
売る意思の強さと、比較の状態が相談ごとに違うからです。
相場を知りたいだけの相談と、今日中に売りたい相談が同じ列に入ります。
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目次
目次
- 買取の相談は、なぜ中身の差が大きいのか
- 質の定義を売る意思で置く
- 売る意思の強さは、どうやって判別するのか
- 項目を増やさない
- 相見積もりの相談は、質が低いのか
- 相見積もりの中で勝つ条件
- 申し込みの件数を目標にすると、買取では何が起きるのか
- 枠に連動させる方法
- 経路ごとに、相談の質はどう違うのか
- 構成比が変わったときの扱い
- 時期が未定の相談は、どう扱うのか
- 記録を残す許可の扱い
- 相談の質が落ちたことに、誰がいつ気づくのか
- しきい値を先に決めておく
- 買取の相談の質の定義は、何から手をつければいいのか
- 定義を変えたあとの比較の扱い
- よくある質問
- まとめ
売る意思の強さと、比較の状態が相談ごとに違うからです。
相場を知りたいだけの相談と、今日中に売りたい相談が同じ列に入ります。
買取の相談は、なぜ中身の差が大きいのか
売る意思の強さと、比較の状態が相談ごとに違うからです。
相場を知りたいだけの相談と、今日中に売りたい相談が同じ列に入ります。
買取の申し込みには、性質の違う相談が混ざります。
すぐに売りたい相談と、金額だけを知りたい相談です。
さらに、複数の業者に同時に出している相談と、自社だけに来た相談があります。
この2つの軸で、4種類に分かれます。
4種類を同じ列で集計すると、成約率が経路の構成で動きます。
動いた理由が集客の質なのか、構成の変化なのかが分かりません。
分からないまま配分を変えると、判断を誤ります。
分けて集計すれば、それぞれの率が安定します。
安定した率は、経路の評価にも使えます。
評価ができれば、上限費用も経路ごとに置けます。
置ければ、査定の枠を確度の高い相談に回せます。
質の定義を売る意思で置く
買取の質の定義は、売る意思の強さで置いてください。
金額を知りたいだけの相談は、悪い相談ではありません。
売る時期が決まっていないだけです。
この層を無理に査定へ進めると、枠を使って成約になりません。
別の扱いとして、時期が来たときの連絡の対象にしてください。
買取の相談は、売る意思と比較の状態の2軸で分かれます。4種類を同じ列に入れると、率が経路の構成で動きます。
売る意思の強さは、どうやって判別するのか
売りたい時期を聞くだけで、おおむね判別できます。
選択式で聞けば、申し込みの件数への影響も小さく収まります。
売る意思の強さを、相談の文面から判断するのは難しくなります。
判別には、直接聞くのが早い方法です。
聞く項目は、売りたい時期の1つで足ります。
今週中か、1か月以内か、時期は未定かの選択式にします。
選択式にすれば、入力の負担は小さく収まります。
時期が決まっている相談は、査定を優先する対象になります。
未定の相談は、後日の連絡の対象になります。
この分け方だけで、査定の枠の使い方が変わります。
枠が限られている事業では、優先順位の設計が成約の数を決めます。
優先順位を決めていないと、届いた順に対応することになります。
届いた順は、成約の見込みの順とは一致しません。
売りたい時期と相談の扱い
| 売りたい時期 | 比較の状態 | 扱い | 初動 |
|---|---|---|---|
| 今週中 | 複数に依頼 | 最優先 | 即時に連絡して日程を押さえる |
| 今週中 | 自社のみ | 最優先 | 条件の説明を丁寧に行う |
| 1か月以内 | 複数に依頼 | 査定の候補 | 日程の候補を複数出す |
| 1か月以内 | 自社のみ | 査定の候補 | 時期の確認から入る |
| 未定 | いずれも | 後日の連絡の対象 | 相場の情報を送る |
項目を増やさない
聞く項目を増やすと、申し込みの件数は落ちます。
売りたい時期と、品物の情報以外は増やさないでください。
他の情報は、初回の連絡で確認すれば足ります。
入力の項目と初動の会話を、役割で分けてください。
