
月10万円から始められます。
ただし費用の大半はOTAの手数料なので、そこを計算に入れてください。
自館サイトからの予約を増やすほど、手元に残る金額が増えます。
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目次
目次
- 旅館のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 手数料を費用として数える
- 旅館のWeb集客では、何にお金がかかるのか
- 写真が予約を決める
- OTAの手数料を、どう扱うのか
- 自館名の広告を出す
- 週末に需要が集中することを、費用にどう配分するのか
- 平日向けのプランを作る
- 口コミのスコアに、費用をかけるべきか
- 返信は全部にする
- 従業員の採用に、費用をかけるべきか
- 売り止めている部屋数を数える
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 自館名の広告は残す
- 何から手をつければいいのか
- 見る数字を決めておく
- よくある質問
- まとめ
月10万円から始められます。
ただし費用の大半はOTAの手数料なので、そこを計算に入れてください。
自館サイトからの予約を増やすほど、手元に残る金額が増えます。
旅館のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月10万円から始められます。
ただし費用の大半はOTAの手数料なので、そこを計算に入れてください。
自館サイトからの予約を増やすほど、手元に残る金額が増えます。
旅館の1泊2食の単価は1万5千円から4万円です。
客室数が上限で、それ以上は売れません。
一方で、OTA経由の予約には手数料がかかります。
売上の10パーセントから15パーセントになることが一般的です。
月の費用の目安
| 段階 | 月の費用 | やること |
|---|---|---|
| 最低限 | 10万円〜20万円 | 自館サイトの整備、写真、地図の情報 |
| 標準 | 30万円〜80万円 | 上記+自館名の検索広告、口コミへの返信 |
| 積極的 | 100万円〜300万円 | 上記+繁忙期の集中投下、媒体を広げる |
この表の数字は説明のための仮の値です。
手数料を費用として数える
月の売上が2千万円で、そのうち1,500万円がOTA経由、手数料が12パーセントなら180万円です。
広告費が月30万円でも、実際には210万円の費用が出ています。この2つを合わせて考えてください。
旅館のWeb集客では、何にお金がかかるのか
費用は、OTAの手数料、写真、自館サイト、検索広告の4つです。
このうち手数料が圧倒的に大きくなります。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| OTAの手数料 | 0円 | 売上の10〜15パーセント | 最も大きい |
| 写真の撮影 | 20万円〜60万円 | 0円〜10万円 | 部屋、料理、風呂 |
| 自館サイト | 60万円〜200万円 | 1万円〜5万円 | 予約機能が要る |
| 予約エンジン | 10万円〜50万円 | 1万円〜5万円 | 自館予約を受ける |
| 検索広告 | 0円 | 10万円〜50万円 | 自館名と地域名 |
| 口コミへの返信 | 0円 | 0円 | 時間だけ |
この表の数字は説明のための仮の値です。
写真が予約を決める
旅館は写真で選ばれます。
部屋からの景色、料理、風呂、館内の様子。
季節ごとに撮り直すと、その時期の雰囲気が伝わります。
外注すると1回20万円から60万円ですが、数年使えます。
自館名の検索広告は効率が良い
旅館名で検索する人は、すでにその旅館を知っている人です。
ここで自館サイトに来てもらえば、OTAの手数料がかかりません。
1泊3万円の予約で手数料が3,600円なら、広告費を千円かけても2,600円が残ります。
OTAの手数料を、どう扱うのか
自館名での検索広告に費用をかけて、自館サイトからの予約を増やしてください。
ただし契約の規約を確認してから判断してください。
OTAは集客してくれますが、手数料がかかります。
一方で、旅館名を知っている人がOTA経由で予約すると、その手数料は集客の対価とは言いにくくなります。
予約経路と手数料
| 経路 | 手数料 | 実質の粗利 |
|---|---|---|
| OTA経由(新規) | 10〜15パーセント | 集客の対価として妥当 |
| OTA経由(自館名で検索) | 10〜15パーセント | 集客していないのに手数料 |
| 自館サイト経由 | 決済手数料のみ | 手数料が残る |
| 電話予約 | 0円 | 全額残る |
自館名の広告を出す
旅館名旅館名 予約で検索した人に、自館サイトの広告を出します。
1クリック50円から200円程度です。
