
訪問看護の地図対策で目指すのは、看護師の採用です。
人がいなければ依頼を受けられない以上、採用こそが事業の最大の制約になります。
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目次
目次
- 訪問看護がMEOで目指すべきことは何か
- 紹介は病院とケアマネジャーから来る
- どういう情報を埋めればいいのか
- 対応できる範囲を書く
- 写真で何を見せるべきか
- 規模が伝わる写真を入れる
- 口コミをどう集めるのか
- 利用者と家族には依頼しない
- 低い評価にどう対応するのか
- 病状や処置には絶対に触れない
- 看護師の採用にどうつなげるのか
- 当番の体制を書く
- 断っている依頼をどう減らすのか
- 受け入れの状況を伝える
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
訪問看護の地図対策で目指すのは、看護師の採用です。
人がいなければ依頼を受けられない以上、採用こそが事業の最大の制約になります。
訪問看護がMEOで目指すべきことは何か
訪問看護の地図対策で目指すのは、看護師の採用です。
人がいなければ依頼を受けられない以上、採用こそが事業の最大の制約になります。
依頼はあるのに看護師がいない。
これが多くの訪問看護の事業所が抱えている状況です。
紹介は病院とケアマネジャーから来る
利用の相談は、病院の退院を支援する部署やケアマネジャーを通して来ます。
地図から直接の依頼が来ることは多くありません。
採用の入口として地図が効く
看護師は、通勤できる範囲で職場を探します。
地図で事業所の様子が分かると、応募の判断がしやすくなります。
求人のサイトだけでは、事業所の実体が伝わりません。
見ている人と、確かめたいこと
| 見ている人 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 応募を考える看護師 | 職場の場所、勤務の形、体制 |
| 家族 | 対応できる地域、連絡先 |
| 紹介する側 | 対応の範囲、受け入れの状況 |
| 利用している人 | 連絡先、受付時間 |
商圏は車で30分程度
訪問できる範囲が商圏になります。対応できる地域を書いておきます。
どういう情報を埋めればいいのか
対応できる地域、24時間の対応の有無、受付の時間、求人の4点が最優先です。
24時間の対応ができるかどうかは、紹介する側が最初に確かめる条件です。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、頼めるかと働けるかの両方を軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 対応できる地域 | 範囲が不明 | 問い合わせの空振りが減る |
| 24時間の対応 | 可否が不明 | 紹介の判断ができる |
| 受付の時間 | いつ連絡できるか不明 | 相談しやすくなる |
| 対応できる状態 | 範囲が不明 | 紹介の判断ができる |
| 求人 | 募集しているか不明 | 応募が増える |
対応できる範囲を書く
医療的な処置、終末期の対応、リハビリの提供。
どこまで対応できるかを書きます。
専門の看護師がいるなら、その分野も書きます。
求人の情報を書く
看護師を募集していることを書いておきます。
人数が提供できる量の上限を決める以上、採用は経営課題そのものです。
制度に関する記載は正確に
医療の保険と介護の保険で扱いが違います。費用や対応の範囲について、断定的に書くことは避けます。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
写真で何を見せるべきか
事務所の外観、入口、執務の場所、使っている車両や自転車の4点を優先します。
働く環境が分かる写真は、応募の判断に直結します。
訪問看護の写真は、主に応募する人に見られます。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 建物の外観 | どこにあるか |
| 入口とフロア案内 | 所在が明確であること |
| 執務の場所 | 事業所の規模 |
| 移動の手段 | 車か自転車か |
| 記録や打ち合わせの場所 | 働く環境 |
規模が伝わる写真を入れる
何人くらいの事業所かは、当番の頻度の想像につながります。
少人数なら、その前提で応募する人が来ます。
利用者の情報が写らないようにする
記録や書類、画面が写り込まないようにします。
個人の情報に関わる問題です。
撮影前に確認します。
訪問先の写真は載せない
利用者の自宅の写真は、載せません。了解があっても避けるべきです。
口コミをどう集めるのか
訪問看護では、利用者や家族に口コミを依頼することを慎重に考える必要があります。
療養している状況にある人に頼むことになるため、避けるのが無難です。
医療を受けていることを公にしたくない家族は多くいます。
利用者と家族には依頼しない
医療を提供する立場から依頼すると、断りにくい状況を作ります。
これは避けるべきです。
見返りは渡さない
サービスの追加、費用の調整。
どれも地図サービスの規約に反します。
医療と介護の保険が関わる以上、より深刻な問題になります。
口コミが少ないことを前提に考える
訪問看護は構造的に口コミが集まりにくい分野です。
件数を追うより、対応できる範囲の記載と事業所の写真で判断材料を増やすほうが現実的です。
口コミ以外で判断される材料
| 材料 | 伝わること |
|---|---|
| 対応できる地域の記載 | 訪問してもらえるか |
| 24時間対応の記載 | 夜間に頼れるか |
| 事業所の写真 | 実在すること |
| 専門の看護師の在籍 | 対応できる範囲 |
低い評価にどう対応するのか
看護師の対応や連絡に関する指摘が中心になります。
個別の利用者には一切触れず、運営の話として短く返します。
訪問看護への低い評価は、内容が非常に個人的で、医療に関わります。
返信の書き方には最大限の注意が必要です。
よくある指摘と、返信の方向を、項目ごとに見ていきます。
担当者の対応については、返信の方向は事実として受け止め、共有する旨。
連絡が不十分については、返信の方向は連絡の方法を見直す旨。
時間が守られないについては、返信の方向は訪問の管理を見直す旨。
担当が頻繁に変わるについては、返信の方向は体制について改善する旨。
費用の説明については、返信の方向は説明を丁寧に行う旨。
病状や処置には絶対に触れない
相手が自分や家族の病状を書いていても、こちらから触れてはいけません。