分けないと、どちらも中途半端になります。
売る意思は、売りたい時期を選択式で聞けば判別できます。項目を増やすと、申し込みの件数が落ちます。
相見積もりの相談は、質が低いのか
低いわけではありません。
成約率は下がりますが、売る意思は明確であることが多くあります。
複数の業者に同時に出されている相談は、成約率が下がります。
下がるという理由で、質が低いと扱われることがあります。
一方で、この層は売る意思が明確です。
売ると決めたうえで、条件を比べています。
つまり、質が低いのではなく競合が多いだけです。
必要なのは、この層への上限費用を別に置くことです。
成約率が低い分、1件あたりに払える金額も下がります。
同じ上限を適用すると、この層に費用が寄ります。
寄った結果、成約1件あたりの費用が全体で上がります。
相見積もりの中で勝つ条件
この層で成約するには、順番と条件の2つが効きます。
最初に連絡した業者は、基準として扱われます。
基準になれば、他社は上回る必要が出ます。
一方で、最後に連絡した業者は他社の金額を知って提示できます。
どちらの位置を取るかで、運用の設計が変わります。
最初を取るなら、初動の速さに人員を割くことになります。
後を取るなら、再度の連絡の仕組みが要ります。
相見積もりの相談は質が低いのではなく、競合が多いだけです。この層には別の上限費用を置いてください。
申し込みの件数を目標にすると、買取では何が起きるのか
査定の枠を超えた申し込みが積み上がり、初動が全体で遅れます。
遅れれば、確度の高い相談も他社に流れます。
申し込みの件数に目標を置くと、配信の範囲が広がります。
広がった結果として、対象外や地域外の相談が増えます。
これらの相談は、査定に行けません。
行けない相談への対応も、時間を消費します。
消費された時間は、確度の高い相談の初動を遅らせます。
買取では、初動の順番が成約の順番を決めます。
遅れれば、他社に先を越されます。
つまり、件数を増やすほど成約が減る局面があります。
この事業では、件数の目標が査定の枠を超えてはいけません。
買取で件数の目標を置いたときの挙動
| 置き方 | 短期の件数 | 成約の数 | 現場への影響 |
|---|---|---|---|
| 査定の枠に連動 | 安定 | 安定 | 初動が保たれる |
| 枠を超えた件数目標 | 増える | 変わらないか減る | 初動が全体で遅れる |
| 対象を広げた配信を追加 | 増える | ほぼ変わらない | 対応の時間が増える |
| 相見積もりの経路を増やす | 増える | 率が下がる | 上限費用が合わなくなる |
| 質の定義なしで件数を追う | 増える | 下がる | 優先順位が崩れる |
枠に連動させる方法
件数の目標は、査定の枠と実施率から出してください。
枠が読めれば、必要な申し込みも決まります。
枠の見込みは、人員の計画から受け取ります。
受け取る経路がないと、連動は運用できません。
経路を作るところが、実質の着手点になります。
件数の目標が査定の枠を超えると、初動が全体で遅れます。目標は枠と実施率から出してください。
経路ごとに、相談の質はどう違うのか
売る意思の強さと、相見積もりの比率が違います。
どちらも経路の性質で決まるため、配分の判断に使えます。
経路によって、集まる相談の性質が変わります。
違いが出るのは、売る意思の強さと相見積もりの比率です。
比較の仕組みを経由した相談は、相見積もりの比率が高くなります。
店名での直接の相談は、自社のみである比率が高くなります。
この差は、上限費用の差にそのまま表れます。
売る意思の強さも、経路で変わります。
相場を調べる目的で来た層が多い経路では、時期が未定の相談が増えます。
経路ごとに、4種類の構成比を出してください。
構成比が分かれば、配分の判断に使えます。
自社の査定の枠に対して、どの構成が望ましいかも決まります。
望ましい構成に近づける形で、配分を調整してください。
構成比が変わったときの扱い
経路の構成比は、時期によって変わります。
変わった時点で、全体の成約率も動きます。
動いた率を集客の質の変化と読むと、判断を誤ります。
