
検索広告から始めてください。
資格名+専門学校で調べている高校生は、すでに進路を絞り込んでいる層だからです。
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目次
目次
- 専門学校のWeb広告は、どの媒体から始めるべきか
- 見る人が3種類いる
- いくらから始められるのか
- 年間の予算を時期で配る
- オープンキャンパスの申込を、広告で増やせるのか
- 申込ページに載せること
- どんな言葉に広告を出すのか
- 保護者の言葉も拾う
- 学費と奨学金を、広告でどう扱うのか
- 奨学金は制度名だけを書く
- 就職率を広告に書いていいのか
- 業界での就職を分けて書く
- 高校の先生に、広告は届くのか
- サイトに先生向けのページを置く
- 何から手をつければいいのか
- 記録する項目
- よくある質問
- まとめ
検索広告から始めてください。
資格名+専門学校で調べている高校生は、すでに進路を絞り込んでいる層だからです。
専門学校のWeb広告は、どの媒体から始めるべきか
検索広告から始めてください。
資格名+専門学校で調べている高校生は、すでに進路を絞り込んでいる層だからです。
専門学校を探す高校生は、やりたいことを決めてから探します。
美容師になりたい、看護師になりたい、ゲームを作りたい。
そのうえで、資格名や職業名と一緒に学校を検索します。
この動きに当たるのが検索広告です。
SNSの広告は、まだ進路を決めていない層に届きますが、出願までの距離が遠くなります。
主な媒体の違い
| 媒体 | 届く相手 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 検索広告 | 進路を決めている高校生と保護者 | オープンキャンパスの申込を増やしたいとき |
| SNSの広告 | まだ進路を決めていない高校生 | 学校を知ってもらいたいとき |
| 動画の広告 | 同上 | 実習の様子を見せたいとき |
見る人が3種類いる
専門学校の情報は、高校生本人、保護者、高校の先生の三者が見ます。本人はSNSと検索、保護者は学費と就職、先生は実績を見ます。広告はまず本人に当てて、ページ側で保護者向けの情報を用意してください。
いくらから始められるのか
月10万円程度からです。
検討が7月から9月に集中するため、通年で薄く出すより、その時期に寄せたほうが効きます。
以下の数字は説明のための仮の値です。
費用の考え方
| 項目 | 仮の値 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1クリックの費用 | 150円 | 分野と地域で変わる |
| 月の予算 | 100,000円 | 666クリック分 |
| 来場申込になる割合 | 3% | 666クリックで20件 |
| 出願になる割合 | 30% | 20件で6件 |
入学金と1年分の学費を考えると、1名の獲得にかけられる金額は大きくなります。
ただし定員という上限があるので、埋まったら止めてください。
年間の予算を時期で配る
検討は夏に集中します。
年間予算を12で割って毎月同じ額を出すより、6月から10月に寄せたほうが成果が出ます。
時期ごとの配分の例
| 時期 | 配分 | 理由 |
|---|---|---|
| 4月〜5月 | 少なめ | まだ動き出していない |
| 6月〜9月 | 多め | オープンキャンパスの検討期 |
| 10月〜12月 | 中くらい | 総合型や推薦の出願期 |
| 1月〜3月 | 少なめ | 一般入試と次年度の準備 |
オープンキャンパスの申込を、広告で増やせるのか
増やせます。
広告の行き先を学校のトップページではなく、オープンキャンパスの申込ページにしてください。
専門学校は、来場してもらえるかどうかで決まります。
来た人の出願率と、来ていない人の出願率はまったく違います。
申込ページに載せること
申込ページに載せる内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 開催日と時間、残りの枠 |
| 内容 | 当日何をするか、体験の種類 |
| 持ち物 | 服装、必要なもの |
| 交通 | 最寄り駅からの行き方、交通費の補助があるか |
| 保護者 | 一緒に参加できるか、保護者向けの説明があるか |
| 申込 | 入力項目を少なく |
入力項目を減らす
申込フォームに、高校名、学年、志望学科、保護者の連絡先まで求めると、途中で離れます。
名前、連絡先、参加希望日の3つで受け付けて、詳しいことは当日聞いてください。
交通費の補助があるなら書く
遠方から来てもらう場合、交通費の補助は判断を変えます。条件があるなら、その条件も一緒に書いてください。
どんな言葉に広告を出すのか
資格名+専門学校と職業名+なるにはです。
学校名で検索する人はすでに知っている人なので、そこは広告を薄くして構いません。
言葉の種類と、来る人を、項目ごとに見ていきます。
資格名 専門学校については、来る人は進路を絞っている高校生、扱いは優先して入れる。
職業名 なるにはについては、来る人はまだ調べている高校生、扱いは入れる。
地域名 専門学校については、来る人は近くで探している高校生、扱いは入れる。
学校名については、来る人はすでに知っている人、扱いは薄く入れる。
専門学校 学費については、来る人は保護者、扱いは入れる。
専門学校 就職率については、来る人は保護者と本人、扱いは入れる。
専門学校 求人については、来る人は働きたい人、扱いは除外する。
専門学校 偏差値については、来る人は比較サイトを探す人、扱いは様子を見て入れる。
保護者の言葉も拾う
学費、奨学金、就職率で検索するのは、多くが保護者です。
本人向けの広告とは別に、この言葉にも出してください。
リンク先は、学費と奨学金を説明するページにします。
除外を先に入れる
求人、教員募集、通信といった言葉は、入学希望者ではない人が使います。広告を出した初日に除外してください。
学費と奨学金を、広告でどう扱うのか
広告文に金額を書くより、ページで総額と内訳を示してください。
初年度だけの金額を出すと、後から不信につながります。
