
どの業務を主軸にするかを決めてください。
施設警備、交通誘導、イベントでは、必要な人も体制もまったく違います。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 警備会社が最初に決めるべきことは何か
- 主軸を決めないと、人の配置が組めない
- どこから依頼が来ているのかをどう把握するのか
- 記録するのは四つだけでいい
- 警備員の採用にどう取り組むのか
- 応募者が知りたいこと
- 資格者の配置をどう管理するのか
- 資格者の数を把握する
- 夜間と早朝のシフトをどう回すのか
- 時間帯ごとに数える
- 受注の上限をどう扱うのか
- 断った案件を分析する
- 地域のなかでどう見つけてもらうのか
- 条件を具体的に書く
- 何から手をつければいいのか
- 最初の一つは今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
どの業務を主軸にするかを決めてください。
施設警備、交通誘導、イベントでは、必要な人も体制もまったく違います。
警備会社が最初に決めるべきことは何か
どの業務を主軸にするかを決めてください。
施設警備、交通誘導、イベントでは、必要な人も体制もまったく違います。
警備の仕事は、いくつかの種類に分かれます。
そして種類によって、働き方も、必要な資格も、受注の入り方も違います。
施設警備は、決まった場所に常駐します。
シフトが組みやすく、収入が安定します。
交通誘導は、工事の現場に合わせて動きます。
工期に左右され、天候でも変わります。
イベントは、日程が決まっていて集中します。
一度に多くの人が必要になります。
主軸を決めないと、人の配置が組めない
すべてを受けようとすると、シフトが複雑になります。
そして、どの現場にも十分な人を配置できなくなります。
立ち位置を決める三つの軸
| 軸 | 選択肢 | その選択で変わること |
|---|---|---|
| 主な業務 | 施設/交通誘導/イベント | シフトの組み方と、収入の安定性 |
| 契約の形 | 常駐の長期契約/単発 | 売上の読みやすさ |
| 対応の範囲 | 地域を絞る/広く受ける | 移動の負担と、配置の柔軟性 |
常駐の契約が経営を安定させる
常駐の警備は、毎月決まった売上になります。
人の配置も固定できます。
単発の仕事は単価が高いこともありますが、読めません。両方を持ちつつ、常駐の比率を上げるのが安定につながります。
どこから依頼が来ているのかをどう把握するのか
依頼を受けたときに、何を見て連絡してきたかを聞いて記録してください。
紹介なのか、検索なのかで、次に手をつける場所が変わります。
警備会社への依頼の入口は、既存の取引先からの継続、同業者からの紹介、そして検索です。
警備 依頼 地域名交通誘導 警備といった形で探されます。
急に人が必要になった建設会社などが、この検索をします。
記録するのは四つだけでいい
依頼のときに記録する項目
| 項目 | 聞き方の例 | 後で使えること |
|---|---|---|
| きっかけ | どちらでお知りになりましたか | 入口ごとの比率 |
| 業務の種類 | どんな警備ですか | 需要の傾向 |
| 必要な人数と期間 | 何名で何日ですか | 配置の可否 |
| 受注に至ったか | 断ったか受けたか | 断った理由の把握 |
断った件数を記録する
人がいなくて断った案件を、必ず記録してください。
この数が多いなら、営業ではなく採用が課題です。
三か月分の記録がたまると、どれだけの機会を逃しているかが見えます。
警備員の採用にどう取り組むのか
求人票に書けないことを、会社の情報のほうで書いてください。
条件だけを並べても、他社と区別がつきません。
警備会社の最大の制約は、人です。
依頼があっても、配置できる人がいなければ受けられません。
そして採用は、多くの会社で最も難しい課題になっています。
応募者が知りたいこと
給与、勤務地、シフト。
これらは求人票に書かれ、他社も同じように書きます。
応募を考える人が本当に知りたいのは、その先です。
どんな現場に配置されるのか。
一日の流れはどうなっているか。
立ちっぱなしの時間はどれくらいか。
夜勤はあるか、頻度はどれくらいか。
資格の取得を支援してもらえるか。
採用向けに書けること
| 書くこと | 応募者が知りたい理由 |
|---|---|
| 配置される現場の種類 | どんな環境で働くか |
| 一日の流れ | 実際の働き方 |
| 休憩の取り方 | 身体的な負担 |
| シフトの組み方 | 生活との両立 |
| 資格取得の支援 | 将来の見通し |
| 年齢層の構成 | 自分が浮かないか |
未経験者への説明を用意する
