
直販で取れる予約の上限が広がることを意味します。
名前で探されない館は、比較の場でしか売れません。
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目次
目次
- 館の名前で探される状態は、この事業で何を意味するのか
- 指名が増えるまでの時間
- 指名の検索を、泊まった人と泊まっていない人でどう分けるのか
- 指名の量の測り方
- 認知への投資と直販の獲得を、どう並べて置くのか
- 認知への投資の効き方を確かめる
- 泊まった人が館の名前を伝える状態は、どう作るのか
- 勧める行動を促しすぎない
- 指名で来た人が予約サイトに流れるのは、なぜか
- 手数を減らす具体の場所
- 生成された回答は、候補に挙がることにどう関わるのか
- 効き目の確かめ方
- 館が複数あるとき、ブランドと館名をどう設計するのか
- 名前の付け方の一貫性
- 指名を増やす取り組みは、どの順で進めるのか
- よくある質問
- まとめ
直販で取れる予約の上限が広がることを意味します。
名前で探されない館は、比較の場でしか売れません。
館の名前で探される状態は、この事業で何を意味するのか
直販で取れる予約の上限が広がることを意味します。
名前で探されない館は、比較の場でしか売れません。
館の名前で検索されるということは、候補として名前が残っている状態です。
この状態にある館だけが、比較の場を通らずに予約を取れます。
比較の場を通らない予約には、手数料がかかりません。
同じ宿泊料金でも、手元に残る額が変わります。
指名の量は、直販で取れる予約の上限を決めます。
名前で探される量を超えて直販を増やすことは、構造上できません。
このため、指名の量は広告の指標ではなく事業の指標です。
四半期に一度、量そのものを見てください。
量が増えていなければ、直販の比率を上げる余地も増えていません。
比率だけを追うと、この前提を見落とします。
指名が増えるまでの時間
指名の量は、広告を出した月には増えません。
名前を覚えるまでに、複数回の接触が要ります。
この時間差があるため、指名を増やす取り組みは期内では評価できません。
評価の期間を、最初から四半期か半年で置いてください。
期内で評価しようとすると、途中で止まります。
止まると、それまでの投入も回収されません。
指名の量は、直販で取れる予約の上限を決めます。増えるまでに時間がかかるため、評価の期間を四半期以上で置いてください。
指名の検索を、泊まった人と泊まっていない人でどう分けるのか
泊まった人の指名は再訪、泊まっていない人の指名は認知の成果です。
分けないと、再訪の増加を新規の認知の成果と読み違えます。
館の名前で検索する人には、二つの層があります。
過去に泊まった人と、まだ泊まっていない人です。
この二つは、意味がまったく違います。
前者は再訪の動きで、後者は認知が広がった結果です。
分けずに合計だけを見ていると、読み違えが起きます。
再訪が増えただけなのに、認知が広がったと判断することがあります。
分ける方法は、予約に至った人の側から辿ることです。
指名で来た予約のうち、過去の宿泊の記録がある人の比率を出します。
比率が出れば、指名の量を二つに割り振れます。
完全ではありませんが、傾向は読めます。
指名の二つの層と、増やす手段
| 層 | 増える理由 | 主な手段 | 効くまでの時間 |
|---|---|---|---|
| 泊まった人 | 滞在中の提供と案内 | 連絡先の保持と案内 | 数か月 |
| 泊まっていない人 | 名前に触れた回数 | 認知への投資 | 半年以上 |
| 紹介で知った人 | 泊まった人からの伝達 | 伝えやすい材料 | 数か月 |
| 地域の情報から知った人 | 周辺の情報の露出 | 地域の情報の整備 | 半年以上 |
指名の量の測り方
指名の量は、館の名前を含む検索からの流入と、直接の訪問の合計で見ます。
この二つは、どちらも候補に入っている人の動きです。
館の名前が一般的な語と重なる場合、流入に別の意図が混ざります。
その場合は、直接の訪問の推移を主に見てください。
季節の影響も受けます。
