
建設会社の地図対策で目指すのは、民間からの直接の相談を受けることと、採用の入口にすることです。
公共の工事に依存した状態から抜け出すには、この2つが要ります。
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目次
目次
- 建設会社がMEOで目指すべきことは何か
- 民間の相談は検索から来る
- どういう情報を埋めればいいのか
- 工事の種類を具体的に書く
- 写真で何を見せるべきか
- 施工の実績は了解を得る
- 口コミをどう集めるのか
- 依頼は慎重に行う
- 低い評価にどう対応するのか
- 近隣からの指摘は真剣に扱う
- 民間の案件をどう取るのか
- 民間が探している言葉で書く
- 採用の入口としてどう使うのか
- 働く環境を示す
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
建設会社の地図対策で目指すのは、民間からの直接の相談を受けることと、採用の入口にすることです。
公共の工事に依存した状態から抜け出すには、この2つが要ります。
建設会社がMEOで目指すべきことは何か
建設会社の地図対策で目指すのは、民間からの直接の相談を受けることと、採用の入口にすることです。
公共の工事に依存した状態から抜け出すには、この2つが要ります。
入札で受ける公共の工事と、民間から直接受ける工事では、営業の仕方がまったく違います。
民間の相談は検索から来る
建物を建てたい、改修したいと考えた事業者は、まず検索します。
地図で見つからなければ、相談の候補に入りません。
採用が受注の制約になっている
技術者がいなければ、仕事があっても受けられません。
地図は、近隣に住む人が職場を確かめる場として働きます。
見ている人と、確かめたいこと
| 見ている人 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 民間の施主 | 対応できる工事、実績 |
| 下請けを探す元請け | 対応できる範囲、体制 |
| 応募を考える人 | 職場の場所、様子 |
| 近隣の住民 | 会社の所在、連絡先 |
商圏は工事の種類で決まる
建築の工事なら、施工できる範囲が商圏です。どこまで対応できるかを書いておきます。
どういう情報を埋めればいいのか
対応できる工事の種類、施工できる地域、問い合わせ先、許可の内容の4点が最優先です。
何の工事ができるのかが分からないと、相談の候補に入りません。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、頼めるかを判断できるかを軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 工事の種類 | 建設業としか書かれていない | 工事名で探した人に届く |
| 施工できる地域 | 範囲が不明 | 問い合わせの空振りが減る |
| 問い合わせ先 | 部署が分からない | 相談しやすくなる |
| 許可 | 保有する許可が不明 | 対応の可否が判断できる |
| 求人 | 募集しているか不明 | 応募が増える |
工事の種類を具体的に書く
新築の建築、改修、解体、土木、外構、設備。
自社で対応できるものを並べます。
この言葉が、そのまま検索の手がかりになります。
保有する許可を書く
建設業の許可には種類があります。
保有しているものを正確に書きます。
持っていないものを書くことはできません。
求人の情報も書く
技術者の不足が受注の制約になっているなら、地図を採用の入口として使います。近隣に住む人が応募することが多い業種です。
写真で何を見せるべきか
施工した建物、現場の様子、保有する重機や車両、事務所の外観の4点を優先します。
施工した実績の写真は、何ができる会社かを最も早く伝えます。
建設会社の実力は、何を建ててきたかで判断されます。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 施工した建物 | 対応できる規模と種類 |
| 現場の様子 | 施工の体制 |
| 重機や車両 | 保有する設備 |
| 事務所の外観 | 実在すること |
| 安全管理の様子 | 現場の管理の姿勢 |
| 職場の様子 | 働く環境(求職者向け) |
施工の実績は了解を得る
施主の了解を得たうえで、施工した建物の写真を載せます。
了解が得られない場合は、細部だけを撮るなどの工夫をします。
安全管理の様子を見せる
整理された現場、掲示された安全の標識。
これは元請けや施主が見ている部分です。
働く環境も見せる
求職者は、事務所や休憩の場所を見ています。1枚あるだけで、応募の判断が変わります。
口コミをどう集めるのか
建設会社では、施主に口コミを依頼すること自体が少なくなります。
依頼する場合も、見返りを渡すことは規約で認められていないため行わないでください。
工事の内容を公にしたくない施主は少なくありません。
依頼は慎重に行う
工事が無事に終わった個人の施主になら、一度だけ伝える形にとどめます。
法人の場合は、社名が出ることを避けたい場合が多くあります。
見返りは渡さない
工事費用の割引、追加の工事のサービス。
どれも地図サービスの規約に反します。
金額の大きい取引では、特に問題になります。
口コミが少ないことを前提に考える
建設会社は構造的に口コミが集まりにくい分野です。
件数を追うより、施工の写真と対応できる工事の記載で判断材料を増やすほうが現実的です。
口コミ以外で判断される材料
| 材料 | 伝わること |
|---|---|
| 施工した建物の写真 | 対応できる規模と種類 |
| 保有する許可 | 法的な対応の範囲 |
| 重機や車両の写真 | 自社でできる範囲 |
| 現場の管理の様子 | 安全への姿勢 |
低い評価にどう対応するのか
工期の遅れと、近隣への配慮に関する指摘が中心になります。
工事の内容には触れず、窓口を案内する形で短く返します。
建設会社への低い評価は、施主だけでなく近隣の住民から書かれることもあります。
よくある指摘と、返信の方向を、項目ごとに見ていきます。
工期が遅れたについては、返信の方向は遅れたことへの言葉と、体制を見直す旨。
騒音や振動については、返信の方向は近隣への配慮について改善する旨。
車両の停め方については、返信の方向は管理を徹底する旨。
連絡が来ないについては、返信の方向は連絡の方法を見直す旨。
費用が想定と違ったについては、返信の方向は事前の説明を丁寧に行う旨。
近隣からの指摘は真剣に扱う
