
月30万円から始められます。
ただし金額を決める前に、1人あたりの生涯の売上を計算してください。
この数字が出ていないまま広告を増やすのが、健康食品で最も多い失敗です。
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目次
目次
- 健康食品のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 資金繰りを先に確認する
- 健康食品のWeb集客では、何にお金がかかるのか
- 初回500円は広告費と同じ
- 定期購入の解約が早いことを、費用でどう変えるのか
- 継続回数を1回増やすほうが安い
- 効果を断定できないなかで、費用をどこにかけるのか
- 言える範囲で丁寧に書く
- 解約の導線に、費用をかける必要はあるのか
- 商品名で検索されたときに何が出るか
- 媒体ごとに、費用をどう配分するのか
- 獲得費用だけで判断しない
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 窓口を削ると獲得費用が上がる
- 何から手をつければいいのか
- 見る数字を決めておく
- よくある質問
- まとめ
月30万円から始められます。
ただし金額を決める前に、1人あたりの生涯の売上を計算してください。
この数字が出ていないまま広告を増やすのが、健康食品で最も多い失敗です。
健康食品のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月30万円から始められます。
ただし金額を決める前に、1人あたりの生涯の売上を計算してください。
この数字が出ていないまま広告を増やすのが、健康食品で最も多い失敗です。
健康食品は定期購入で成り立つ商材です。
初回の獲得に広告費をかけ、2回目以降で回収します。
広告費は先に出て、売上は数か月かけて入ります。
この時間差が資金繰りを圧迫します。
月の費用の目安
| 段階 | 月の費用 | やること |
|---|---|---|
| 最低限 | 30万円〜50万円 | 広告の検証、ページの整備、継続率の測定 |
| 標準 | 100万円〜300万円 | 上記+媒体を広げる |
| 積極的 | 500万円〜 | 上記+大型の媒体 |
この表の数字は説明のための仮の値です。
資金繰りを先に確認する
月100万円を6か月出せば600万円です。
この間に入る売上が400万円なら、200万円の持ち出しです。
売れているのに現金がなくなる。
健康食品で最も多い問題がこれです。
何か月分の広告費を先に出せるか。これを数えてから金額を決めてください。
健康食品のWeb集客では、何にお金がかかるのか
費用は、広告費、初回の割引分、制作物、表示のチェックの4つです。
広告費が全体の7割から8割を占めます。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 広告費 | 0円 | 30万円〜500万円 | 全体の7割から8割 |
| 初回の割引分 | 0円 | 販売数に比例 | 原価との差額は費用と同じ |
| 広告の制作物 | 10万円〜50万円 | 10万円〜50万円 | 定期的に作り替える |
| ランディングページ | 30万円〜100万円 | 5万円〜20万円 | 検証しながら改善する |
| 定期購入の仕組み | 20万円〜100万円 | 1万円〜10万円 | 既製のサービスもある |
| 表示のチェック | 0円〜10万円 | 3万円〜10万円 | 専門家に見てもらう |
この表の数字は説明のための仮の値です。
初回500円は広告費と同じ
原価が1,500円の商品を500円で売るなら、1人あたり千円の費用が出ています。
広告費が1人5千円なら、実際の獲得費用は6千円です。
広告費だけを見ていると、この千円が抜け落ちます。
表示のチェックに費用をかける
効果を断定する表現、体験談の使い方、打消し表示。
ここを間違えると広告が止まります。
止まれば、それまでの費用が無駄になります。専門家に見てもらう月数万円は、保険として安い費用です。
定期購入の解約が早いことを、費用でどう変えるのか
広告を増やしても解約率は変わりません。
継続率を上げる側に費用をかけてください。
1人あたり数百円で、広告費を数千円増やすより大きく効きます。
初回500円で集めた人の継続率が低い。
これは健康食品でよく起きる状態です。
500円だから試した人と、本気で必要としている人では、続き方が違います。
1人あたりの計算
| 項目 | 金額 | 説明 |
|---|---|---|
| 初回の売上 | 500円 | 割引価格 |
| 2回目以降の売上 | 12,000円 | 4,000円×3回 |
| 合計の売上 | 12,500円 | 平均継続回数4回 |
| 原価 | 3,750円 | 原価率30パーセント |
| 残り | 8,750円 | ここから広告費を引く |
| 広告費の上限 | 6,000円前後 | 残りの7割程度まで |
この表の数字は説明のための仮の値です。
継続回数を1回増やすほうが安い
継続回数が4回から5回になると、売上が4千円増えます。
原価を引いた残りが2,800円増えます。
この2,800円を広告費で作ろうとすると、新規をもう半人分取る必要があります。
継続を増やすほうが安く済みます。
最初の2回に費用を寄せる
解約は2回目から3回目に集中します。
