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リスティング広告で配信されない原因と改善手順|どこから直すか

Web広告公開:2026年9月15日更新:2026年9月15日読了 約19分
リスティング広告で配信されない原因と改善手順|どこから直すか

最初にアカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの順でステータスを確認します。
上位階層で停止していれば、下位階層を直しても配信は再開しません。

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目次

  1. リスティング広告が配信されないときは最初にどのステータスを確認しますか
    • 上位階層から見ると原因を早く絞れます
    • 配信ゼロと配信量不足は分けて考えます
  2. 審査中や不承認と表示されている場合は何を直せばよいですか
    • 審査中なら設定を何度も変更しません
    • 不承認なら理由を先に読みます
  3. 対象外や保留中と表示されている場合はどこを確認しますか
    • 対象外は一つ上の階層を確認します
    • 保留中なら開始日を確認します
    • 一時停止と対象外を混同しないようにします
  4. 制限ありと表示されているのに配信量が少ないのはなぜですか
    • 制限理由を開かなければ対処方法は決まりません
    • 制限ありでも費用が消化されていれば影響度を確認します
  5. 予算による制限と表示された場合は予算だけを増やせばよいですか
    • 予算による制限は配信停止とは違います
    • ステータスが複数重なっていないかを見ます
  6. 入札戦略による制限が出ている場合は何を見直しますか
    • 目標値が厳しすぎると参加できるオークションが減ります
    • コンバージョン計測変更後の配信減少は計測を先に疑います
  7. 検索ボリューム不足やアカウント停止や支払い保留はどう見分けますか
    • 検索ボリューム不足はキーワード単位で確認します
    • 全キャンペーンが止まったらアカウント階層を見ます
    • 支払い保留もアカウント全体の停止要因になります
  8. 管理画面では配信中なのに広告費が消化されない場合は何を確認しますか
    • まずステータスの詳細まで開きます
    • 前日まで配信されていたなら変更履歴を確認します
    • キーワードごとのステータスを確認します
    • 自動入札ならコンバージョン設定まで確認します
    • 配信されないときは表示文言と現象を一致させます
  9. よくある質問
  10. まとめ

最初にアカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの順でステータスを確認します。
上位階層で停止していれば、下位階層を直しても配信は再開しません。

リスティング広告が配信されないときは最初にどのステータスを確認しますか

最初にアカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの順でステータスを確認します。
上位階層で停止していれば、下位階層を直しても配信は再開しません。

リスティング広告が配信されないときは最初にどのステータスを確認しますか

広告費の消化がゼロ、または想定より極端に少ない場合、最初に見るべきなのはクリック単価や検索語句ではありません。
管理画面のステータス欄を上位階層から順に確認します。

リスティング広告は、アカウントが利用可能であり、キャンペーンが配信可能であり、広告グループが有効であり、広告が審査を通過し、キーワードが広告掲載の対象になって初めて配信されます。
どこか一つでも止まっていれば、その下にある設定が正常でも広告費は消化されません。

上位階層から見ると原因を早く絞れます

キャンペーン画面で配信されていない広告を見つけたとき、いきなり広告文やキーワードを編集する必要はありません。
まずキャンペーンのステータスを見ます。

キャンペーンが一時停止、対象外、保留中などの状態であれば、そのキャンペーン内の広告グループやキーワードを調べても原因は解消しません。
逆にキャンペーンが配信可能なら、広告グループ、広告、キーワードへ一段ずつ下ります。

ここで注意したいのは、管理画面によって表示される文言が少し異なることです。
Google広告では有効、有効かつ制限付き、対象外、保留中などが表示され、広告やキーワードの階層では審査やポリシー、検索ボリュームに関する状態も表示されます。
Yahoo!広告でも名称や表示場所は異なりますが、上位設定から下位設定へ確認していく考え方は同じです。

最初に確認する階層と主な停止要因

階層ステータス欄で確認する内容ここで止まる主な原因
アカウント利用可能か、停止や支払いに問題がないかアカウントの一時停止、支払い保留
キャンペーン配信可能か、開始前ではないか一時停止、保留中、対象外、予算制限
広告グループ有効になっているか一時停止、削除、設定不足
広告掲載可能か審査中、不承認、制限あり
キーワード広告掲載対象か検索ボリューム不足、ポリシー、入札上の制限

