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決める材料と決める人が定まっていないと、この順番が固定します。
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目次
目次
- テーマが毎回その場しのぎになるのは、なぜか
- 日程が先に決まる構造
- テーマの材料は、どこから取るのか
- 社内にある材料
- 商材の説明とテーマは、どう違うのか
- 主語の入れ替わりが起きる場所
- 年間のテーマを、どう並べるのか
- 段階で分けて配置する
- 共催や外部の登壇者を入れる場合、テーマをどう決めるのか
- 決める順番を先に合意する
- テーマが尽きたときは、どうするのか
- 尽きる原因を切り分ける
- テーマの良し悪しは、どう判定するのか
- 分けて見る数字
- 設計に入る前に決めること
- 見る数字を決める
- よくある質問
- まとめ
開催日が先に決まり、テーマを後から埋めているからです。
決める材料と決める人が定まっていないと、この順番が固定します。
テーマが毎回その場しのぎになるのは、なぜか
開催日が先に決まり、テーマを後から埋めているからです。
決める材料と決める人が定まっていないと、この順番が固定します。
ウェビナーのテーマ決めは、開催の2週間前に始まることがあります。
この時点では、選べる範囲が限られています。
日程が先に決まる構造
年間の開催回数を先に決めると、日程が埋まります。
そのあとでテーマを探すため、話せる人がいる主題に寄ります。
結果として、社内の都合で決まったテーマが並びます。
テーマの決まり方と、その結果
| 決まり方 | 起きること | 参加者への影響 |
|---|---|---|
| 日程から逆算して埋める | 話せる人の都合で決まる | 関心と合わない |
| 直近の商材の都合で決める | 商品説明に近づく | 申し込みが減る |
| 前回の反応が良かった主題を繰り返す | 同じ層にしか届かない | 参加者が固定する |
| 競合の開催内容に合わせる | 後追いになる | 差が出ない |
| 顧客の質問から起こす | 関心と合う | 準備に時間がかかる |
決める人が決まっていない
テーマの決定権がマーケにあるのか、事業側にあるのかが曖昧なことがあります。
関係者の意見を集めると、当たり障りのない主題に落ち着きます。
決める人を一人にすると、主題が尖ります。
材料の置き場がない
顧客から出た質問や、商談で詰まった論点は、その場で消えます。記録する場所がないため、テーマを決めるときに手元に何もありません。
テーマの材料は、どこから取るのか
商談の場で出た質問と、失注の理由が最も確かな材料です。
検索の需要から探すと、既に答えが出ている主題に寄ります。
テーマの質は、材料をどこから取るかで決まります。
社内にある材料
営業が商談で受けた質問。
提案が通らなかったときの理由。
既存顧客から運用中に出た相談。
これらは、他社が同じ内容で開催できない材料です。
材料の種類と、テーマへの向き方
| 材料 | 集め方 | テーマとしての強さ |
|---|---|---|
| 商談で出た質問 | 営業から月次で集める | 高い |
| 失注の理由 | 記録から抽出 | 高い |
| 既存顧客からの相談 | サポートの記録 | 高い |
| 過去のウェビナーの質疑 | 開催ごとに記録 | 中くらい |
| 検索の需要 | キーワードの調査 | 中くらい |
| 業界の話題 | 報道や発表 | 低いが集客には効く |
失注の理由をテーマにする
提案が通らなかった理由は、相手が判断に迷った点です。
その迷いを解く内容は、同じ段階にいる人に届きます。
失注の理由を一覧にすると、テーマの候補が自然に出ます。
材料を集める仕組みを作る
月に一度、営業から質問と失注理由を集める場を設けます。記録の形式を決めて、1行ずつ貯めます。この作業が回っていれば、テーマに困ることはなくなります。
商材の説明とテーマは、どう違うのか
テーマは相手の課題を主語にし、商材の説明は自社を主語にします。
主語が自社になった時点で、申し込む理由がなくなります。
テーマの候補が出たあと、内容を詰める段階で主語が入れ替わることがあります。
主語の入れ替わりが起きる場所
企画の段階では課題が主語です。
資料を作る段階で、自社の機能の説明が増えます。
当日には、商品紹介になっています。
主語による違い
| 段階 | 課題を主語にした場合 | 自社を主語にした場合 |
|---|---|---|
| タイトル | 何をどう判断するか | 製品の特徴と機能 |
| 構成 | 課題の分解から入る | 会社紹介から入る |
| 参加の動機 | 自分の課題に当てはまる | 既に検討している人だけ |
| 参加者の層 | 検討前の層も来る | 検討中の層に限られる |
| 開催後の反応 | 質問が出る | 資料請求で終わる |
自社の話を入れる場所を決める
自社の話を一切入れないと、誰が話しているか分からなくなります。
課題の整理を主にして、最後に自社の考え方を置く形にします。
配分を先に決めておくと、資料作成の途中でぶれません。
タイトルで判断される
