
常連を守るのか、新しい客層を取るのかを決めることが最初です。
客層が高齢化していく流れは、放置すると戻せません。
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目次
目次
- 理容室が最初に決めるべきことは何か
- 客層を決める
- どこから客が来ているのかをどう把握するのか
- 初回の客に聞く
- 若い層をどう取り込むのか
- 使われている言葉で書く
- 常連との関係をどう保つのか
- 段階的に変える
- 単価をどう上げるのか
- 顔そりを前に出す
- 1席あたりの回転をどう考えるのか
- 埋まり方を見る
- 再来をどう作るのか
- 次回の目安を伝える
- 何から手をつければいいのか
- 記録は今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
常連を守るのか、新しい客層を取るのかを決めることが最初です。
客層が高齢化していく流れは、放置すると戻せません。
理容室が最初に決めるべきことは何か
常連を守るのか、新しい客層を取るのかを決めることが最初です。
客層が高齢化していく流れは、放置すると戻せません。
常連で成り立っているが、新しい客が入ってこない。
これが多くの理容室が抱えている状況です。
客層を決める
今の常連を中心にするのか、若い層も取りに行くのか。
両方を同時に狙うと、店の印象が定まりません。
得意な技術を決める
フェード、刈り上げ、シェービング、ビジネス向けのカット。
何が得意かを決めると、それで探した人に届きます。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 客層 | 今の常連中心 | 安定するが先細りする |
| 客層 | 若い層も取る | 店の印象を変える必要がある |
| 技術 | 特定の髪型に強い | それを探す人が来る |
| 施術 | シェービングを前に出す | 理容室だけの施術 |
単価が低く来店の頻度が短い
1回の金額は限られますが、1か月から2か月で来ます。在籍する年数で見ると、大きな売上になります。
どこから客が来ているのかをどう把握するのか
初回の客に、どこで知ったかを聞いて記録します。
通りがかり、検索、地図、紹介。
どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります。
常連が中心だと、新規がどこから来ているか分かりません。
初回の客に聞く
会計のときに、どこで知ったかを1つ聞きます。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 通りがかり、検索、地図、紹介 |
| 年齢層 | どの層が来たか |
| 希望した髪型 | 何を頼まれたか |
| 再来したか | 2回目が来たか |
年齢層を記録する
新規のうち、若い層がどのくらいいるか。
これが分かると、施策の効果が見えます。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自店の記録で確かめてください。
若い層をどう取り込むのか
バーバーやフェードといった言葉を使い、施術の写真を増やすことです。
若い層は文章ではなく写真で判断します。
20代や30代は、床屋という言葉で探しません。
使われている言葉で書く
バーバー、メンズカット、フェード、刈り上げ。
こうした言葉を使うと、その言葉で探した人に届きます。
若い層に届く記載
| 記載する内容 | 届く相手 |
|---|---|
| フェード、刈り上げ | 特定の髪型を探している人 |
| バーバー | 雰囲気で探している人 |
| シェービング | 顔そりを受けたい人 |
| 最終受付の時間 | 仕事帰りに来たい人 |
施術の写真を増やす
仕上がりの写真が、最も強い材料になります。
了解を得たうえで、顔が写らない角度で撮ります。
店内の印象を見直す
古い印象のままだと、若い層は入りません。改装しなくても、明るい時間に撮り直すだけで印象が変わります。
常連との関係をどう保つのか
若い層を取りに行っても、常連が離れないようにすることです。
両方に配慮した進め方が要ります。
急に店の印象を変えると、常連が違和感を持ちます。
段階的に変える
一度にすべてを変えず、少しずつ変えます。
常連にも説明しておきます。
両立させる方法
| 方法 | 効くしくみ |
|---|---|
| 段階的な変更 | 常連が違和感を持たない |
| 時間帯で分ける | 客層が混ざりにくい |
| 技術は変えない | 常連が求めるものを保つ |
| 発信で分ける | 若い層には別の経路で届ける |
常連の口コミも頼む
何年も通っている人の感想は、初めての人にとって強い材料になります。
頼まれないと書かない人がほとんどです。
常連の年齢を把握する
今の客層の年齢分布が分かると、何年後にどうなるかが見えます。
単価をどう上げるのか
カットだけの客に、顔そりやその他の施術を知ってもらうことです。
理容室でしか受けられない施術があることを、知らない人がいます。
カットだけでは、1人あたりの金額に限りがあります。
顔そりを前に出す
顔そりができるのは理容室だけです。
これを知らない若い層がいます。
単価につながる施術を、項目ごとに見ていきます。
顔そりについては、説明できることは理容室だけの施術。
シャンプーについては、説明できることは頭皮の状態に応じて。
ヘッドスパについては、説明できることは時間をかけたケア。
