良い形です。ただし本来の商品の価値を下げない見せ方にしてください。
ギフトの需要に、いくらかけるべきか
ギフト期には通常の3倍から5倍の費用をかけて構いません。
ギフトは1件の金額が大きく、送料の比率も下がるため、広告費を回収しやすい時期です。
時期と費用の配分を、項目ごとに見ていきます。
11月〜12月については、需要はお歳暮・年末・正月、費用の配分は通常の5倍。
7月については、需要はお中元、費用の配分は通常の3倍。
2月については、需要はバレンタイン、費用の配分は商材による。
3月〜4月については、需要は新生活・お祝い、費用の配分は通常の2倍。
5月〜6月、8月〜10月については、需要は通常、費用の配分は最低限に絞る。
ギフトは1件の金額が大きい
自分用に買うなら3千円でも、贈り物なら5千円から1万円を出します。
送料の比率が下がり、利益が残ります。
同じ広告費でも、ギフト期に使うほうが回収できます。
のし・包装・配送日の指定を書く
贈り物を探している人は、この3つを確認します。
対応できるのに書いていないと、候補から外れます。
書く費用は0円です。
対応できないなら、対応できないと書いてください。
準備は1か月前から
お歳暮を探し始めるのは11月です。
12月に入ってからでは遅くなります。
告知と広告は1か月前から始めてください。
閑散期は広告を止めていい
需要が落ちる時期に同じ費用を使っても、注文は増えません。止めて、ギフト期に集中させるほうが結果が出ます。
産地表示と食品表示に、費用はかかるのか
書くこと自体には費用がかかりません。
ただし間違えると回収や表示の修正が必要になり、その費用は大きくなります。
食品には表示の決まりがあります。
原材料、アレルギー、産地、賞味期限、保存方法。
通販のページに書く内容も、この決まりの対象になります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
産地は嘘が書けない
国産◯◯産と書いたなら、そうである必要があります。
仕入れ先が変わったのにページを直していない、という状態は問題になります。
仕入れが変わったら、ページも直す。
この手順を決めておいてください。
書いてあることが信頼になる
生産者の名前、栽培や製造の方法、なぜその産地なのか。
これを書いている会社は多くありません。
食品通販では、この情報が購入の決め手になります。
書く費用は0円です。
アレルギーの表示は必ず書く
通販は、店頭と違って聞けません。
書いていないと、心配な人は買いません。
書く費用は0円です。
費用を削るなら、どこを削るのか
削る順番は、閑散期の広告、送料無料の範囲、制作物の作り直しの順です。
商品写真と食品表示と定期便の案内は削らないでください。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは閑散期の広告、理由は需要がない時期に出しても注文が増えない。
2については、削るものは送料無料の範囲、理由は金額の条件を上げると負担が減る。
3については、削るものは制作物の作り直し、理由は効いているものを使い続ける。
4については、削るものはサイトの改修、理由はいま動いているなら後回しでよい。
削らないについては、削るものは商品写真、理由は届いた状態が分からないと買われない。
削らないについては、削るものは食品表示、理由は決まりであり、信頼にも関わる。
削らないについては、削るものは定期便の案内、理由は繰り返しの購入が獲得費用を下げる。
送料無料の条件を上げる
5千円以上を6千円以上にすると、1件あたりの注文金額が上がります。
自社の送料負担の比率が下がります。
ただし上げすぎると、買うのをやめる人が出ます。
少しずつ上げて、注文数の変化を見てください。
削った分を定期便に回す
広告を削って、定期便の案内に回す。
定期便の人は広告費をかけずに繰り返し買ってくれます。
定期便の比率が上がるほど、広告費が下がります。
何から手をつければいいのか
1件あたりの送料込みの利益を計算することが先です。
この数字が出ていないまま広告を出すと、注文が増えるほど赤字が増えます。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは1件あたりの送料込みの利益を計算する、費用の目安は0円、期間は1週間。
2については、やることはまとめ買いのセットを作る、費用の目安は0円、期間は2週間。
3については、やることは届いた状態と量が分かる写真を撮る、費用の目安は10万円〜30万円、期間は2週間。
4については、やることは産地・原材料・アレルギーの表示を全部書く、費用の目安は0円、期間は2週間。
5については、やることは定期便の案内を既存の客に出す、費用の目安は0円、期間は1か月。
6については、やることはギフト期の1か月前から広告を出す、費用の目安は月30万円〜100万円、期間はギフト期のみ。
この表の数字は説明のための仮の値です。
見る数字を決めておく
広告費だけでは判断できません。
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
1件あたりの注文金額については、出し方は売上÷注文件数、目安は上がっているか。
送料込みの利益率については、出し方は(売上-原価-送料)÷売上、目安は20パーセントを超えるか。
繰り返し購入の比率については、出し方は2回目以降の件数÷総件数、目安は上がっているか。
定期便の件数については、出し方は継続中の契約数、目安は毎月増えているか。
廃棄の金額については、出し方は廃棄した商品の原価、目安は減っているか。
繰り返しの比率が全部を決める
2回目以降の注文が全体の4割を超えると、広告費を大きく減らせます。
新規だけで回している状態は、毎月同じ費用がかかり続けます。
この比率を上げることが、費用を下げる一番確実な方法です。
1年は続けて見る
食品通販はギフト期に売上が集中します。
月ごとの比較では、季節の影響と施策の効果が混ざります。
前年の同じ月と比べてください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
食品通販のWebマーケティング費用は月いくらが適正ですか
1件あたりの送料込みの利益の半分までが、1件を獲得する費用の上限です。閑散期は月10万円から20万円、ギフト期はその3倍から5倍という配分が目安です。この数字は説明のための仮の値です。
送料無料にすると利益が出ません
送料無料にした分は広告費と同じ費用です。送料を負担しても利益が残る金額を計算してから条件を決め、まとめ買いのセットで1件あたりの金額を上げてください。
冷蔵冷凍の商品は通販に向きませんか
送料が常温より400円から700円高くなるため、単価を上げるかまとめ買いを促す設計が必要です。単価の低い商品を単品で送る形では利益が残りません。
賞味期限が近い在庫をどうすればいいですか
廃棄するより、訳あり品として安く売るほうが損失が小さくなります。また定期便や予約販売を増やすと出荷量が読めるようになり、そもそものロスが減ります。
産地の表示で気をつけることはありますか
書いた産地と実際が違うと問題になります。仕入れ先が変わったらページも直す手順を決めておいてください。表示の決まりは掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
まとめ
- 月10万円から始められます。ただし食品通販は送料が粗利を削るため、広告費を決める前に送料込みの利益を計算してください
- 費用は、広告費、送料の負担分、商品写真、サイトの4つです。このうち送料の負担分は、多くの会社が費用として数えていません
- 1件あたりの注文金額を上げる設計にしてください。まとめ買いと定期便が、送料の負担を下げる2つの方法です
- ロスを減らすことは、売上を増やすことと同じだけ利益に効きます。広告に費用を使う前に、在庫の回転を上げる工夫のほうが安く済みます
- ギフト期には通常の3倍から5倍の費用をかけて構いません。ギフトは1件の金額が大きく、送料の比率も下がるため、広告費を回収しやすい時期です
- 書くこと自体には費用がかかりません。ただし間違えると回収や表示の修正が必要になり、その費用は大きくなります
- 削る順番は、閑散期の広告、送料無料の範囲、制作物の作り直しの順です。商品写真と食品表示と定期便の案内は削らないでください
- 1件あたりの送料込みの利益を計算することが先です。この数字が出ていないまま広告を出すと、注文が増えるほど赤字が増えます