
整形外科の地図対策で目指すのは、痛みが出た人がその場で電話をかけられる状態です。
診療時間とリハビリの受付時間、駐車場の有無まで地図上で分かれば、迷わず来院につながります。
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目次
目次
- 整形外科がMEOで目指すべきことは何か
- 地図で見られている情報は限られている
- どういう情報を埋めればいいのか
- 診療時間は例外まで書く
- 写真で何を見せるべきか
- 段差とエレベーターを写す
- 口コミをどう集めるのか
- 頼むタイミング
- 低い評価にどう対応するのか
- 症状に触れない
- リハビリと外来をどう書き分けるのか
- 受付時間を分けて書く
- スポーツでのけがと高齢の患者をどう両立させるのか
- 説明欄では部位で書く
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を1人決める
- よくある質問
- まとめ
整形外科の地図対策で目指すのは、痛みが出た人がその場で電話をかけられる状態です。
診療時間とリハビリの受付時間、駐車場の有無まで地図上で分かれば、迷わず来院につながります。
整形外科がMEOで目指すべきことは何か
整形外科の地図対策で目指すのは、痛みが出た人がその場で電話をかけられる状態です。
診療時間とリハビリの受付時間、駐車場の有無まで地図上で分かれば、迷わず来院につながります。
整形外科を探す人の多くは、膝や腰が痛くなった直後にスマートフォンで検索します。
遠くの評判の良い病院を探しているのではなく、今日か明日に行ける近い場所を探しています。
地図で見られている情報は限られている
実際に見られているのは、現在地からの距離、今開いているかどうか、駐車場があるか、そして電話番号です。
この4点が地図上ですぐ分かる状態になっていれば、それだけで電話の数は変わります。
商圏は思っているより狭い
整形外科の場合、通院が続く患者ほど近くから来ます。
リハビリで週に2回も3回も通うことを考えると、車で15分以内が現実的な範囲です。
広い範囲を狙うより、その15分圏内で確実に見つかることを優先します。
検索する人の状態と求めている情報
| 状態 | 検索する言葉の例 | 地図で確かめたいこと |
|---|---|---|
| 急に痛みが出た | 整形外科 地域名 | 今開いているか、電話番号 |
| リハビリに通いたい | リハビリ 地域名 | リハビリの受付時間、駐車場 |
| 以前からの痛み | 膝 痛い 病院 | 診療内容、休診日 |
| スポーツでのけが | スポーツ外傷 地域名 | 対応の可否、装具の扱い |
整骨院との違いが伝わっていない
患者からは、整形外科と整骨院と整体の違いが分かりにくいものです。地図の情報のなかで、医師が診察してレントゲンやMRIなどの画像で確認できること、健康保険の扱いがどうなるかを書いておくと、迷っている人の判断材料になります。書き方は事実の説明にとどめ、他の施設を下げる表現は避けます。
どういう情報を埋めればいいのか
診療時間、リハビリの受付時間、休診日、駐車場の台数、対応している症状の4点が最優先です。
このうちどれかが空欄だと、電話で確認する手間を嫌って別の病院に流れます。
地図の情報欄は、埋められる項目がかなり多くあります。
すべてを完璧にする必要はありませんが、来院の判断に直結する項目は必ず埋めます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 診療時間 | 午前と午後の区切りが書かれていない | 昼休みに来てしまう人が減る |
| リハビリ受付 | 診療時間と同じだと思われている | リハビリだけの来院が増える |
| 休診日 | 祝日の扱いが書かれていない | 祝日の無駄足と苦情が減る |
| 駐車場 | 台数が不明 | 車での来院をためらわなくなる |
| 対応症状 | 整形外科とだけ書かれている | 膝や腰で探した人に届く |
診療時間は例外まで書く
午前だけの曜日、手術日で外来が休みになる曜日、学会などで臨時休診になる日。
これらは特別な設定として登録できます。
臨時休診を登録しないままにすると、来院した患者が閉まった入口の前に立つことになり、それが低い評価につながります。
対応している症状を具体的に書く
整形外科とだけ書いても、膝が痛い人には自分向けかどうか分かりません。
膝、腰、肩、首、股関節、スポーツによるけが、骨粗しょう症、といった形で、実際に診ている部位や症状を並べます。
ここに書いた言葉が、そのまま検索されたときの手がかりになります。
医療広告のきまりに注意する
効果を断定する表現、治るという表現、他院より優れているという表現は使えません。診ている症状、設備、診療時間といった事実の記載にとどめます。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
写真で何を見せるべきか
外観、駐車場の入口、受付、リハビリ室の4点を載せます。
特に駐車場の入口が分かる写真は、車で来る患者にとって実用的な情報になります。
整形外科の患者には、足腰に痛みを抱えた人や高齢の方が多く含まれます。
その人たちが知りたいのは、建物がきれいかどうかより、入口までどう行けばいいかです。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 建物の外観 | 通り沿いのどこにあるか |
| 駐車場の入口 | 車でどこから入ればいいか |
| 玄関から受付まで | 段差の有無、車椅子で入れるか |
| リハビリ室 | どんな器具があるか、広さ |
| 待合室 | 混雑の程度、椅子の様子 |