前年の同じ時期と比べる形にすると、季節の影響が消えます。
指名は泊まった人と泊まっていない人に分けて見てください。分けないと、再訪の増加を認知の成果と読み違えます。
認知への投資と直販の獲得を、どう並べて置くのか
別の枠に分け、評価の期間も別にします。
同じ枠に入れると、回収の速い獲得の側に配分が寄り続けます。
認知への投資と、獲得の広告は回収の時期が違います。
同じ枠で管理すると、月ごとの評価で認知の側が常に劣ります。
劣った側は、配分を削られます。
削られると、指名の量が増えず、直販の上限も広がりません。
このため、枠を分けてください。
分けたうえで、評価の期間も別にします。
獲得の広告は月次、認知への投資は四半期か半年で評価します。
評価の周期を変えるだけで、配分の議論が変わります。
枠の比率は、指名の量の推移で決めます。
量が減っている場合は、認知の側を厚くします。
認知への投資の効き方を確かめる
認知への投資が効いているかは、指名の量の推移で確かめます。
投じた月ではなく、数か月後の推移を見ます。
確かめ方を先に決めておかないと、期中に成果を問われます。
何か月後にどの数字を見るかを、稟議の時点で書いてください。
書いた時期に動かなかった場合の扱いも決めます。
決めておくと、続けるか止めるかの判断が速くなります。
認知と獲得は枠を分け、評価の期間も月次と四半期に分けてください。同じ枠だと、回収の速い側に配分が寄り続けます。
泊まった人が館の名前を伝える状態は、どう作るのか
伝えやすい材料を渡すことで作ります。
満足だけでは伝わらず、何と言えばよいかが決まっている必要があります。
泊まった人が他の人に館を勧める場面は、会話の中にあります。
このとき、館の名前と一緒に伝えられる内容が要ります。
内容がないと、良かったとしか言えません。
良かったという言葉だけでは、名前は覚えられません。
伝えやすい材料とは、一言で言える具体的な内容です。
どういう時間が過ごせるか、何ができるかを短く言える形です。
この材料は、館の側で用意できます。
過ごし方の提案を絞って一貫させると、そのまま材料になります。
材料は、滞在中に触れる場所に置きます。
部屋の案内や、出発の場面での一言が機会になります。
伝えやすい材料になる要素
| 要素 | 伝わりやすさ | 用意する場所 | 作るのにかかる時間 |
|---|---|---|---|
| 一言で言える過ごし方 | 高い | 部屋と出発の場面 | 数週間 |
| 他にない設備や条件 | 高い | 画面と部屋の案内 | 変更時 |
| 周辺での過ごし方の提案 | 中程度 | 部屋の案内 | 数週間 |
| 価格の安さ | 低い | 伝わるが残らない | 即時 |
| 接客の良さ | 中程度 | 伝わるが言語化しにくい | 継続 |
勧める行動を促しすぎない
勧めることを依頼する仕組みを作ると、短期には件数が出ます。
一方で、勧められた側の受け取り方が変わります。
依頼して勧められた内容は、割り引いて受け取られます。
依頼せずに伝わった内容のほうが、指名につながります。
作るべきなのは、依頼の仕組みより材料のほうです。
材料があれば、依頼しなくても伝わります。
伝えやすい材料とは、一言で言える具体的な内容です。依頼の仕組みより、材料を用意するほうが指名につながります。
指名で来た人が予約サイトに流れるのは、なぜか
手続きが慣れていて、たまっている特典があるからです。
価格を下げる前に、手続きの手数と扱いの違いで取り戻せます。
館の名前を知っている人が、予約サイトで予約することがあります。
名前は自社に向かっているのに、予約は他社の経路に入ります。
理由の一つは、手続きの慣れです。
同じ画面で何度も予約している人は、そちらのほうが速く終わります。
もう一つは、たまっている特典です。
使う予定がある人にとって、これは価格の差と同じ意味を持ちます。
この二つに対して、価格で対抗すると消耗します。
下げた価格は、比較の場でも同じように見られます。
対抗できるのは、手続きの手数と扱いの違いです。
どちらも、原価が軽く続けやすい形です。
手数を減らす具体の場所