ステータス欄にマウスを合わせたり、詳細表示を開いたりすると、単に制限ありとだけ表示されるのではなく、制限理由まで確認できる場合があります。
表示されているステータス名だけを記録するのではなく、その理由まで読むことが大切です。

配信ゼロと配信量不足は分けて考えます

配信されないという相談には、完全に表示回数がゼロのケースと、少しだけ表示されるケースがあります。

審査中、不承認、対象外、アカウント停止などは、配信そのものを止める原因になりやすい状態です。
一方、制限あり、予算による制限、入札戦略による制限などは、広告掲載の資格自体はあっても配信機会が減っている状態です。

この違いを最初に分けると、設定変更の方向を誤りにくくなります。

完全に費用がゼロなら、まず停止系のステータスを探します。
少額だけ消化されているなら、制限系のステータスと入札戦略を疑います。

審査中や不承認と表示されている場合は何を直せばよいですか

審査中なら基本的には審査完了を待ち、不承認なら表示されたポリシー理由に沿って広告やリンク先を修正します。
原因を確認せず広告を作り直すと、同じ不承認を繰り返します。

審査中や不承認と表示されている場合は何を直せばよいですか

広告階層で審査中と表示されている場合、その広告は媒体側の確認が完了していません。
この状態では、キャンペーンやキーワードが有効でも広告が十分に配信されないことがあります。

特に新しい広告を作成した直後、広告文を編集した直後、リンク先を変更した直後は、広告のステータスを最初に確認します。

審査中なら設定を何度も変更しません

審査中を見て、配信されないから入札を上げようと判断しても、原因が審査であれば入札変更では解決しません。
広告が掲載可能になる前の問題だからです。

また、審査中だからといって広告文を何度も修正すると、再度確認が必要になることがあります。
配信開始を急ぐほど、原因と関係のない編集を繰り返さないことが大切です。

まず広告単位のステータスを確認し、審査中の広告しか存在しないのか、それとも掲載可能な別の広告が同じ広告グループ内にあるのかを確認します。
掲載可能な広告が一つもなければ、その広告グループは実質的に配信できません。

不承認なら理由を先に読みます

不承認は、広告やリンク先などが広告掲載の要件を満たしておらず、その広告を配信できない状態です。

この場合、広告文だけが原因とは限りません。
広告で使用している表現、リンク先ページ、表示URL、ページ内の記載、業種固有の広告掲載条件などが関係することがあります。

そのため、不承認を見つけたら広告文を推測で書き換えるのではなく、管理画面に表示されている不承認理由を開きます。

たとえばリンク先に関する問題が表示されているのに広告見出しだけを変更しても、審査結果は変わりません。
反対に広告表現が問題なのにLP全体を作り直す必要もありません。

修正する場所は、ステータスの詳細に表示された対象と合わせます。

審査関連のステータスから判断する修正先

表示状態最初に確認する場所主な対応
審査中広告掲載の確認中広告単位のステータス審査完了前の不要な編集を避ける
不承認広告を掲載できない不承認理由の詳細原因となっている広告またはリンク先を修正する
制限あり条件付きで掲載可能制限される理由対象地域や表現、ポリシー条件を確認する

広告が複数本ある場合は、一部だけ不承認になっているのか、広告グループ内の全広告が不承認なのかも確認します。
一部だけなら配信量が減る可能性があります。
すべて不承認なら、その広告グループでは広告を出せません。

対象外や保留中と表示されている場合はどこを確認しますか

対象外は上位階層や構成上の理由で配信資格がない状態を疑い、保留中は開始日など将来の設定を確認します。
広告だけを見るのではなくキャンペーンまで遡って原因を探します。

対象外や保留中と表示されている場合はどこを確認しますか

対象外と表示されたときに注意したいのは、その項目自体に問題があるとは限らないことです。

たとえば広告が対象外になっていても、原因が広告文ではなく、所属するキャンペーンや広告グループの状態にある場合があります。
キャンペーンが停止している、広告グループが停止している、配信できる構成がなくなっているといった状況です。

