
問い合わせの数ではなく、体験授業から入塾に至った割合と、退塾の数です。
入塾より退塾が多いと、集めても生徒数は増えません。
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目次
目次
- 学習塾で生徒が集まらないとき、最初に見るべきことは何か
- 数字で切り分ける
- 問い合わせが来ない場合、何が足りていないのか
- 保護者が判断する
- 体験に来ても入塾しないのは、なぜか
- 体験で終わらせない
- 入塾しても続かないのは、なぜか
- 成績が上がらない
- 成績を約束できない中で、何を伝えればいいのか
- 書けないこと
- 講習の費用で不信を招くのは、なぜか
- 講習の構造
- 口コミと紹介が生まれないのは、なぜか
- 保護者のつながり
- 限られた予算で、何から直せばいいのか
- 直す順番
- よくある質問
- まとめ
問い合わせの数ではなく、体験授業から入塾に至った割合と、退塾の数です。
入塾より退塾が多いと、集めても生徒数は増えません。
学習塾で生徒が集まらないとき、最初に見るべきことは何か
問い合わせの数ではなく、体験授業から入塾に至った割合と、退塾の数です。
入塾より退塾が多いと、集めても生徒数は増えません。
学習塾の相談は、二つに分かれます。
問い合わせが来ない。
問い合わせは来るが、入塾しない。
そして、三つめがあります。
入塾しても、続かない。
数字で切り分ける
確認すべき数字
| 数字 | 内容 |
|---|---|
| 問い合わせ数 | 月に何件か |
| 体験に来た数 | 実際に来た人 |
| 入塾した数 | 契約に至った数 |
| 入塾率 | 体験に対する割合 |
| 退塾の数 | やめた生徒 |
| 在籍の純増 | 入塾から退塾を引いた数 |
| 在籍の期間 | 平均で何か月通うか |
純増を見る
月に五人入塾しても、五人退塾していれば、生徒数は変わりません。
そして、集めるための費用だけがかかります。
退塾の時期
退塾が出やすい時期
| 時期 | 理由 |
|---|---|
| 入塾から3か月 | 合わなかった |
| 学年の切り替わり | 区切りがつく |
| 受験が終わった後 | 目的が達成された |
| 定期テストの後 | 成績が上がらなかった |
| 部活が忙しくなった | 時間が取れない |
教室の定員
教室の広さ。
講師の人数。
席の数。
これが、受け入れられる人数の上限です。
記録がないと判断できない
この数字を把握していない塾が多くあります。
問い合わせが来ない場合、何が足りていないのか
料金と、どんな生徒が通っているかの情報です。
保護者は、費用と自分の子どもに合うかを最初に確認します。
保護者が判断する
塾を決めるのは、保護者です。
そして、本人の意向も関わります。
最初に調べられること
いくらかかるか。
どんな塾か。
どんな生徒が通っているか。
成績はどうなるか。
料金が書いていない
月謝を書いていない塾が、多くあります。
そして、書いている塾が先に検討されます。
料金の書き方
料金で示すべきこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月謝 | 学年ごと、コースごと |
| 入塾金 | かかるか、いくらか |
| 教材費 | 年間でいくらか |
| 講習の費用 | 夏期、冬期、春期 |
| 模試の費用 | 何回、いくらか |
| 年間の総額 | 実際にいくらになるか |
総額を示す
月謝だけを見て検討すると、総額が分かりません。
そして、講習の費用で驚かれます。
講習の費用
夏期講習。
冬期講習。
直前の講習。
これが、大きな金額になります。
年間の総額を示してください。
どんな生徒が通っているか
学校。
学年。
成績の層。
目的。
これが分かると、自分の子どもに合うかを判断できます。
地図の情報
開講の時間。
対象の学年。
料金。
体験の案内。
駐車場と駐輪場。
これを埋めてください。
体験に来ても入塾しないのは、なぜか
体験の後に、その子がどう進むかを示していないからです。
授業を受けただけでは、通う姿が想像できません。
体験で終わらせない
授業を体験して、終わり。
これでは、入塾につながりません。
体験の後に伝えること
体験後に伝えること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の状態 | 何ができて、何ができていないか |
| 課題 | どこでつまずいているか |
| 進め方 | 何から始めるか |
| 通う頻度 | 週に何回、何曜日 |
| 期間の目安 | どのくらいで何を目指すか |
| 月謝と総額 | 年間でいくらか |
| 宿題 | 家でどのくらいやるか |
現在の状態を伝える
体験のときに、学力を確認してください。
そして、何ができて何ができていないかを伝えてください。
保護者は知らない
子どもの学力の状態を、保護者は正確に把握していません。
これを伝えると、価値を感じてもらえます。
具体的に示す
水曜日と金曜日の17時から、週2回通う形になります
こう言われると、通う姿が想像できます。
成績を約束しない
必ず成績が上がります
この表現は、規制の対象になることがあります。
そして、上がらなかったときに問題になります。
本人の意向
本人が行きたがらないと、続きません。