利用の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
これは守秘義務にあたります。
個別の看護師の名前は出さない
特定の人についての指摘に、その人の名前を出して返信すると問題になります。
全体として共有し改善する旨にとどめます。
返信の担当を決める
管理者か事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
看護師の採用にどうつなげるのか
募集していることを書き、勤務の形と当番の体制を先に示します。
夜間の当番がどうなるかは、応募を判断する最大の条件になります。
人が採れないことが、提供できる量の上限を決めています。
当番の体制を書く
24時間の対応をしている場合、当番がどう回るか。
月に何回くらいか、呼び出しの頻度はどのくらいか。
これを先に書くと、条件の合う人だけが応募します。
求職者が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
当番については、示す内容は頻度、呼び出しの実際。
勤務の形については、示す内容は常勤か、短時間も可か。
移動については、示す内容は車か自転車か、支給があるか。
経験については、示す内容は訪問の経験が必要か。
体制については、示す内容は何名の事業所か。
短時間の勤務も受けるなら書く
子育てなどで常勤が難しい看護師がいます。
短時間から働けるなら、それを書くと応募の幅が広がります。
投稿機能で募集を出す
地図には短い投稿を出す機能があります。人を募集していること、見学を受け付けていること。こうした内容を定期的に出しておきます。
断っている依頼をどう減らすのか
人を増やすことが根本の解決ですが、受け入れの状況を伝えることでも次につながります。
受けられない時期を先に知らせておけば、紹介する側の手間が減ります。
人がいないために断ることは、当面は避けられません。
受け入れの状況を伝える
今は新規の受け入れにお時間をいただきます、といった案内を投稿で出します。
紹介する側が、無駄な連絡をせずに済みます。
投稿で伝える内容を、項目ごとに見ていきます。
受け入れの状況については、効果は紹介する側の手間が減る。
受け入れを再開したときについては、効果は待っていた人に届く。
看護師の募集については、効果は応募が増える。
対応できる範囲の変更については、効果は紹介の判断が変わる。
相談だけは受けておく
すぐに受けられなくても、時期を伝えれば後につながります。
完全に閉じると、紹介する側から外れます。
紹介元との関係を保つ
病院やケアマネジャーとの関係は、断り方で決まります。断るときも、いつなら可能かを伝えます。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
対応できる地域と24時間対応の有無、求人の情報を先に書きます。
そのうえで事業所の写真を追加すれば、応募と紹介の両方に効きます。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対応できる地域の記載、かかる時間の目安は30分。
2については、やることは24時間対応の有無と受付時間の記載、かかる時間の目安は30分。
3については、やることは対応できる範囲と専門分野の記載、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることは写真の追加(外観、入口、執務の場所)、かかる時間の目安は2時間。
5については、やることは求人の情報と当番の体制の記載、かかる時間の目安は1時間。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で募集と受け入れ状況の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務か管理者を担当にします。
採用が課題である以上、求人の情報だけは定期的に見直します。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
訪問と調整を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
紹介が主な経路ですが、地図を整える意味はありますか
あります。地図の主な役割は採用です。看護師は通勤できる範囲で職場を探すため、求人の情報と事業所の写真があると応募の判断がしやすくなります。
当番の体制を書くと応募が減りませんか
減りますが、条件の合う人だけが応募するようになります。書かずに採用すると、実際の負担を知って早く辞められます。結果として続く人が採れます。
利用者や家族に口コミを頼んでもいいですか
避けてください。医療を提供する立場から依頼すると、断りにくい状況を作ります。療養している状況にある人に頼むことにもなります。
口コミへの返信で注意することはありますか
病状や処置には絶対に触れないでください。守秘義務にあたります。利用の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
受けられない時期はどうすればいいですか
受け入れの状況を投稿で知らせます。紹介する側の無駄な連絡が減り、再開したときに戻ってきます。完全に閉じると紹介先から外れます。
まとめ
- 訪問看護の地図対策で目指すのは、看護師の採用です。人がいなければ依頼を受けられない以上、採用こそが事業の最大の制約になります
- 対応できる地域、24時間の対応の有無、受付の時間、求人の4点が最優先です。24時間の対応ができるかどうかは、紹介する側が最初に確かめる条件です
- 事務所の外観、入口、執務の場所、使っている車両や自転車の4点を優先します。働く環境が分かる写真は、応募の判断に直結します
- 訪問看護では、利用者や家族に口コミを依頼することを慎重に考える必要があります。療養している状況にある人に頼むことになるため、避けるのが無難です
- 看護師の対応や連絡に関する指摘が中心になります。個別の利用者には一切触れず、運営の話として短く返します
- 募集していることを書き、勤務の形と当番の体制を先に示します。夜間の当番がどうなるかは、応募を判断する最大の条件になります
- 人を増やすことが根本の解決ですが、受け入れの状況を伝えることでも次につながります。受けられない時期を先に知らせておけば、紹介する側の手間が減ります
- 対応できる地域と24時間対応の有無、求人の情報を先に書きます。そのうえで事業所の写真を追加すれば、応募と紹介の両方に効きます