パーソナルジムのマーケティング組織の作り方

採用の計画と同じ場に置きます。
集客だけを切り離すと、提供できない契約を取る組織になります。
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目次
目次
- トレーナーの採用が上限になる事業で、集客の役割はどこに置くのか
- 店舗に集客の数字を持たせる
- 採用と集客を、同じ責任者の下に置くのか
- 責任者に求められるもの
- 最初に置くべき役割は、どれか
- 人を増やす前に作業を書き出す
- 店舗ごとの責任者と本部で、どの判断をどちらが持つのか
- 表現の確認は本部に集める
- 出店が進むとき、組織はどこから足りなくなるのか
- 一人が見られる店舗の数を決めておく
- 少ない人数で複数の店舗を見る工夫は、どこにあるのか
- 報告の形式を一つにする
- 外部に任せる範囲を、どこで切り分けるのか
- 委託先が変わっても残るものを作る
- 集客の組織は、どの順で整備するのか
- よくある質問
- まとめ
採用の計画と同じ場に置きます。
集客だけを切り離すと、提供できない契約を取る組織になります。
トレーナーの採用が上限になる事業で、集客の役割はどこに置くのか
採用の計画と同じ場に置きます。
集客だけを切り離すと、提供できない契約を取る組織になります。
この事業で提供できる量は、トレーナーの人数で決まります。
集客がどれだけ成果を出しても、人がいなければ提供できません。
そのため、集客の計画は採用の計画と切り離せません。
別々に立てると、必ずどちらかが余ります。
契約が取れても人がいなければ、提供の質が落ちます。
人がいても契約がなければ、人件費だけが出ます。
このため、集客の役割は採用の計画と同じ場に置いてください。
同じ場で、月ごとの提供できる回数を見る形になります。
役割そのものを一つにする必要はありません。
計画を立てる場を同じにすれば足ります。
店舗に集客の数字を持たせる
集客の数字を本部だけが持っていると、店舗の側に当事者意識が生まれません。
契約の成果が届いても、自分の数字として読まれないためです。
店舗の損益の中に、集客の費用と経路別の契約を入れてください。
入れると、店舗の責任者が経路に関心を持ちます。
関心が生まれると、現場からの情報も戻り始めます。
組織の形を変える前に、数字の置き場所を変えるほうが早く効きます。
集客の計画は、採用の計画と同じ場に置いてください。店舗の損益に集客の費用と経路別の契約を入れると、当事者意識が生まれます。
採用と集客を、同じ責任者の下に置くのか
同じ責任者の下に置きます。
別の組織にすると、提供できる回数の見通しが二つに分かれます。
採用と集客は、同じ稼働をめぐる判断です。
別の組織に置くと、二つの会議で別々に決まります。
別々に決まると、提供できる回数の見通しが二つできます。
どちらを前提に計画を立てるかで、話が合いません。
同じ責任者の下に置くと、一つの見通しで決まります。
決まった順序も記録に残ります。
ただし、役割そのものは分けたままにします。
同じ人が両方を持つと、手が回らなくなります。
責任者は、二つの提案を受けて決める立場に置きます。
自ら手を動かす立場にすると、判断が偏ります。
採用と集客を同じ場で見る形
| 見る数字 | 単位 | 採用が使う場面 | 集客が使う場面 |
|---|---|---|---|
| 月ごとの提供できる回数 | 店舗と時間帯ごと | 人員の計画 | 集客の必要量 |
| 先の稼働の埋まり方 | 店舗と時間帯ごと | 採用の時期 | 配分の判断 |
| 契約後の離脱の比率 | 店舗ごと | 教育の見直し | 集める層の見直し |
| 一件から残る粗利 | 店舗ごと | 人件費の設計 | 獲得の上限 |
責任者に求められるもの
この責任者に必要なのは、媒体の知識ではありません。
提供できる回数と契約の量の関係を読めることです。
現場の経験がある人が務めると、稼働の実感が判断に入ります。
一方で、獲得の上限の計算には慣れが要ります。
どちらの出身でも、最初の数か月は数字の作り方に時間を使ってください。
作り方を人に任せると、判断の前提を確かめられなくなります。
