
どの加工や製品に特化するのかを決めることが最初です。
何でも作れますと書くと、探している設計者に見つけてもらえません。
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目次
目次
- 製造業が最初に決めるべきことは何か
- 得意な分野を決める
- どこから引き合いが来ているのかをどう把握するのか
- 問い合わせ時に聞く
- 自社のサイトがなぜ必要になるのか
- 何ができるかを書く
- 見積もりの対応をどう整えるのか
- 受付の方法を書く
- 小ロットと試作をどう入口にするのか
- 小ロットに対応することを書く
- 展示会をどう活かすのか
- その場で聞くことを決める
- 1社への依存をどう減らすのか
- 経路を複数持つ
- 何から手をつければいいのか
- 書き出すことから始める
- よくある質問
- まとめ
どの加工や製品に特化するのかを決めることが最初です。
何でも作れますと書くと、探している設計者に見つけてもらえません。
製造業が最初に決めるべきことは何か
どの加工や製品に特化するのかを決めることが最初です。
何でも作れますと書くと、探している設計者に見つけてもらえません。
製造業の新規は、長く既存の取引先に頼ってきました。
その取引先の発注が減ると、代わりが見つかりません。
得意な分野を決める
加工の方法、扱う材質、対応できるロット、精度。
何が強みかを決めます。
依存を減らす
1社への依存が高いと、その会社の事情で売上が消えます。
新しい取引先を作る経路が要ります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 分野 | 特定の加工に特化 | 探している人に見つかる |
| 分野 | 幅広く対応 | 印象に残りにくい |
| ロット | 小ロットに対応 | 大手が受けない仕事 |
| 対応 | 試作から量産まで | 継続につながる |
探しているのは設計者と購買の担当者
発注する側は、加工の方法や材質で検索します。その言葉が書かれていなければ、見つかりません。
どこから引き合いが来ているのかをどう把握するのか
問い合わせを受けたときに、どこから来たかを記録します。
既存の取引先、紹介、検索、展示会。
どれが新しい取引につながっているかを見ます。
記録がないと、何が効いているか分かりません。
問い合わせ時に聞く
図面が送られてきたときに、どこで知ったかを聞きます。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 紹介、検索、展示会 |
| 加工の内容 | どういう依頼か |
| 見積もりから受注まで | 取れた割合 |
| 金額 | 1件あたりの規模 |
見積もりから受注までの割合を見る
見積もりは出すのに受注に至らないなら、価格か対応の問題です。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自社の記録で確かめてください。
自社のサイトがなぜ必要になるのか
発注する側は、候補を数社に絞る段階で会社を調べます。
情報がなければ、その段階で外れます。
設計者や購買の担当者は、まず検索して候補を探します。
何ができるかを書く
加工の方法、扱える材質、対応できる寸法とロット、保有する設備。
これが書かれていないと、判断できません。
書くべき情報
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 加工の方法 | 切削、溶接、板金など |
| 材質 | 扱える材料 |
| 寸法とロット | 対応できる範囲 |
| 設備 | 保有する機械 |
| 見積もり | 依頼の方法と日数 |
設備を具体的に書く
機械の名前や型番を書くと、分かる人には対応の可否が伝わります。
簡単でもいい
凝ったサイトは要りません。何ができるかが分かれば、それで判断されます。
見積もりの対応をどう整えるのか
受付の方法と、回答までの日数を明示することです。
送っても返事が来るか分からない状態が、問い合わせを止めています。
発注する側は、複数の会社に図面を送って比べます。
受付の方法を書く
どこに送ればいいか、どういう形式の図面に対応できるか。
見積もりについて書いておくこと
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 受付の方法 | どこに送るか |
| 対応する形式 | 図面のデータの形式 |
| 回答の日数 | 何営業日で返すか |
| 秘密の扱い | 図面の取り扱いについて |
回答の日数を書く
何営業日で返すかを書くと、送る側が計画を立てられます。
早く返せることは、それ自体が選ばれる理由になります。
図面の扱いを書く
受け取った図面をどう扱うか。秘密の保持について書いておくと、送る側が安心できます。
小ロットと試作をどう入口にするのか
大手が受けない小さな仕事が、新しい取引の入口になります。
そこから量産につながることがあります。
量産だけを狙うと、新規の入口がありません。
小ロットに対応することを書く
1個から、10個から。
この数字を書くと、小さな依頼が来ます。
小さな仕事が入口になる流れを、項目ごとに見ていきます。