自社の予約の手続きで、手数が多い場所は決まっています。
日付の選択、料金の内訳の表示、入力の項目、支払いの方法です。
このうち、入力の項目は最も減らしやすい場所です。
使われていない項目を外すだけで、離脱が変わります。
支払いの方法は、選べる数が少ないと離脱します。
追加の費用がかかるため、必要な範囲で判断してください。
指名の人が比較の場に流れるのは、手続きの慣れと特典が理由です。価格ではなく、手数の削減と扱いの違いで取り戻してください。
生成された回答は、候補に挙がることにどう関わるのか
行き先と過ごし方を決める段階で、候補の絞り込みに関わります。
館の名前を確かめる段階では、置き換わりにくい部分が残ります。
生成された回答が影響するのは、探す過程の前半です。
どこへ行くか、何をするかを決める段階になります。
この段階で候補として名前が挙がれば、その後の指名の検索につながります。
挙がるかどうかは、材料として使われる情報が置かれているかで変わります。
材料として使われるのは、確かめられる条件が具体的に書かれた情報です。
雰囲気を伝える文章は、候補の絞り込みには使われにくいものです。
一方で、館の名前で調べる段階は置き換わりにくい部分です。
実際の料金と空室を確かめる必要があるためです。
このため、指名の観点では前半への対応が中心になります。
後半は、情報の食い違いをなくすことが主な作業です。
探す過程の段階と、指名への関わり
| 段階 | 生成された回答の影響 | 館の側でできること |
|---|---|---|
| 行き先を決める | 大きい | 地域の情報を具体的に置く |
| 過ごし方を決める | 大きい | 過ごし方の記述を具体的に置く |
| 候補を絞る | 中程度 | 条件を一か所にまとめる |
| 館の名前で調べる | 小さい | 情報の食い違いをなくす |
| 予約する | ほぼ無い | 手続きの手数を減らす |
効き目の確かめ方
この領域の効き目は、流入の量では確かめられません。
回答の中で完結した分は、流入として現れないためです。
館の名前での検索と、直接の訪問の推移を補助として見てください。
回答の中で名前を知った人は、その後に名前で調べます。
数字は補助にとどめ、費用の上限を先に決めて運用します。
測定に時間をかけすぎると、対応そのものが進みません。
生成された回答が関わるのは、行き先と過ごし方を決める段階です。館の名前で調べる段階は置き換わりにくく、食い違いの解消が主な作業になります。
館が複数あるとき、ブランドと館名をどう設計するのか
どちらで探されたいかを先に決めます。
両方を同時に育てると、投入が分散して両方とも指名が増えません。
複数の館を持つ場合、名前は二層になります。
ブランドの名前と、個々の館の名前です。
どちらで探される状態を目指すかを、先に決めてください。
決めないまま両方に投じると、分散して両方とも増えません。
ブランドで探される形にすると、新しい館の立ち上がりが速くなります。
一方で、館ごとの性格が伝わりにくくなります。
館名で探される形にすると、館ごとの性格が伝わります。
ただし、館が増えるたびに一から作ることになります。
館の数と、今後の出店の計画で決まります。
増やす計画があるなら、ブランドの側に寄せる判断になります。
名前の付け方の一貫性
ブランドに寄せる場合、館名の付け方を統一してください。
地域名との組み合わせ方が館ごとに違うと、同じ系列だと伝わりません。
統一の形は、一度決めたら変えないでください。
途中で変えると、過去の館の名前との関係が分からなくなります。
館ごとの性格は、名前ではなく提供の中身で分けます。
名前で分けると、ブランドの指名が育ちません。
ブランドと館名のどちらで探されたいかを先に決めてください。出店の計画があるなら、ブランドの側に寄せる判断になります。
指名を増やす取り組みは、どの順で進めるのか
指名の量をいま測ることからです。
現状の量が分からないと、増えたかどうかも判断できません。
取り組みは、認知への投資から始まりません。
指名の量をいま測ることから始まります。
測るのは、館の名前を含む検索からの流入と、直接の訪問です。
