
物件と工事の両方を任せる相手を決める場面で、必ず会社名が調べられるからです。
総額が大きく、やり直しがきかない買い物なので、確認の行動が他の商材より強く出ます。
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目次
目次
- リノベーションで、会社名での検索が最後の判断を左右する理由
- 確認される対象が、二重になる
- 会社名で検索した人は、何を確かめているのか
- 確認の対象は、悪い情報の有無
- 知ってもらうための投資を、何で評価するか
- 評価する数字を、先に決める
- 会社名が広がる経路を、どう作るか
- 引き渡した住まいが、最も強い
- 評判を調べる検索に、どう備えるか
- 対応の基本は、情報の量を増やすこと
- 会社名での検索に、広告を出すべきか
- 出す判断の材料
- 知ってもらう費用と、取りにいく費用の分け方
- 比率を、期初に決める
- リノベーションで会社名の検索を増やす手順
- 測定の例で確認する
- よくある質問
- まとめ
物件と工事の両方を任せる相手を決める場面で、必ず会社名が調べられるからです。
総額が大きく、やり直しがきかない買い物なので、確認の行動が他の商材より強く出ます。
リノベーションで、会社名での検索が最後の判断を左右する理由
物件と工事の両方を任せる相手を決める場面で、必ず会社名が調べられるからです。
総額が大きく、やり直しがきかない買い物なので、確認の行動が他の商材より強く出ます。
検討の終盤で、候補が2社か3社に絞られます。
その段階で、必ず会社名が検索されます。
ここで何が見つかるかが、最後の判断に効きます。
確認される対象が、二重になる
工事をする会社としての信頼と、物件の取引を任せる相手としての信頼。
この二つが同時に確認されます。
どちらか一方でも不安が残ると、決まりません。
リノベーションで会社名の検索で確認されること
| 確認される内容 | 不安が残ると起きること |
|---|---|
| 会社の実体と規模 | 大きな金額を任せられないと判断される |
| 過去の工事の内容 | 自分の希望と合うかが判断できない |
| 取引の安心感 | 契約や資金の面で不安が残る |
| 評判に関する情報 | 決定が先送りになる |
| 引き渡し後の対応 | 長く付き合えるかが判断できない |
| 担当者に関する情報 | 人で選ぶ判断ができない |
会社名で調べられる回数が、成約に先行する
会社名での検索が増えている時期は、数か月後の成約が増えます。
この数字は、先行して動く指標として使えます。
認知がないと、比較の土俵にも乗らない
そもそも候補に入らないと、検索もされません。認知と獲得は、別々の投資として設計します。
会社名で検索した人は、何を確かめているのか
不安の解消です。
良い情報を探しているのではなく、悪い情報がないかを確認しています。
検討の終盤の検索は、期待ではなく不安から始まります。
その前提で、何を用意するかを決めます。
確認の対象は、悪い情報の有無
トラブルの話がないか。
工事が途中で止まった話がないか。
この確認が済むと、次に進みます。
リノベーションで終盤に確認される情報と、用意するもの
| 確認したいこと | 探し方 | 用意しておくもの |
|---|---|---|
| 悪い情報がないか | 会社名と評判の組み合わせ | 事実に基づく情報の公開 |
| 実際の工事の質 | 事例と過程の記録 | 工程の記録の公開 |
| 金額の妥当性 | 費用の説明 | 費用の構造の説明 |
| 会社の実体 | 会社の情報 | 所在地と体制と実績の明示 |
| 引き渡し後の対応 | 対応の記録 | 保証の範囲と窓口の明示 |
| 担当者の人柄 | 担当者の情報 | 担当者の考え方の発信 |
情報がないことが、不安になる
悪い情報がないことと、情報が何もないことは違います。
何もない状態は、判断できないという不安を生みます。
公開する情報の量を、判断の材料として設計する
会社の体制、工事の実績、費用の考え方。
基本的な情報を、確実に公開しておきます。
担当者の情報も、判断の材料になる
長い期間を一緒に進める相手です。担当者の考え方が分かる情報があると、判断が早くなります。
