
保険の施術で回数を重ねるのか、自費のメニューを増やすのかを決めることが最初です。
どちらを主にするかで、必要な設備も患者層も変わります。
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目次
目次
- 接骨院が最初に決めるべきことは何か
- 保険と自費の割合を決める
- どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
- 問診票に欄を作る
- 保険の範囲をどう説明するのか
- 条件を先に書く
- 自費のメニューをどう増やすのか
- 選択肢として示す
- 交通事故の対応をどう扱うのか
- 対応できることを書く
- 継続をどう作るのか
- 見立てを伝える
- 柔道整復師の人数が上限を決める
- 枠の埋まり方を見る
- 何から手をつければいいのか
- 記録は今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
保険の施術で回数を重ねるのか、自費のメニューを増やすのかを決めることが最初です。
どちらを主にするかで、必要な設備も患者層も変わります。
接骨院が最初に決めるべきことは何か
保険の施術で回数を重ねるのか、自費のメニューを増やすのかを決めることが最初です。
どちらを主にするかで、必要な設備も患者層も変わります。
保険の請求が厳しくなり、保険だけで成り立たせることが難しくなっています。
保険と自費の割合を決める
保険の施術は単価が低く、回数で成り立ちます。
自費のメニューは単価が高い一方、説明が要ります。
得意な分野を決める
交通事故によるけが、スポーツによるけが、日常的な痛み。
どれに力を入れるかで、集める患者が変わります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 向いている相手 |
|---|---|---|
| 保険 | 保険の施術が中心 | 回数で通う層 |
| 自費 | 自費のメニューを増やす | 質を求める層 |
| 分野 | 交通事故に対応 | 事故に遭った人 |
| 分野 | スポーツのけが | 部活動や競技をする人 |
効果を断定できない前提で考える
治る、必ず良くなるといった断定表現は使えません。どういう施術を行うか、どういう相談を受けているかという事実で伝えます。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
初回の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。
検索、地図、看板、紹介。
どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります。
接骨院は同じ地域に何軒も並んでいます。
問診票に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 検索、地図、看板、紹介 |
| 主訴 | どういう症状で来たか |
| 保険か自費か | どちらで来たか |
| 継続の回数 | 何回通ったか |
主訴を記録すると強みが見える
どういう症状の人が多く来ているか。
これが分かると、何を前に出すべきかが決まります。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自院の記録で確かめてください。
保険の範囲をどう説明するのか
保険が使える範囲と使えない範囲を、先に書いておくことです。
来てから使えないと知ると、不満につながります。
接骨院で保険が使える範囲には条件があります。
条件を先に書く
どういう場合に保険が使えるのか。
慢性的な症状や疲労は対象外であることも書きます。
先に示しておくこと
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 保険が使える場合 | 急な負傷など、対象となる場合 |
| 保険が使えない場合 | 対象外となる場合 |
| 自費の料金 | 1回いくらか |
| 通う回数の目安 | おおよその見込み |
制度の詳細は断定しない
保険の取り扱いは変わることがあります。
具体的な条文を書くより、対象となる場合の一般的な説明にとどめ、詳細は掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してくださいという形にします。
不適切な請求はしない
請求の適正さが厳しく見られています。説明を正確に行うことが、結果として院を守ります。
自費のメニューをどう増やすのか
保険の施術と自費の違いを説明し、選択肢として示すことです。
押しつけると、保険で通っていた患者が離れます。
自費への移行は、進め方を誤ると患者が離れます。
選択肢として示す
保険の範囲でできること、自費でできること。
違いを説明して、選んでもらう形にします。
自費のメニューの例
| メニュー | 説明できること |
|---|---|
| 手技による施術 | 時間をかけた施術 |
| 機器を使う施術 | どういう機器か |
| 運動の指導 | 自宅でできること |
| 姿勢の確認 | 状態の説明 |
料金を明示する
1回いくら、何分か。
書いておかないと、勧められたときに警戒されます。
押しつけない
毎回勧めると、通うのをやめる理由になります。必要なときに伝える形にします。
交通事故の対応をどう扱うのか
対応できることを書き、手続きの相談にも応じられることを示します。
事故に遭った人は、何をすればいいか分からない状態にあります。
交通事故による施術は、単価が高い仕事になります。
対応できることを書く
事故によるけがの施術に対応していること。
これを書いていない院もあります。
事故に遭った人が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
対応の可否については、書く内容は事故によるけがを診られるか。