体験で、本人がどう感じたかを確認してください。
その場で決めさせない
その場で契約を迫ると、警戒されます。
持ち帰って検討してよいこと。他の塾も見てよいこと。
入塾しても続かないのは、なぜか
成績が上がらないことと、通うのが負担になることです。
そして、その状態を保護者に伝えていないと、突然やめられます。
成績が上がらない
入塾して数か月、成績が変わらない。
これが、退塾の最大の理由です。
すぐには上がらない
学習の成果は、すぐには出ません。
これを、最初に伝えておく必要があります。
途中の変化を伝える
成績が上がる前に、変化があります。
宿題をやるようになった。
分からないところを聞くようになった。
授業に集中できるようになった。
基礎の問題が解けるようになった。
これを伝えてください。
伝えるべき変化を、項目ごとに見ていきます。
学習の習慣については、伝え方は宿題の提出、家庭学習の時間。
理解の度合いについては、伝え方は小テストの結果。
姿勢については、伝え方は授業中の様子。
できるようになったことについては、伝え方は具体的な単元。
保護者との連絡
月に一度、状況を伝える。
これがないと、保護者は何も分かりません。
そして、成績だけで判断されます。
突然やめられる
何の連絡もなく、突然やめると言われる。
これは、日頃の連絡がないから起きます。
悪い情報も伝える
宿題をやってこない。
授業中に集中していない。
遅刻が多い。
これも、伝えてください。
伝えていないと、成績が上がらなかったときに説明できません。
通う負担
部活。
他の習い事。
学校の課題。
これが増えると、塾に来られなくなります。
振替や、頻度の調整ができるかを伝えてください。
成績を約束できない中で、何を伝えればいいのか
指導の内容と、進め方です。
結果を保証せずに、何をするかを伝えることはできます。
書けないこと
必ず成績が上がります
志望校に合格します
こうした表現は、規制の対象になることがあります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
合格実績の表示
合格実績を示す場合、根拠を明示してください。
何人中何人か。
いつの実績か。
何名が受験したか。
講習だけの生徒を含むか。
合格実績の示し方を、項目ごとに見ていきます。
合格者多数については、問題は根拠がない。
◯◯高校 合格については、問題は何人中何人か分からない。
在籍◯名中◯名が合格については、問題は判断できる。
書けること
書ける内容を、項目ごとに見ていきます。
指導の形については、内容は個別、少人数、集団。
一回の時間については、内容は何分か。
使う教材については、内容はどんな教材か。
進め方については、内容はどう進むか。
講師については、内容は誰が教えるか、経歴。
宿題については、内容はどのくらい出るか。
テストについては、内容はどのくらいの頻度で。
連絡については、内容は保護者への報告。
指導の形を書く
個別指導。
少人数。
集団。
それぞれ、向いている生徒が違います。
講師を見せる
学生の講師か。
専任の講師か。
担当が固定されるか。
これは、保護者が気にする点です。
進め方を書く
学校の進度に合わせるか。
先取りするか。
戻って基礎からやるか。
これを書くと、合うかどうかが判断できます。
講習の費用で不信を招くのは、なぜか
月謝だけを見て入塾し、後から高額な講習の費用を知るからです。
年間の総額を先に示す必要があります。
講習の構造
夏期講習。
冬期講習。
春期講習。
直前の講習。
これが、大きな金額になります。
後から知る
入塾のときに、講習の話をしていない。
そして、夏になって金額を知る。
これが、不信の原因です。
年間の総額を示す
年間の費用の示し方を、項目ごとに見ていきます。
月謝については、内容は12か月分。
入塾金については、内容は入るときに一度。
教材費については、内容は年間でいくらか。
夏期講習については、内容はコマ数と金額の目安。
冬期講習については、内容は同上。
春期講習については、内容は同上。
模試については、内容は回数と金額。
年間の合計については、内容は実際にいくらになるか。
講習は必須か
講習が必須か、任意か。
これを明示してください。
任意と言いながら、受けないと進度についていけない。
この形だと、実質は必須です。
コマ数の提案
講習のコマ数を、どう決めるか。
必要な分だけを提案するか。
できるだけ多く提案するか。
提案の根拠
なぜこのコマ数が必要か。
その子の状態から説明してください。
根拠のない提案は、不信につながります。
減らせることを伝える
ご予算に応じて、コマ数を調整できます
これを伝えると、押し売りに見られません。
口コミに出る
講習の費用に関する不満は、口コミに出ます。
そして、地域の保護者の間でも話されます。
口コミと紹介が生まれないのは、なぜか
保護者同士のつながりの中で、話される材料がないからです。
成績の話は話しにくく、代わりに指導の様子や対応が話されます。
保護者のつながり
同じ学校の保護者。
同じ学年の保護者。
この中で、塾の話が出ます。
話される内容
話されやすい内容を、項目ごとに見ていきます。
子どもが通うのを嫌がらないについては、話されやすいかは話される。
先生の対応については、話されやすいかは話される。
