
検索で目指すのは、記帳代行の依頼を増やすことではありません。
経営の相談から入る顧問契約を、紹介以外の経路から取ることです。
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目次
目次
- 会計事務所がSEOで目指すべきことは何か
- 紹介だけに頼れなくなる
- どういう言葉で探されているのか
- 課題から入る検索
- 料金をどう書けばいいのか
- 規模別に出す
- 記帳代行以外の価値をどう打ち出すのか
- 何をするかを書く
- 乗り換えの相談をどう取るのか
- 書いておくこと
- 決算期の集中にどう備えるのか
- 時期をずらす
- 地域と業種でどう絞るのか
- 絞り方
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- どこが詰まっているか分からないとき
- よくある質問
- まとめ
検索で目指すのは、記帳代行の依頼を増やすことではありません。
経営の相談から入る顧問契約を、紹介以外の経路から取ることです。
会計事務所がSEOで目指すべきことは何か
検索で目指すのは、記帳代行の依頼を増やすことではありません。
経営の相談から入る顧問契約を、紹介以外の経路から取ることです。
記帳代行の価格は下がり続けています。
クラウド会計の普及で、入力作業そのものの価値が下がりました。
その領域で価格を競っても、担当者の工数が増えるだけです。
検索で狙うのは、数字を見て何をすべきかを相談したい経営者です。
紹介だけに頼れなくなる
新規は紹介が主な経路です。
ただ、紹介元も高齢化し、経営者が自分で検索して探す時代になりました。
検索から来る人の三つの状態
| 状態 | 検索する言葉の例 | 求めていること |
|---|---|---|
| 開業したばかり | 個人事業主 確定申告 依頼 | いくらで何をしてくれるか |
| 今の事務所に不満 | 税理士 変更 タイミング | 変えていいのか |
| 課題がある | 資金繰り 相談 どこ | 数字以外の相談ができるか |
担当者1人あたりが見られる関与先には上限があります。数を増やすより、単価を上げるほうが現実的です。
どういう言葉で探されているのか
地域名+税理士より、課題や状況の検索のほうが単価につながります。
費用を調べる検索も多くあります。
税理士 地域名で検索する人は、まだ何を頼むか決まっていません。
具体的な課題を持っている人は、その課題の言葉で検索します。
課題から入る検索
資金繰りが苦しい、融資を受けたい、インボイスの対応、事業承継、補助金。
こうした課題は、記帳代行より単価が取れる領域です。
検索の種類と用意するページ
| 種類 | 例 | 用意するページ |
|---|---|---|
| 費用 | 税理士 顧問料 相場 | 料金の考え方 |
| 状況 | 法人成り タイミング | 判断の基準 |
| 課題 | 融資 通らない 理由 | 課題への対応 |
| 制度 | インボイス 対応 | 制度の説明 |
| 乗り換え | 税理士 変更 手順 | 変更の進め方 |
広告の規制
税理士業務の広告には規程があります。表現の可否は変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
料金をどう書けばいいのか
月額の顧問料と決算料を分けて書きます。
何が含まれて何が別料金かを明示しないと、比べられません。
顧問料は応相談と書かれていると、比較段階で候補から外れます。
経営者は、まず相場を知りたがっています。
規模別に出す
売上や仕訳の件数で料金が変わるなら、その軸で幅を示します。
料金の例(説明のための仮の値です)
| 規模 | 月額顧問料 | 決算料 |
|---|---|---|
| 個人・売上1千万未満 | 20,000円 | 150,000円 |
| 法人・売上3千万未満 | 30,000円 | 200,000円 |
| 法人・売上1億未満 | 50,000円 | 300,000円 |
数字は説明のための仮の値です。
自事務所の料金に置き換えてください。
含まれるものを書く
訪問の頻度、記帳の代行、給与計算、年末調整、税務調査の立ち会い。
どこまでが顧問料に含まれるかを書きます。
記帳代行を分ける
自社で入力する場合と、代行する場合で料金が変わります。クラウド会計を使って自社で入力すれば安くなる、という選択肢を示すと、そこから相談が始まります。
記帳代行以外の価値をどう打ち出すのか
数字を見て何を伝えるかを書いてください。
試算表を作って渡すだけの事務所と、そこから何を言うかが違いになります。
入力と申告だけなら、価格で比べられます。
経営者が本当に欲しいのは、数字を見た上での判断材料です。
何をするかを書く
月次でどういう資料を出すか、どういう話をするか、いつ連絡が来るか。
提供する内容の書き方
| よくある書き方 | 変えた書き方 |
|---|---|
| 月次で試算表をお渡しします | 前年同月との比較と、資金繰りの見通しをお伝えします |
| 節税のご提案 | 決算の3か月前に対策を検討する時間を取ります |
| 親身に対応 | 担当者と所長の両方が関与先を把握しています |
経営の支援
資金繰りの管理、事業計画の作成、融資の相談。
これらに対応できるなら、それぞれのページを作ってください。
担当者の体制
誰が担当するのか、所長がどこまで関わるのか。担当者が変わることがあるかも書いてください。これが分からないと、契約後の不満につながります。
乗り換えの相談をどう取るのか
今の事務所に不満がある人は、変えていいのか迷っています。
変更の手順と、何が起きるかを書いてください。
税理士を変えることに抵抗を感じる経営者は多くあります。
長い付き合いがあると、なおさらです。
書いておくこと
いつ変えるのがいいか、必要な資料は何か、前の事務所とのやり取りはどうなるか、空白期間はできるか。
変更について書くことを、項目ごとに見ていきます。