この人が自館サイトから予約すれば、数千円の手数料が浮きます。
規約を確認する
OTAによっては、自館サイトの価格を同じかそれ以下にすることを求める規約があります。
また、直接予約への誘導が制限される場合があります。
自分が使っているサービスの規約を確認してください。
いきなり切り替えない
OTAを止めると、新規の予約がなくなります。
稼働率が落ちて、固定費だけが出ていきます。
自館サイトからの予約が増えてきてから、比率を変えてください。
複数のOTAを使う
1つに依存すると、手数料の変更に対応できません。複数に掲載すると、リスクが分散します。
週末に需要が集中することを、費用にどう配分するのか
平日に空きがあるなら、平日に向けた費用を使ってください。
週末が埋まっているのに週末向けの広告を出しても、意味がありません。
曜日と稼働
| 時期 | 稼働 | やること |
|---|---|---|
| 週末・連休 | 埋まりやすい | 広告は不要。単価を上げる |
| 平日 | 空きがある | 平日限定のプランを作る |
| 繁忙期 | 埋まる | 広告は不要 |
| 閑散期 | 空きが多い | 広告を出す |
平日向けのプランを作る
平日は、退職後の層、平日休みの人、外国からの旅行者が動きます。
この層に向けたプランと価格を用意します。
平日だけ安くする、平日限定の特典を付ける。
稼働していない部屋は売上が0円なので、価格を下げても埋まれば売上になります。
週末は単価を上げる
埋まっている週末に広告を出す必要はありません。
このときは価格を上げるほうが利益が増えます。
同じ稼働率でも、単価が上がれば売上が増えます。
閑散期の対策
旅館には閑散期があります。
地域によって時期は違いますが、この時期は空きが出ます。
閑散期に向けたプラン、地域のイベントと組み合わせた企画。ここに費用をかける価値があります。
口コミのスコアに、費用をかけるべきか
スコアを上げる直接の費用はかかりませんが、対応の時間が必要です。
スコアが下がると、同じ広告費でも予約が減ります。
OTAの口コミスコアは、表示の順位と予約の決定に大きく影響します。
スコアが0.3下がるだけで、予約が目に見えて減ることがあります。
返信は全部にする
良い口コミにも悪い口コミにも返信します。
返信があると、見ている人は旅館が見ていると分かります。
費用は0円で、時間だけです。
悪い口コミへの返信
言い訳をしないでください。
指摘された点を認め、直すことを書きます。
その返信は、次に見る人にも読まれます。
誠実な返信は、悪い口コミの影響を和らげます。
指摘された点を実際に直す
同じ指摘が続くなら、それは実際の問題です。
掃除、設備、対応。
直すには費用がかかりますが、口コミが改善すれば予約が増えます。
広告費を増やすより効きます。
見返りを出さない
口コミを書いてもらう見返りに特典を出すことは、多くのサービスの規約で禁止されています。掲載時点の各サービスの規約を確認してください。
従業員の採用に、費用をかけるべきか
人が足りなくて部屋を売り止めているなら、採用の費用が先です。
客室があっても、対応できる人がいなければ受けられません。
旅館は人手のかかる業態です。
料理、配膳、清掃、フロント。
人が足りないと、客室を売り止めることになります。
売り止めた部屋は、売上が0円です。
売り止めている部屋数を数える
人手が理由で売り止めている部屋が何室あるか。
この数字が、採用にかけるべき費用の根拠になります。
採用の費用と売上を比べる
1室1泊3万円の部屋を、月10日売り止めているなら、月30万円の売上を失っています。
年間360万円です。
この損失に対して、採用に50万円かけるのは合理的です。
求人に書くべきこと
勤務時間、中抜けの有無、寮の有無、休日の数、繁忙期の勤務。
旅館の仕事は中抜けがあることが多く、これを知らずに入ると辞めます。
正直に書くほうが、長い目で見て安く済みます。
書く費用は0円です。
自館サイトに採用ページを置く
求人サイトを見た人は、旅館のサイトを確認します。
どんな旅館か、どんな人が働いているか。
これがあるかどうかで、応募が変わります。
費用を削るなら、どこを削るのか
削る順番は、繁忙期の広告、OTAの上位表示枠、サイトの改修の順です。
写真と口コミへの返信は削らないでください。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは繁忙期の広告、理由は埋まっている時期に出しても意味がない。
2については、削るものはOTAの上位表示枠、理由は下げても掲載は残る。
3については、削るものはサイトの改修、理由はいま予約が来ているなら後回しでよい。
4については、削るものはパンフレットの作り直し、理由はサイトで代替できる。
削らないについては、削るものは写真、理由は予約を決める材料。
削らないについては、削るものは口コミへの返信、理由はスコアに効き、予約に跳ね返る。
