
広告が効いた月と、売上が立つ月が離れているからです。
同じ月の広告費と売上を並べても、その二つはそれぞれ別の患者の動きを表しています。
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目次
目次
- 相談から装着まで数か月かかる事業で、月次の数字が噛み合わなくなる理由
- 同じ月の広告費と売上を割ってはいけない
- 獲得した月と売上が立つ月がずれることを、指標でどう処理するか
- 申し込みの月でまとめる見方
- 診断の段階で治療に進めない人が出ることを、どの数字で見るか
- 断られた件数は、広告の失敗ではない
- 商圏が駅と地域で閉じる事業の目標値は、どこから決まるか
- 上限は需要側と供給側の二つある
- 表現に制約がある領域で、指標を言葉にするときに気をつけること
- 成果を表す言葉が、そのまま外に出ることがある
- 相談件数を達成しても売上が動かないときに、どこを開けて見るか
- 通過率を四つに分けて並べる
- 一本あたりか一人あたりか、単価の数え方をどう決めるか
- 広告の採算は人単位でしか出せない
- 最初の四半期で、どの数字から揃えるか
- 見る数字を絞る
- よくある質問
- まとめ
広告が効いた月と、売上が立つ月が離れているからです。
同じ月の広告費と売上を並べても、その二つはそれぞれ別の患者の動きを表しています。
相談から装着まで数か月かかる事業で、月次の数字が噛み合わなくなる理由
広告が効いた月と、売上が立つ月が離れているからです。
同じ月の広告費と売上を並べても、その二つはそれぞれ別の患者の動きを表しています。
広告の成果を月次で締める習慣は、購入がその場で終わる事業から来ています。
出稿した月に申し込みがあり、同じ月に入金がある。
この前提があるから、月の広告費を月の売上で割る計算に意味が出ます。
歯を失った部分に人工の歯根を埋める治療は、この前提から外れます。
最初の相談があり、画像診断があり、治療計画の説明があり、同意があって、ようやく処置に進みます。
処置の後も、骨と結合するのを待つ期間があり、上に被せる歯を装着してはじめて治療が完了します。
相談の申し込みから完了までに、季節が変わるだけの時間が入ります。
同じ月の広告費と売上を割ってはいけない
今月の売上を作った患者は、数か月前に相談を申し込んだ人です。
今月の広告費が作ったのは、数か月後に売上になる相談です。
この二つを割り算すると、広告を止めた翌月ほど数字が良く見えるという逆立ちが起きます。
申し込みから完了までの段階と、数字が動く時点
| 段階 | 患者側で起きること | 数字として観測できるもの |
|---|---|---|
| 相談の申し込み | 問い合わせフォームや電話で予約を入れる | 申し込み件数と広告費 |
| 初回の来院 | 口の中を見てもらい、大まかな説明を受ける | 来院率と相談の中身 |
| 画像診断と計画 | 骨の状態を見て、治療できるかと費用が決まる | 診断の実施件数と提示金額 |
| 同意と着手 | 費用と期間に納得して治療を始める | 契約金額と着手件数 |
| 処置の実施 | 実際に処置を受ける | 実施件数と枠の使用状況 |
| 最終的な装着 | 上の歯が入って治療が終わる | 完了件数と入金の完了 |
段階ごとに、離脱の理由が違う
申し込んだのに来院しない人と、来院したが診断に進まない人と、診断を受けたが着手しない人は、別々の理由で止まっています。
まとめて成約率として見ると、どこに手を入れるべきかが分かりません。
段階を分けて記録するところから始めます。
費用の大きさが検討の速度を決める
一本で数十万円になる自由診療は、その場で決める買い物ではありません。家に持ち帰り、家族に相談し、他の医院の話も聞いてから戻ってきます。検討の時間が長いこと自体は問題ではなく、その間の接点を設計していないことが問題になります。
獲得した月と売上が立つ月がずれることを、指標でどう処理するか
申し込みの月を基準にした集計を、売上の月を基準にした集計とは別に持ちます。
二つを混ぜずに並べると、広告の良し悪しと、現場の詰まりを分けて読めます。
ずれを消そうとする必要はありません。
ずれたまま、二つの見方を両方持つほうが判断に使えます。
申し込みの月でまとめる見方
ある月に申し込んだ人たちが、その後どこまで進んだかを追いかけます。
