
集客より採用を優先するかどうかを決めることが最初です。
職員が足りなければ、入居の希望があっても受けられません。
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目次
目次
- 介護施設が最初に決めるべきことは何か
- 受け入れの上限は職員で決まる
- どこから入居の相談が来ているのかをどう把握するのか
- 相談時に聞く
- 採用をどう進めるのか
- 働く環境を示す
- 家族に情報をどう届けるのか
- 費用を明示する
- ケアマネジャーと病院からの紹介をどう増やすのか
- 条件を明確にする
- 写真と見学で何を見せるのか
- 見せるべき場所
- 口コミと評判にどう向き合うのか
- 依頼は避ける
- 何から手をつければいいのか
- 採用が先になる場合がある
- よくある質問
- まとめ
集客より採用を優先するかどうかを決めることが最初です。
職員が足りなければ、入居の希望があっても受けられません。
介護施設が最初に決めるべきことは何か
集客より採用を優先するかどうかを決めることが最初です。
職員が足りなければ、入居の希望があっても受けられません。
空いている部屋があるのに埋められない。
その理由が職員の不足であることが、多くの施設で起きています。
受け入れの上限は職員で決まる
職員の配置には基準があります。
人が足りなければ、部屋が空いていても受けられません。
対応できる範囲を決める
医療的な対応がどこまでできるか、看取りに対応するか。
これによって受け入れられる人が変わります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 必要になるもの |
|---|---|---|
| 対応 | 医療的な対応まで | 看護の体制 |
| 対応 | 生活の支援が中心 | 介護の職員 |
| 看取り | 対応する | 体制と連携 |
| 費用 | 入居一時金がある形 | まとまった資金を持つ層 |
決めるのは家族
入居するのは本人ですが、判断するのは家族であることが多くあります。その人たちに届く形が必要になります。
どこから入居の相談が来ているのかをどう把握するのか
相談を受けたときに、どこで知ったかを聞いて記録します。
ケアマネジャー、病院の相談員、検索、紹介のサイト。
経路ごとに費用が違うため、分けて見ることが要ります。
紹介のサイト経由では、手数料がかかることがあります。
相談時に聞く
見学や相談の申込のときに、どこで知ったかを1つ聞きます。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | ケアマネ、病院、検索、紹介サイト |
| 相談者 | 本人か家族か |
| 入居に至ったか | 相談から入居までの割合 |
| 必要な対応 | 医療的な対応の有無 |
経路ごとの入居率を見る
どの経路からの相談が、実際の入居につながっているか。
これが分かると、どこに力を入れるべきかが決まります。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自施設の記録で確かめてください。
採用をどう進めるのか
募集していることを分かる形にし、働く環境を示すことです。
職員が増えなければ、受け入れも増えません。
介護の職員の不足は、この業種の最大の課題です。
働く環境を示す
職員の人数、夜勤の頻度、休みの取りやすさ、設備。
書ける範囲で示すと、応募の判断がしやすくなります。
求職者が確かめたいこと
| 項目 | 示す内容 |
|---|---|
| 勤務 | シフトの形、夜勤の頻度 |
| 場所 | 最寄り駅、通勤の手段 |
| 規模 | 入居者と職員の人数 |
| 資格 | 必要な資格、取得の支援 |
| 経験 | 未経験を受け入れるか |
資格の取得支援を書く
働きながら資格を取れる環境があるなら、それを書きます。
未経験から入れることが分かると、応募の幅が広がります。
地図も採用の入口になる
近隣に住む人が応募することが多い業種です。地図に募集の情報を出しておくと、経路が増えます。
家族に情報をどう届けるのか
費用の目安と、対応できる範囲を明示することです。
入居一時金と月額の費用が分からないと、検討が進みません。
家族は、費用と対応できる範囲を最初に確かめます。
費用を明示する
入居一時金がいくらか、月額でいくらか。
何が含まれて何が別かも書きます。
家族が確かめたいこと
| 項目 | 示す内容 |
|---|---|
| 費用 | 一時金と月額、含まれるもの |
| 対応できる範囲 | 医療的な対応、看取り |
| 居室 | 個室か、広さ、設備 |
| 面会 | 条件、時間 |
| 見学 | 受け付けているか |
対応できる範囲を明示する
医療的な対応がどこまでできるか。
これが合わないと、入居できません。
見学の受付を書く
見てから判断したい家族がほとんどです。見学できること、連絡の方法を書いておきます。
ケアマネジャーと病院からの紹介をどう増やすのか
受け入れの条件と、今の空きの状況を正確に伝えることです。
紹介する側は、条件に合う施設を探しています。
入居の相談の多くは、ケアマネジャーや病院の相談員を通して来ます。
条件を明確にする
受け入れられる状態の範囲、医療的な対応の可否、今の空き。
これが分かると、紹介する側が判断できます。
紹介する側が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
受け入れの条件については、示す内容はどういう状態まで対応できるか。
医療的な対応については、示す内容はどこまでできるか。
空きについては、示す内容は今何室空いているか。
費用については、示す内容は一時金と月額。
連絡先については、示す内容はいつ連絡できるか。
