
入会数と退会数を分けて、在籍の月数を出します。
入会があっても同じだけ辞めていれば、生徒数は増えません。
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目次
目次
- 音楽教室で生徒が増えないとき、何を見るべきか
- 三つの数を分ける
- 発表会が退会のきっかけになるのは、なぜか
- 発表会の前後で起きること
- 楽器の購入が入会の障壁になるとき、どうするか
- 障壁の中身
- 体験に来た人が入会しないのは、なぜか
- 見通しが立たない
- 検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
- 楽器ごとに探されている
- 在籍が続かないのは、どういうときか
- 続かない理由
- 講師の枠に上限があることを、どう扱うか
- 枠の使い方
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 直す順番
- よくある質問
- まとめ
入会数と退会数を分けて、在籍の月数を出します。
入会があっても同じだけ辞めていれば、生徒数は増えません。
音楽教室で生徒が増えないとき、何を見るべきか
入会数と退会数を分けて、在籍の月数を出します。
入会があっても同じだけ辞めていれば、生徒数は増えません。
音楽教室の売上は、在籍する生徒数と月謝で決まります。
そして、在籍数は入会と退会の差です。
三つの数を分ける
音楽教室で分けて見る数
| 数える対象 | 意味 | 落ちているときに疑うところ |
|---|---|---|
| 体験の申込数 | 体験に来た人数 | 認知、楽器の壁、料金 |
| 入会率 | 体験後に入会した割合 | 体験の内容、費用の説明 |
| 在籍の月数 | 入会から退会までの期間 | 上達の見え方、練習の負担、発表会 |
講師の枠に上限がある
講師一人が担当できるレッスンの数には限りがあります。
この上限を把握したうえで、生徒数の目標を立ててください。
子どもと大人で客層が違う
子どもの生徒は、保護者が決めます。
大人の生徒は、本人が決めます。
そして、通う目的も、辞める理由も違います。
数字は説明のための仮の値です。自教室の記録に置き換えてください。
発表会が退会のきっかけになるのは、なぜか
準備の負担が大きく、終わった時点で区切りがつくからです。
発表会の後に、次の目標を示してください。
発表会は、練習の目標になります。
そして、終わった後に辞める人が出ます。
発表会の前後で起きること
発表会をめぐる動き
| 時期 | 起きやすいこと | 打てる手 |
|---|---|---|
| 準備の期間 | 練習の負担が増える | 無理のない曲を選ぶ |
| 直前 | うまくできるか不安になる | できている部分を伝える |
| 本番 | 達成感がある | その場で次の話をする |
| 終わった後 | 区切りがついて辞める | 次の目標を示す |
終わった直後に次を示す
発表会が終わった時点で、次に何を目指すかを伝える。
これがないと、そこで終わりになります。
準備の負担を調整する
難しい曲を選ぶと、練習が負担になります。
そして、嫌になって辞めることがあります。
その人の状態に合った曲を選んでください。
発表会は目標であって、負担ではありません。
出ない選択肢
発表会に出たくない人がいます。
強制すると、それが辞める理由になります。
出ない選択肢を用意してください。
保護者にとっての発表会
子どもの生徒の場合、発表会は保護者が成果を見る機会です。
だから、そこでの様子が継続の判断に影響します。できている部分を、保護者に伝えてください。
楽器の購入が入会の障壁になるとき、どうするか
レンタルや、購入までの猶予を用意してください。
最初から買わせると、始められません。
楽器が必要な場合、それが入会の障壁になります。
障壁の中身
楽器に関する障壁と、対応
| 障壁 | 対応 |
|---|---|
| 費用が高い | レンタルの用意、中古の案内 |
| 続くか分からない | 一定期間は教室の楽器を使える形 |
| 何を買えばよいか分からない | 選び方の説明、相談に応じる |
| 置く場所がない | 音や大きさの相談 |
| 音が出せない | 音を抑える方法の説明 |
買う前に始められる形
続くか分からない状態で、高い楽器を買うことはできません。
最初の数か月は教室の楽器を使える。
レンタルを用意する。
この形があると、始めやすくなります。
選び方を説明する