この見方だと、広告の質が直接見えます。
ただし結果が出そろうのに数か月かかるので、途中経過として読むことになります。
売上の月でまとめる見方
その月に入金があった分を集めます。
経営が見るのはこちらです。
ただし広告の評価には使えません。
二つの集計の使い分け
| 観点 | 申し込みの月で見る | 売上の月で見る |
|---|---|---|
| 主に答える問い | どの入口が良い患者につながったか | 今月いくら入ったか |
| 結果が確定するまで | 数か月かかる | その月に確定する |
| 広告の評価 | 使える | 使えない |
| 経営への報告 | 途中経過として補足に使う | 主表として使う |
| 悪化に気づく速さ | 早い | 遅れる |
途中の指標を先行指標として置く
売上が確定するのを待っていると、対処が数か月遅れます。
申し込み件数、来院率、診断に進んだ率の三つを先に見ておくと、悪化の兆しがその月のうちに出ます。
この三つは月次で見て、金額の指標は四半期で見るという分け方が現実的です。
期末の締めをどちらで行うかを先に決める
期をまたぐ患者が必ず出ます。契約の時点で計上するのか、装着の時点で計上するのかを、経理と先に合わせておきます。合わせていないと、マーケティングの報告と決算の数字が食い違い、報告のたびに説明の手間が増えます。
診断の段階で治療に進めない人が出ることを、どの数字で見るか
診断を受けた件数と、そこから治療に進んだ件数を分けて持ちます。
進めなかった理由を分類して残すと、広告の出し方を変える根拠になります。
相談に来た人の全員が治療できるわけではありません。
骨の状態、全身の状態、口の中のほかの問題。
医学的に見て、そのまま進めない場合があります。
断られた件数は、広告の失敗ではない
適応の判断は医療側の領域で、広告で動かせる数字ではありません。
ただし、どういう層から相談が来ているかは広告で動きます。
進めなかった理由を並べると、そのどちらの話なのかが分かれます。
治療に進まなかった理由の分け方
| 分類 | 内容 | 広告側で対応できるか |
|---|---|---|
| 医学的に適応しない | 骨や全身の状態で難しい | できない |
| 先に別の処置が必要 | 口の中の状態を整えるのが先 | できない |
| 費用が想定と違った | 想定していた額と開きがあった | できる |
| 期間が想定と違った | 通う回数や完了までの長さが合わない | できる |
| 他院と比較中 | 決めきれていない | できる |
| 連絡が取れなくなった | その後の接点が切れた | できる |
費用と期間のずれは、事前の情報で減らせる
費用が想定と違ったという理由が多いなら、申し込み前の情報が足りていません。
金額の幅と、何が含まれて何が別になるのかを、来院前に読める場所に置いておきます。
表現の制約がある領域なので、書ける範囲は掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
理由の記録を誰が入れるかを決める
理由の分類は、現場の担当者が入力しないと溜まりません。
入力の手間を減らすため、選択肢を六つ程度に固定します。
自由記述だけにすると、集計できない文章が溜まります。
この数字を目標にはしない
治療に進んだ率を目標にすると、進みそうな人だけを選ぶ動きが出ます。医療の判断に数値目標を被せる形になるため、ここは観測にとどめます。目標に置くのは、費用と期間のずれで止まった件数のほうです。
商圏が駅と地域で閉じる事業の目標値は、どこから決まるか
通える範囲にいる人の数と、医院が処置できる量の小さいほうで決まります。
全国の市場を前提に目標を置くと、届かない需要を追いかけることになります。
通院を伴う治療は、住んでいる場所か働いている場所の近くが選ばれます。
沿線が違うだけで候補から外れます。
目標の設計は、この範囲の内側で組み立てます。
上限は需要側と供給側の二つある
一つは、通える範囲にいる人のうち、この治療を検討する人の数です。
もう一つは、医師の人数と処置に使える時間です。
どちらか小さいほうが、その医院の上限になります。
目標値を組み立てる順番
| 順番 | 決めること | 考え方 |
|---|---|---|
| 1 | 通院が現実的な範囲 | 最寄り駅からの所要時間と沿線 |