手続きについては、書く内容は保険会社とのやり取りの相談。
費用については、書く内容は自己負担の有無。
通院については、書く内容はどのくらい通うか。
手続きの相談に応じる
保険会社への連絡の仕方が分からない人がいます。
相談に応じられることを書くと、連絡が来ます。
法的な判断はしない
賠償の金額や過失の割合は、弁護士の領域です。施術の範囲を超える相談には、専門家を案内します。
継続をどう作るのか
初回に見立てを伝え、次回の予約をその場で取ることです。
痛みが取れた時点で来なくなる人が多い分野です。
接骨院の売上は、1人あたりの来院回数で決まります。
見立てを伝える
今の状態がどうで、どのくらいの間隔で通うとどうなるか。
断定はできませんが、目安として伝えることはできます。
継続に効る要素を、項目ごとに見ていきます。
初回の説明については、効くしくみは通う理由が分かる。
次回の予約については、効くしくみは忘れられない。
自宅でできることについては、効くしくみは関わりが続く。
記録の共有については、効くしくみは変化が見える。
次回の予約を取ってから帰す
会計のときに、次の予約を取ります。
後から連絡する形だと、来なくなります。
痛みが取れた後の提案
症状が落ち着いた後も、定期的に来る理由を示せるかが分かれ目になります。
柔道整復師の人数が上限を決める
施術者の人数が、受けられる患者の数を決めます。
集客を増やす前に、枠の使い方を見直します。
1人の施術者が1日に見られる数には限りがあります。
枠の埋まり方を見る
夕方から夜だけ埋まって、昼が空いている。
この状態なら、集客より時間帯の分散が先です。
状況ごとの方針を、項目ごとに見ていきます。
すべて埋まっているについては、取るべき方針は自費の割合を上げる、人を増やす。
夕方だけ埋まるについては、取るべき方針は昼に来られる層に向けて書く。
空きが多いについては、取るべき方針は新規の獲得に力を入れる。
新規は来るが続かないについては、取るべき方針は初回の説明を見直す。
昼に来られる層を狙う
高齢の方、在宅で働く人、シフトの仕事の人。
その層に向けた書き方をします。
人を増やす判断
埋まっている状態が続くなら、増やす選択もあります。ただし、人件費に見合う売上が必要になります。
何から手をつければいいのか
保険と自費の方針を決め、どこから患者が来ているかを記録することが先です。
その後に、保険の範囲の説明と料金の明示を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは保険と自費の方針を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは問診票にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは保険が使える範囲の説明を用意する、かかる時間の目安は2時間。
4については、やることは自費のメニューと料金を明示する、かかる時間の目安は2時間。
5については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
6については、やることは初回の説明の型を決める、かかる時間の目安は半日。
7については、やることは次回の予約を取る流れを作る、かかる時間の目安は1時間。
記録は今日から始められる
問診票に1行足すだけで、明日から始められます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
施術をしながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
保険の範囲を説明すると来院が減りませんか
説明しないほうが問題になります。来てから使えないと知ると不満につながり、請求の適正さの観点でも説明は必要です。先に書くほうが結果として院を守ります。
自費のメニューに移行すると患者が離れませんか
押しつけると離れます。保険の範囲でできることと自費でできることの違いを説明し、選んでもらう形にしてください。料金の明示も合わせて行います。
交通事故の対応を書く意味はありますか
あります。事故に遭った人は何をすればいいか分からず、手続きの相談に応じられることを書くと連絡が来ます。ただし賠償や過失の判断は弁護士の領域です。
痛みが取れると来なくなります
初回に見立てを伝え、会計のときに次の予約を取ってください。症状が落ち着いた後も定期的に来る理由を示せるかが分かれ目になります。
夕方だけ混んで昼が空いています
昼に来られる層に向けて書いてください。高齢の方、在宅で働く人、シフトの仕事の人がいます。時間帯が分散するだけで稼働が上がります。
まとめ
- 保険の施術で回数を重ねるのか、自費のメニューを増やすのかを決めることが最初です。どちらを主にするかで、必要な設備も患者層も変わります
- 初回の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。検索、地図、看板、紹介。どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります
- 保険が使える範囲と使えない範囲を、先に書いておくことです。来てから使えないと知ると、不満につながります
- 保険の施術と自費の違いを説明し、選択肢として示すことです。押しつけると、保険で通っていた患者が離れます
- 対応できることを書き、手続きの相談にも応じられることを示します。事故に遭った人は、何をすればいいか分からない状態にあります
- 初回に見立てを伝え、次回の予約をその場で取ることです。痛みが取れた時点で来なくなる人が多い分野です
- 施術者の人数が、受けられる患者の数を決めます。集客を増やす前に、枠の使い方を見直します
- 保険と自費の方針を決め、どこから患者が来ているかを記録することが先です。その後に、保険の範囲の説明と料金の明示を整えます