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相見積もりが前提の商売なので、価格以外の判断軸がないと最安値に負けます。
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目次
目次
- 解体工事が最初に決めるべきことは何か
- 見積書に何を書くか
- どこから問い合わせが来ているのかをどう把握するのか
- 記録するのは四つだけでいい
- 見積もりの内訳をどう示すのか
- 分けて示す
- 法定の手続きをどう扱うのか
- 依頼者の手間を減らす
- 近隣への対応をどう価値にするのか
- 何をするかを示す
- 処分費の変動にどう対応するのか
- 量と単価を分ける
- 許可と資格をどう示すのか
- 正確に記載する
- 何から手をつければいいのか
- 最初の一つは今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
価格だけで比べられない材料を、先に用意してください。
相見積もりが前提の商売なので、価格以外の判断軸がないと最安値に負けます。
解体工事が最初に決めるべきことは何か
価格だけで比べられない材料を、先に用意してください。
相見積もりが前提の商売なので、価格以外の判断軸がないと最安値に負けます。
解体工事は、複数の業者から見積もりを取るのが当たり前になっています。
そして、見積書に並ぶのは金額だけです。
金額だけを比べれば、安いほうが選ばれます。
見積書に何を書くか
多くの業者の見積書は、一式いくらという形になっています。
これでは、何が含まれているかがわかりません。
内訳を細かく示すと、比較の仕方が変わります。
立ち位置を決める三つの軸
| 軸 | 選択肢 | その選択で変わること |
|---|---|---|
| 扱う建物 | 木造中心/鉄骨やRCも | 必要な設備と、単価 |
| 対応の範囲 | 解体のみ/手続きも/残置物も | 依頼者の手間 |
| 選ばれ方 | 価格/手続きの代行/近隣対応 | 競合する相手 |
建物の構造で単価が違う
木造と、鉄骨や鉄筋コンクリートでは、工事の内容も費用もまったく違います。扱える構造を明示しないと、対応できない依頼が来ます。
どこから問い合わせが来ているのかをどう把握するのか
問い合わせを受けたときに、何を見て来たかを聞いて記録してください。
そして、見積もりから受注に至る率も記録してください。
解体工事への問い合わせの入口は、検索、紹介、不動産会社やハウスメーカーからの依頼です。
解体工事 費用 地域名といった形で探されます。
この検索をする人は、これから解体しようとしている人です。
記録するのは四つだけでいい
問い合わせのときに記録する項目
| 項目 | 聞き方の例 | 後で使えること |
|---|---|---|
| きっかけ | どちらでお知りになりましたか | 入口ごとの比率 |
| 建物の構造と規模 | どんな建物ですか | 対応の可否 |
| 解体の理由 | 建て替えか、売却か | 次の仕事の可能性 |
| 受注に至ったか | 見積り後に受注したか | 入口ごとの成約率 |
失注の理由を聞く
見積もりを出して受注しなかった場合、理由を聞いてください。
価格なのか、対応なのか、時期なのか。
この記録が、次に何を変えるべきかを教えてくれます。
三か月分の記録がたまると、成約率の低い原因が見えます。
見積もりの内訳をどう示すのか
何にいくらかかるのかを分けて示してください。
一式いくらでは、比べようがありません。
解体工事の見積もりが一式いくらで出されると、依頼する側は比べられません。
結果として、総額の安いほうを選びます。
しかし実際には、含まれているものが違います。
分けて示す
建物の解体そのもの。
廃棄物の処分。
足場と養生。
重機の搬入と搬出。
整地。
手続きの代行。
見積もりで分けて示すこと
| 項目 | 示すこと |
|---|---|
| 解体の作業 | 建物の構造と規模に応じた費用 |
| 廃棄物の処分 | 種類ごとの量と単価 |
| 仮設と養生 | 足場、シート、防音 |
| 重機と運搬 | 搬入と搬出 |
| 整地 | どこまでやるか |
| 手続き | 代行する範囲 |
含まれていないものを明記する
追加費用が発生する条件を、先に示してください。
地中に何か埋まっていた場合。
想定より多くの残置物があった場合。
近隣の状況で作業が制限される場合。
これを書いていないと、後で揉めます。
安すぎる見積もりには理由がある