| 受付の掲示 | 受付の流れ、保険証の扱い |
段差とエレベーターを写す
2階以上に入っている場合、エレベーターの有無は来院できるかどうかを分ける情報です。
玄関にスロープがあるか、手すりがあるか。
こうした写真は、他の病院と比べる材料になります。
患者が写った写真は載せない
待合室やリハビリ室を撮るときは、患者が写り込まないようにします。
診療時間外に撮影するのが確実です。
職員を写す場合も、本人の了解を得てからにします。
写真は定期的に足す
地図の情報は、更新されている場所のほうが見られやすくなります。季節ごとに1枚か2枚足すだけでも構いません。古い外観のままだと、改装したことが伝わりません。
口コミをどう集めるのか
リハビリを終えて痛みが和らいだタイミングで、受付から一言お願いするのが自然です。
見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください。
整形外科は通院回数が多いため、患者と接する機会が他の診療科より多くあります。
その機会をどう使うかで、口コミの集まり方が変わります。
頼むタイミング
一番自然なのは、リハビリの一区切りがついたときや、治療が終わって最後に来院したときです。
初診の直後に頼むと、まだ何も判断できていないため答えに困らせます。
頼み方
口頭で長く説明するより、受付に短い案内を置くほうが負担になりません。
二次元コードを印刷した小さな紙を渡し、よければ感想をお願いしますと一言添える形です。
書く内容を指定しない、書かない人に何も言わない、この2点は守ります。
見返りは渡さない
割引、次回の待ち時間の優遇、粗品。
どれも地図サービスの規約に反します。
発覚すると口コミがまとめて消えることがあり、それまでの積み重ねが無駄になります。
医療機関としての制約
患者に特定の内容を書かせる、職員が患者のふりをして書く、といった行為は論外です。また、治りましたといった表現を患者に書かせるよう誘導することも、広告規制の観点から避けます。自然に書かれたものをそのまま受け取ります。
低い評価にどう対応するのか
待ち時間と説明の短さへの指摘が最も多く、どちらも事実として受け止めて返信します。
診療内容や個別の症状には一切触れず、運営の話にとどめるのが原則です。
整形外科で低い評価がつく理由には、ある程度の傾向があります。
内容ごとに返信の方向を決めておくと、その場で悩まずに済みます。
よくある指摘と、返信の方向
| 指摘の内容 | 返信の方向 |
|---|---|
| 待ち時間が長い | 待ち時間が生じたことへの言葉と、予約や時間帯の案内 |
| 説明が短い | 時間を確保できるよう努める旨と、再度相談できる窓口の案内 |
| 受付の対応 | 事実として受け止め、共有して改善する旨 |
| リハビリの内容 | 個別の内容には触れず、相談を受け付ける旨 |
| 駐車場が停めにくい | 現状と、混雑する時間帯の案内 |
症状に触れない
返信のなかで、その人がどんな症状で来たかに触れると、患者の情報を公開することになります。
たとえ相手が自分で書いていても、こちらから触れてはいけません。
守秘義務に関わる話として、職員全員で共有しておきます。
返信は短く、同じ調子で
長く書くほど言い訳に見えます。
3行から4行で、受け止めと今後の対応だけを書きます。
良い評価にも同じ調子で短く返すと、全体の印象が落ち着きます。
事実と違うときの対処
来院していない人からの投稿や、明らかに別の施設の話が書かれている場合は、地図サービスに削除を申し立てできます。ただし通る保証はないため、並行して落ち着いた返信を書いておきます。
リハビリと外来をどう書き分けるのか
リハビリと外来は受付時間も通う頻度も違うため、地図上でも分けて書きます。
同じ時間だと思って来た患者が受けられずに帰ることが、低い評価の原因になります。
整形外科の収益は、外来の診察とリハビリで構造が違います。
患者側から見ても、この2つは別の通い方になります。
受付時間を分けて書く
診療時間は午前9時から12時、リハビリの受付は午前8時30分から11時30分まで、といった違いがあるなら、そのまま書きます。
地図の説明欄に書くか、投稿機能で案内を出します。
予約の要否をはっきりさせる
外来は予約なしで受けられるがリハビリは予約制、という形が多くあります。
これが書かれていないと、リハビリを希望して来た人が受けられません。
電話番号のほかに、予約の方法をひとこと書いておきます。
外来とリハビリの違いを患者に伝える項目を、項目ごとに見ていきます。
受付時間については、外来は診療時間のとおり、リハビリは終了が早いことが多い。
予約については、外来は不要なことが多い、リハビリは予約制のことが多い。
通う頻度については、外来は症状により、リハビリは週に複数回。
所要時間については、外来は診察と検査の時間、リハビリは20分から40分程度。
理学療法士の人数は書きすぎない
実際には理学療法士の人数がリハビリの受け入れ上限を決めます。ただし地図上で人数を書くと、期待と実態がずれたときに苦情になります。体制については、混雑する時間帯の案内という形で伝えるほうが無難です。
スポーツでのけがと高齢の患者をどう両立させるのか
両方を同じ言葉で書こうとすると、どちらにも届きません。
地図の説明と投稿を使い分け、部位と状況で書き分けるのが現実的です。
整形外科には、部活動でけがをした中高生と、膝や腰の痛みを抱えた高齢者が同じ待合室にいます。
求めているものが違うため、伝え方も変える必要があります。
説明欄では部位で書く
年齢層で分けるより、膝、腰、肩、足首、といった部位で書くほうが検索と結びつきます。
どちらの患者も、自分の痛む場所の名前で探しているからです。