採用と集客は同じ責任者の下に置き、役割は分けたままにしてください。責任者は手を動かさず、提案を受けて決める立場に置きます。
最初に置くべき役割は、どれか
稼働と契約を店舗別に並べられる人です。
広告を動かす役割より先に、提供できる回数を見える形にする人が要ります。
集客の人員を増やすとき、最初に思い浮かぶのは広告を動かす役割です。
この事業では、その前に置くべき役割があります。
提供の予約、契約の記録、トレーナーの勤務、広告費が別々の場所にあるためです。
これを一枚にまとめられないと、判断の材料が作れません。
最初に置くのは、この作業ができる人です。
表計算と予約の仕組みの知識があれば足ります。
二人目は、採用の進みと集客の必要量をつなぐ役割です。
提供できる回数の見通しを、月ごとに更新します。
広告を動かす役割は、三人目以降で構いません。
最初のうちは、外部に任せても判断の質は落ちません。
人を増やす前に作業を書き出す
人を増やす前に、今ある作業を書き出してください。
書き出すと、誰もやっていない作業と、二重にやっている作業が見つかります。
二重になっている作業を整理するだけで、一人分の時間が出ることがあります。
出た時間を、数字をまとめる作業に充てます。
書き出しの単位は、月に何時間かかっているかです。
時間で書くと、人員の必要性が数字で説明できます。
最初に置くのは、稼働と契約を店舗別に並べられる人です。広告を動かす役割は外部に任せても、判断の質は落ちません。
店舗ごとの責任者と本部で、どの判断をどちらが持つのか
価格と契約の形は本部、稼働の配分と枠の確保は店舗が持ちます。
分け方の基準は、その判断が日々の提供に直結するかどうかです。
判断を分ける基準は、組織の都合ではありません。
その判断が日々の提供に直結するかどうかです。
価格と契約の形は、店舗ごとに変えると管理が複雑になります。
本部が決める形が現実的です。
稼働の配分と、カウンセリングに充てる枠の確保は店舗が持ちます。
その日の予約の状況で決まるためです。
訴求の中身は、中間にあります。
使える表現の範囲は本部が決め、商圏に応じた調整は店舗が行います。
計測の設計と数字の定義は、本部が持ちます。
店舗ごとに定義が違うと、店舗をまたいだ比較ができません。
トレーナーを抱える事業の本部と店舗の分担
| 判断 | 持つ側 | 理由 | 見直す間隔 |
|---|---|---|---|
| 価格と契約の形 | 本部 | 店舗ごとに変えると複雑になる | 年ごと |
| 使える表現の範囲 | 本部 | 確認の責任が集中する | 年ごと |
| 稼働の配分と枠の確保 | 店舗 | その日の予約で決まる | 日ごと |
| 採用の募集と選考 | 本部と店舗 | 要件は共通、面談は店舗 | 四半期ごと |
| 計測の設計と数字の定義 | 本部 | 店舗をまたいだ比較に要る | 年ごと |
| 商圏に応じた訴求の調整 | 店舗 | 競合と層が違う | 四半期ごと |
表現の確認は本部に集める
体の変化に関わる表現には、注意が要る領域があります。
店舗ごとに判断すると、範囲がばらつきます。
使える表現の範囲は、本部が一度決めて文書にしてください。
文書があれば、店舗は判断せずに従えます。
範囲の確認は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで行ってください。
確認の時期も、年に一度と決めておきます。
日々の提供に直結する判断は店舗、揃える必要がある判断は本部です。使える表現の範囲は、本部に集めてください。
出店が進むとき、組織はどこから足りなくなるのか
作業ではなく、採用と稼働をつなぐ判断の時間から足りなくなります。
作業は外に出せますが、人と契約の見通しをつなぐ作業は外に出せません。
店舗が増えると、最初に増えるのは作業の量です。
出稿の設定、報告の作成、画面の更新が店舗の数だけ増えます。
この部分は、外部に出すか仕組みで減らせます。
足りなくなるのは、その先にある判断の時間です。
店舗ごとに採用の進みも稼働の状況も違います。
見通しを更新する作業は、店舗の数だけ発生します。