極端に安い見積もりには、後から追加が発生する、必要な手続きを省いている、といった理由があることがあります。
批判ではなく、何が含まれるべきかを示すことで、比べ方を伝えてください。
法定の手続きをどう扱うのか
必要な手続きを、代行できるかどうか明示してください。
依頼する側は、何をすればいいかわかりません。
建物を解体するには、いくつかの手続きが必要です。
工事の前に必要な届出。
特定の建材が使われている場合の調査と対応。
工事の後の登記。
依頼者の手間を減らす
これらの手続きを代行できると、依頼する側の負担が減ります。
そして、それ自体が選ばれる理由になります。
手続きについて示すこと
| 示すこと | 依頼者の判断 |
|---|---|
| 必要な手続きの一覧 | 何が必要か |
| 代行できる範囲 | 自分で何をするか |
| 費用に含まれるか | 別料金か |
| かかる期間 | いつまでに何をするか |
制度の詳細は公式の情報で確認する
解体に関する届出や調査の要件は、変更されることがあります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
自治体によって運用が異なる部分は、自治体の窓口で確認してください。
省いてはいけないこと
必要な調査や届出を省くと、法令に違反します。
費用を抑えるために省く業者があれば、それは問題です。
正しく行うことを明示してください。
近隣への対応をどう価値にするのか
工事の前後で何をするかを、具体的に示してください。
近隣とのトラブルは、依頼者が最も心配することです。
解体工事は、音と埃が出ます。
そして、近隣に住んでいるのは依頼者の知り合いであることが多くあります。
工事が終わった後も、そこに住み続ける人がいます。
だから、近隣とのトラブルは依頼者にとって深刻です。
何をするかを示す
工事の前に挨拶に行くか。
養生をどうするか。
散水をするか。
作業の時間はどうするか。
苦情が来たらどう対応するか。
近隣対応として示すことを、項目ごとに見ていきます。
事前の挨拶については、依頼者の安心は関係が壊れないか。
養生の方法については、依頼者の安心は埃が飛ばないか。
散水の実施については、依頼者の安心は粉じんの抑制。
作業の時間については、依頼者の安心は生活に影響しないか。
苦情への対応については、依頼者の安心は誰が対応するか。
依頼者が同行するか
挨拶に依頼者も行くかどうかで、印象が変わります。
どちらがいいかを提案できると、親切です。
記録を残す
挨拶に行った記録、養生の状態の写真。これらを残しておくと、後で問題になったときに説明できます。
処分費の変動にどう対応するのか
廃棄物の量と処分費を分けて示して、変動する可能性を伝えてください。
処分費は自社では決められません。
解体工事の費用の大きな部分は、廃棄物の処分費です。
そしてこの費用は、処分場の料金によって変わります。
自社では決められない部分です。
量と単価を分ける
見積もりの中で、廃棄物の量と単価を分けて示してください。
これがあると、なぜその金額なのかが伝わります。
処分について示すことを、項目ごとに見ていきます。
廃棄物の種類については、示すことは何が出るか。
想定の量については、示すことはどれくらい出るか。
処分の単価については、示すことは種類ごとの金額。
変動の可能性については、示すことは量が増えた場合の扱い。
量が想定と違った場合
解体してみると、想定より多く出ることがあります。
この場合にどうするかを、先に決めておいてください。
追加の費用が発生するなら、その条件を明示してください。
適正な処分を示す
廃棄物を適正に処分していることは、依頼者にとって重要です。
不法な処分が発覚すれば、排出した側も責任を問われることがあります。
処分の方法と、管理票の扱いを説明できるようにしてください。
許可と資格をどう示すのか
保有している許可と資格を、正確に記載してください。
依頼する側が確認する項目です。
解体工事を行うには、許可が必要です。
また、扱う建材によっては、資格を持つ人の関与が必要になります。
これらを持っていることは、信頼の基礎です。
正確に記載する
許可の番号。
保有している資格。
加入している保険。
示すべきことを、項目ごとに見ていきます。
許可の番号については、依頼者の判断は適法に営業しているか。
資格については、依頼者の判断は必要な作業ができるか。
保険については、依頼者の判断は事故があったときどうなるか。
営業の年数については、依頼者の判断は経験があるか。
表示の決まりを確認する