警備の仕事は、未経験から始める人が多い職種です。
何も知らない人が応募するときに、不安になることを先に説明してください。
研修があるか。
最初はどんな現場に行くか。
一人にされることはないか。
実態と違うことは書かない
シフトの融通が利くと書いておいて実際は利かない、という状態は、早期の離職につながります。採用にかかった費用が無駄になります。
資格者の配置をどう管理するのか
資格を持つ人の人数と、その配置の要件を把握してください。
資格者がいないと受けられない業務があります。
警備の業務には、資格者の配置が求められるものがあります。
この配置ができなければ、その業務は受けられません。
つまり、資格者の人数が受注の範囲を決めます。
資格者の数を把握する
どの資格を持つ人が何人いるか。
それぞれの業務に、何人必要か。
これを一覧にしてください。
資格者について把握すること
| 項目 | 把握すること |
|---|---|
| 保有している資格の種類 | どの業務を受けられるか |
| 資格者の人数 | 同時に何現場を持てるか |
| 資格の更新の時期 | 失効しないように |
| 取得を目指している人 | 今後の見通し |
資格に関する要件は公式の情報で確認する
配置に関する要件は、業務の種類によって異なり、変更されることもあります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
資格の取得を支援する
資格者が増えれば、受けられる業務が増えます。
取得を支援する仕組みは、採用の魅力にもなります。
費用の負担、研修の時間の確保。これらを用意している会社は、応募の段階で選ばれやすくなります。
夜間と早朝のシフトをどう回すのか
時間帯ごとに、配置できる人が何人いるかを数えてください。
日中は足りていても、夜間が組めないことがあります。
警備の仕事には、夜間や早朝の勤務があります。
そしてこの時間帯は、働ける人が限られます。
日中のシフトは埋まるのに、夜間が組めない。
この状態で夜間の案件を受けると、無理が生じます。
時間帯ごとに数える
全体の人数ではなく、時間帯ごとに何人配置できるかを数えてください。
ここに挙げる数字は、説明のための仮の値です。
警備員が50人いても、夜勤ができるのが15人なら、夜間の配置は15人分が上限です。
時間帯ごとの対応を、項目ごとに見ていきます。
夜間が組めないについては、対応は夜勤ができる人の採用に絞る。
日中が余っているについては、対応は日中の案件を増やす。
特定の曜日が薄いについては、対応はその曜日に入れる人を探す。
夜勤ができる人を明示して募集する
夜勤できる方と条件を明示して募集すると、応募の質が変わります。
入ってから夜勤があると知らされるより、最初から明示するほうが定着します。
休憩と交代の体制
長時間の勤務では、休憩と交代の体制が必要です。
これが整っていないと、人が続きません。
労働時間に関する決まりは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
受注の上限をどう扱うのか
配置できる人数から、同時に受けられる現場の数を数えてください。
受けてから人を探すのでは、間に合いません。
警備会社の受注の上限は、配置できる人数です。
そして多くの会社が、この上限に張り付いています。
依頼を断っている状態は、機会を逃しているということです。
断った案件を分析する
どんな案件を、なぜ断ったか。
人がいなかったのか、時間帯が合わなかったのか、場所が遠かったのか。
断る理由と対応を、項目ごとに見ていきます。
人が足りないについては、対応の方向は採用を最優先にする。
時間帯が合わないについては、対応の方向はその時間帯に入れる人を採る。
場所が遠いについては、対応の方向は対応できる範囲を明示する。
資格者がいないについては、対応の方向は資格の取得を支援する。
協力会社との関係
自社で受けられない案件を、協力会社に回す方法があります。
利益は少なくなりますが、依頼元との関係は保てます。
そして、逆に回してもらえることもあります。
断り方に配慮する
断るときに、いつなら対応できそうかを伝えてください。できませんで終わると、次の依頼が来なくなります。
地域のなかでどう見つけてもらうのか
対応できる業務と地域を明示して、その範囲で見つかる状態を作ってください。
急に人が必要になった会社は、すぐ対応できる会社を探します。
警備の依頼は、急に発生することがあります。
工事の予定が決まった、イベントの日程が決まった。
このとき、探す側は対応できる会社をすぐ見つけたいと考えます。
条件を具体的に書く
書いておくべきことを、項目ごとに見ていきます。
対応できる業務の種類については、依頼する側の判断は必要な警備を頼めるか。
