
1対1にするか1対2にするかを決めることが最初です。
単価も人件費の割合も変わるため、経営の形そのものが決まります。
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目次
目次
- 個別指導塾が最初に決めるべきことは何か
- 指導の形を決める
- 講師の確保をどう集客と結びつけるのか
- 採用の経路を持つ
- どこから生徒が来ているのかをどう把握するのか
- 入塾の書類に欄を作る
- 空きコマの偏りにどう対応するのか
- 埋まり方を見る
- 体験から入塾にどうつなげるのか
- 保護者との面談を組み込む
- 続けてもらうために何をするのか
- 担当をできるだけ固定する
- 時期の集中にどう対応するのか
- 逆算して講師を採る
- 何から手をつければいいのか
- 採用が先になる場合がある
- よくある質問
- まとめ
1対1にするか1対2にするかを決めることが最初です。
単価も人件費の割合も変わるため、経営の形そのものが決まります。
個別指導塾が最初に決めるべきことは何か
1対1にするか1対2にするかを決めることが最初です。
単価も人件費の割合も変わるため、経営の形そのものが決まります。
個別指導塾は、指導の形で採算が大きく変わります。
指導の形を決める
1人の講師が1人を見るか、2人を見るか。
単価は1対1のほうが高く、利益は1対2のほうが残りやすくなります。
対象を決める
受験を目指す層か、学校の補習が中心か。
必要な講師の質も変わります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 形 | 1対1 | 単価が高い、人件費も高い |
| 形 | 1対2 | 利益は残るが説明が要る |
| 対象 | 受験を目指す層 | 指導力が問われる |
| 対象 | 補習が中心 | 通いやすさが効く |
講師の確保が前提条件になる
講師がいなければ、生徒を取っても授業を組めません。集客と採用は、同時に考える必要があります。
講師の確保をどう集客と結びつけるのか
講師が足りなければ、生徒を受けられません。
採用を集客と同じ優先度で考える必要があります。
大学生の講師は入れ替わりが激しく、常に採用が必要になります。
採用の経路を持つ
近隣の大学、求人のサイト、卒業生。
複数の経路を持たないと、必要なときに採れません。
採用で示すこと
| 項目 | 示す内容 |
|---|---|
| 勤務 | 週に何日から、1コマ何分か |
| 時給 | いくらか、研修中はどうか |
| 場所 | 最寄り駅、通える範囲 |
| 科目 | 担当できる科目 |
| 研修 | どのくらいあるか |
卒業生を講師にする
通っていた生徒が講師になる流れを作ると、採用が安定します。
地図や掲示も使う
近隣の大学生に届く経路として、地図や店頭の掲示も使えます。
どこから生徒が来ているのかをどう把握するのか
入塾の手続きのときに、どこで知ったかを聞いて記録します。
チラシ、検索、看板、紹介。
どれが効いているかを知ることが、費用の判断につながります。
個別指導塾は広告の費用がかかりやすい業種です。
入塾の書類に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | チラシ、検索、看板、紹介 |
| 学年 | どの学年か |
| 希望の曜日と時間 | いつ通いたいか |
| 在籍の期間 | 何か月続いたか |
希望の曜日と時間も記録する
どの時間帯に希望が集中するかが分かります。
これが講師の配置につながります。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自塾の記録で確かめてください。
空きコマの偏りにどう対応するのか
放課後の時間に希望が集中し、それ以外が空きます。
空いている時間に通える層に向けて書くことが、稼働を上げます。
個別指導では、コマの埋まり方が売上を決めます。
埋まり方を見る
曜日ごと、時間帯ごとに、どのくらい埋まっているか。
偏りが見えると、対策が決まります。
状況ごとの方針
| 状況 | 取るべき方針 |
|---|---|
| 夕方だけ埋まる | 早い時間に通える層に向けて書く |
| 特定の曜日だけ埋まる | 他の曜日の提案をする |
| すべて埋まっている | 講師を増やす |
| 空きが多い | 生徒の獲得に力を入れる |
早い時間の枠を埋める
小学生や、部活動をしていない生徒は早い時間に通えます。
その層に向けた案内をします。
自習の場として使ってもらう
空いている時間に自習の場として開放すると、通う理由が増えます。費用をかけずにできる方法です。
体験から入塾にどうつなげるのか
体験の前に月謝と通う回数を示し、保護者と話す時間を作ることです。
決めるのは保護者なので、その人に直接伝える必要があります。
生徒が気に入っても、保護者が納得しなければ入塾しません。
保護者との面談を組み込む
体験の後に、保護者と話す時間を作ります。
費用、方針、今の学習の状況を直接伝えます。
保護者に伝えることを、項目ごとに見ていきます。
月謝については、伝える内容は週に何回で月にいくら。
年間の費用については、伝える内容は教材費、講習の費用を含む。
今の状況については、伝える内容はどこでつまずいているか。
進め方については、伝える内容はどう指導するか。
年間の費用を示す
月謝だけでなく、季節の講習を含めた年間の費用を示します。
後から知ると、不満につながります。