| 2 | その範囲での想定される検討者の規模 | 地域の人口構成から粗く置く |
| 3 | 処置に回せる枠の量 | 医師の人数と一週間の稼働時間 |
| 4 | 小さいほうを上限とする | 需要と供給のどちらが先に詰まるか |
| 5 | 上限に対して何割を狙うか | 競合の数と自院の立ち位置 |
| 6 | そこから逆算した申し込み件数 | 各段階の通過率で割り戻す |
枠が上限になっている場合の目標
処置に使える時間が埋まっているなら、申し込みを増やしても待ち時間が伸びるだけです。
このときの目標は件数ではなく、一枠あたりの金額に移ります。
複数本をまとめて扱う案件や、難度の高い案件をどう扱うかという配分の話になります。
需要が上限になっている場合の目標
通える範囲で検討している人をすでに取りきっているなら、件数の目標を上げても達成できません。
このときは、商圏を広げるか、分院を出すかという事業側の判断に移ります。
広告の工夫で解ける問題ではないことを、先に経営と共有しておきます。
前年比だけで目標を置かない
前年比という置き方は、市場全体が動いている年には根拠になりません。電通の発表では、2025年の日本の総広告費は8兆623億円で前年比105.1%、インターネット広告費は4兆459億円で前年比110.8%でした。市場が伸びている局面と縮んでいる局面で、同じ伸び率の難しさが違います。
表現に制約がある領域で、指標を言葉にするときに気をつけること
指標の名前そのものが、外に出る文言に引きずられます。
社内で使う言葉と、外に出す言葉を分けて管理します。
医療の広告には、書ける内容の制約があります。
何が書けて何が書けないかは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
ここで扱うのは、その制約が指標の設計にどう効くかという話です。
成果を表す言葉が、そのまま外に出ることがある
社内資料で使っていた表現が、いつのまにか広告の文言や掲載ページに流れることがあります。
指標の名前に評価を含む言葉を入れておくと、この流出が起きやすくなります。
社内で使う略称は、事実を指す言葉だけにしておきます。
社内の呼び方と、外に出す文言の切り分けを、項目ごとに見ていきます。
社内のダッシュボードについては、使う言葉の性質は段階の名前だけを使う、確認の担当はマーケティング。
経営への報告資料については、使う言葉の性質は金額と件数で表す、確認の担当はマーケティングと経理。
広告の文言については、使う言葉の性質は掲載できる範囲に限る、確認の担当は確認の工程を通す。
医院の掲載ページについては、使う言葉の性質は掲載できる範囲に限る、確認の担当は確認の工程を通す。
現場の説明資料については、使う言葉の性質は医療側が管理する、確認の担当は医療側。
確認の工程を、指標の一つとして持つ
出稿前の確認にどれくらい日数がかかっているかは、施策の速度を決める数字です。
確認待ちで止まっている件数と、平均の所要日数を記録します。
この二つを見ていないと、施策が遅れた原因が確認の工程にあるのか、制作にあるのかが分かりません。
実績や体験の扱いは判断せずに確認に回す
治療の前後の様子、患者の声、実績の件数。
これらを出してよいかどうかは、この記事では判断しません。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
誰が最終的に判断するかを決めておく
確認の工程で意見が割れたときに、誰が決めるのかを先に決めておきます。決める人がいないと、出せるものまで止まり、逆に誰も見ていないものが出ます。判断した記録を残すことも、後から経緯を追うために必要になります。
相談件数を達成しても売上が動かないときに、どこを開けて見るか
段階ごとの通過率を並べて、どこが落ちたかを特定します。
件数だけの目標では、落ちた場所が見えないまま月が終わります。
申し込みの件数は達成しているのに、数か月後の売上が伸びない。
この形は、量の指標だけで組んだときに必ず起きます。
通過率を四つに分けて並べる
申し込みから来院、来院から診断、診断から着手、着手から完了。
この四つの率を並べると、落ちた場所が一目で分かります。
通過率の動きから読み取れることを、項目ごとに見ていきます。
維持については、着手率は維持、起きていることは件数の増加が売上に反映されるのを待つ段階。