ここを越えると続く人が多くなります。
同梱物、到着後の連絡、飲み方の案内。
1人あたり数百円で、この時期の解約が減ります。
初回の割引幅を見直す
500円を千円や1,500円にすると、獲得の数は減ります。
ただし本気度の高い人が残り、継続回数が上がります。
全体の利益で見ると、こちらのほうが大きくなることがあります。試す価値があります。
効果を断定できないなかで、費用をどこにかけるのか
成分の情報と、飲み方の案内に費用をかけてください。
効果の表現を攻めて集めた客は期待値が高く、解約が早くなります。
健康食品では、効果を断定する表現が使えません。
体験談の使い方にも制約があります。
この制約は全社に等しくかかります。
表現で差をつけようとすると、境界線に近づくことになります。
言える範囲で丁寧に書く
配合している成分、その量、1日の摂取の目安、いつ飲むのがいいか、どれくらい続けるものか。
これらは制約の中で書けます。
書いている会社が少ないので、書くだけで差になります。
費用は文章を書く時間だけです。
期待値を上げすぎない
表現を攻めると、短期間で変化があると期待されます。
期待に届かないと、2回目でやめます。
結果として、広告費を回収する前に解約されます。
表現を抑えることは、法令の問題であると同時に、採算の問題でもあります。
打消し表示に注意する
初回500円と大きく書いて、継続の条件を小さく書く。
この形は景品表示法の観点で問題になることがあります。
継続の回数、2回目以降の金額、解約の方法。
これを同じ大きさで、同じ場所に書いてください。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
確認する人を決める
広告の表現を確認する人を社内に決めてください。
代理店任せにしないでください。
止まったときに困るのは自社です。
解約の導線に、費用をかける必要はあるのか
あります。
解約しやすくすることは、長い目で見て獲得費用を下げます。
解約しにくくして継続回数の数字を作る方法は、規制の対象であると同時に、採算を悪くします。
解約の手続きを電話のみにする、受付時間を短くする、何度も引き止める。
こうした方法で、継続回数の数字は上がります。
ただし、そこで不満を持った人が何をするかを考えてください。
商品名で検索されたときに何が出るか
商品名 解約商品名 効果なしで検索する人がいます。
ここに不満の書き込みが並んでいると、買おうとしている人が見ます。
同じ広告費でも、購入に至る割合が下がります。
つまり1人あたりの獲得費用が上がります。
解約を受けたあとの扱い
解約した人が、後で戻ってくることがあります。
気持ちよく解約できた人は戻りますが、揉めた人は戻りません。
解約を1回で受けることは、将来の売上を残すことでもあります。
規制を確認する
定期購入の契約に関する表示と、解約の手続きについては決まりがあります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
休止という選択肢は示してよい
解約を難しくすることと、休止という選択肢を示すことは別です。
一度お休みして、必要になったら再開できますと伝えるのは問題ありません。
ただし、解約を求めている人に解約させないことは別の話です。
媒体ごとに、費用をどう配分するのか
媒体ごとに1人あたりの獲得費用と継続回数の両方を出してください。
安く取れる媒体が、継続しない媒体であることがよくあります。
媒体ごとに見る数字
| 媒体 | 1人あたりの獲得費用 | 平均継続回数 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 媒体A | 4,000円 | 5.2回 | 良い。増やす |
| 媒体B | 2,500円 | 2.1回 | 安いが続かない。要検証 |
| 媒体C | 7,000円 | 6.5回 | 高いが続く。維持する |
| 媒体D | 5,000円 | 3.0回 | 平均的。様子を見る |
この表の数字は説明のための仮の値です。
獲得費用だけで判断しない
媒体Bは1人2,500円で最も安く取れています。
ただし継続が2.1回しかないので、1人あたりの売上が小さくなります。
計算すると、媒体Cのほうが利益が出ていることがあります。
安い媒体に予算を寄せると、かえって赤字が増えます。
数字が出るまで時間がかかる
継続回数は、数か月待たないと分かりません。
1か月の数字で媒体を切り替えると、判断を間違えます。
同じ月に獲得した人を追う形で、3か月から6か月分を見てください。
一度に全部動かさない
複数の媒体を同時に変えると、何が効いたか分からなくなります。1つずつ変えて、1か月見てください。
費用を削るなら、どこを削るのか
削る順番は、継続しない媒体、制作物の作り直し、初回の割引幅の順です。
表示のチェックと同梱物と問い合わせ窓口は削らないでください。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは継続しない媒体、理由は安く取れても採算が合わない。
2については、削るものは制作物の作り直し、理由は効いているものを使い続ける。
3については、削るものは初回の割引幅、理由は割引を減らすと1人あたりの費用が下がる。
4については、削るものはページの改修、理由はいま動いているなら後回しでよい。