構成比を毎月記録しておけば、率の変化の理由を分けられます。
分けられれば、打ち手も正しく選べます。
経路によって、売る意思の強さと相見積もりの比率が違います。経路ごとに4種類の構成比を出してください。
時期が未定の相談は、どう扱うのか
査定には進めず、後日の連絡の対象として残してください。
枠を使わずに保持できれば、後から成約になることがあります。
売る時期が決まっていない相談に査定へ行くと、枠を消費します。
消費した枠は、確度の高い相談に使えません。
一方で、この層を切り捨てる必要もありません。
時期が来れば、売る相手を探し始めます。
そのときに思い出してもらえれば、直接の相談になります。
残す方法は、連絡先と品物の情報を記録することです。
記録があれば、後日の連絡ができます。
連絡の内容は、相場の動きや買取の条件の案内になります。
頻度が高すぎると嫌われるため、間隔を先に決めてください。
決めた間隔は、文書に残して担当が代わっても守れるようにします。
残していないと、担当ごとに頻度が変わります。
時期が未定の相談を残す仕組み
| やること | 目的 | 頻度 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 連絡先と品物の情報を記録 | 後日の連絡の準備 | 申し込み時 | 項目を増やさない |
| 相場の動きの案内 | 想起の機会を作る | 月1回程度 | 頻度を上げすぎない |
| 買取の条件の案内 | 判断の材料を渡す | 随時 | 条件の変更時のみ |
| 時期の再確認 | 優先順位の更新 | 3か月ごと | 1問だけにする |
| 配信の停止の導線 | 関係を悪くしない | 常時 | 分かりやすい位置に |
記録を残す許可の扱い
後日の連絡には、連絡してよいという状態が前提になります。
申し込みの時点で、その旨を伝えておいてください。
伝えていない相手への連絡は、関係を悪くします。
取得時に伝えた利用の範囲については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
確認の担当も、あらかじめ決めておく必要があります。
時期が未定の相談は査定に進めず、後日の連絡の対象として残してください。連絡の間隔は先に決めます。
相談の質が落ちたことに、誰がいつ気づくのか
査定の担当が先に気づき、集客の数字には遅れて出ます。
査定の実施率を週次で見る仕組みがないと、気づくのは四半期の終わりです。
相談の質が落ちるとき、最初に気づくのは査定の担当です。
行っても売ってもらえない、という体感が先に出ます。
この体感が集客の側に上がる経路がないと、数字に出るまで放置されます。
数字に出るのは、成約率が下がった四半期の終わりです。
その時点では、すでに2か月分の費用が使われています。
早く気づくには、査定の実施率を週次で見る必要があります。
申し込みの件数と単価だけを見ていると、質の変化は見えません。
もう1つ有効なのが、査定の担当からの定性の報告です。
数値になる前の違和感を、決まった場で拾う仕組みを作ってください。
拾う場は、月次の会議では遅すぎます。
週次の短い場を、査定と集客の間に置いてください。
しきい値を先に決めておく
しきい値がないと、数字の変動は毎回議論になります。
議論のたびに判断が変わると、対応の速さが安定しません。
前月平均から何ポイント外れたら確認する、という線を先に引いてください。
線を引いておけば、報告の形式も固まります。
固まった形式は、担当者が交代しても引き継げます。
質の低下は査定の担当が先に気づきます。実施率を週次で見て、定性の報告を拾う場を週次で持ってください。
買取の相談の質の定義は、何から手をつければいいのか
申し込みの項目に、売りたい時期を選択式で加えるところからです。
この1項目で、査定の枠の使い方が変わります。
質の定義は、議論から始めると決まりません。
まず、判定に使う情報を取る仕組みを作ってください。
買取の場合、必要なのは売りたい時期の1項目です。
今週中か、1か月以内か、未定かの選択式で足ります。
次に、初回の連絡で相見積もりの有無を確認します。