許可や資格の表示には、決まりがあります。
正確に記載してください。
表示に関する要件は変更されることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
保険は必ず確認される
解体工事では、近隣の建物や車に損害を与える可能性があります。保険に加入していることは、依頼者の安心につながります。
何から手をつければいいのか
まず見積もりの内訳を分けて示して、次に近隣対応の内容を明示してください。
順番を守れば、価格だけで比べられなくなります。
ここまでの内容を、着手できる順番に並べます。
全部を同時に始める必要はありません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは見積もりの内訳を項目ごとに分ける、かかる時間の目安は2週間。
2については、やることは追加費用が発生する条件を明記する、かかる時間の目安は1週間。
3については、やることは近隣対応として何をするかを示す、かかる時間の目安は1週間。
4については、やることは代行できる手続きの範囲を明示する、かかる時間の目安は1週間。
5については、やることは見積もりから受注に至る率を出す、かかる時間の目安は1週間。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
体制によって前後します。
最初の一つは今日から始められる
見積書に、追加費用が発生する条件を書き加えるだけです。
これで、後の揉め事が減ります。
自社に合うかを確かめたいとき
ここに書いたことは一般的な考え方であって、扱う建物や地域によって優先順位は変わります。どこから手をつけるべきか判断がつかない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断</a>で現状を整理するところから始めてください。既に集客の取り組みを進めていて、成果が伸び悩んでいる場合は<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
見積もりだけ取られて最安値の業者に決まります
一式いくらという見積もりでは、総額でしか比べられません。解体、廃棄物の処分、仮設、重機、整地、手続きを分けて示してください。含まれていないものと、追加費用が発生する条件も明記してください。
価格以外で選ばれるにはどうすればいいですか
手続きの代行と近隣への対応が、依頼者にとって大きな価値です。何をするかを具体的に示してください。近隣とのトラブルは、そこに住み続ける依頼者にとって深刻な問題です。
処分費が変動して見積もりが難しいです
廃棄物の量と単価を分けて示し、量が想定と違った場合の扱いを先に決めておいてください。あわせて、適正に処分していることと管理票の扱いを説明できるようにしてください。
必要な手続きはどこまで代行すべきですか
代行できると依頼者の負担が減り、それ自体が選ばれる理由になります。必要な手続きの一覧、代行できる範囲、費用に含まれるかを明示してください。要件は変更されるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインと自治体の窓口で確認してください。
許可や資格はどこまで書くべきですか
許可の番号、保有している資格、加入している保険を正確に記載してください。特に保険は、近隣への損害が起きたときのために必ず確認されます。表示の決まりは掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
まとめ
- 価格だけで比べられない材料を、先に用意してください。相見積もりが前提の商売なので、価格以外の判断軸がないと最安値に負けます
- 問い合わせを受けたときに、何を見て来たかを聞いて記録してください。そして、見積もりから受注に至る率も記録してください
- 何にいくらかかるのかを分けて示してください。一式いくらでは、比べようがありません
- 必要な手続きを、代行できるかどうか明示してください。依頼する側は、何をすればいいかわかりません
- 工事の前後で何をするかを、具体的に示してください。近隣とのトラブルは、依頼者が最も心配することです
- 廃棄物の量と処分費を分けて示して、変動する可能性を伝えてください。処分費は自社では決められません
- 保有している許可と資格を、正確に記載してください。依頼する側が確認する項目です
- まず見積もりの内訳を分けて示して、次に近隣対応の内容を明示してください。順番を守れば、価格だけで比べられなくなります