いざ買うとなったとき、何を選べばよいか分かりません。
価格の目安、選ぶときの基準、どこで買えばよいか。
これを説明できると、信頼されます。
家での練習環境
音を出せる環境があるかどうか。
これも障壁になります。
音を抑える方法、練習の時間帯、電子の楽器という選択肢。
これを説明してください。
体験に来た人が入会しないのは、なぜか
続けられる見通しが立たないからです。
練習の負担と、費用の総額を示してください。
体験は楽しかった。
しかし、入会には至らない。
見通しが立たない
体験後に示すべきこと
| 示すこと | 示していないと |
|---|---|
| 週にどのくらい練習が必要か | 負担が分からない |
| どのくらいで何ができるようになるか | 見通しが立たない |
| 費用の総額 | 月謝以外が分からない |
| 楽器はどうするか | 準備の負担が分からない |
| 発表会への参加 | 義務なのか分からない |
練習の負担を正直に伝える
楽器の習得には、家での練習が必要です。
これを伝えずに入会させると、練習が続かず辞めます。
どのくらいの練習が必要かを、先に伝えてください。
費用の総額を示す
月謝、入会金、教材費、発表会の費用、楽器の費用。
これを最初に示してください。
後から出てくると、不信につながります。
上達を断定しない
どのくらいで何ができるようになるかは、個人差があります。
断定的な表現は避けて、目安として伝えてください。
検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
楽器ごとに情報を出し、料金と対象を書いてください。
ピアノ教室 地域名のような検索がされています。
音楽教室を探す人は、習いたい楽器で検索します。
楽器ごとに探されている
検索と、必要な情報を、項目ごとに見ていきます。
楽器名 教室 地域名については、探している人はその楽器を習いたい、必要な情報は料金、レッスンの時間、講師。
大人 楽器名 教室については、探している人は大人の初心者、必要な情報は大人向けのコース、時間帯。
子ども 楽器名 地域名については、探している人は子どもに習わせたい、必要な情報は対象年齢、発表会、料金。
楽器名 初心者については、探している人は始められるか不安、必要な情報は必要な準備、練習の目安。
楽器ごとにページを作る
複数の楽器を扱っている場合、それぞれのページを作ってください。
一つのページにまとめていると、個別の検索には届きません。
大人と子どもで分ける
大人向けと子ども向けでは、伝えるべきことが違います。
大人は、自分のペースで続けられるか、周りに合わせなくてよいか。
子どもは、対象年齢、発表会、保護者への報告。
これを分けて書いてください。
地図情報を埋める
ピアノ教室 地域名で検索したときに地図に出るか。
レッスンの時間、扱う楽器、料金、教室の写真、駐車場。
これらを埋めてください。
費用はかかりません。
在籍が続かないのは、どういうときか
上達が実感できないときと、練習が負担になったときです。
できるようになったことを伝えてください。
音楽の上達には時間がかかります。
そして、その途中で辞める人がいます。
続かない理由
続かない理由と、打てる手を、項目ごとに見ていきます。
上達が実感できないについては、打てる手は前との比較を示す。
練習ができないについては、打てる手は量を調整し、できる形にする。
曲が難しすぎるについては、打てる手はその人に合った曲を選ぶ。
発表会の後については、打てる手は次の目標を示す。
学年が上がって忙しいについては、打てる手は回数や時間帯の調整。
費用の負担については、打てる手は回数の調整。
上達を見える形にする
前はできなかったことが、できるようになっている。
しかし、本人は気づきません。
録音して聞き比べる、以前の楽譜を見せる。
こうした方法で、変化を見せてください。
練習の量を調整する
練習ができないことが、罪悪感になって辞める人がいます。
練習の量を、その人が続けられる形に調整してください。
少しでも続けることのほうが重要です。
生活の変化に対応する
学年が上がる、仕事が忙しくなる、引っ越す。
こうした変化のたびに、続けるかが問われます。相談できる関係があれば、調整して続けられます。
講師の枠に上限があることを、どう扱うか
枠が埋まったら、それ以上は受けられません。
枠の使い方と、講師を増やす計画を考えてください。
音楽教室は、一対一のレッスンが基本です。
だから、講師の枠が生徒数の上限になります。
枠の使い方