知ってもらうための投資を、何で評価するか
会社名での検索の件数と、その後の相談の件数で評価します。
直接の成果では測れないため、遅れて現れる数字で見ます。
認知への投資は、すぐには成果が出ません。
評価の数字を決めておかないと、期末に削られます。
評価する数字を、先に決める
会社名での検索の件数。
その検索から相談に至った率。
全体の相談に占める、会社名からの比率。
リノベーションで認知への投資を評価する数字
| 見る数字 | 現れる時期 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 会社名での検索の件数 | 数か月後 | 伸びているか |
| 会社名からの相談の件数 | 検索の直後 | 検索が相談に変わっているか |
| 全体の相談に占める比率 | 半年後 | 依存の構造が変わっているか |
| 会社名からの契約に至る率 | 半年以降 | 他の経路より高いか |
| 相談時に他社を検討した数 | 随時 | 候補の中での位置 |
会社名からの相談は、契約に至る率が高い
すでに候補として絞られた状態で来ます。
比較の対象が少ないので、値引きの要求も減ります。
認知の投資を、別枠で管理する
当期の受注を狙う枠と同じ枠に入れると、削られます。
別枠にして、評価の時期も分けます。
効果が出るまでの期間を、先に合意する
半年から一年かかります。この期間を経営と合意してから始めます。
会社名が広がる経路を、どう作るか
引き渡した住まいと、地域の中での接点の2つです。
対応できる範囲が限られるので、広い認知より範囲内の認知を厚くします。
全国に名前が知られる必要はありません。
対応できる範囲の中で知られている状態を作ります。
引き渡した住まいが、最も強い
完成した住まいは、周囲の人が見ます。
住んでいる人が話します。
この経路は、費用がほとんどかかりません。
リノベーションで会社名が広がる経路
| 経路 | 届く範囲 | 費用 | 効くまでの期間 |
|---|---|---|---|
| 引き渡した住まいと住んでいる人の話 | 周囲と知人 | ほぼ不要 | 引き渡し後すぐ |
| 完成した住まいの見学会 | 範囲内の検討層 | 中くらい | 開催のたび |
| 事例と過程の発信 | 検討している層 | 制作の費用 | 数か月 |
| 地域を対象にした広告 | 範囲内の広い層 | 大きい | 数か月 |
| 地域の仲介や設計との関係 | 物件を探す層 | 時間 | 半年以降 |
| 既存の顧客からの紹介 | 知人 | ほぼ不要 | 随時 |
発信の内容が、認知の質を決める
名前だけが知られても、何の会社か分からなければ候補になりません。
どういう条件のときに向く会社かが伝わる形で発信します。
地域を対象にした広告は、範囲を厳密にする
対応できない範囲に出すと、費用が無駄になります。
配信の範囲と、対応できる範囲を一致させます。
発信を、止めない
認知の蓄積は、止めると減ります。少ない量でも続けることを優先します。
評判を調べる検索に、どう備えるか
事実に基づく情報を、自社から公開しておきます。
何も公開していないと、断片的な情報だけが判断の材料になります。
評判に関する検索は、必ず起こります。
止めることはできないので、材料を用意します。
対応の基本は、情報の量を増やすこと
否定的な情報を消すことはできません。
事実に基づく情報を増やして、判断の材料を厚くします。
リノベーションで評判の検索に備えて用意する情報を、項目ごとに見ていきます。
工事の過程の記録については、効き方は実際の進め方が分かる、注意する点は顧客の許可が要る。
想定外が出たときの対応の記録については、効き方は誠実さが伝わる、注意する点は事実のみを書く。
保証の範囲と対応の手順については、効き方は不安が減る、注意する点は範囲外も明示する。
引き渡し後の対応の実績については、効き方は長い関係が見える、注意する点は個別の情報を出しすぎない。
顧客の声については、効き方は第三者の視点、注意する点は許可と内容の範囲を確認する。
会社の体制と実績については、効き方は実体が分かる、注意する点は根拠が示せる範囲で。
顧客の声の扱いには、注意が要る
掲載の許可と、内容の範囲の確認が必要です。