低下については、着手率は維持、起きていることは申し込む層が変わった可能性がある。
維持については、着手率は低下、起きていることは説明の内容か、費用の伝え方が合っていない。
低下については、着手率は低下、起きていることは広く取りにいって、検討度の低い層が増えた。
上昇については、着手率は低下、起きていることは来院の意欲はあるが、条件が合っていない。
来院率が落ちたときに見る場所
申し込みから来院までの間に、何日空いているかを見ます。
数が伸びた月に予約が先まで埋まり、待ち時間が延びていることがあります。
広告を増やす前に、受け入れられる予約枠があるかを確認します。
着手率が落ちたときに見る場所
説明を担当する人が増えていないか、担当者ごとの数字に差がないかを見ます。
広告で伝えた内容と、来院時の説明の内容がずれていることもあります。
どちらが原因かは、進まなかった理由の記録から読み取れます。
単価が落ちている場合
件数も率も維持しているのに金額が伸びないなら、扱う内容が変わっています。一本だけの案件が増えたのか、価格の低い選択肢に寄ったのか。金額の内訳を月ごとに並べると分かります。
一本あたりか一人あたりか、単価の数え方をどう決めるか
一人あたりの契約金額を主に置き、一本あたりは補助として持ちます。
広告費は人に対してかかるので、人を単位にしないと採算が合いません。
この治療は、本数によって金額が大きく変わります。
数え方を決めないまま議論すると、同じ数字を別の意味で使うことになります。
広告の採算は人単位でしか出せない
一件の申し込みは一人です。
その一人が一本なのか複数本なのかは、診断の後に決まります。
広告費を割る分母は、人でなければ計算が合いません。
単価の数え方と、それぞれの使いどころを、項目ごとに見ていきます。
一人あたりの契約金額については、求め方は期間の契約金額 ÷ 契約した人数、主な使いどころは広告費の上限を決める。
一本あたりの価格については、求め方は提示している単価、主な使いどころは価格の比較と改定の議論。
一枠あたりの金額については、求め方は期間の契約金額 ÷ 使った枠数、主な使いどころは枠が埋まったときの配分。
一件の申し込みあたりの金額については、求め方は期間の契約金額 ÷ 申し込み件数、主な使いどころは入口ごとの質の比較。
完了までの総額については、求め方は装着までに発生する費用の合計、主な使いどころは患者への説明と予算計画。
入口ごとに一件あたりの金額を出す
同じ申し込み件数でも、入口によって最終的な金額が変わります。
比較の場から来た人と、医院の名前で探して来た人では、決め方も本数も違うことがあります。
入口ごとに一件あたりの金額を出すと、単価の安い入口に寄せる判断の誤りを防げます。
金額の内訳を三つに分けて持つ
処置そのものの費用と、その前後に必要になる処置の費用と、上に載せる歯の費用。
この三つを分けて記録しておくと、どこで金額差が出ているかが見えます。
患者への説明で食い違いが起きるのも、この境目です。
分割の支払いを使う場合の数え方
高額な治療では、分割の仕組みを使う人が一定数います。審査が通らずに契約が成立しないことがあるため、契約件数と入金額がずれます。どちらを指標の基準にするかを、先に決めておきます。
最初の四半期で、どの数字から揃えるか
過去一年分の段階ごとの件数を揃えるところからです。
通過率が出ていない状態で目標を置いても、根拠のない数字になります。
指標を設計する作業の大半は、今どうなっているかを測ることです。
測れていない状態で先に目標だけを置くと、達成も未達も説明できません。
最初の三か月で手をつける順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは過去一年の申し込みと来院の件数を揃える、期間の目安は二週間。
2については、やることは診断と着手の件数を診療の記録から拾う、期間の目安は三週間。
3については、やることは段階ごとの通過率を出す、期間の目安は一週間。
4については、やることは申し込みから着手までの日数の中央値を出す、期間の目安は一週間。
5については、やることは進まなかった理由の分類を決めて入力を始める、期間の目安は二週間。
6については、やることは枠の提供量と使用状況を出す、期間の目安は二週間。