対応できる地域については、依頼する側の判断は来てもらえるか。
最少の人数と日数については、依頼する側の判断は小さな案件でも頼めるか。
依頼から配置までの日数については、依頼する側の判断は急ぎに間に合うか。
料金の目安については、依頼する側の判断は予算に合うか。
許可の表示は正確に
警備業の許可については、表示に関する決まりがあります。
許可の番号などを正確に記載してください。
表示に関する要件は変更されることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
実績の見せ方
過去に担当した現場は、何ができるかを示す材料になります。
ただし、依頼元の許可を得てから使ってください。
許可が取れない場合は、業務の種類と規模だけでも書けます。架空の実績は絶対に作らないでください。
何から手をつければいいのか
まず断った案件を数えて、次に採用か営業かを決めてください。
順番を間違えると、労力が無駄になります。
ここまでの内容を、着手できる順番に並べます。
全部を同時に始める必要はありません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは人がいなくて断った案件を数える、かかる時間の目安は1か月。
2については、やることは時間帯ごとに配置できる人数を数える、かかる時間の目安は1週間。
3については、やることは採用と営業のどちらが詰まっているかを決める、かかる時間の目安は即日。
4については、やることは採用なら、一日の流れと現場の様子を書く、かかる時間の目安は2週間。
5については、やることは対応できる業務と地域を明示する、かかる時間の目安は1週間。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
体制によって前後します。
最初の一つは今日から始められる
断った案件を記録するだけです。
この数が多いなら、解くべき問題は採用です。
自社に合うかを確かめたいとき
ここに書いたことは一般的な考え方であって、業務の種類や規模によって優先順位は変わります。どこから手をつけるべきか判断がつかない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断</a>で現状を整理するところから始めてください。既に取り組みを進めていて、成果が伸び悩んでいる場合は<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
依頼はあるのに人がいなくて断っています
その場合、解くべき問題は営業ではなく採用です。まず断った案件を数えて、どれだけの機会を逃しているかを把握してください。そのうえで採用に力を集中してください。
求人を出しても応募が来ません
給与や勤務地は他社も同じように書くため区別されません。配置される現場の種類、一日の流れ、休憩の取り方、シフトの組み方、資格取得の支援を書いてください。未経験者への説明も用意してください。
夜間のシフトが組めません
全体の人数ではなく、時間帯ごとに配置できる人数を数えてください。夜勤ができる人の数が、夜間の配置の上限です。募集の段階で夜勤の条件を明示すると、定着が変わります。
資格者が足りずに受けられない業務があります
保有している資格の種類と人数、更新の時期を一覧にしてください。資格の取得を支援する仕組みは、受けられる業務を増やすと同時に、採用の魅力にもなります。
断るときはどう伝えればいいですか
できませんで終わらせず、いつなら対応できそうかを伝えてください。協力会社に回せる場合は、その提案も関係を保つ方法になります。
まとめ
- どの業務を主軸にするかを決めてください。施設警備、交通誘導、イベントでは、必要な人も体制もまったく違います
- 依頼を受けたときに、何を見て連絡してきたかを聞いて記録してください。紹介なのか、検索なのかで、次に手をつける場所が変わります
- 求人票に書けないことを、会社の情報のほうで書いてください。条件だけを並べても、他社と区別がつきません
- 資格を持つ人の人数と、その配置の要件を把握してください。資格者がいないと受けられない業務があります
- 時間帯ごとに、配置できる人が何人いるかを数えてください。日中は足りていても、夜間が組めないことがあります
- 配置できる人数から、同時に受けられる現場の数を数えてください。受けてから人を探すのでは、間に合いません
- 対応できる業務と地域を明示して、その範囲で見つかる状態を作ってください。急に人が必要になった会社は、すぐ対応できる会社を探します
- まず断った案件を数えて、次に採用か営業かを決めてください。順番を間違えると、労力が無駄になります