一人が見られる店舗の数には限りがあります。
限界を超えると、どの店舗も同じ配分で運用されます。
同じ配分で運用された店舗は、稼働の差が数字に出なくなります。
出なくなった時点で、判断の材料が失われます。
一人が見られる店舗の数を決めておく
上限を決めずに店舗を増やすと、限界は静かに超えます。
超えたことは、数字の悪化としてすぐには表れません。
一人あたり何店舗までという上限を、先に決めてください。
決めておくと、出店の計画と同時に採用の計画が立ちます。
上限の目安は、月ごとに見通しを更新できるかで判断します。
更新できない数になっていれば、すでに超えています。
足りなくなるのは作業ではなく、採用と稼働をつなぐ判断の時間です。一人あたりの店舗数の上限を先に決めてください。
少ない人数で複数の店舗を見る工夫は、どこにあるのか
判断の回数を減らす設計に置きます。
毎月ゼロから決める項目を減らすと、同じ人数で見られる店舗が増えます。
人数を増やせない場合、減らせるのは判断の回数です。
作業の効率化より、判断の回数のほうが時間を使っています。
減らす方法は、条件で決まる形にすることです。
稼働がこの水準を超えたら集客を絞る、という形にします。
条件で決まる項目が増えるほど、毎月の判断は減ります。
判断が要るのは、条件の外に出たときだけになります。
条件の設計は、四半期に一度で足ります。
四半期ごとにまとめて見直し、期中は条件に従います。
もう一つは、店舗をいくつかの群に分けることです。
商圏の性格が似た店舗を束ねると、訴求を共有できます。
判断の回数を減らす仕組み
| 対象 | 条件で決める内容 | 見直す間隔 |
|---|---|---|
| 集客を絞るかどうか | 稼働の水準 | 四半期ごと |
| 予算の配分 | 稼働の空きの大きさ | 四半期ごと |
| カウンセリングの枠の数 | 稼働の空きの大きさ | 四半期ごと |
| 採用を進めるかどうか | 先の稼働の見通し | 四半期ごと |
| 訴求の入れ替え | 離脱の比率の水準 | 半年ごと |
報告の形式を一つにする
店舗ごとに報告の形式が違うと、読む側の時間が消えます。
形式を一つにすると、読む時間が店舗の数に比例しなくなります。
形式を揃えるには、数字の定義を先に揃える必要があります。
定義が違うまま形式だけ揃えても、並べた数字が比較できません。
揃える作業は本部が持ちます。
店舗ごとに作らせると、また分かれます。
少ない人数で見るには、作業ではなく判断の回数を減らしてください。条件で決まる項目を増やし、似た店舗を群にまとめます。
外部に任せる範囲を、どこで切り分けるのか
判断の前提を作る作業は社内、実行の作業は外部に切り分けます。
前提を外に出すと、社内に材料が残らなくなります。
外部に出す範囲を決める基準は、費用ではありません。
その作業の結果が、社内に材料として残るかどうかです。
提供できる回数と契約の量をつなぐ計算は、社内に残る材料です。
この計算を外に出すと、判断の根拠が社外にできます。
出稿の設定と日々の調整は、実行の作業です。
結果は数字としてしか残らないため、外に出しても材料は失われません。
訴求の制作も、外に出せる作業です。
ただし、使える表現の範囲の決定は社内に残します。
採用に関わる作業は、一部を外に出せます。
要件の設計は社内、募集の運用は外部という分け方になります。
委託先が変わっても残るものを作る
委託先を替える場面は、必ず来ます。
そのときに社内に何も残らない状態だと、引き継ぎに時間がかかります。
残すべきものは三つです。
一件から残る粗利の計算、稼働の上限の置き方、使える表現の範囲です。
この三つが社内にあれば、替えるのは実行の作業だけになります。
三つとも外にある状態では、替える判断そのものができません。
切り分ける基準は費用ではなく、材料が社内に残るかどうかです。粗利の計算、稼働の上限、表現の範囲の三つは社内に残してください。
集客の組織は、どの順で整備するのか
採用と集客の計画を同じ場にすることからです。
組織の形を決める前に、提供できる回数の見通しを一つにします。
組織を整備する作業は、役割を並べることから始まりません。
