
どの学年の、どういう目的の生徒を集めるのかを決めることが最初です。
受験のための塾と、学校の授業についていくための塾では、必要な体制が違います。
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目次
目次
- 学習塾が最初に決めるべきことは何か
- 対象を決める
- どこから生徒が来ているのかをどう把握するのか
- 入塾の書類に欄を作る
- 検索から問い合わせをどう作るのか
- 月謝を書く
- 体験から入塾にどうつなげるのか
- 体験の内容を書く
- 続けてもらうために何をするのか
- 保護者への報告を定期的に行う
- 講師の確保とどう両立させるのか
- 受けられる数を把握する
- 入塾の時期の偏りにどう対応するのか
- 逆算して準備する
- 何から手をつければいいのか
- 記録は今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
どの学年の、どういう目的の生徒を集めるのかを決めることが最初です。
受験のための塾と、学校の授業についていくための塾では、必要な体制が違います。
学習塾が最初に決めるべきことは何か
どの学年の、どういう目的の生徒を集めるのかを決めることが最初です。
受験のための塾と、学校の授業についていくための塾では、必要な体制が違います。
学習塾は同じ地域に何軒も並んでいます。
その中で何をする塾なのかが決まっていないと、月謝と距離だけで選ばれます。
対象を決める
小学生か中学生か高校生か。
受験を目指すのか、学校の補習が中心か。
指導の形を決める
集団での授業か、個別の指導か、自習の支援か。
必要な講師の数も、教室の作りも変わります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 必要になるもの |
|---|---|---|
| 対象 | 受験を目指す層 | 指導力、合格の実績 |
| 対象 | 補習が中心の層 | 通いやすさ、面倒見 |
| 形 | 集団の授業 | カリキュラム、教室 |
| 形 | 個別の指導 | 講師の数、ブース |
決めるのは保護者
通うのは子どもですが、月謝を払うのは保護者です。その両方に届く形が必要になります。
どこから生徒が来ているのかをどう把握するのか
入塾の手続きのときに、どこで知ったかを聞いて記録します。
チラシ、検索、看板、紹介、学校での評判。
どれが効いているかを知ることが、費用の判断につながります。
学習塾は広告の費用がかかりやすい業種です。
入塾の書類に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | チラシ、検索、看板、紹介 |
| 学年 | どの学年か |
| 入塾の時期 | 何月に入ったか |
| 在籍の期間 | 何か月続いたか |
時期の偏りを見る
2月から4月に入塾が集中します。
それ以外の時期に何件来ているかも、記録すると分かります。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自塾の記録で確かめてください。
検索から問い合わせをどう作るのか
月謝と対象の学年、指導の形を正確に書くことが基本です。
月謝が書かれていないと、その時点で他塾に流れます。
保護者は、まず費用を調べます。
月謝を書く
週に何回で月にいくら。
教材費や講習の費用が別なら、それも書きます。
探している人の状態と、必要な情報
| 状態 | 言葉の例 | 必要な情報 |
|---|---|---|
| 塾を探している | 学習塾 地域名 | 月謝、対象の学年 |
| 費用を知りたい | 塾 月謝 相場 | 金額の目安 |
| 個別を探している | 個別指導 地域名 | 指導の形、料金 |
| 受験の対策 | 高校受験 塾 地域名 | 対応、実績 |
費用の全体を書く
月謝のほかに、入塾金、教材費、季節の講習の費用がかかります。
年間でいくらかかるかが分かる形にすると、後の不満が減ります。
地図の情報も整える
地域名で検索されたとき、地図に塾が出ます。月謝、対象の学年、通塾の時間。これを整えておきます。
体験から入塾にどうつなげるのか
体験の前に月謝と通う回数を示し、当日に何をするかも書きます。
条件を知ったうえで来た人は、判断が早くなります。
体験に来ても入塾しない理由の多くは、費用と通う条件です。
体験の内容を書く
通常の授業に入るのか、別の枠で行うのか。
何分か、保護者も同席できるか。
体験について書いておくこと
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 何分か |
| 内容 | 通常の授業か、面談か |
| 保護者 | 同席できるか |
| 持ち物 | 筆記用具、教材 |
| 当日の案内 | 入塾の説明があるか |
保護者との面談を組み込む
子どもの体験だけでなく、保護者と話す時間を作ります。
費用と方針を直接伝える機会になります。
押しつけない
その場で決めさせようとすると、離れます。判断の材料を出して、任せる形にします。
続けてもらうために何をするのか
成績の変化を見せることと、保護者への報告です。
何をしているか分からない状態が、辞める理由になります。
学習塾の売上は、在籍する月数で決まります。
保護者への報告を定期的に行う
今どういう状態で、何に取り組んでいるか。
これを伝える機会を作ります。
継続に効く要素を、項目ごとに見ていきます。
定期的な報告については、効くしくみは何をしているか分かる。
成績の記録については、効くしくみは変化が見える。
面談の機会については、効くしくみは不安を解消できる。