削らないについては、削るものは表示のチェック、理由は止まると全部が無駄になる。
削らないについては、削るものは同梱物、理由は継続回数に直接効く。
削らないについては、削るものは問い合わせ窓口、理由は口コミに効き、獲得費用に跳ね返る。
窓口を削ると獲得費用が上がる
問い合わせ窓口に月10万円かかるとします。
一方で、悪い口コミによって購入率が2割下がると、月100万円の広告費が実質80万円分の効果しか出ません。
窓口のほうが安く済みます。
資金繰りが厳しいときは広告から止める
広告を止めても、既存の定期購入者からの売上は残ります。
数か月は入ってきます。
この間に資金を整えてから、また出す。この判断ができるように、既存の契約者数を常に把握しておいてください。
何から手をつければいいのか
1人あたりの生涯の売上を計算することが先です。
この数字が出ていないまま広告を増やすと、赤字の仕組みを大きくすることになります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは平均継続回数と2回目の継続率を出す、費用の目安は0円、期間は1週間。
2については、やることは1人あたりにかけられる広告費の上限を計算する、費用の目安は0円、期間は1週間。
3については、やることは表示のチェック体制を作る、費用の目安は月3万円〜10万円、期間は2週間。
4については、やることは同梱物に飲み方と続ける期間の目安を入れる、費用の目安は1人50円〜200円、期間は1か月。
5については、やることは媒体ごとの獲得費用と継続回数を出す、費用の目安は0円、期間は1か月〜3か月。
6については、やることは上限の範囲で広告を増やす、費用の目安は月30万円〜、期間は3か月。
この表の数字は説明のための仮の値です。
見る数字を決めておく
広告費だけでは判断できません。
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
1人あたりの獲得費用については、出し方は(広告費+割引分)÷新規の人数、目安は上限の範囲内か。
2回目の継続率については、出し方は2回目まで続いた人数÷初回購入者数、目安は最も重要な数字。
平均継続回数については、出し方は総購入回数÷契約者数、目安は増えているか。
既存の契約者数については、出し方は現在継続中の人数、目安は毎月把握する。
2回目の継続率が全部を決める
初回から2回目に進む割合が、事業全体の採算を決めます。
ここが低いと、どれだけ広告を増やしても赤字が増えるだけです。
広告を増やす前に、この数字を上げてください。
6か月は続けて見る
定期購入の商材は、回収に数か月かかります。
1か月の数字では判断できません。
同じ月に獲得した人が、その後何回続いたか。
この形で6か月分を追ってください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
健康食品のWebマーケティング費用は月いくらが適正ですか
1人あたりの生涯の売上から原価を引いた金額の7割程度が、1人あたりの広告費の上限です。この上限に目標の獲得人数をかけた金額が月の予算になります。この数字は説明のための仮の値です。
初回500円で集めた客がすぐ解約してしまいます
割引幅を千円や1,500円に上げると獲得の数は減りますが、本気度の高い人が残って継続回数が上がります。全体の利益で見ると増えることがあるため、試す価値があります。
初回の割引分は広告費に含めますか
含めてください。原価1,500円の商品を500円で売るなら1人あたり千円の費用が出ています。広告費だけを見ていると実際の獲得費用を見誤ります。
解約を難しくして継続回数を上げてもいいですか
解約の導線を分かりにくくすることは規制の対象です。不満を持った人が書き込み、商品名で検索した人が見るため、新規の獲得費用が上がります。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
安く獲得できる媒体に予算を寄せるべきですか
獲得費用だけで判断しないでください。安く取れる媒体が継続しない媒体であることがよくあります。媒体ごとに獲得費用と平均継続回数の両方を出して判断してください。
まとめ
- 月30万円から始められます。ただし金額を決める前に、1人あたりの生涯の売上を計算してください。この数字が出ていないまま広告を増やすのが、健康食品で最も多い失敗です
- 費用は、広告費、初回の割引分、制作物、表示のチェックの4つです。広告費が全体の7割から8割を占めます
- 広告を増やしても解約率は変わりません。継続率を上げる側に費用をかけてください。1人あたり数百円で、広告費を数千円増やすより大きく効きます
- 成分の情報と、飲み方の案内に費用をかけてください。効果の表現を攻めて集めた客は期待値が高く、解約が早くなります
- あります。解約しやすくすることは、長い目で見て獲得費用を下げます。解約しにくくして継続回数の数字を作る方法は、規制の対象であると同時に、採算を悪くします
- 媒体ごとに1人あたりの獲得費用と継続回数の両方を出してください。安く取れる媒体が、継続しない媒体であることがよくあります
- 削る順番は、継続しない媒体、制作物の作り直し、初回の割引幅の順です。表示のチェックと同梱物と問い合わせ窓口は削らないでください
- 1人あたりの生涯の売上を計算することが先です。この数字が出ていないまま広告を増やすと、赤字の仕組みを大きくすることになります