提供できる回数の見通しを一つにすることから始まります。
最初にやるのは、採用と集客の計画を同じ場で立てることです。
月ごとの提供できる回数を、一つの表で見る形にします。
次に、店舗の損益に集客の費用と経路別の契約を入れます。
入れると、店舗の責任者が集客の数字に関心を持ちます。
三つ目が、判断の所在を本部と店舗で分けることです。
日々の提供に直結する判断は店舗、揃える判断は本部に置きます。
四つ目に、最初の一人を置きます。
稼働と契約を店舗別に並べられる人です。
最後に、外部に出す範囲を切り分けます。
前提を作る作業は社内、実行の作業は外部という形です。
集客の組織を整備する順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 採用と集客の計画を同じ場で立てる | 経営と両責任者 | 三週間 |
| 2 | 店舗の損益に集客の費用と契約を入れる | 経理と経営 | 三週間 |
| 3 | 本部と店舗の判断の分け方を決める | 経営と店舗の責任者 | 三週間 |
| 4 | 稼働と契約を並べる役割を置く | 経営 | 採用に応じて |
| 5 | 使える表現の範囲を本部で文書にする | 本部 | 三週間 |
| 6 | 外部に出す範囲を前提と実行で切り分ける | 集客の責任者 | 二週間 |
置いた後に見るのは、四半期では一人あたりの店舗数と見通しの更新の実施です。
月次では、店舗ごとの報告が同じ形式で揃っているかを見ます。
人数の充足を人員の数で見ないでください。
見るのは、提供できる回数の見通しを月ごとに更新できているかです。
組織は形からではなく、提供できる回数の見通しを一つにすることから整備してください。見通しが一つになると、多くの議論が減ります。
集客の組織の整備で判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
採用と集客の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
集客の計画は採用と分けてよいですか
分けないでください。提供できる量がトレーナーの人数で決まるため、別々に立てると必ずどちらかが余ります。月ごとの提供できる回数を、一つの表で見る形にしてください。
採用と集客は同じ責任者の下に置きますか
同じ責任者の下に置き、役割は分けたままにしてください。別の組織だと提供できる回数の見通しが二つでき、どちらを前提にするかで話が合わなくなります。
最初に置く役割は何ですか
稼働と契約を店舗別に並べられる人です。提供の予約、契約の記録、トレーナーの勤務、広告費が別々の場所にあるため、まとめられないと判断の材料が作れません。
本部と店舗で判断をどう分けますか
日々の提供に直結する判断は店舗、揃える必要がある判断は本部です。価格と契約の形と計測の設計は本部、稼働の配分とカウンセリングの枠の確保は店舗が持ちます。
使える表現の範囲は誰が決めますか
本部が一度決めて文書にしてください。店舗ごとに判断すると範囲がばらつきます。確認は掲載時点の最新の公式ガイドラインで行い、確認の時期も年に一度と決めておきます。
まとめ
- 採用の計画と同じ場に置きます。集客だけを切り離すと、提供できない契約を取る組織になります
- 同じ責任者の下に置きます。別の組織にすると、提供できる回数の見通しが二つに分かれます
- 稼働と契約を店舗別に並べられる人です。広告を動かす役割より先に、提供できる回数を見える形にする人が要ります
- 価格と契約の形は本部、稼働の配分と枠の確保は店舗が持ちます。分け方の基準は、その判断が日々の提供に直結するかどうかです
- 作業ではなく、採用と稼働をつなぐ判断の時間から足りなくなります。作業は外に出せますが、人と契約の見通しをつなぐ作業は外に出せません
- 判断の回数を減らす設計に置きます。毎月ゼロから決める項目を減らすと、同じ人数で見られる店舗が増えます
- 判断の前提を作る作業は社内、実行の作業は外部に切り分けます。前提を外に出すと、社内に材料が残らなくなります
- 採用と集客の計画を同じ場にすることからです。組織の形を決める前に、提供できる回数の見通しを一つにします