
初診の枠をどう配分するかを決めることが最初です。
予約が数週間先まで埋まる状況では、新規を増やすことが答えになりません。
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目次
目次
- 心療内科が最初に決めるべきことは何か
- 新規と継続の配分を決める
- 予約が埋まっている状況をどう扱うのか
- 状況を先に知らせる
- どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
- 問診票に欄を作る
- 受診のハードルをどう下げるのか
- 初診の流れを書く
- 継続をどう支えるのか
- 次回の予約を取る
- オンラインでの診療をどう扱うのか
- 条件を先に書く
- 医師の時間が上限を決める
- 診られる数を把握する
- 何から手をつければいいのか
- 状況を知らせることから始める
- よくある質問
- まとめ
初診の枠をどう配分するかを決めることが最初です。
予約が数週間先まで埋まる状況では、新規を増やすことが答えになりません。
心療内科が最初に決めるべきことは何か
初診の枠をどう配分するかを決めることが最初です。
予約が数週間先まで埋まる状況では、新規を増やすことが答えになりません。
初診の枠に限りがあり、新しい患者を受けられない状況が続いています。
新規と継続の配分を決める
初診にどのくらいの枠を割くか。
継続の患者を優先すると、新規が入りません。
対応できる範囲を決める
どういう相談を受けるか、対応できない場合はどう案内するか。
これを決めておきます。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 枠 | 初診を多く取る | 新規が入るが継続が薄くなる |
| 枠 | 継続を優先 | 質は保てるが新規が入らない |
| 形 | 対面のみ | 通える人に限られる |
| 形 | オンラインも対応 | 外出が難しい人にも届く |
医療広告のきまりを前提にする
効果を断定する表現、他院との比較、体験談の掲載には制限があります。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
予約が埋まっている状況をどう扱うのか
今どのくらい先まで埋まっているかを、先に知らせることです。
電話をかけて断られる経験は、受診そのものをあきらめる理由になります。
初診の予約が取れないことは、この診療科で広く起きています。
状況を先に知らせる
今はおよそ何週間先まで埋まっています、といった案内を出します。
書かないと、電話をかけた人が断られます。
伝えておくこと
| 項目 | 伝える内容 |
|---|---|
| 初診の状況 | どのくらい先まで埋まっているか |
| 受付の方法 | 電話か、ネットか |
| キャンセル | 空きが出た場合の扱い |
| 他の窓口 | すぐに相談できる場所 |
他の相談先を案内する
すぐに受診できない人に、公的な相談の窓口を案内することは、医療機関としての責任にあたる部分です。
受付を停止する場合も知らせる
完全に受けられない時期があるなら、それを書きます。
どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。
検索、地図、紹介、他の医療機関からの紹介。
どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります。
この診療科では、匿名で長く調べてから来る人が多くいます。
問診票に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 検索、地図、紹介 |
| 相談の内容 | どういう状態か |
| 継続したか | 通い続けているか |
| 中断 | 途中で来なくなった人 |
中断も記録する
何回目で来なくなったか。
これが分かると、どこに課題があるかが見えます。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自院の記録で確かめてください。
受診のハードルをどう下げるのか
何が行われるか分からないことが、受診をためらう理由になります。
初診の流れと、かかる時間を先に示します。
心療内科に行くこと自体に、抵抗がある人が多くいます。
初診の流れを書く
どのくらい時間をかけて話を聞くか、何を聞かれるか、薬は必ず出るのか。
これを書いておきます。
先に示しておくこと
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 初診の所要時間 | どのくらいかかるか |
| 話す内容 | 何を聞かれるか |
| 薬 | 必ず処方されるわけではないこと |
| 費用 | おおよその目安 |
| 予約 | 方法と、必要な情報 |
建物の見え方も情報になる
通院していることを知られたくない人がいます。
入口や看板の見え方を示しておくと、本人が判断できます。
断定しない
治る、良くなるといった表現は使えません。どういう診療を行うかという事実にとどめます。
継続をどう支えるのか
医師との相性が継続を大きく左右します。
合わない場合に相談できる形を作っておくことが必要です。
通い続けられるかは、関係の作り方で決まります。
次回の予約を取る
会計のときに、次の予約を取ります。
間隔が空くと、来なくなります。
継続に効く要素を、項目ごとに見ていきます。
次回の予約については、効くしくみは忘れられない。
話を聞く時間については、効くしくみは関係が作れる。
連絡の取りやすさについては、効くしくみは困ったときに相談できる。
医師の継続については、効くしくみは関係が続く。
医師が変わる場合の説明
やむを得ず変わる場合、引き継ぎを丁寧に行います。
これが不十分だと、通うのをやめる理由になります。