対象外は一つ上の階層を確認します

広告やキーワードのステータス欄で対象外を見つけたら、その行だけを見続けないようにします。

広告が対象外なら広告グループを確認します。
広告グループが正常ならキャンペーンを確認します。
キャンペーンも正常なら、その広告自身の詳細理由を確認します。

この順番を守ると、原因のない広告文を編集して審査をやり直すといった無駄を減らせます。

対象外という表示は、この状態では広告掲載の対象になっていないという結果を示すものです。
したがって、何によって対象外になっているのかまで確認する必要があります。

保留中なら開始日を確認します

キャンペーンの保留中は、配信開始日がまだ来ていないときに表示される代表的な状態です。

たとえば説明のための仮の値として、9月20日開始のキャンペーンを9月18日に確認すれば、設定自体に問題がなくても配信は始まりません。
この場合に予算やキーワードを変更しても意味がありません。

配信開始日を確認し、意図した日付より後ろになっていれば修正します。
意図した開始日になっているなら、その日まで待てばよい状態です。

終了日も合わせて確認します。
複製した過去キャンペーンや期間限定キャンペーンでは、過去の終了日が引き継がれていることがあります。

一時停止と対象外を混同しないようにします

キャンペーンや広告グループを手動で一時停止している場合、その下位にある広告が対象外に見えることがあります。

このとき、下位の広告を有効化するだけでは配信されません。
親となるキャンペーンまたは広告グループを有効に戻す必要があります。

管理画面で階層を移動するたびに、この階層は有効かを確認すると、停止箇所を発見しやすくなります。

制限ありと表示されているのに配信量が少ないのはなぜですか

制限ありは完全停止ではなく、広告掲載できる条件が限定されている状態です。
広告や業種に関する制限理由を開き、対象地域や表現など配信範囲を狭める要因を確認します。

制限ありと表示されているのに配信量が少ないのはなぜですか

制限ありは、不承認とは意味が異なります。
広告掲載そのものが禁止されているのではなく、掲載できる場所やユーザー、条件などが限定されている状態です。

そのため、表示回数がゼロになるとは限りません。
少しだけ配信される、想定地域の一部でしか配信されない、対象となる検索に対して掲載機会が限定されるといった現象が起こります。

制限理由を開かなければ対処方法は決まりません

制限ありという文字だけを見ても、修正内容は決められません。
ステータスの詳細を開き、何の制限なのかを確認します。

広告表現に関する制限であれば広告文の修正を検討します。
リンク先の内容に起因する場合はLP側を確認します。
対象地域や広告掲載条件に関係する場合は、キャンペーンの地域設定と広告掲載条件が両立しているかを確認します。

ここで避けたいのが、制限ありを見つけた直後に入札単価を上げることです。
配信可能なオークション自体が限定されているなら、入札を上げても配信対象の範囲は広がりません。

制限ありでも費用が消化されていれば影響度を確認します

制限ありだから必ず修正しなければならないわけではありません。
広告掲載したい地域や対象ユーザーに問題なく届いている場合もあります。

見るべきなのは、制限が自社の配信対象と重なっているかです。

たとえば一部の地域のみが制限対象で、その地域にはそもそも広告を出す予定がないのであれば、配信不足の主原因ではない可能性があります。
一方、主要な配信地域が制限対象なら、費用がほとんど消化されない原因になります。

ステータスは、異常か正常かを判断するだけの表示ではありません。
どの条件で掲載可能なのかを読むための情報として使います。

予算による制限と表示された場合は予算だけを増やせばよいですか

予算による制限は、現在の設定なら日予算以上の配信機会がある状態を示します。
ただし消化額自体が少ない場合は、予算を増やす前に入札戦略や他の制限も確認します。

予算による制限と表示された場合は予算だけを増やせばよいですか

キャンペーンのステータスに予算による制限や、それに近い表示が出ている場合、設定している日予算が現在の配信機会に対して小さい状態です。

広告掲載自体は可能です。
ただし媒体側が一日の中で配信を調整するため、参加できる広告オークションが減り、表示回数やクリック数が伸びにくくなります。

予算による制限は配信停止とは違います

予算による制限が表示されているキャンペーンで、すでに設定予算に近い金額が使われているなら、ステータスと実績は一致しています。

説明のための仮の値として、日予算1万円のキャンペーンが毎日9,000円から1万円程度消化されていて予算による制限と表示されている場合、まず疑うべきなのは配信障害ではありません。
さらに配信量を増やしたいなら、予算を増やすか、現在の配信対象を絞るかを判断します。