削らないについては、削るものは自館名の検索広告、理由は手数料が浮く。
自館名の広告は残す
自館名の検索広告は、手数料を減らす手段です。
1クリック百円台で、数千円の手数料が浮きます。
費用対効果が最も良い部分なので、削らないでください。
削った分を平日の企画に回す
繁忙期の広告を削って、平日と閑散期のプラン作りに時間を使う。空いている日を埋めるほうが、利益への効果が大きくなります。
何から手をつければいいのか
自館名の検索広告を出すことと、写真を撮り直すことが先です。
どちらも手数料の削減と予約の増加に直接効きます。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることはOTAの手数料の総額を計算する、費用の目安は0円、期間は1週間。
2については、やることは自館名の検索広告を出す、費用の目安は月3万円〜10万円、期間は1か月。
3については、やることは部屋・料理・風呂の写真を撮り直す、費用の目安は20万円〜60万円、期間は1か月。
4については、やることは口コミへの返信を全部する、費用の目安は0円、期間は1か月。
5については、やることは平日限定のプランを作る、費用の目安は0円、期間は1か月。
6については、やることは自館サイトの予約機能を整える、費用の目安は10万円〜50万円、期間は2か月。
この表の数字は説明のための仮の値です。
見る数字を決めておく
稼働率だけでは判断できません。
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
自館サイト経由の比率については、出し方は自館予約÷総予約数、目安は上がっているか。
OTAの手数料の総額については、出し方は手数料の合計、目安は下がっているか。
曜日別の稼働率については、出し方は曜日ごとに計算、目安は平日が上がっているか。
口コミスコアについては、出し方はOTAごとに記録、目安は下がっていないか。
自館サイト経由の比率が全部を変える
この比率が2割から3割に上がれば、手数料が数十万円減ります。
売上が同じでも、手元に残る金額が増えます。
広告を増やすより、こちらのほうが確実です。
1年は続けて見る
旅館は季節による波が大きい業態です。
月ごとの比較では、季節の影響と施策の効果が混ざります。
前年の同じ月と比べてください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
旅館のWebマーケティング費用は月いくらが適正ですか
OTAの手数料を含めて、売上の12パーセントから18パーセントが一般的な水準です。手数料だけで10パーセントから15パーセントに達するため、追加の広告費は自館名の検索に絞るのが効率的です。この数字は説明のための仮の値です。
OTAの手数料を減らすにはどうすればいいですか
自館名で検索した人に自館サイトの広告を出し、そこから予約してもらう形が効きます。1クリック百円台で数千円の手数料が浮きます。ただし直接予約への誘導が制限される規約があることがあるため、契約内容を確認してください。
週末は埋まっているのに平日が空いています
埋まっている週末に広告を出す必要はありません。平日は退職後の層や平日休みの人が動くため、平日限定のプランを作るほうが埋まりやすくなります。
口コミのスコアが下がって予約が減りました
スコアは表示の順位と予約の決定に大きく影響します。全部の口コミに返信し、同じ指摘が続いている点は実際に直してください。広告費を増やすより効きます。
人手が足りなくて部屋を売り止めています
売り止めている部屋数と失っている売上を計算してください。1室3万円の部屋を月10日売り止めているなら年間360万円の損失です。この金額に対して採用に費用をかけるのは合理的です。
まとめ
- 月10万円から始められます。ただし費用の大半はOTAの手数料なので、そこを計算に入れてください。自館サイトからの予約を増やすほど、手元に残る金額が増えます
- 費用は、OTAの手数料、写真、自館サイト、検索広告の4つです。このうち手数料が圧倒的に大きくなります
- 自館名での検索広告に費用をかけて、自館サイトからの予約を増やしてください。ただし契約の規約を確認してから判断してください
- 平日に空きがあるなら、平日に向けた費用を使ってください。週末が埋まっているのに週末向けの広告を出しても、意味がありません
- スコアを上げる直接の費用はかかりませんが、対応の時間が必要です。スコアが下がると、同じ広告費でも予約が減ります
- 人が足りなくて部屋を売り止めているなら、採用の費用が先です。客室があっても、対応できる人がいなければ受けられません
- 削る順番は、繁忙期の広告、OTAの上位表示枠、サイトの改修の順です。写真と口コミへの返信は削らないでください
- 自館名の検索広告を出すことと、写真を撮り直すことが先です。どちらも手数料の削減と予約の増加に直接効きます