押しつけない
その場で決めさせようとすると、離れます。判断の材料を出して、任せる形にします。
続けてもらうために何をするのか
保護者への報告と、担当講師の固定です。
講師が頻繁に変わると、辞める理由になります。
個別指導では、講師と生徒の関係が継続を左右します。
担当をできるだけ固定する
講師が変わるたびに、一から関係を作り直すことになります。
シフトを組むときに、同じ講師が入るよう配慮します。
継続に効く要素を、項目ごとに見ていきます。
担当の固定については、効くしくみは関係が続く。
保護者への報告については、効くしくみは何をしているか分かる。
成績以外の変化の共有については、効くしくみは待ってもらえる。
振替の対応については、効くしくみは通いやすくなる。
保護者への報告を定期的に行う
今どういう状態で、何に取り組んでいるか。
これを伝える機会を作ります。
講師が辞めるときの引き継ぎ
大学生の講師は卒業や就職で辞めます。引き継ぎを丁寧に行うことで、生徒の離脱を防げます。
時期の集中にどう対応するのか
2月から3月と夏の講習に申込が集中します。
その前に講師を確保しておかないと、生徒を取っても授業を組めません。
入塾と講習の申込が、特定の時期に集中します。
逆算して講師を採る
3月に生徒が増えるなら、1月には講師を確保しておきます。
採用と研修に時間がかかることを踏まえます。
時期ごとの動きを、項目ごとに見ていきます。
11月から1月については、やることは講師の採用と研修。
2月から3月については、やることは入塾の対応。
4月から5月については、やることは授業の安定。
6月から7月については、やることは夏の講習の準備と講師の確保。
講習の受け入れ上限を決める
講習は通常の授業に加えてコマが増えます。
受けられる上限を決めてから、案内を出します。
無理に受けない
受けたうえで授業を組めないと、不満につながります。
何から手をつければいいのか
指導の形を決め、講師の採用の経路を作ることが先です。
その後に、コマの埋まり方を把握して、集客の量を決めます。
順番を間違えると、生徒を取っても授業を組めません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは指導の形と対象を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは講師の採用の経路を作る、かかる時間の目安は1日。
3については、やることは入塾の書類にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることはコマの埋まり方を把握する、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは年間の費用を明示する、かかる時間の目安は2時間。
6については、やることは保護者への報告の仕組みを作る、かかる時間の目安は半日。
7については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
採用が先になる場合がある
講師が足りていないなら、集客より採用が先です。
順番を間違えると、取った生徒を断ることになります。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
授業と運営を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
生徒を取っても授業を組めません
集客より採用が先です。講師の確保に複数の経路を持ち、時期を逆算して採用してください。3月に生徒が増えるなら、1月には講師を確保しておきます。
夕方だけコマが埋まります
早い時間に通える層に向けて書いてください。小学生や部活動をしていない生徒がいます。空いている時間を自習の場として開放する方法も有効です。
体験に来ても入塾しません
保護者と話す時間を体験に組み込んでください。決めるのは保護者です。月謝だけでなく、講習を含めた年間の費用を示すことも必要です。
講師が辞めると生徒も辞めます
担当をできるだけ固定し、辞めるときの引き継ぎを丁寧に行ってください。大学生の講師は入れ替わるため、その前提で仕組みを作ります。
1対1と1対2のどちらがいいですか
単価は1対1が高く、利益は1対2が残りやすくなります。どちらを選ぶかで経営の形が決まるため、講師の確保のしやすさも含めて判断してください。
まとめ
- 1対1にするか1対2にするかを決めることが最初です。単価も人件費の割合も変わるため、経営の形そのものが決まります
- 講師が足りなければ、生徒を受けられません。採用を集客と同じ優先度で考える必要があります
- 入塾の手続きのときに、どこで知ったかを聞いて記録します。チラシ、検索、看板、紹介。どれが効いているかを知ることが、費用の判断につながります
- 放課後の時間に希望が集中し、それ以外が空きます。空いている時間に通える層に向けて書くことが、稼働を上げます
- 体験の前に月謝と通う回数を示し、保護者と話す時間を作ることです。決めるのは保護者なので、その人に直接伝える必要があります
- 保護者への報告と、担当講師の固定です。講師が頻繁に変わると、辞める理由になります
- 2月から3月と夏の講習に申込が集中します。その前に講師を確保しておかないと、生徒を取っても授業を組めません
- 指導の形を決め、講師の採用の経路を作ることが先です。その後に、コマの埋まり方を把握して、集客の量を決めます