投稿機能で使い分ける
地図には短い投稿を出す機能があります。
これを使えば、時期に合わせた内容を出せます。
新学期の時期には部活動でのけがの話、寒くなる時期には膝の痛みの話、といった形です。
時期ごとに出す投稿の例を、項目ごとに見ていきます。
新学期については、投稿の内容は部活動でのけがの受診の目安。
夏については、投稿の内容は熱中症と合わせた運動時の注意。
秋冬については、投稿の内容は冷えによる痛みの相談を受け付けている旨。
年末年始については、投稿の内容は休診日と、緊急時の対応。
装具や検査機器の記載
スポーツでのけがでは、装具の取り扱いがあるかが選ぶ理由になります。高齢の患者では、骨密度の検査ができるかが判断材料になります。どちらも設備の事実なので書けます。効果や治るという表現にはしません。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
費用をかけずにできる情報の整備と写真の追加を先に済ませ、口コミはそのあと日々の運用で積み上げます。
広告を検討するのは、地図の情報が整ってからです。
地図対策は、お金をかけなくてもできることが多い分野です。
順番を間違えなければ、少ない手間で結果が変わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは診療時間とリハビリ受付時間の登録、かかる時間の目安は1時間。
2については、やることは休診日と臨時休診の設定、かかる時間の目安は30分。
3については、やることは駐車場と対応症状の記載、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることは写真の追加(外観、駐車場、リハビリ室)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは口コミの依頼を受付の流れに組み込む、かかる時間の目安は継続。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で月に1回か2回の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を1人決める
誰の仕事でもない状態にすると、更新が止まります。
受付の誰か1人を担当にして、月に一度は情報を見直す形が続きやすいです。
数字は必ず確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、登録済みの情報の量や職員の人数で変わります。
手が回らないとき
日々の診療のなかで、地図の更新まで手が回らないこともあります。外部に任せる場合も、どの作業をどこまでやるのかを決めてから頼むほうが費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
地図の情報を整えると、どのくらいで来院が増えますか
情報を埋めてから地図上での表示が安定するまで、数週間から数か月かかることが一般的です。電話の件数は地図の管理画面で確認できるため、手をつける前の数字を控えておくと変化が分かります。
口コミが少ないのですが、増やす近道はありますか
近道はありません。見返りを渡す方法は規約違反にあたるため使えません。リハビリが一区切りついた患者に受付から一言お願いする形を、日々の流れに組み込むのが確実です。
整骨院との違いを地図に書いてもいいですか
医師による診察や画像での確認ができることなど、自院の事実を書くことは問題ありません。他の施設を下げる表現や、優れているという表現は医療広告のきまりに触れるため使えません。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
臨時休診はどう扱えばいいですか
地図には特別な営業時間を登録する機能があります。学会や手術日で外来を休む日は、事前に登録しておきます。登録しないと、来院した患者が無駄足になり、低い評価につながります。
リハビリの予約が埋まっていて新規を受けられないときはどうしますか
受け入れ状況を投稿機能で案内すると、電話での問い合わせと断りの手間が減ります。受け入れを再開したときも同じ方法で知らせれば、待っていた患者に届きます。
まとめ
- 整形外科の地図対策で目指すのは、痛みが出た人がその場で電話をかけられる状態です。診療時間とリハビリの受付時間、駐車場の有無まで地図上で分かれば、迷わず来院につながります
- 診療時間、リハビリの受付時間、休診日、駐車場の台数、対応している症状の4点が最優先です。このうちどれかが空欄だと、電話で確認する手間を嫌って別の病院に流れます
- 外観、駐車場の入口、受付、リハビリ室の4点を載せます。特に駐車場の入口が分かる写真は、車で来る患者にとって実用的な情報になります
- リハビリを終えて痛みが和らいだタイミングで、受付から一言お願いするのが自然です。見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください
- 待ち時間と説明の短さへの指摘が最も多く、どちらも事実として受け止めて返信します。診療内容や個別の症状には一切触れず、運営の話にとどめるのが原則です
- リハビリと外来は受付時間も通う頻度も違うため、地図上でも分けて書きます。同じ時間だと思って来た患者が受けられずに帰ることが、低い評価の原因になります
- 両方を同じ言葉で書こうとすると、どちらにも届きません。地図の説明と投稿を使い分け、部位と状況で書き分けるのが現実的です
- 費用をかけずにできる情報の整備と写真の追加を先に済ませ、口コミはそのあと日々の運用で積み上げます。広告を検討するのは、地図の情報が整ってからです