
会計事務所の地図対策で目指すのは、紹介以外の経路から相談の問い合わせを受けることです。
料金の目安と対応できる業務が分かれば、紹介のない事業者からの連絡が生まれます。
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目次
目次
- 会計事務所がMEOで目指すべきことは何か
- 紹介以外の入口が必要になっている
- どういう情報を埋めればいいのか
- 対応業務を具体的に書く
- 写真で何を見せるべきか
- 相談する部屋は必ず載せる
- 口コミをどう集めるのか
- 依頼は受動的な形にする
- 低い評価にどう対応するのか
- 顧問先の情報に触れない
- 記帳代行の価格競争にどう向き合うのか
- 何を書くかで問い合わせが変わる
- 決算期の集中とどう付き合うのか
- 投稿機能で状況を出す
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
会計事務所の地図対策で目指すのは、紹介以外の経路から相談の問い合わせを受けることです。
料金の目安と対応できる業務が分かれば、紹介のない事業者からの連絡が生まれます。
会計事務所がMEOで目指すべきことは何か
会計事務所の地図対策で目指すのは、紹介以外の経路から相談の問い合わせを受けることです。
料金の目安と対応できる業務が分かれば、紹介のない事業者からの連絡が生まれます。
会計事務所の新規は、長く紹介に頼ってきました。
ただし、紹介元の数は増えません。
紹介以外の入口が必要になっている
経理の代行や会計のソフトの導入を自分で調べる経営者が増えました。
その人たちは、金融機関や取引先の紹介を待たずに検索します。
地図はその入口の一つになります。
来所が前提ではない
会計事務所は、契約後も来所しない顧問先が多くあります。
それでも地図が効くのは、事務所が実在することと、規模の目安を示す場になるからです。
初回の相談で一度訪ねる人も少なくありません。
探している人の状態と、確かめたいこと
| 状態 | 検索する言葉の例 | 地図で確かめたいこと |
|---|---|---|
| 顧問を探している | 会計事務所 地域名 | 対応業務、規模 |
| 費用を知りたい | 経理代行 費用 | 料金の目安 |
| 今の事務所に不満 | 税理士 変更 地域名 | 相談の受付 |
| 創業したばかり | 創業 会計事務所 地域名 | 創業の支援があるか |
商圏は車や電車で行ける範囲
月次で訪問する形なら、移動できる距離が商圏になります。オンラインで完結する形なら、商圏はもっと広がります。どちらの形かを書いておくと、問い合わせの質が変わります。
どういう情報を埋めればいいのか
対応している業務、料金の目安、相談の受付方法、営業時間の4点が最優先です。
料金がまったく書かれていないと、問い合わせる前の段階で外されます。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、相談してよい相手かを判断できるかを軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 対応業務 | 税務としか書かれていない | 目的で探した人に届く |
| 料金の目安 | 一切書かれていない | 問い合わせの心理的な負担が下がる |
| 相談の受付 | 初回が有料か無料か不明 | 連絡しやすくなる |
| 営業時間 | 土日の対応が不明 | 働いている人が連絡できる |
| オンライン対応 | 可否が不明 | 遠方からの相談が増える |
対応業務を具体的に書く
記帳の代行、月次の顧問、決算と申告、創業の支援、補助金の相談、資金繰りの相談。
こうした言葉を並べると、それぞれで探した人に届きます。
税務とだけ書いてあると、何を頼めるか分かりません。
料金は範囲で書く
月額の顧問料が何万円から、決算料が何万円から。
こうした形で下限を示すだけで、問い合わせの数が変わります。
金額を一切書かない状態は、聞きにくい事務所という印象を作ります。
広告の規程に注意する
税理士には広告に関する規程があります。実績の表示、他事務所との比較、断定的な表現には制限があります。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
写真で何を見せるべきか
事務所の外観、入口、相談する部屋、執務の様子の4点を優先します。
相談する部屋の写真は、実際に訪ねる前の判断材料になります。
会計事務所の地図でも、写真は実在の証明として働きます。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 建物の外観 | どこにあるか |