連絡が丁寧については、話されやすいかは話される。
講習の費用については、話されやすいかは聞かれたら答える。
成績については、話されやすいかは話しにくい。
合格については、話されやすいかは話される場合がある。
成績は話しにくい
成績の話は、比較になります。
そのため、話しにくいです。
話せる材料を渡す
最近、家でも勉強するようになりました
こう言える状態を作ると、保護者が話します。
子どもが嫌がらないこと
子どもが行きたがらない塾は、続きません。
そして、話題にもなりません。
連絡の丁寧さ
保護者への連絡が丁寧な塾は、評価されます。
そして、これは話されます。
兄弟姉妹
上の子が通っていると、下の子も通うことがあります。
これは、確実な入塾の経路です。
紹介の依頼
紹介の特典を設ける方法があります。
ただし、特典が目的になると、紹介の質が下がります。
地図の口コミ
投稿された口コミには、返信してください。
ただし、個別の生徒のことには触れないでください。
限られた予算で、何から直せばいいのか
退塾の数と理由の把握、年間の総額の明示、保護者への定期的な連絡。
この三つが先です。
入塾を増やす前に、やめる人を減らしてください。
直す順番
直す順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは退塾の数と理由を測る、理由は純増しているか分かる。
2については、やることは年間の総額を明示、理由は不信の原因を減らす。
3については、やることは保護者への定期的な連絡、理由は突然の退塾を防ぐ。
4については、やることは体験後に進め方を伝える、理由は入塾率に直結。
5については、やることは地図上の情報を埋める、理由は地域名の検索に対応。
6については、やることは途中の変化を伝える、理由は成績が出る前の離脱を防ぐ。
7については、やることは広告、理由は受け皿が整ってから。
純増を見る
入塾の数だけを見ても、意味がありません。
退塾を引いた純増を、見てください。
退塾の理由を聞く
やめるとき、理由を聞いてください。
同じ理由が繰り返し出るなら、そこに問題があります。
年間の総額を書く
月謝だけでは、実際にかかる金額が分かりません。
講習、教材、模試を含めた年間の総額を書いてください。
これが、不信を防ぎます。
保護者への連絡
月に一度、状況を伝えてください。
成績だけでなく、途中の変化も伝えてください。
これがないと、突然やめられます。
定員を確認する
教室に受け入れられる人数には、上限があります。
上限に達しているなら、集客は不要です。
空いている曜日や時間帯があるなら、そこを埋めてください。
表現に注意する
成績の向上を約束する表現は使えません。
合格実績を示す場合は、根拠を明示してください。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
よくある質問
入塾はあるのに、生徒数が増えません。
退塾が同じだけ出ています。まず、退塾の数と理由を把握してください。入塾から3か月、学年の切り替わり、受験の後、定期テストの後。この時期に出やすい傾向があります。新規を増やすより、やめる人を減らすほうが早く効きます。
料金をサイトに書くべきですか。
書いてください。ただし、月謝だけでは足りません。入塾金、教材費、講習の費用、模試の費用を含めた年間の総額を示してください。月謝だけを見て入塾し、後から講習の費用を知ることが、不信の最大の原因です。
体験には来るのに、入塾しません。
体験の後に、その子がどう進むかを伝えているか確認してください。現在の状態、どこでつまずいているか、何から始めるか、週に何回どの曜日に通うか、年間でいくらか。これを伝えると、通う姿が想像できます。
成績が上がらないとやめられてしまいます。
学習の成果はすぐに出ないことを、最初に伝えてください。そして、成績が上がる前の変化を伝えてください。宿題をやるようになった、分からないところを聞くようになった、基礎が解けるようになった。月に一度の連絡がないと、成績だけで判断されます。
講習の費用について不満が出ます。
入塾のときに年間の総額を示していない可能性があります。あわせて、講習が必須か任意かを明示し、コマ数を提案する際はその根拠を説明してください。予算に応じて調整できることも伝えると、押し売りに見られません。
まとめ
- 問い合わせの数ではなく、体験授業から入塾に至った割合と、退塾の数です。入塾より退塾が多いと、集めても生徒数は増えません
- 料金と、どんな生徒が通っているかの情報です。保護者は、費用と自分の子どもに合うかを最初に確認します
- 体験の後に、その子がどう進むかを示していないからです。授業を受けただけでは、通う姿が想像できません
- 成績が上がらないことと、通うのが負担になることです。そして、その状態を保護者に伝えていないと、突然やめられます
- 指導の内容と、進め方です。結果を保証せずに、何をするかを伝えることはできます
- 月謝だけを見て入塾し、後から高額な講習の費用を知るからです。年間の総額を先に示す必要があります
- 保護者同士のつながりの中で、話される材料がないからです。成績の話は話しにくく、代わりに指導の様子や対応が話されます
- 退塾の数と理由の把握、年間の総額の明示、保護者への定期的な連絡。この三つが先です。入塾を増やす前に、やめる人を減らしてください