二つを合計し、前年の同じ時期と比べます。
次に、その量を泊まった人と泊まっていない人に分けます。
指名で来た予約のうち、過去の宿泊の記録がある比率で割り振ります。
三つ目に、認知への投資と獲得の広告の枠を分けます。
評価の期間も、月次と四半期に分けます。
四つ目が、伝えやすい材料の用意です。
過ごし方の提案を絞り、滞在中に触れる場所に置きます。
最後に、指名で来た人が比較の場に流れないよう、手続きの手数を減らします。
ここまでが、半年程度の作業になります。
指名を増やす取り組みの順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 指名の量を測り前年と比べる | 集客の担当 | 一週間 |
| 2 | 泊まった人と泊まっていない人に分ける | 集客の担当 | 二週間 |
| 3 | 認知と獲得の枠と評価の期間を分ける | 経営と集客の責任者 | 二週間 |
| 4 | 伝えやすい材料を用意して滞在中に置く | 現場と集客の担当 | 六週間 |
| 5 | 予約の手続きの手数を減らす | 集客の担当 | 四週間 |
| 6 | ブランドと館名のどちらで育てるか決める | 経営 | 三週間 |
置いた後に見るのは、四半期では指名の量と二つの層の内訳です。
月次では、直販の比率と予約の手続きの離脱を見ます。
指名の量を月次で見ないでください。
月ごとの振れが大きく、施策の影響と区別できません。
取り組みは投資からではなく、いまの指名の量を測ることから始めてください。分けて測れば、何を増やすべきかが決まります。
指名を増やす取り組みで判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
認知と獲得の配分ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
指名の検索はどう測りますか
館の名前を含む検索からの流入と、直接の訪問の合計で見ます。館の名前が一般的な語と重なる場合は、直接の訪問の推移を主に見てください。前年の同じ時期と比べると、季節の影響が消えます。
指名が増えたのは認知が広がったからですか
泊まった人と泊まっていない人に分けないと判断できません。指名で来た予約のうち過去の宿泊の記録がある比率で割り振ると、再訪の増加を認知の成果と読み違えずに済みます。
認知への投資はどう評価しますか
獲得の広告と枠を分け、評価の期間を四半期か半年に置いてください。同じ枠で月次に評価すると、回収の速い獲得の側に配分が寄り続け、指名の量が増えません。
館の名前を知っている人が予約サイトで予約してしまいます
手続きの慣れと、たまっている特典が理由です。価格で対抗すると消耗するため、入力の項目の削減や支払い方法の追加といった手数の削減と、部屋の希望を通す扱いで取り戻してください。
ブランドと館名のどちらを育てるべきですか
出店の計画があるならブランドに寄せてください。新しい館の立ち上がりが速くなります。館ごとの性格は名前ではなく提供の中身で分け、館名の付け方は一度決めたら変えないでください。
まとめ
- 直販で取れる予約の上限が広がることを意味します。名前で探されない館は、比較の場でしか売れません
- 泊まった人の指名は再訪、泊まっていない人の指名は認知の成果です。分けないと、再訪の増加を新規の認知の成果と読み違えます
- 別の枠に分け、評価の期間も別にします。同じ枠に入れると、回収の速い獲得の側に配分が寄り続けます
- 伝えやすい材料を渡すことで作ります。満足だけでは伝わらず、何と言えばよいかが決まっている必要があります
- 手続きが慣れていて、たまっている特典があるからです。価格を下げる前に、手続きの手数と扱いの違いで取り戻せます
- 行き先と過ごし方を決める段階で、候補の絞り込みに関わります。館の名前を確かめる段階では、置き換わりにくい部分が残ります
- どちらで探されたいかを先に決めます。両方を同時に育てると、投入が分散して両方とも指名が増えません
- 指名の量をいま測ることからです。現状の量が分からないと、増えたかどうかも判断できません