一方、日予算1万円なのに数百円しか使われていない状態で予算による制限が見えている場合は、予算だけを増やしても解決しないことがあります。

入札戦略、広告の制限、キーワードの状態、計測設定など、別の制約が同時に存在していないかを確認します。

ステータスが複数重なっていないかを見ます

キャンペーンが予算制限を受けながら、入札戦略も厳しい目標に制限されているケースがあります。

この状態では、予算を増やせば必ず広告費が増えるとは限りません。
自動入札が、この条件では目標を満たせる広告オークションが少ないと判断していれば、追加予算があっても入札しないことがあります。

予算による制限を見たら、キャンペーンのステータスだけで終わらず、入札戦略のステータスも確認します。

予算を増やす判断は、予算が原因で配信機会を失っていると確認してから行います。

入札戦略による制限が出ている場合は何を見直しますか

入札戦略による制限では、目標CPAや目標ROAS、入札上限などが厳しすぎないかを確認します。
コンバージョン設定を変更した直後なら、入札より先に計測状態を確認します。

入札戦略による制限が出ている場合は何を見直しますか

キャンペーンが有効で広告も承認済みなのに、費用がほとんど使われない場合、入札戦略のステータスが原因になることがあります。

特に自動入札を利用している場合は、キャンペーンのステータスだけではなく、入札戦略のステータスも確認します。

目標値が厳しすぎると参加できるオークションが減ります

目標CPAや目標ROASを設定している場合、その目標を満たせる可能性が高いと判断された広告オークションを中心に入札が行われます。

説明のための仮の値として、過去のCPAが2万円程度だったキャンペーンで、十分な根拠なく目標CPAを5,000円へ変更したとします。
自動入札が5,000円で獲得できる可能性がある広告オークションをほとんど見つけられなければ、入札自体が慎重になり、費用が急減することがあります。

目標ROASも同じです。
実績から大きく離れた高い目標を設定すると、条件を満たせる広告オークションが限定されやすくなります。

ステータスに入札戦略の制限が表示されたら、直近で目標値を変更していないか、入札上限を設定していないか、予算とのバランスが崩れていないかを確認します。

制限ステータスごとに先に確認する設定

ステータス最初に確認する項目避けたい対応
予算による制限日予算と実際の消化額理由を確認せず予算だけ増やす
入札戦略による制限目標CPA、目標ROAS、入札上限キーワードを大量に追加する
学習中直近の設定変更履歴短期間で設定を何度も変更する
コンバージョン設定の問題主要コンバージョンと計測件数入札目標だけを緩和する

コンバージョン計測変更後の配信減少は計測を先に疑います

自動入札で特に注意したいのが、コンバージョン計測の設定変更後です。

自動入札は、設定されたコンバージョンデータを利用して入札を調整します。
主要なコンバージョンアクションを変更した、計測タグを変更した、コンバージョンとして含める項目を変更した直後に配信量が急減した場合は、入札戦略だけを調整する前に計測を確認します。

変更前まで一日に一定数入っていたコンバージョンが、設定変更を境に管理画面上でほぼゼロになれば、自動入札が参照するデータも変わります。

確認するのは、主要なコンバージョンとして正しいアクションが設定されているか、実際に計測されているか、直近でコンバージョン目標を変更していないかです。

ここで目標CPAを大幅に緩和して一時的に配信量を戻しても、計測が壊れていれば自動入札の判断材料は正常になりません。

配信減少の発生日とコンバージョン設定の変更日が近い場合は、変更履歴まで確認します。

検索ボリューム不足やアカウント停止や支払い保留はどう見分けますか

検索ボリューム不足はキーワード単位、アカウント停止や支払い保留はアカウント全体に影響します。
一部だけ止まっているのか全キャンペーンが止まっているのかで切り分けます。

検索ボリューム不足やアカウント停止や支払い保留はどう見分けますか

配信されない原因を早く見分けるには、影響範囲を見る方法が有効です。

一つのキーワードだけ表示回数が出ないのか、一つのキャンペーンだけ止まっているのか、アカウント内のすべてのキャンペーンが突然止まったのかで、疑うステータスが変わります。