空きの状況を伝える
今何室空いているかを定期的に伝えると、紹介の判断が早くなります。
断るときも次につなげる
受けられない場合も、いつごろなら可能かを伝えます。完全に閉じると、紹介先から外れます。
写真と見学で何を見せるのか
居室、共用の場所、食事、入浴の設備を見せます。
実際にどういう環境で暮らすかが、家族の判断材料になります。
家族は、どういう場所で過ごすことになるかを知りたいと考えます。
見せるべき場所
居室の広さと設備、食堂、浴室、共用のスペース。
写真で示しておくと、見学に来る前の判断ができます。
見せるべき内容を、項目ごとに見ていきます。
居室については、伝わることは広さ、設備、個室かどうか。
食事については、伝わることはどういう食事が出るか。
浴室については、伝わることは入浴の設備、介助のしやすさ。
共用の場所については、伝わることは過ごし方。
外観と周辺については、伝わることは環境。
入居者は写さない
写真を撮るときは、入居者が写り込まないようにします。
了解があっても、公開の場に載せることは避けるべきです。
食事の写真は効く
毎日の食事は、家族が気にする部分です。実際に出しているものを数枚載せます。
口コミと評判にどう向き合うのか
入居者や家族に口コミを依頼することは、慎重に考える必要があります。
低い評価への返信では、個別の入居者に一切触れません。
介護を受けていることを公にしたくない家族は多くいます。
依頼は避ける
サービスを提供する立場から依頼すると、断りにくい状況を作ります。
見返りは渡さない
費用の調整、サービスの追加。
どれも地図サービスの規約に反します。
介護の保険が関わる以上、より深刻な問題になります。
よくある指摘と、返信の方向を、項目ごとに見ていきます。
職員の対応については、返信の方向は事実として受け止め、共有する旨。
連絡が不十分については、返信の方向は連絡の方法を見直す旨。
費用の説明については、返信の方向は説明を丁寧に行う旨。
設備については、返信の方向は現状と、見直す旨。
入居者と家族に触れない
相手が自分の家族の状況を書いていても、こちらから触れてはいけません。入居の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
何から手をつければいいのか
職員の採用の状況を確かめ、それに応じて集客の量を決めることが先です。
その後に、費用と対応できる範囲を明示します。
順番を間違えると、相談を受けても入居を断ることになります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは職員の状況と受け入れ上限を確かめる、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは採用の情報と働く環境を整える、かかる時間の目安は1日。
3については、やることは相談時にきっかけを聞く記録を始める、かかる時間の目安は継続。
4については、やることは費用と対応できる範囲を明示する、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは居室や食事の写真を整える、かかる時間の目安は半日。
6については、やることは見学の受付を明示する、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは空きの状況を伝える仕組みを作る、かかる時間の目安は継続。
採用が先になる場合がある
職員が足りていないなら、集客より採用が先です。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
日々の運営のなかですべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
空床があるのに埋められません
職員の状況を先に確かめてください。人が足りなければ、部屋が空いていても受けられません。その場合は集客より採用が先になります。
採用に何を書けばいいですか
シフトの形、夜勤の頻度、職員の人数、資格の取得支援です。働きながら資格を取れる環境があるなら、それが応募の幅を広げます。
ケアマネジャーからの紹介を増やすには
受け入れの条件と今の空きの状況を正確に伝えてください。条件が合わなければ紹介できないため、これが判断を早めます。
入居者の写真を載せてもいいですか
載せないでください。了解があっても、公開の場に載せることは避けるべきです。居室や食事、共用の場所の写真なら、この問題を避けられます。
家族に口コミを頼んでもいいですか
避けてください。サービスを提供する立場から依頼すると断りにくい状況を作ります。介護を受けていることを公にしたくない家族も多くいます。
まとめ
- 集客より採用を優先するかどうかを決めることが最初です。職員が足りなければ、入居の希望があっても受けられません
- 相談を受けたときに、どこで知ったかを聞いて記録します。ケアマネジャー、病院の相談員、検索、紹介のサイト。経路ごとに費用が違うため、分けて見ることが要ります
- 募集していることを分かる形にし、働く環境を示すことです。職員が増えなければ、受け入れも増えません
- 費用の目安と、対応できる範囲を明示することです。入居一時金と月額の費用が分からないと、検討が進みません
- 受け入れの条件と、今の空きの状況を正確に伝えることです。紹介する側は、条件に合う施設を探しています
- 居室、共用の場所、食事、入浴の設備を見せます。実際にどういう環境で暮らすかが、家族の判断材料になります
- 入居者や家族に口コミを依頼することは、慎重に考える必要があります。低い評価への返信では、個別の入居者に一切触れません
- 職員の採用の状況を確かめ、それに応じて集客の量を決めることが先です。その後に、費用と対応できる範囲を明示します