何をどこまで掲載してよいかは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
掲載の前に確認する担当を、社内に置きます。
否定的な内容への直接の反論は、避ける
反論すると、かえって注目を集めます。
事実に基づく情報を増やすことで対応します。
根本の原因は、対応の質にある
評判の情報は、対応の結果です。引き渡し後の対応の速さを改善することが、最も確実な対策になります。
会社名での検索に、広告を出すべきか
競合が自社の名前に広告を出している場合は、出す判断が要ります。
出していない場合は、費用の割に得るものが少なくなります。
会社名での検索は、広告を出さなくても自然に見つかります。
それでも出す場面があります。
出す判断の材料
競合が自社の名前で広告を出しているか。
自社の情報が、検索の結果で見つけやすい位置にあるか。
この2つで判断します。
リノベーションで会社名への出稿を判断するを、項目ごとに見ていきます。
競合が自社の名前に出稿しているについては、出稿の判断は出す、理由は候補から外れるのを防ぐ。
外部の媒体が自社の名前で上位にあるについては、出稿の判断は出す、理由は自社の情報へ誘導する。
自社の情報が確実に見つかるについては、出稿の判断は出さない、理由は費用に見合わない。
検索の件数が少ないについては、出稿の判断は出さない、理由は認知の形成が先。
複数の拠点があり情報が分散しているについては、出稿の判断は出す、理由は適切な情報へ誘導する。
出稿の効果を、切り分けて測る
会社名への出稿は、出さなくても得られた相談を含みます。
出稿を止めた期間の数字と比べて、増分を測ります。
出稿の費用は、認知の枠に入れない
会社名への出稿は、獲得の枠です。
認知の枠と混ぜると、認知の投資の評価ができません。
誤解を招く表現に注意する
会社名を含む広告の表現には、注意が必要な場面があります。何をどこまで書けるかは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
知ってもらう費用と、取りにいく費用の分け方
比率を先に決めて、期中に動かさない形にします。
同じ枠で管理すると、成果が見えやすい獲得の側にすべて寄ります。
認知への投資は、成果が遅れて現れます。
獲得と同じ枠で評価すると、必ず負けます。
比率を、期初に決める
集客の総費用のうち、何割を認知に使うか。
この比率を経営と合意します。
リノベーションで認知と獲得の予算を分けるを、項目ごとに見ていきます。
獲得の枠については、対象は検討が進んでいる層、評価の時期は当期、評価の数字は契約件数と獲得費用。
認知の枠については、対象は範囲内の広い層、評価の時期は半年から一年、評価の数字は会社名での検索の件数。
関係の維持の枠については、対象は引き渡し済みの顧客、評価の時期は随時、評価の数字は紹介の件数。
情報の蓄積の枠については、対象は情報の制作と更新、評価の時期は一年以上、評価の数字は自然な流入と指名の伸び。
認知の比率は、事業の段階で変える
立ち上げの時期は、獲得に寄せます。
一定の規模になったら、認知の比率を上げます。
削減のときに、認知を最初に削らない
認知の投資は、止めると回復に時間がかかります。
削減の順番を、期初に決めておきます。
認知の成果を、毎月報告する
成果が遅いからこそ、進捗を毎月見せます。報告がないと、存在を忘れられて削られます。
リノベーションで会社名の検索を増やす手順
いま会社名がどれだけ検索されているかを測ることから始めます。
基準となる数字がないと、伸びたかどうかが判断できません。
認知の施策は、測定から始まります。
測らずに始めると、効果の議論が印象になります。
リノベーションで会社名の検索を増やす進め方を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは会社名での検索の件数と、そこからの相談を測る、期間の目安は3週間。
2については、やることは会社名で検索したときに見つかる情報を点検する、期間の目安は2週間。
3については、やることは不足している基本的な情報を公開する、期間の目安は4週間。