この2つが揃えば、4種類の分類が完成します。
分類ごとに初動を決めれば、枠の使い方が変わります。
同時に、時期が未定の相談を残す仕組みを作ってください。
買取の相談の質の定義を置く順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 申し込みに売りたい時期の項目を足す | 集客と制作 | 2週間 |
| 2 | 初回の連絡で相見積もりの有無を確認する | 受け付け | 1週間 |
| 3 | 4種類の分類ごとに初動を文書にする | 査定と受け付け | 2週間 |
| 4 | 時期が未定の相談を残す仕組みを作る | 集客 | 1か月 |
| 5 | 経路ごとの4種類の構成比を出す | 集客 | 1か月後 |
| 6 | 査定の実施率を週次で見る運用を決める | 査定と集客 | 1週間 |
定義を変えたあとの比較の扱い
質の定義を途中で変えると、前後の比較ができなくなります。
変える場合は、過去のデータも新しい定義で数え直してください。
数え直さずに定義だけ変えると、率の変化が施策の成果に見えます。
数え直しが難しい場合は、変更の時期を記録に残してください。
記録があれば、比較の範囲を限定する判断ができます。
着手点は定義の議論ではなく、売りたい時期を聞く仕組みです。この1項目で、査定の枠の使い方が変わります。
買取の相談の質の見極めで判断に迷う場合は、無料相談で現状の申し込みの中身を見てもらうところから始められます。
入口の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
買取の相談はどう分類すればよいですか
売る意思の強さと、相見積もりの状態の2軸で4種類に分けてください。すぐ売りたい相談と金額だけを知りたい相談、複数の業者に出している相談と自社だけの相談です。同じ列で集計すると、成約率が経路の構成で動きます。
売る意思の強さはどうやって判別しますか
売りたい時期を選択式で聞くだけで、おおむね判別できます。今週中か、1か月以内か、未定かの3択で足ります。項目を増やすと申し込みの件数が落ちるため、品物の情報以外は初回の連絡で確認してください。
相見積もりの相談は質が低いのですか
成約率は下がりますが、売る意思は明確であることが多くあります。質が低いのではなく、競合が多いだけです。必要なのは、この層への上限費用を別に置くことです。同じ上限を適用すると、この層に費用が寄ります。
申し込みの件数を目標にしてはいけませんか
件数の目標が査定の枠を超えると、対応しきれない申し込みが積み上がり、初動が全体で遅れます。買取では初動の順番が成約の順番を決めるため、確度の高い相談も他社に流れます。目標は枠と実施率から出してください。
売る時期が未定の相談はどうしますか
査定には進めず、後日の連絡の対象として残してください。枠を消費せずに保持できれば、時期が来たときに直接の相談になります。連絡の間隔は先に決め、取得時に伝えた利用の範囲については掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
まとめ
- 売る意思の強さと、比較の状態が相談ごとに違うからです。相場を知りたいだけの相談と、今日中に売りたい相談が同じ列に入ります
- 売りたい時期を聞くだけで、おおむね判別できます。選択式で聞けば、申し込みの件数への影響も小さく収まります
- 低いわけではありません。成約率は下がりますが、売る意思は明確であることが多くあります
- 査定の枠を超えた申し込みが積み上がり、初動が全体で遅れます。遅れれば、確度の高い相談も他社に流れます
- 売る意思の強さと、相見積もりの比率が違います。どちらも経路の性質で決まるため、配分の判断に使えます
- 査定には進めず、後日の連絡の対象として残してください。枠を使わずに保持できれば、後から成約になることがあります
- 査定の担当が先に気づき、集客の数字には遅れて出ます。査定の実施率を週次で見る仕組みがないと、気づくのは四半期の終わりです
- 申し込みの項目に、売りたい時期を選択式で加えるところからです。この1項目で、査定の枠の使い方が変わります