| 入口とフロア案内 | 何階か、どう入るか |
| 相談する部屋 | 話す環境、個室かどうか |
| 執務の様子 | 事務所の規模 |
| 受付 | 訪問時の流れ |
| 駐車場 | 車で行けるか |
相談する部屋は必ず載せる
話の内容が外に漏れない環境かどうかは、経営者が気にする部分です。
個室であることが写真で分かると、相談のハードルが下がります。
規模が伝わる写真を入れる
何人くらいいる事務所なのかは、依頼の判断に関わります。
執務室の写真を1枚載せるだけで、おおよそ伝わります。
顧問先の情報が写らないようにする
資料や画面が写り込まないようにします。これは守秘義務に関わる問題です。撮影前に机の上を確認します。
口コミをどう集めるのか
会計事務所では、顧問先に口コミを依頼すること自体を慎重に考える必要があります。
依頼する場合も、見返りを渡すことは規約で認められていないため行わないでください。
どこの事務所と契約しているかを公にしたくない経営者は少なくありません。
一般的な店舗と同じ集め方はできません。
依頼は受動的な形にする
無理に頼むより、決算が終わって一区切りついたときに、よければという形で一度だけ伝えます。
断られたら重ねて頼みません。
見返りは渡さない
顧問料の割引、サービスの追加、贈答。
どれも地図サービスの規約に反します。
報酬に関わる誘導は、職業上も問題になります。
口コミが少ないことを前提に考える
会計事務所は構造的に口コミが集まりにくい分野です。
件数で競おうとせず、情報の正確さと写真で判断材料を増やすほうが現実的です。
口コミ以外で信頼を伝える方法
| 方法 | 伝わること |
|---|---|
| 対応業務の具体的な記載 | 何を頼めるか |
| 料金の目安の記載 | 相談しやすい姿勢 |
| 相談室の写真 | 話せる環境があること |
| 執務室の写真 | 事務所の規模 |
低い評価にどう対応するのか
連絡が取りにくい、担当者が変わったという指摘が中心です。
顧問先の情報には一切触れず、運営の話として短く返します。
会計事務所への低い評価は、業務の内容そのものより対応に関するものが多くなります。
よくある指摘と、返信の方向を、項目ごとに見ていきます。
連絡が取りにくいについては、返信の方向は連絡の方法と、対応の体制を見直す旨。
担当者が変わったについては、返信の方向は引き継ぎの方法について改善する旨。
料金が想定と違ったについては、返信の方向は事前の説明を丁寧に行う旨。
決算期に対応が遅れたについては、返信の方向は体制を見直す旨。
説明が分かりにくいについては、返信の方向は説明の仕方を見直す旨。
顧問先の情報に触れない
相手が自社の状況を書いていても、こちらから触れてはいけません。
守秘義務にあたります。
契約の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
連絡の指摘は運用を直す
連絡が取りにくいという指摘は、返信では解決しません。
誰がいつまでに返すかという体制を決めることが先です。
返信は短く、担当を決める
3行から4行で十分です。所長が感情的に返信してしまうと、取り返しがつきません。事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
記帳代行の価格競争にどう向き合うのか
入力の代行だけを売りにすると、価格でしか比べられません。
資金繰りの相談や経営の数字の説明といった、数字を使う側の業務を並べて書きます。
会計のソフトが普及して、入力作業そのものの価値は下がりました。
この流れは戻りません。
何を書くかで問い合わせが変わる
記帳代行とだけ書くと、価格を比べる人が来ます。
資金繰りの相談、月次の数字の説明、金融機関への資料作成。
こうした業務を並べると、価格以外を求める人が来ます。
書き方で変わる問い合わせを、項目ごとに見ていきます。
記帳代行については、来る相手は価格を比べる人。
月次の数字の説明については、来る相手は経営に使いたい人。
資金繰りの相談については、来る相手は先を見たい人。
創業の支援については、来る相手はこれから始める人。
対応できることだけを書く
書いた業務は、期待されます。
やっていないことを並べると、契約後に不満が出ます。
他事務所と比べない
他より安い、他より対応が早いといった表現は、広告の規程に触れる可能性があります。自事務所の事実だけを書きます。
決算期の集中とどう付き合うのか
繁忙期に新規の相談が来ても対応できないことがあります。
受け入れの状況を投稿で知らせておけば、断る手間と印象の悪化を減らせます。
決算が集中する時期に、新規の相談を受けきれないのは構造的な問題です。
投稿機能で状況を出す
地図には短い投稿を出す機能があります。