専門学校の学費は、入学金、授業料、実習費、教材費などに分かれます。
初年度の金額だけを出すと、2年目以降の負担が見えません。
学費のページに載せる内容を、項目ごとに見ていきます。
初年度については、内容は入学金を含めた総額。
2年目以降については、内容は年ごとの金額。
別途かかるものについては、内容は教材、実習、検定料。
納入の時期については、内容はいつまでにいくら。
奨学金については、内容は使える制度と、申込の時期。
学費の分納については、内容は分けて払えるか。
奨学金は制度名だけを書く
奨学金は制度が変わることがあります。金額や採用条件を広告文に書くと、変わるたびに直す必要があります。制度の内容は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。自治体の制度がある場合は、自治体の窓口で確認してください。
就職率を広告に書いていいのか
書けますが、根拠が必要です。
何を分母にした数字かを、必ず一緒に示してください。
就職率は、計算の仕方で数字が変わります。
就職希望者を分母にするか、卒業生全体を分母にするかで、大きく違います。
就職率の示し方を、項目ごとに見ていきます。
数字については、書き方は実際に集計した数字だけ。
分母については、書き方は就職希望者数か、卒業生数か。
年度については、書き方はいつの卒業生か。
職種については、書き方は関連分野への就職か、全体か。
業界での就職を分けて書く
その分野の仕事に就いた人の割合は、全体の就職率とは別の数字です。
これを一緒にすると、後で説明できなくなります。
分けて書いてください。
実績のない数字を作らない
集計していない数字を広告に使わないでください。表示の根拠が求められたときに、説明できる数字だけを使います。
高校の先生に、広告は届くのか
検索広告では届きにくいです。
先生向けの情報は、学校のサイトに置いて、訪問や資料で伝えてください。
高校の進路指導の先生は、生徒に勧める学校を選びます。
ただし、先生が検索広告で学校を探すことは多くありません。
三者への届け方を、項目ごとに見ていきます。
高校生については、届く経路は検索、SNS、見るものはやりたいことができるか、雰囲気。
保護者については、届く経路は検索、見るものは学費、奨学金、就職。
高校の先生については、届く経路は学校への訪問、資料、見るものは実績、指導体制、卒業生の状況。
サイトに先生向けのページを置く
指定校推薦の枠、卒業生の就職先、カリキュラム。こうした情報をまとめたページを作って、資料からそこに誘導してください。広告で追いかけるより確実です。
何から手をつければいいのか
オープンキャンパスの申込ページを整えてから、6月に広告を始めてください。
申込ページが整っていると、同じ予算でも来場の数が変わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは今年の定員と、残りの枠を確認する、目安は1日。
2については、やることはオープンキャンパスの申込ページを整える、目安は2週間。
3については、やることは申込フォームを3項目に減らす、目安は1日。
4については、やることは学費と奨学金のページを作る、目安は2週間。
5については、やることは資格名+専門学校で広告を出す、目安は6月。
6については、やることは求人・教員募集を除外する、目安は1日。
7については、やることは来場数と出願数を記録する、目安は毎週。
記録する項目
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
来場申込については、見方は広告経由で何件入ったか。
実際の来場については、見方は申込のうち何人が来たか。
出願については、見方は来場者の何割が出願したか。
1名あたりの広告費については、見方は予算÷入学者数。
クリック数だけを見ても意味がありません。
来場から出願まで追いかけてください。
定員が埋まったら止める
専門学校には定員があります。
埋まった学科の広告は止めてください。
出し続けると、受け入れられない申込に費用を使うことになります。
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よくある質問
予算はいくらから始めるのがいいですか
月10万円程度が目安です。ただし通年で薄く出すより、検討が集中する6月から10月に寄せたほうが成果が出ます。年間予算を時期で配分してください。
広告の行き先はどこにすべきですか
学校のトップページではなく、オープンキャンパスの申込ページです。専門学校は来場してもらえるかどうかで決まるため、申込までの距離を短くしてください。
就職率を広告に書いてもいいですか
書けますが、何を分母にした数字かを必ず示してください。就職希望者を分母にするか卒業生全体かで数字が変わります。集計していない数字は使わないでください。
保護者向けの広告は別に出すべきですか
分けてください。保護者は学費、奨学金、就職率で検索します。その言葉に出して、リンク先を学費の説明ページにすると届きます。
高校の先生に広告で届きますか
届きにくいです。先生向けの情報は学校のサイトにページを作って、訪問や資料からそこへ誘導するほうが確実です。
まとめ
- 検索広告から始めてください。資格名+専門学校で調べている高校生は、すでに進路を絞り込んでいる層だからです
- 月10万円程度からです。検討が7月から9月に集中するため、通年で薄く出すより、その時期に寄せたほうが効きます
- 増やせます。広告の行き先を学校のトップページではなく、オープンキャンパスの申込ページにしてください
- 資格名+専門学校と職業名+なるにはです。学校名で検索する人はすでに知っている人なので、そこは広告を薄くして構いません
- 広告文に金額を書くより、ページで総額と内訳を示してください。初年度だけの金額を出すと、後から不信につながります
- 書けますが、根拠が必要です。何を分母にした数字かを、必ず一緒に示してください
- 検索広告では届きにくいです。先生向けの情報は、学校のサイトに置いて、訪問や資料で伝えてください
- オープンキャンパスの申込ページを整えてから、6月に広告を始めてください。申込ページが整っていると、同じ予算でも来場の数が変わります