7については、やることは目標に置く三つの数字を決めて合意する、期間の目安は二週間。
見る数字を絞る
数字は説明のための仮の値です。
たとえば、期の売上目標を1億2,000万円、一人あたりの契約金額を60万円と置くと、必要な契約人数は200人になります。
着手率が40%なら診断が500件、来院率が60%なら申し込みが約834件という並びになります。
月ごとと四半期ごとに追う数字の置き場を、項目ごとに見ていきます。
申し込み件数については、見る頻度は毎月、見るときの観点は目標の進捗に対して足りているか。
来院率については、見る頻度は毎月、見るときの観点は申し込む層が変わっていないか。
着手率については、見る頻度は毎月、見るときの観点は説明と条件が合っているか。
一人あたりの契約金額については、見る頻度は四半期、見るときの観点は扱う内容が変わっていないか。
申し込みから着手までの日数については、見る頻度は四半期、見るときの観点は検討の時間が延びていないか。
枠の使用状況については、見る頻度は毎月、見るときの観点は受け入れの余地があるか。
週次では件数だけを見る
率と金額の指標は、週単位では母数が足りず大きく振れます。
週次で見るのは申し込み件数と予約の入り方だけにします。
振れる数字を週次で追うと、原因のない対処が増えます。
定義を文書にして残す
申し込みとは何を指すのか、着手はどの時点なのか。
文書にしておかないと、担当が変わったときに同じ名前の数字が別の意味になります。
定義を変えるときは、過去の数字も同じ定義で集計し直します。
指標の置き方が決まらない場合は、無料相談で現状の数字を一緒に整理するところから始められます。段階ごとの記録の取り方ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
今月の広告費を今月の売上で割ってはいけないのですか
申し込みから治療の完了まで数か月かかるため、その二つは別の患者の動きを表しています。申し込みの月でまとめる集計と、売上の月でまとめる集計を別々に持ってください。広告の評価に使えるのは前者です。
目標はどの数字に置けばいいですか
申し込み件数、来院率、一人あたりの契約金額の三つが基本です。量と質と金額を一つずつ置くと、どれかに偏った動きを防げます。治療に進んだ率は医療の判断が入るため、目標ではなく観測にとどめます。
相談件数は増えているのに売上が伸びません
段階ごとの通過率を並べてください。来院率が落ちていれば申し込む層が変わっており、着手率が落ちていれば費用や期間の伝え方が合っていません。両方落ちていれば、広く取りにいって検討度の低い層が増えています。
単価は一本あたりで見るべきですか
広告費は人に対してかかるので、一人あたりの契約金額を主に置きます。一本あたりの価格は、価格の比較や改定を議論するときの補助として持ちます。
広告の表現はどこまで書いてよいですか
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。そのうえで、確認の工程にかかる日数と、確認待ちで止まっている件数を記録しておくと、施策が遅れた原因を切り分けられます。
まとめ
- 広告が効いた月と、売上が立つ月が離れているからです。同じ月の広告費と売上を並べても、その二つはそれぞれ別の患者の動きを表しています
- 申し込みの月を基準にした集計を、売上の月を基準にした集計とは別に持ちます。二つを混ぜずに並べると、広告の良し悪しと、現場の詰まりを分けて読めます
- 診断を受けた件数と、そこから治療に進んだ件数を分けて持ちます。進めなかった理由を分類して残すと、広告の出し方を変える根拠になります
- 通える範囲にいる人の数と、医院が処置できる量の小さいほうで決まります。全国の市場を前提に目標を置くと、届かない需要を追いかけることになります
- 指標の名前そのものが、外に出る文言に引きずられます。社内で使う言葉と、外に出す言葉を分けて管理します
- 段階ごとの通過率を並べて、どこが落ちたかを特定します。件数だけの目標では、落ちた場所が見えないまま月が終わります
- 一人あたりの契約金額を主に置き、一本あたりは補助として持ちます。広告費は人に対してかかるので、人を単位にしないと採算が合いません
- 過去一年分の段階ごとの件数を揃えるところからです。通過率が出ていない状態で目標を置いても、根拠のない数字になります