4については、やることは認知と獲得の予算の比率を経営と合意する、期間の目安は3週間。
5については、やることは引き渡した住まいから広がる経路を設計する、期間の目安は4週間。
6については、やることは評価の時期と数字を決めて毎月報告する、期間の目安は継続。
測定の例で確認する
数字は説明のための仮の値です。
会社名での検索が月100件、そこからの相談が8件、全体の相談60件のうち会社名からが8件だとします。
比率は13%なので、これを20%に上げることを一年の目標に置く、といった形で計画します。
見る数字を決める
リノベーションで会社名の広がり方を点検する数字を、項目ごとに見ていきます。
会社名での検索の件数については、頻度は毎月、判断の目安は伸びているか。
会社名からの相談の件数については、頻度は毎月、判断の目安は検索が相談に変わっているか。
全体の相談に占める会社名からの比率については、頻度は四半期、判断の目安は依存の構造の変化。
会社名からの契約に至る率については、頻度は四半期、判断の目安は他の経路との比較。
紹介からの相談の件数については、頻度は四半期、判断の目安は周囲への広がり。
見学会の参加者から相談に至った数については、頻度は開催ごと、判断の目安は接点の質。
伸びない時期があることを、前提にする
数か月は動かないことがあります。
短期で判断せず、一年の単位で見ます。
発信の内容を、定期的に見直す
名前が知られても、何の会社か伝わらなければ候補になりません。
どういう条件のときに向くかが伝わっているかを確認します。
リノベーションで会社名を知ってもらう投資の判断がつかない場合は、無料相談で現状の数字を一緒に整理するところから始められます。認知の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
リノベーションで会社名の検索はなぜ最後の判断を左右しますか
総額が大きくやり直しがきかないため、検討の終盤で必ず会社名が調べられます。工事をする会社としての信頼と、物件の取引を任せる相手としての信頼の両方が確認され、どちらかに不安が残ると決まりません。
会社名で検索した人は何を見ていますか
悪い情報がないかの確認です。良い情報を探しているわけではありません。ただし情報が何もない状態も、判断できないという不安を生みます。基本的な情報を確実に公開しておいてください。
認知への投資はどう評価しますか
会社名での検索の件数と、そこから相談に至った件数です。効果が出るまでに半年から一年かかるため、獲得の枠とは別枠にして評価の時期も分けます。成果が遅いからこそ進捗は毎月報告してください。
会社名に広告を出すべきですか
競合が自社の名前に出稿している場合と、外部の媒体が自社の名前で上位にある場合は出す判断が要ります。自社の情報が確実に見つかるなら費用に見合いません。効果は出稿を止めた期間と比べて増分で測ります。
評判に関する検索にはどう備えますか
否定的な情報を消すことはできないため、事実に基づく情報を増やして判断の材料を厚くします。工事の過程の記録や保証の範囲の明示が効きます。最も確実な対策は引き渡し後の対応の速さを改善することです。
まとめ
- 物件と工事の両方を任せる相手を決める場面で、必ず会社名が調べられるからです。総額が大きく、やり直しがきかない買い物なので、確認の行動が他の商材より強く出ます
- 不安の解消です。良い情報を探しているのではなく、悪い情報がないかを確認しています
- 会社名での検索の件数と、その後の相談の件数で評価します。直接の成果では測れないため、遅れて現れる数字で見ます
- 引き渡した住まいと、地域の中での接点の2つです。対応できる範囲が限られるので、広い認知より範囲内の認知を厚くします
- 事実に基づく情報を、自社から公開しておきます。何も公開していないと、断片的な情報だけが判断の材料になります
- 競合が自社の名前に広告を出している場合は、出す判断が要ります。出していない場合は、費用の割に得るものが少なくなります
- 比率を先に決めて、期中に動かさない形にします。同じ枠で管理すると、成果が見えやすい獲得の側にすべて寄ります
- いま会社名がどれだけ検索されているかを測ることから始めます。基準となる数字がないと、伸びたかどうかが判断できません