検索ボリューム不足はキーワード単位で確認します

キーワードのステータスに検索ボリューム不足と表示されている場合、そのキーワードに関連する検索が少なく、広告掲載機会がほとんどない状態です。

このステータスが付いているキーワードは、キャンペーンが有効で広告が承認されていても、十分には配信されません。

ここでは検索需要の分析を広げる必要はありません。
配信トラブルを調べる目的なら、まず広告グループ内の主要キーワードがすべて検索ボリューム不足になっていないかを確認します。

一部だけであれば他のキーワードから配信されます。
ほぼすべてのキーワードが同じ状態なら、その広告グループの費用が消化されない理由として説明できます。

対処する場合は、過度に細かく分けたキーワードを見直す、マッチタイプを確認する、実際に検索される表現へ寄せるといった方法があります。
ただし、配信されない原因を特定する段階では、まずステータスとの一致を確認することが先です。

全キャンペーンが止まったらアカウント階層を見ます

昨日まで複数のキャンペーンが配信されていたのに、同じタイミングですべての費用がゼロになった場合、一つずつキーワードを調べる必要性は低くなります。

アカウント全体に影響する状態を先に確認します。

アカウントの一時停止や利用制限が発生していないか、管理画面上部の通知やアカウントステータスを確認します。
ポリシーや広告主確認などに関する通知が出ている場合は、表示された内容に沿って対応します。

キャンペーン単位の一時停止とは影響範囲が異なるため、全部止まったという現象を手掛かりにします。

支払い保留もアカウント全体の停止要因になります

支払いに問題がある場合も、複数キャンペーンが同時に止まる原因になります。

登録している支払い方法で決済できない、残高や請求に関する問題があるなど、広告設定以外の理由で広告掲載が保留されることがあります。

この場合も広告文や入札を修正する必要はありません。
請求や支払いの画面を開き、支払いステータスや警告を確認します。

特に配信量が徐々に減ったのではなく、特定の日からアカウント全体の費用が突然ゼロになった場合は、アカウントステータスと支払い状況を早い段階で確認します。

管理画面では配信中なのに広告費が消化されない場合は何を確認しますか

配信中は広告掲載の資格があることを示すだけで、表示回数を保証する表示ではありません。
ステータス詳細、入札戦略、キーワード状態、変更履歴、計測設定の順に確認します。

管理画面では配信中なのに広告費が消化されない場合は何を確認しますか

最も判断が難しいのが、キャンペーンも広告グループも広告も有効、配信中、掲載可能と表示されているのに、広告費が使われないケースです。

この状態では、明確な停止ステータスが見つからないため、設定上は問題がないように見えます。

ただし配信可能と、実際に十分配信されるは同じ意味ではありません。

まずステータスの詳細まで開きます

一覧画面で有効と表示されていても、詳細を見ると別の制限が出ていることがあります。

キャンペーンのステータス、入札戦略のステータス、広告のポリシーステータス、キーワードのステータスを個別に確認します。

見るべきなのは、有効という文字だけではありません。
制限理由や診断内容が付いていないかまで確認します。

特に少額だけ消化されるケースでは、完全停止よりも制限系の状態を疑います。

前日まで配信されていたなら変更履歴を確認します

配信中なのに急に費用が減った場合、変更履歴は非常に有効です。

配信が落ち始めた日を特定し、その直前に何を変更したかを確認します。

日予算、入札戦略、目標CPA、目標ROAS、地域、広告スケジュール、キーワード、除外キーワード、コンバージョン目標などが対象です。

たとえばキャンペーン自体は配信中でも、広告スケジュールを誤って狭い時間帯に変更していれば、その時間以外では配信されません。

地域設定を変更して配信対象が極端に小さくなっている場合も、キャンペーンの表示は有効なままです。

除外キーワードを追加した結果、主要な検索語句の多くを除外してしまった場合も同様です。

このようなケースでは配信中というステータスと実際の低配信は矛盾しません。
広告掲載できる設定ではあるものの、広告オークションに参加できる場面がほとんどないからです。