申し込むかどうかは、タイトルと数行の説明で決まります。タイトルに自社の製品名が入っていると、既に知っている人しか申し込みません。
年間のテーマを、どう並べるのか
検討の段階で並べます。
同じ段階の回が続くと、参加者の層が固定します。
テーマを1回ずつ決めていると、全体の偏りに気づけません。
年間で並べて確認します。
段階で分けて配置する
課題に気づく段階、判断基準を作る段階、進め方を決める段階。
この3つを年間の中で配置します。
年間のテーマ配置の考え方
| 段階 | 扱う内容 | 想定する参加者 | 年間での比率の考え方 |
|---|---|---|---|
| 課題に気づく | 業界の構造と、起きている変化 | 接点のない層 | 新規獲得を狙う回に配置 |
| 判断基準を作る | 判断の軸と、比較の仕方 | 検討を始めた層 | 最も多く配置 |
| 進め方を決める | 実務の手順と、社内の進め方 | 検討中の層 | 商談化を狙う回に配置 |
| 運用を深める | 導入後の活用 | 既存顧客 | 関係維持のために配置 |
同じ主題を段階を変えて扱う
主題を変えずに、扱う段階を変える方法があります。
同じ課題について、気づく回と、判断する回を分けます。
準備の負担が減り、参加者の層も広がります。
年間の計画は半期で見直す
1年分を固定すると、変化に対応できません。
半期ごとに、後半の予定を見直す形にします。
業界の動きに合わせる回を用意する
制度の変更や大きな発表があった年は、その内容を扱う回の需要が高まります。年間の計画に、埋めない回を数回残しておきます。
共催や外部の登壇者を入れる場合、テーマをどう決めるのか
相手の集客力に寄せると、自社の課題から離れます。
テーマの主導権を、どちらが持つかを先に決めます。
共催は集客の面で有効ですが、テーマの設計が難しくなります。
決める順番を先に合意する
共催で決めておくことを、項目ごとに見ていきます。
テーマの決定権については、決めないと起きることは双方の希望が混ざる、決める時期は企画の開始時。
参加者データの扱いについては、決めないと起きることは後から揉める、決める時期は企画の開始時。
訴求する課題については、決めないと起きることは話が2つに割れる、決める時期は企画の開始時。
登壇の時間配分については、決めないと起きることは片方が長くなる、決める時期は企画の開始時。
開催後の接触の分担については、決めないと起きることは同じ相手に両社から連絡、決める時期は企画の開始時。
課題を1つに絞る
共催の相手と自社で、扱う課題を1つに絞ります。
2社がそれぞれの課題を話すと、参加者から見て回の主旨が分かりません。
同じ課題を、異なる立場から扱う形にします。
外部の登壇者を入れる場合
外部の登壇者は集客に効きますが、内容が一般論に寄ることがあります。
登壇者に自社の課題認識を事前に共有し、扱う範囲を合わせます。
共有がないまま依頼すると、自社の話とつながりません。
参加者データの取り扱い
共催で取得した参加者の情報をどこまで利用できるかは、事前の取り決めによります。取り扱いの範囲は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
テーマが尽きたときは、どうするのか
材料の集め方が止まっている合図です。
新しい主題を探すより、材料を集める仕組みを戻します。
テーマが尽きたという状態は、それ自体が症状です。
尽きる原因を切り分ける
テーマが尽きる原因と、対応を、項目ごとに見ていきます。
材料の収集が止まっているについては、確認の仕方は直近3か月の記録件数、対応は収集の場を再開する。
同じ段階ばかり扱っているについては、確認の仕方は過去1年のテーマを段階で分類、対応は空いている段階を埋める。
主題を広げすぎたについては、確認の仕方は1回の内容の範囲を確認、対応は範囲を絞って複数回にする。
話せる人が限られているについては、確認の仕方は登壇者の人数、対応は社内の登壇者を増やす。
開催頻度が高すぎるについては、確認の仕方は準備工数と開催間隔、対応は頻度を落とす。
主題を絞って回数を増やす
広い主題を1回で扱うと、次に話すことがなくなります。
同じ主題を細かく分けると、複数回に展開できます。
範囲が狭いほど、内容は具体的になります。
頻度を落とす判断
テーマが尽きているのに開催を続けると、内容の質が落ちます。
参加者は、質の低下に敏感です。
回数を減らして1回の中身を厚くするほうが、年間の成果は安定します。
登壇できる人を増やす
同じ人が毎回話すと、扱える範囲が限られます。営業や技術の担当が登壇できる形を作ると、主題の幅が広がります。
テーマの良し悪しは、どう判定するのか
申し込み数ではなく、参加率と質疑の量で判定します。
申し込み数は、タイトルと集客の力を示すだけです。
テーマの評価を申し込み数で行うと、集客のうまさと混同します。
分けて見る数字
テーマの評価に使う数字を、項目ごとに見ていきます。
申し込み数については、何を示すかはタイトルと集客の力、読み方はテーマの評価には使わない。
参加率については、何を示すかは期待との一致、読み方は低いと内容と期待がずれている。
視聴の継続時間については、何を示すかは内容と関心の一致、読み方は途中離脱が多いと深さが合っていない。