カラーについては、説明できることは白髪への対応。
料金表を見える形にする
何がいくらでできるかを、店内と地図の両方に出します。
押しつけない
毎回勧めると、警戒されます。選択肢として示す形にします。
1席あたりの回転をどう考えるのか
席の数が決まっている以上、受けられる数には上限があります。
空いている時間に来てもらうほうが、実際の売上につながります。
土日の午後に集中し、平日の午前が空きます。
埋まり方を見る
どの曜日のどの時間が埋まっているか。
偏りが見えると、対策が決まります。
状況ごとの方針を、項目ごとに見ていきます。
すべて埋まっているについては、取るべき方針は単価を上げる。
土日だけ埋まるについては、取るべき方針は平日に来られる層に向けて書く。
空きが多いについては、取るべき方針は新規の獲得に力を入れる。
待ち時間が長いについては、取るべき方針は予約の仕組みを検討する。
平日の午前を埋める
高齢の方、在宅で働く人、シフトの仕事の人。
その層に向けた案内をします。
予約を受けるかどうか
予約制にすると待ち時間が減りますが、飛び込みの客を逃します。どちらを取るかを決めます。
再来をどう作るのか
次回の目安を伝えることです。
1か月から2か月という周期を、本人が意識する形にします。
理容室の売上は、通い続ける客の数で決まります。
次回の目安を伝える
髪型を保つには、どのくらいで来るとよいか。
これを伝えると、周期が定まります。
再来に効く要素を、項目ごとに見ていきます。
次回の目安については、効くしくみは周期が定まる。
次回の予約については、効くしくみは忘れられない。
記録を残すについては、効くしくみは前回と同じにできる。
会話については、効くしくみは関係が続く。
記録を残す
どういう髪型にしたか、どこをどう切ったか。
これがあると、次回に同じにできます。
次回の予約を取る
予約を受けているなら、その場で取ります。
何から手をつければいいのか
客層をどうするかを決め、新規がどこから来ているかを記録することが先です。
その後に、施術の写真と料金表を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは客層と得意な技術を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは初回の客にきっかけを聞く記録、かかる時間の目安は継続。
3については、やることは料金の内訳を明示する、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることは施術の写真を撮る習慣をつける、かかる時間の目安は継続。
5については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
6については、やることは顔そりなどの施術を前に出す、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは次回の目安を伝える流れを作る、かかる時間の目安は1時間。
記録は今日から始められる
会計のときに1つ聞くだけで、明日から始められます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
施術をしながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
若い客が入ってきません
バーバーやフェードといった、実際に使われている言葉で書いてください。施術の写真を増やすことも効きます。若い層は文章ではなく写真で判断します。
店の印象を変えると常連が離れませんか
一度にすべてを変えず、段階的に進めてください。技術は変えず、発信の経路を分ける形なら、両立できます。常連にも説明しておきます。
単価が上がりません
顔そりができるのは理容室だけです。これを知らない若い層がいます。料金表を店内と地図の両方に出し、選択肢として示してください。
土日だけ混んで平日が空きます
平日の午前に来られる層に向けて書いてください。高齢の方や在宅で働く人がいます。予約を受けるかどうかも、待ち時間の管理として検討します。
常連に口コミを頼んでもいいですか
頼んでください。何年も通っている人ほど、頼まれないと書きません。長年の利用者の感想は、初めての人にとって最も強い材料になります。
まとめ
- 常連を守るのか、新しい客層を取るのかを決めることが最初です。客層が高齢化していく流れは、放置すると戻せません
- 初回の客に、どこで知ったかを聞いて記録します。通りがかり、検索、地図、紹介。どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります
- バーバーやフェードといった言葉を使い、施術の写真を増やすことです。若い層は文章ではなく写真で判断します
- 若い層を取りに行っても、常連が離れないようにすることです。両方に配慮した進め方が要ります
- カットだけの客に、顔そりやその他の施術を知ってもらうことです。理容室でしか受けられない施術があることを、知らない人がいます
- 席の数が決まっている以上、受けられる数には上限があります。空いている時間に来てもらうほうが、実際の売上につながります
- 次回の目安を伝えることです。1か月から2か月という周期を、本人が意識する形にします
- 客層をどうするかを決め、新規がどこから来ているかを記録することが先です。その後に、施術の写真と料金表を整えます