キーワードごとのステータスを確認します

キャンペーンが配信中でも、主要キーワードが検索ボリューム不足やその他の制限を受けていれば、広告費は増えません。

キーワード画面で表示回数を確認し、配信を期待しているキーワードが広告掲載対象になっているかを見ます。

ここで検索需要そのものを長く分析する必要はありません。
配信トラブルの確認では、ステータスと実績が一致しているかを判断します。

主要キーワードが有効なのに表示回数がほぼゼロなら、次に入札戦略や広告ランクに関係する状態を確認します。

自動入札ならコンバージョン設定まで確認します

キャンペーンが有効でキーワードにも問題がなく、それでも配信量が急減した場合、自動入札が参照しているコンバージョンデータを確認します。

特にコンバージョン設定を変更した直後は注意が必要です。

主要コンバージョンを別のアクションへ変更した、コンバージョンとして利用する項目から外した、計測タグを変更したなどの操作があれば、その変更日と配信減少日を照合します。

自動入札が正常に動いていても、入力されるコンバージョンデータが変われば、入札判断は変わります。

配信されないときは表示文言と現象を一致させます

広告費がゼロなら、審査中、不承認、対象外、保留中、アカウント停止、支払い保留など、広告掲載そのものを止める状態を先に探します。

少しだけ広告費が使われているなら、制限あり、予算による制限、入札戦略による制限、検索ボリューム不足など、配信機会を狭める状態を確認します。

管理画面では配信中なのに費用が使われないなら、ステータス詳細、変更履歴、入札戦略、キーワード、コンバージョン計測を順番に追います。

リスティング広告で配信されない原因を探すときは、設定項目を片っ端から変更するより、管理画面が出しているステータスを起点にした方が原因を早く絞れます。

よくある質問

リスティング広告が急にまったく配信されなくなった場合はどこから確認しますか

複数キャンペーンが同時に止まっているなら、最初にアカウントのステータスと支払い状況を確認します。一つのキャンペーンだけなら、そのキャンペーンのステータスと直近の変更履歴から確認します。

広告が審査中でもキーワードや入札を変更した方がよいですか

審査中が配信されない主原因なら、キーワードや入札を変更しても解決しません。まず広告の審査状態を確認し、原因と関係のない変更を増やさないようにします。

予算による制限が出たら必ず日予算を増やすべきですか

必ずしも増やす必要はありません。現在の予算を十分消化していて、さらに配信量を増やしたい場合に予算増額を検討します。

キャンペーンが有効なのに表示回数がゼロになることはありますか

あります。キャンペーンが有効でも、広告が不承認、キーワードが検索ボリューム不足、入札戦略が厳しい、広告スケジュールや地域が狭いなどの理由で表示されない場合があります。

コンバージョン計測を変更しただけで広告配信が減ることはありますか

自動入札を利用している場合はあります。主要コンバージョンや計測方法を変更すると、自動入札が参照するデータも変わるため、変更後に配信量が大きく変化した場合は計測設定と変更履歴を確認します。

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  • 無料マーケ診断は毎月10社限定
  • オンライン30〜45
  • 事前資料の準備は不要

お見積りまでの4段階で費用は発生しません。媒体費(広告費)とサービス費用は別勘定です。

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まとめ

  • 最初にアカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの順でステータスを確認します。上位階層で停止していれば、下位階層を直しても配信は再開しません
  • 審査中なら基本的には審査完了を待ち、不承認なら表示されたポリシー理由に沿って広告やリンク先を修正します。原因を確認せず広告を作り直すと、同じ不承認を繰り返します
  • 対象外は上位階層や構成上の理由で配信資格がない状態を疑い、保留中は開始日など将来の設定を確認します。広告だけを見るのではなくキャンペーンまで遡って原因を探します
  • 制限ありは完全停止ではなく、広告掲載できる条件が限定されている状態です。広告や業種に関する制限理由を開き、対象地域や表現など配信範囲を狭める要因を確認します
  • 予算による制限は、現在の設定なら日予算以上の配信機会がある状態を示します。ただし消化額自体が少ない場合は、予算を増やす前に入札戦略や他の制限も確認します
  • 入札戦略による制限では、目標CPAや目標ROAS、入札上限などが厳しすぎないかを確認します。コンバージョン設定を変更した直後なら、入札より先に計測状態を確認します
  • 検索ボリューム不足はキーワード単位、アカウント停止や支払い保留はアカウント全体に影響します。一部だけ止まっているのか全キャンペーンが止まっているのかで切り分けます
  • 配信中は広告掲載の資格があることを示すだけで、表示回数を保証する表示ではありません。ステータス詳細、入札戦略、キーワード状態、変更履歴、計測設定の順に確認します