騒音や車両に関する指摘は、放置すると現場そのものが続けられなくなります。
返信より先に、現場での対応を見直します。
工事の内容に触れない
相手がどういう工事だったかを書いていても、こちらから触れてはいけません。
一般的な窓口の案内としてのみ返します。
返信は短く、担当を決める
3行から4行で十分です。事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
民間の案件をどう取るのか
対応できる工事の種類と、施工した実績を公開することが第一歩です。
入札の情報は公開されていますが、民間の相談は検索からしか来ません。
公共の工事に依存した状態は、発注の量が減ったときに立ち行かなくなります。
民間が探している言葉で書く
工場の改修、店舗の内装、住宅の建て替え、外構の工事。
発注する側が使う言葉で書くと、その人に届きます。
民間の相談が生まれる場面を、項目ごとに見ていきます。
建物が古くなったについては、必要になる工事は改修、建て替え。
事業を広げるについては、必要になる工事は新築、増築。
設備が壊れたについては、必要になる工事は修繕。
建物を壊すについては、必要になる工事は解体。
相談の窓口を作る
見積もりだけでも受け付けていることを書きます。
連絡のハードルを下げることが、民間の案件では重要です。
対応できる規模を書く
小さな工事も受けられるなら、それを書きます。大きな工事だけだと思われていると、小さな相談が来ません。小さな工事が、次の大きな案件につながります。
採用の入口としてどう使うのか
求人を募集していることを書き、働く環境が分かる写真を載せます。
技術者の不足が受注の制約になっている以上、採用は経営課題そのものです。
求人のサイトに載せるだけでは、会社の様子は伝わりません。
働く環境を示す
事務所、休憩の場所、使っている車両や重機。
書ける範囲で示すと、応募の判断がしやすくなります。
求職者が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
場所については、示す内容は最寄り駅、通勤の手段。
規模については、示す内容は社員の人数。
仕事の内容については、示す内容はどういう工事を扱うか。
資格については、示す内容は取得の支援があるか。
募集については、示す内容は募集しているかどうか、連絡先。
投稿機能で募集を出す
地図には短い投稿を出す機能があります。
人を募集していること、見学を受け付けていること。
こうした内容を定期的に出しておきます。
資格の取得支援を書く
資格を取れる環境があることは、若い人にとって大きな判断材料になります。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
対応できる工事の種類と施工できる地域の記載を先に済ませます。
そのうえで施工した実績の写真を追加すれば、民間からの相談が生まれます。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対応できる工事の種類の記載、かかる時間の目安は1時間。
2については、やることは施工できる地域と問い合わせ先の記載、かかる時間の目安は30分。
3については、やることは保有する許可の記載、かかる時間の目安は30分。
4については、やることは写真の追加(施工実績、現場、重機、事務所)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは小さな工事も受けられることを記載、かかる時間の目安は15分。
6については、やることは求人の情報と働く環境の記載、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で募集と施工の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務の誰か1人を担当にします。
現場の写真は、監督が1枚撮る習慣をつけると溜まります。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
現場を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
公共の工事が中心ですが、地図を整える意味はありますか
あります。民間の相談は検索からしか来ないため、対応できる工事を書いていなければ候補に入りません。採用の入口としても働きます。
施工した建物の写真を載せてもいいですか
施主の了解を得たうえで載せてください。了解が得られない場合は、細部だけを撮るなどの工夫をします。何ができる会社かを最も早く伝える材料です。
小さな工事も受けると書くべきですか
書いてください。大きな工事だけだと思われていると、小さな相談が来ません。小さな工事が、次の大きな案件につながります。
近隣から低い評価がつきました。どう対応しますか
騒音や車両に関する指摘は、放置すると現場そのものが続けられなくなります。返信は短くとどめ、現場での対応を見直すことを優先してください。
採用に地図を使うにはどうすればいいですか
募集していることを書き、事務所や休憩の場所の写真を載せます。近隣に住む人が応募することが多い業種なので、地図は実際に採用の入口として働きます。
まとめ
- 建設会社の地図対策で目指すのは、民間からの直接の相談を受けることと、採用の入口にすることです。公共の工事に依存した状態から抜け出すには、この2つが要ります
- 対応できる工事の種類、施工できる地域、問い合わせ先、許可の内容の4点が最優先です。何の工事ができるのかが分からないと、相談の候補に入りません
- 施工した建物、現場の様子、保有する重機や車両、事務所の外観の4点を優先します。施工した実績の写真は、何ができる会社かを最も早く伝えます
- 建設会社では、施主に口コミを依頼すること自体が少なくなります。依頼する場合も、見返りを渡すことは規約で認められていないため行わないでください
- 工期の遅れと、近隣への配慮に関する指摘が中心になります。工事の内容には触れず、窓口を案内する形で短く返します
- 対応できる工事の種類と、施工した実績を公開することが第一歩です。入札の情報は公開されていますが、民間の相談は検索からしか来ません
- 求人を募集していることを書き、働く環境が分かる写真を載せます。技術者の不足が受注の制約になっている以上、採用は経営課題そのものです
- 対応できる工事の種類と施工できる地域の記載を先に済ませます。そのうえで施工した実績の写真を追加すれば、民間からの相談が生まれます