試作の依頼については、内容は1個から数個。
改良の依頼については、内容は設計の変更。
少量の生産については、内容は数十個。
量産については、内容は継続の取引。
試作から関わる
試作の段階から関わると、量産のときも指名されます。
単価を適切に設定する
小さな仕事は手間がかかります。その分の単価を設定しないと、受けるほど損をします。
展示会をどう活かすのか
出るだけでは意味がなく、その後の連絡が結果を決めます。
名刺を集めて終わりにしないことです。
展示会は費用がかかる一方、直接会える機会になります。
その場で聞くことを決める
何を作っているか、どういう加工で困っているか。
これを聞いて記録します。
展示会でやることを、項目ごとに見ていきます。
準備については、やることは何を見せるか、何を聞くか。
当日については、やることは加工の実物を見せる、話を聞く。
直後については、やることは1週間以内に連絡する。
その後については、やることは定期的に情報を送る。
直後の連絡が最も効く
会ってから時間が経つと、忘れられます。
1週間以内に連絡します。
実物を見せる
加工した部品の実物は、写真より伝わります。守秘義務に触れないものを選びます。
1社への依存をどう減らすのか
新しい取引先を作る経路を、複数持つことです。
時間はかかりますが、依存が減ると経営が安定します。
取引先が1社に偏った状態は、その会社の事情で売上が消えます。
経路を複数持つ
検索、展示会、紹介、既存の取引先からの派生。
1つに頼らない形を作ります。
経路ごとの特徴を、項目ごとに見ていきます。
検索については、特徴は時間はかかるが積み上がる。
展示会については、特徴は費用はかかるが直接会える。
紹介については、特徴は質は高いが数は増やせない。
既存からの派生については、特徴は別の部署や関連会社。
既存の取引先から広げる
今の取引先の別の部署や、関連する会社。
関係があるため、話を聞いてもらいやすくなります。
時間をかける前提で考える
新しい取引先は、すぐには増えません。今のうちに始めることが大切です。
何から手をつければいいのか
得意な分野を決め、自社のサイトで何ができるかを書くことが先です。
その後に、見積もりの対応を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは得意な分野を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは加工の方法と材質を書き出す、かかる時間の目安は半日。
3については、やることは簡単な自社のサイトを用意する、かかる時間の目安は1週間。
4については、やることは見積もりの受付方法と日数を明示する、かかる時間の目安は2時間。
5については、やることは設備の写真と名称を整理する、かかる時間の目安は1日。
6については、やることは問い合わせの記録を始める、かかる時間の目安は継続。
7については、やることは小ロットへの対応を書く、かかる時間の目安は1時間。
書き出すことから始める
何ができるかを書き出すだけで、次にやることが見えます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
現場を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
営業する人がいません
探している側から見つけてもらう形を作ってください。加工の方法と材質を書いた簡単なサイトがあれば、設計者や購買の担当者が検索でたどり着きます。
何でも作れると書くのは良くないですか
良くありません。設計者は加工の方法や材質で検索します。得意な分野を決めて具体的に書くほうが、その分野で探している人に届きます。
小ロットの依頼を受けるべきですか
大手が受けない仕事が、新しい取引の入口になります。試作から関わると量産のときも指名されます。ただし手間に見合う単価の設定が必要です。
見積もりを送っても返事が来ません
受付の方法と回答までの日数を明示してください。送っても返事が来るか分からない状態が、問い合わせを止めています。図面の扱いも書いておきます。
展示会に出ても成果が出ません
出るだけでは意味がありません。その場で何を聞くかを決め、1週間以内に連絡してください。会ってから時間が経つと忘れられます。
まとめ
- どの加工や製品に特化するのかを決めることが最初です。何でも作れますと書くと、探している設計者に見つけてもらえません
- 問い合わせを受けたときに、どこから来たかを記録します。既存の取引先、紹介、検索、展示会。どれが新しい取引につながっているかを見ます
- 発注する側は、候補を数社に絞る段階で会社を調べます。情報がなければ、その段階で外れます
- 受付の方法と、回答までの日数を明示することです。送っても返事が来るか分からない状態が、問い合わせを止めています
- 大手が受けない小さな仕事が、新しい取引の入口になります。そこから量産につながることがあります
- 出るだけでは意味がなく、その後の連絡が結果を決めます。名刺を集めて終わりにしないことです
- 新しい取引先を作る経路を、複数持つことです。時間はかかりますが、依存が減ると経営が安定します
- 得意な分野を決め、自社のサイトで何ができるかを書くことが先です。その後に、見積もりの対応を整えます