枠の管理で考えることを、項目ごとに見ていきます。
どの時間帯が埋まっているかについては、影響は空き時間の活用。
レッスンの時間の長さについては、影響は入れられる人数。
講師ごとの担当数については、影響は負担のバランス。
振替の対応については、影響は枠の効率。
空いている時間帯を活かす
平日の午前や昼は、空きやすい時間帯です。
大人の生徒、未就学の子ども。
この時間に来られる層に案内してください。
講師を増やす
枠を増やすには、講師を増やすしかありません。
そして、講師と生徒の相性があります。
急に増やすと、質にばらつきが出ます。
講師が辞めるとき
講師と生徒の関係で続いています。
講師が辞めると、その生徒も辞めることがあります。引き継ぎの記録と、変更前の顔合わせがあると、影響が小さくなります。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
上達を見える形にすることが最優先です。
費用がかからず、継続に直接効きます。
音楽教室の経営は、在籍の月数で決まります。
直す順番
状態別に見た、着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
在籍が続かないについては、最初にやることは上達を録音や比較で見せる、次にやることは練習の量を調整する、費用をかけるのはは当面は不要。
発表会の後に辞めるについては、最初にやることは終わった直後に次の目標を示す、次にやることは出ない選択肢を用意、費用をかけるのはは当面は不要。
体験から入会しないについては、最初にやることは練習の負担と費用の総額を示す、次にやることは楽器の準備の相談に応じる、費用をかけるのはは転換率が上がってから。
体験が少ないについては、最初にやることは楽器ごとのページを作る、次にやることは料金と地図情報を整備、費用をかけるのはは上を終えてから。
費用がかからないことから
上達の提示、練習の調整、費用の説明、地図情報の整備。
これらに費用はかかりません。
楽器の購入や広告には費用がかかります。
まず継続率を上げてください。
楽器のレンタルを検討する
入会の障壁を下げる効果があります。
ただし、費用がかかるため、効果を見て判断してください。
半年で見る
在籍の月数は、短期間では分かりません。
半年ごとに、平均の在籍月数がどう変わったかを見てください。
自教室の状況をどう読むかで迷う場合は、入会と退会の数を月別に並べるところから始めてください。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断で現状を整理する</a>ことも、<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善の進め方を見る</a>ことも、判断の材料になります。
よくある質問
発表会の後に退会が出ます
終わった直後に、次に何を目指すかを伝えてください。区切りがついた時点で次の目標がないと、そこで終わりになります。
楽器の購入が障壁になっています
レンタルや、最初の数か月は教室の楽器を使える形を用意してください。続くか分からない状態で高い楽器は買えません。
体験から入会につながりません
練習の負担と費用の総額を示してください。続けられる見通しが立たないことが、決められない理由です。
上達が実感できないと言われます
録音して聞き比べる、以前の楽譜を見せるなど、変化を見える形にしてください。本人は日々の変化に気づきません。
講師が辞めると生徒も辞めます
指導の記録を引き継ぎ、変更前に顔合わせの機会を作ってください。影響を完全になくすことはできませんが、小さくできます。
まとめ
- 入会数と退会数を分けて、在籍の月数を出します。入会があっても同じだけ辞めていれば、生徒数は増えません
- 準備の負担が大きく、終わった時点で区切りがつくからです。発表会の後に、次の目標を示してください
- レンタルや、購入までの猶予を用意してください。最初から買わせると、始められません
- 続けられる見通しが立たないからです。練習の負担と、費用の総額を示してください
- 楽器ごとに情報を出し、料金と対象を書いてください。ピアノ教室 地域名のような検索がされています
- 上達が実感できないときと、練習が負担になったときです。できるようになったことを伝えてください
- 枠が埋まったら、それ以上は受けられません。枠の使い方と、講師を増やす計画を考えてください
- 上達を見える形にすることが最優先です。費用がかからず、継続に直接効きます