質疑の件数については、何を示すかは自分の課題として聞いたか、読み方は多いほどテーマが合っている。
アンケートの自由記述の量については、何を示すかは関与の度合い、読み方は書かれる量が質を示す。
再参加率については、何を示すかは次も聞きたいか、読み方は継続の指標。
質疑の量を記録する
質問が出ないのは、内容が完結していたからではありません。
自分の課題として聞いていない場合、質問は出ません。
質疑の件数を回ごとに記録すると、テーマの当たり外れが見えます。
悪かった回の記録を残す
反応が薄かった回について、何がずれていたかを1行で残します。
段階がずれていたのか、範囲が広すぎたのか。
この記録が、次のテーマ選びの材料になります。
商談化率はテーマだけの結果ではない
商談化率は、開催後の接触の設計にも左右されます。テーマの評価に使う場合は、接触の条件を揃えた回どうしで比べます。
設計に入る前に決めること
商談で出た質問と失注理由を集める場を作ることからです。
材料が貯まれば、テーマを探す作業はなくなります。
テーマ決めの仕組みは、開催の準備とは別に作ります。
切り替えの段取りを、項目ごとに見ていきます。
1については、やることはテーマを決める人を一人に決める、期間の目安は1週間。
2については、やることは商談の質問と失注理由を集める場を月次で設定、期間の目安は1か月。
3については、やることは過去1年のテーマを検討の段階で分類する、期間の目安は1週間。
4については、やることは空いている段階を埋める形で半期の計画を作る、期間の目安は2週間。
5については、やることはテーマの評価に使う数字を決めて記録を始める、期間の目安は1週間。
6については、やることは埋めない回を半期に数回残しておく、期間の目安は計画時。
見る数字を決める
数字は説明のための仮の値です。
たとえば申し込み200名で参加が80名なら参加率40%、質疑が3件なら参加者あたりの質問は少ない状態です。
同じ主題で段階を変えた回と比べると、どちらが合っていたかが見えます。
変化を捉える数字を、項目ごとに見ていきます。
参加率については、見る頻度は開催ごと、目安の考え方は期待と内容が合っているか。
視聴の継続時間については、見る頻度は開催ごと、目安の考え方は深さが合っているか。
質疑の件数については、見る頻度は開催ごと、目安の考え方は自分の課題として聞いたか。
段階別の開催回数については、見る頻度は半期、目安の考え方は偏っていないか。
材料の記録件数については、見る頻度は月次、目安の考え方は収集が回っているか。
材料の記録は1行で足りる
詳細に書こうとすると続きません。
質問の内容と、誰から出たかの2項目で十分です。
決めた人が変わるときの引き継ぎ
テーマの決定権が移るときは、過去の評価の記録も渡します。
記録がないと、同じ失敗を繰り返します。
ウェビナーのテーマが決められない場合は、無料相談で現状の材料を一緒に整理するところから始められます。年間の企画ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
ウェビナーのテーマはどこから探せばいいですか
商談で出た質問と、提案が通らなかった理由が最も確かな材料です。他社が同じ内容で開催できない主題になります。検索の需要から探すと、既に答えが出ている主題に寄ります。
商材の説明をテーマにしてはいけませんか
主語が自社になった時点で、既に検討している人しか申し込みません。課題の整理を主にして、最後に自社の考え方を置く配分を先に決めてください。
年間のテーマはどう並べればいいですか
検討の段階で並べます。課題に気づく回、判断基準を作る回、進め方を決める回を年間に配置してください。同じ段階が続くと参加者の層が固定します。
テーマが尽きてしまいました
材料を集める仕組みが止まっている合図です。直近3か月の記録件数を確認してください。主題を細かく分けて複数回に展開する方法と、開催頻度を落として中身を厚くする方法があります。
テーマが良かったかどうかは何で判断しますか
申し込み数はタイトルと集客の力を示すだけです。参加率、視聴の継続時間、質疑の件数で判断してください。質問が出ないのは、自分の課題として聞かれていない場合があります。
まとめ
- 開催日が先に決まり、テーマを後から埋めているからです。決める材料と決める人が定まっていないと、この順番が固定します
- 商談の場で出た質問と、失注の理由が最も確かな材料です。検索の需要から探すと、既に答えが出ている主題に寄ります
- テーマは相手の課題を主語にし、商材の説明は自社を主語にします。主語が自社になった時点で、申し込む理由がなくなります
- 検討の段階で並べます。同じ段階の回が続くと、参加者の層が固定します
- 相手の集客力に寄せると、自社の課題から離れます。テーマの主導権を、どちらが持つかを先に決めます
- 材料の集め方が止まっている合図です。新しい主題を探すより、材料を集める仕組みを戻します
- 申し込み数ではなく、参加率と質疑の量で判定します。申し込み数は、タイトルと集客の力を示すだけです
- 商談で出た質問と失注理由を集める場を作ることからです。材料が貯まれば、テーマを探す作業はなくなります