時期については、書き方の例は決算後が最もスムーズです。
資料については、書き方の例は過去3期分の申告書と元帳。
連絡については、書き方の例は前の事務所への連絡は必要です。
期間については、書き方の例は引き継ぎに1か月程度。
よくある不満
連絡が来ない、質問に答えてくれない、担当者がすぐ変わる、料金が不透明。
こうした不満に対して、自事務所がどう対応しているかを書きます。
他の事務所を否定しない
前の事務所を悪く言う書き方は避けてください。相性や求めるものが変わったという説明にとどめます。
決算期の集中にどう備えるのか
繁忙期は新規を受けられません。
その時期を避けて、閑散期に相談が来る流れを作ってください。
3月と5月は決算と申告で手が回りません。
その時期に問い合わせが来ても、丁寧に対応できません。
時期をずらす
相談を受け付けられる時期を明記します。
決算期のご相談は◯月以降にご案内していますと書くのも一つです。
時期ごとの動きを、項目ごとに見ていきます。
1〜3月については、状況は繁忙期、やることは既存の対応に集中。
4〜5月については、状況は申告、やることは既存の対応に集中。
6〜10月については、状況は落ち着く、やることは新規の相談と記事の作成。
11〜12月については、状況は年末調整、やることは既存の対応。
閑散期に仕込む
検索に効くまで時間がかかるので、夏のうちに記事を作っておきます。
翌年の繁忙期の前に、相談が入る状態になります。
開業時期に合わせる
法人設立や開業は、時期が分散します。開業を考えている人向けのページは、時期に左右されにくくあります。
地域と業種でどう絞るのか
扱う業種を絞ると、その業種の事情を書けます。
大手の事務所と同じ書き方では差がつきません。
あらゆる業種に対応と書くと、どこも同じに見えます。
絞り方
建設業、飲食業、医療、不動産、IT。
業種ごとに、会計の勘所が違います。
業種で絞ると書けることを、項目ごとに見ていきます。
建設業については、書けることは工事の進行に応じた会計処理。
飲食業については、書けることは原価率の見方と資金繰り。
医療については、書けることは自費と保険の分け方。
不動産については、書けることは物件ごとの損益の管理。
地域の情報
地元の金融機関との関係、地域の補助金、商工会とのつながり。
地域に根ざしていることは、大手にはない強みです。
実績の書き方
関与先の数や業種の内訳は書けます。個別の顧客名を出す場合は、許可が必要です。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
料金を公開するのが先です。
提供する内容を具体的に書くのが、その次になります。
比較段階で候補から外れない部分から手をつけます。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは顧問料と決算料の目安を出す、かかる期間の目安は2週間、効き方は比較段階で候補に残る。
2については、やることは月次で何をするかを具体的に書く、かかる期間の目安は2週間、効き方は価格以外で選ばれる。
3については、やることは乗り換えの手順を書く、かかる期間の目安は2週間、効き方は不満を持つ人が相談する。
4については、やることは扱う業種を絞ったページを作る、かかる期間の目安は2か月、効き方はその業種から相談が入る。
5については、やることは課題から入る記事を積み上げる、かかる期間の目安は3か月以上、効き方は単価の取れる相談が来る。
期間は説明のための仮の値です。
繁忙期に入ると作業が止まるので、夏のうちに進めてください。
どこが詰まっているか分からないとき
問い合わせが少ないのか、来るが記帳代行ばかりなのかで、直す場所が変わります。現状の整理から相談したい場合は、[無料診断](https://time-value.jp/contact/)があります。直す場所が決まっていて手を動かす人が必要なら、[サイト改善のサービス](https://time-value.jp/services/kaizen/)もあります。
よくある質問
料金を公開すると安い事務所と比べられませんか
公開していないと、比較段階で候補から外れます。何が含まれるかを併記すれば、金額だけでは比べられなくなります。
紹介だけで足りているのですが
今は足りていても、紹介元も高齢化します。経営者が自分で検索して探す流れは進んでいるので、閑散期に仕込んでおく価値があります。
業種を絞ると仕事が減りませんか
担当者1人あたりの関与先には上限があるので、広く受けても限界があります。絞ったほうが検索で見つかり、単価も上げやすくなります。
乗り換えを促す書き方は問題ありませんか
前の事務所を悪く言わず、変更の手順と何が起きるかを説明する形にとどめてください。広告の規程は変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
効果が出るまでどのくらいかかりますか
料金の公開は数週間で問い合わせの質に出ます。課題から入る記事が検索に効くまでは3か月以上かかります。
まとめ
- 検索で目指すのは、記帳代行の依頼を増やすことではありません。経営の相談から入る顧問契約を、紹介以外の経路から取ることです
- 地域名+税理士より、課題や状況の検索のほうが単価につながります。費用を調べる検索も多くあります
- 月額の顧問料と決算料を分けて書きます。何が含まれて何が別料金かを明示しないと、比べられません
- 数字を見て何を伝えるかを書いてください。試算表を作って渡すだけの事務所と、そこから何を言うかが違いになります
- 今の事務所に不満がある人は、変えていいのか迷っています。変更の手順と、何が起きるかを書いてください
- 繁忙期は新規を受けられません。その時期を避けて、閑散期に相談が来る流れを作ってください
- 扱う業種を絞ると、その業種の事情を書けます。大手の事務所と同じ書き方では差がつきません
- 料金を公開するのが先です。提供する内容を具体的に書くのが、その次になります