合わない場合の対応
合わないと感じた患者に、どう対応するか。別の医療機関を案内することも、選択肢になります。
オンラインでの診療をどう扱うのか
対応できるなら、外出が難しい人や通院を知られたくない人に届きます。
ただし条件があるため、それを先に示します。
外出が難しい状態にある人ほど、オンラインを探しています。
条件を先に書く
初診は対面のみ、再診からオンライン可。
こうした条件は先に書いておきます。
書いておくべき条件を、項目ごとに見ていきます。
初診の扱いについては、書く内容は対面のみか、オンラインも可か。
使うものについては、書く内容はどういう方法で行うか。
予約の方法については、書く内容はどこから予約するか。
薬の受け取りについては、書く内容は配送か、薬局か。
費用については、書く内容は対面と違いがあるか。
対応していない場合も書く
オンラインには対応していません、と書いておくほうが親切です。
制度の詳細は確認する
オンラインでの診療には制度上の決まりがあります。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
医師の時間が上限を決める
1人の医師が診られる患者の数には限りがあります。
無理に増やすと、1人あたりの時間が減って質が落ちます。
話を聞く時間が必要な診療科です。
診られる数を把握する
1日に何人まで、無理なく診られるか。
これを超えると、質が落ちます。
状況ごとの方針を、項目ごとに見ていきます。
余裕があるについては、取るべき方針は新規を受け入れる。
埋まっているについては、取るべき方針は状況を知らせる、受付を調整する。
時間が足りないについては、取るべき方針は1人あたりの時間を見直す。
医師を増やせるについては、取るべき方針は採用を検討する。
時間を削らない
1人あたりの時間を削ると、関係が作れなくなります。
結果として、継続が減ります。
無理に増やさない
新規を増やして既存の患者への対応が落ちると、差し引きで減ります。
何から手をつければいいのか
初診の予約状況を知らせることが先です。
断られる経験を減らすことが、最も効く対応になります。
順番を間違えると、集客しても受けられません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは初診と継続の枠の配分を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは初診の予約状況を知らせる仕組み、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは初診の流れと所要時間を書く、かかる時間の目安は2時間。
4については、やることは問診票にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
5については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
6については、やることはオンラインの可否を明示する、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは次回の予約を取る流れを作る、かかる時間の目安は1時間。
状況を知らせることから始める
埋まっているなら、それを書くことが最も効きます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
診療を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
予約が埋まっていて新患を受けられません
今どのくらい先まで埋まっているかを先に知らせてください。電話をかけて断られる経験は、受診そのものをあきらめる理由になります。他の相談先の案内も必要です。
受診のハードルが高いと感じられています
初診の流れ、かかる時間、何を聞かれるか、薬が必ず出るわけではないことを書いてください。建物や看板の見え方も、本人が判断する材料になります。
途中で来なくなる患者が多いのですが
何回目で来なくなったかを記録してください。医師との相性が継続を左右するため、合わない場合に相談できる形を作っておくことも必要です。
オンラインの診療を始めるべきですか
外出が難しい人や通院を知られたくない人に届きます。ただし条件を先に示してください。制度上の決まりがあるため、詳細は確認が必要です。
新規を増やすべきですか
1人の医師が診られる数には限りがあります。時間を削ると関係が作れず、継続が減ります。新規を増やして既存への対応が落ちると、差し引きで減ります。
まとめ
- 初診の枠をどう配分するかを決めることが最初です。予約が数週間先まで埋まる状況では、新規を増やすことが答えになりません
- 今どのくらい先まで埋まっているかを、先に知らせることです。電話をかけて断られる経験は、受診そのものをあきらめる理由になります
- 初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。検索、地図、紹介、他の医療機関からの紹介。どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります
- 何が行われるか分からないことが、受診をためらう理由になります。初診の流れと、かかる時間を先に示します
- 医師との相性が継続を大きく左右します。合わない場合に相談できる形を作っておくことが必要です
- 対応できるなら、外出が難しい人や通院を知られたくない人に届きます。ただし条件があるため、それを先に示します
- 1人の医師が診られる患者の数には限りがあります。無理に増やすと、1人あたりの時間が減って質が落ちます
- 初診の予約状況を知らせることが先です。断られる経験を減らすことが、最も効く対応になります