講師の固定については、効くしくみは関係が続く。
成績以外の変化も伝える
すぐに成績が上がらないこともあります。
取り組みの姿勢や、宿題の状況。
こうした変化も伝えると、待ってもらえます。
辞める理由を聞く
なぜ辞めたのかを聞いて記録します。理由によって、直すべき場所が分かります。
講師の確保とどう両立させるのか
講師が足りなければ、生徒を受けられません。
集客と採用は、同時に考える必要があります。
個別の指導では、講師の数がそのまま受け入れの上限になります。
受けられる数を把握する
今の講師で何人まで見られるか。
これを把握したうえで、集客の量を決めます。
状況ごとの方針を、項目ごとに見ていきます。
講師に余裕があるについては、取るべき方針は生徒の獲得に力を入れる。
講師が足りないについては、取るべき方針は採用を優先する。
特定の曜日だけ埋まるについては、取るべき方針は曜日の分散を提案する。
受験の時期については、取るべき方針は体制を厚くする。
採用の情報も出す
大学生の講師を採る場合、通える範囲の学生に届く必要があります。
地図や掲示を使って募集します。
質の管理
講師が増えても、指導の質が下がれば辞める生徒が増えます。研修の仕組みが要ります。
入塾の時期の偏りにどう対応するのか
2月から4月に集中するため、その前に問い合わせを受ける形を作ります。
それ以外の時期にも入れることを書いておきます。
年度の切り替えに入塾が集中するのは構造的なものです。
逆算して準備する
4月の入塾を狙うなら、1月には情報が整っている必要があります。
12月までに月謝と体験の案内を用意します。
時期ごとにやることを、項目ごとに見ていきます。
10月から12月については、やることは情報と体験の受付の準備。
1月から3月については、やることは体験の案内を出す。
4月については、やることは入塾の対応。
5月以降については、やることは途中入塾の受付を案内。
途中入塾も受け付けることを書く
4月以外は入れないと思われていることがあります。
途中からでも入れるなら、それを書きます。
定期テストの前が機会になる
テストの結果が出た後は、塾を探す家庭が増えます。その時期に案内を出すと、途中の入塾が生まれます。
何から手をつければいいのか
対象と指導の形を決め、どこから生徒が来ているかを記録することが先です。
その後に、月謝の公開と体験の案内を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対象の学年と指導の形を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは入塾の書類にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは月謝と年間の費用を公開する、かかる時間の目安は2時間。
4については、やることは体験の内容と流れを書く、かかる時間の目安は1時間。
5については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
6については、やることは保護者への報告の仕組みを作る、かかる時間の目安は半日。
7については、やることは途中入塾の案内を出す、かかる時間の目安は継続。
記録は今日から始められる
書類に1行足すだけで、明日から始められます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
授業を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
月謝を公開すべきですか
公開してください。保護者はまず費用を調べます。月謝だけでなく、入塾金、教材費、講習の費用まで含めた年間の目安を示すと、後の不満も減ります。
体験に来ても入塾しません
体験の前に月謝と通う回数を示してください。当日に初めて聞くと判断に時間がかかります。保護者と話す時間を体験に組み込むことも有効です。
途中で辞める生徒が多いのですが
保護者への報告を定期的に行ってください。何をしているか分からない状態が辞める理由になります。成績以外の変化も伝えると、待ってもらえます。
4月以外に入塾がありません
途中からでも入れることを書いてください。定期テストの結果が出た後は塾を探す家庭が増えるため、その時期に案内を出すと途中の入塾が生まれます。
生徒を増やすと講師が足りません
集客と採用は同時に考える必要があります。今の講師で何人まで見られるかを把握したうえで、集客の量を決めてください。
まとめ
- どの学年の、どういう目的の生徒を集めるのかを決めることが最初です。受験のための塾と、学校の授業についていくための塾では、必要な体制が違います
- 入塾の手続きのときに、どこで知ったかを聞いて記録します。チラシ、検索、看板、紹介、学校での評判。どれが効いているかを知ることが、費用の判断につながります
- 月謝と対象の学年、指導の形を正確に書くことが基本です。月謝が書かれていないと、その時点で他塾に流れます
- 体験の前に月謝と通う回数を示し、当日に何をするかも書きます。条件を知ったうえで来た人は、判断が早くなります
- 成績の変化を見せることと、保護者への報告です。何をしているか分からない状態が、辞める理由になります
- 講師が足りなければ、生徒を受けられません。集客と採用は、同時に考える必要があります
- 2月から4月に集中するため、その前に問い合わせを受ける形を作ります。それ以外の時期にも入れることを書いておきます
- 対象と指導の形を決め、どこから生徒が来ているかを記録することが先です。その後に、月謝の公開と体験の案内を整えます