今の時期は新規のご相談の対応にお時間をいただきます、といった案内を出せます。
書いておけば、待つか他を探すかを本人が選べます。
投稿で伝える内容を、項目ごとに見ていきます。
繁忙期の対応状況については、効果は問い合わせの空振りが減る。
受け入れを再開したときについては、効果は待っていた人に届く。
創業の相談の受付については、効果は時期を問わず必要な人に届く。
セミナーや説明会については、効果は接点が増える。
相談だけは受けておく
すぐに契約できなくても、相談だけ受けて時期を伝えれば、後につながります。
完全に閉じると、その人は戻ってきません。
閑散期に整える
繁忙期が終わった直後に、地図の情報と写真を見直します。この時期に整えておけば、次の繁忙期の前に効き始めます。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
対応業務と料金の目安の記載を先に済ませ、相談室の写真を追加します。
この2つで、紹介のない人からの問い合わせが生まれます。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対応業務を具体的に記載、かかる時間の目安は1時間。
2については、やることは料金の目安(下限)の記載、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは相談の受付方法と営業時間の登録、かかる時間の目安は30分。
4については、やることは写真の追加(外観、入口、相談室、執務室)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることはオンライン対応の可否を記載、かかる時間の目安は15分。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で受け入れ状況の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務の誰か1人を担当にします。
所長が自分でやろうとすると、業務のなかで後回しになります。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
業務を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
料金を書くと安いところに流れませんか
書かないと、問い合わせる前の段階で外されます。下限だけでも示すと、聞きにくいという印象が消えます。価格だけで選ぶ人はもともと合いません。
顧問先に口コミを頼んでもいいですか
慎重に考えてください。契約先を公にしたくない経営者は少なくありません。頼む場合も一度だけにとどめ、見返りは渡さないでください。
来所しない顧問先が多いのに、地図を整える意味はありますか
あります。事務所が実在することと規模の目安を示す場になり、初回の相談で訪ねる人もいます。紹介のない経路からの問い合わせを作るには必要です。
実績を書いてもいいですか
税理士には広告に関する規程があります。実績の表示や他事務所との比較には制限があるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
繁忙期に新規を受けられないときはどうしますか
投稿機能で対応状況を知らせておきます。相談だけは受けて時期を伝えれば、後につながります。完全に閉じると、その人は戻ってきません。
まとめ
- 会計事務所の地図対策で目指すのは、紹介以外の経路から相談の問い合わせを受けることです。料金の目安と対応できる業務が分かれば、紹介のない事業者からの連絡が生まれます
- 対応している業務、料金の目安、相談の受付方法、営業時間の4点が最優先です。料金がまったく書かれていないと、問い合わせる前の段階で外されます
- 事務所の外観、入口、相談する部屋、執務の様子の4点を優先します。相談する部屋の写真は、実際に訪ねる前の判断材料になります
- 会計事務所では、顧問先に口コミを依頼すること自体を慎重に考える必要があります。依頼する場合も、見返りを渡すことは規約で認められていないため行わないでください
- 連絡が取りにくい、担当者が変わったという指摘が中心です。顧問先の情報には一切触れず、運営の話として短く返します
- 入力の代行だけを売りにすると、価格でしか比べられません。資金繰りの相談や経営の数字の説明といった、数字を使う側の業務を並べて書きます
- 繁忙期に新規の相談が来ても対応できないことがあります。受け入れの状況を投稿で知らせておけば、断る手間と印象の悪化を減らせます
- 対応業務と料金の目安の記載を先に済ませ、相談室の写真を追加します。この2つで、紹介のない人からの問い合わせが生まれます