
保育園の地図対策で目指すのは、園児の募集より保育士の採用に効かせることです。
定員が埋まっていても人が採れなければ受け入れを増やせないのが、この業種の実情です。
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目次
目次
- 保育園がMEOで目指すべきことは何か
- 採用の入口として地図を使う
- どういう情報を埋めればいいのか
- 延長保育の時間を書く
- 写真で何を見せるべきか
- 園児は絶対に写さない
- 口コミをどう集めるのか
- 在園の保護者には依頼しない
- 低い評価にどう対応するのか
- 園児と家庭に触れない
- 保育士の採用にどうつなげるのか
- 働く環境を示す
- 認可と認可外で書き方をどう変えるのか
- 認可の園の場合
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
保育園の地図対策で目指すのは、園児の募集より保育士の採用に効かせることです。
定員が埋まっていても人が採れなければ受け入れを増やせないのが、この業種の実情です。
保育園がMEOで目指すべきことは何か
保育園の地図対策で目指すのは、園児の募集より保育士の採用に効かせることです。
定員が埋まっていても人が採れなければ受け入れを増やせないのが、この業種の実情です。
保育園の経営課題は、集客ではなく採用に移っています。
入りたい家庭はいても、配置の基準を満たす人がいなければ受け入れられません。
採用の入口として地図を使う
保育士は、通勤できる範囲で職場を探します。
保育士 求人 地域名といった言葉で検索し、園の様子を地図で確かめます。
このとき写真も情報もないと、応募の候補から外れます。
認可と認可外で入園の経路が違う
認可の園は自治体を通した申請になるため、直接の問い合わせは限られます。
認可外の園は、保護者が直接連絡してくるため、地図の情報が入園に直結します。
どちらの立場かで、書くべき内容が変わります。
見ている人と、確かめたいこと
| 見ている人 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 保育士を探している人 | 場所、園の様子、求人の有無 |
| 認可外を探す保護者 | 空き、費用、受け入れ年齢 |
| 認可を検討する保護者 | 場所、通勤動線に合うか |
| 見学したい人 | 見学の受付、連絡先 |
通勤の動線上にあるかが選ばれる条件
保護者は、自宅と職場の間にある園を選びます。最寄り駅からの距離と、どの方向にあるかが判断材料になります。
どういう情報を埋めればいいのか
所在地と最寄り駅、開園の時間、受け入れの年齢、見学の受付の4点が最優先です。
延長保育の時間が分かることは、働く保護者にとって決定的な情報になります。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、通わせられるかと働けるかの両方を軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 開園時間 | 延長の時間が不明 | 働く保護者が判断できる |
| 受け入れ年齢 | 何歳からか不明 | 対象の家庭に届く |
| 見学 | 受け付けているか不明 | 問い合わせが増える |
| 最寄り駅 | 徒歩の時間が不明 | 通勤動線に合うか分かる |
| 求人 | 募集しているか不明 | 保育士の応募が増える |
延長保育の時間を書く
何時まで預かれるか。
これは働く保護者にとって、園を選ぶ理由の上位に来ます。
見学の受付を書く
見学できること、連絡の方法、対応できる時間帯。
これを書いておくと、保護者も求職者も連絡しやすくなります。
求人の情報も書く
保育士を募集していることを書いておきます。採用が経営課題になっている以上、地図を採用の入口として使う価値があります。
写真で何を見せるべきか
園庭、保育室、給食、外観の4点を優先します。
園庭の有無と広さは、保護者が最も気にする部分のひとつです。
保育園の写真は、保護者にも求職者にも見られます。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 園庭 | 広さ、遊具、外で遊べるか |
| 保育室 | 広さ、明るさ、環境 |
| 給食 | どういう食事が出るか |
| 外観と入口 | 通りからの見つけやすさ |
| ベビーカーの置き場 | 送迎のしやすさ |
| 職員の休憩室 | 働く環境(求職者向け) |
園児は絶対に写さない
園庭や保育室を撮るときは、園児が写り込まないようにします。
保護者の了解があっても、地図という公開の場に子どもの写真を載せることは避けます。
撮影は保育の時間外にします。
給食の写真は効く
どういう食事が出ているかは、保護者が気にする部分です。
実際に出している給食を数枚載せると、それだけで判断材料になります。
働く環境も見せる
求職者は、休憩室や職員の作業スペースを見ています。1枚あるだけで、応募の判断が変わります。
口コミをどう集めるのか
保育園では、保護者に口コミを依頼すること自体を慎重に考える必要があります。
見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください。
保育園と保護者の関係は、依頼する側とされる側という単純なものではありません。
在園の保護者には依頼しない
在園中の保護者に依頼すると、保育との関係を意識させることになります。
断りにくい立場にある人に頼むことになるため、避けるべきです。
卒園のときに一度だけ
卒園のときに、よければという形で一度だけ伝える程度にとどめます。
口頭で強く頼むと、断りにくくなります。
見返りは渡さない
保育料の優遇、物品の提供。
どれも地図サービスの規約に反します。
保育園という立場では、より強く問題になります。
口コミが少ないことを前提に考える
保育園は構造的に口コミが集まりにくい分野です。件数を追うより、園庭や給食の写真と情報の正確さで判断材料を増やすほうが現実的です。
低い評価にどう対応するのか
保育の内容や職員の対応への指摘が中心になります。
個別の園児や家庭の状況には一切触れず、運営の話として短く返します。
保育園への低い評価は、内容が非常に個人的になります。
返信の書き方には最大限の注意が必要です。
よくある指摘と、返信の方向
| 指摘の内容 | 返信の方向 |
|---|---|
| 職員の対応 | 事実として受け止め、共有する旨 |
| 連絡が不十分 | 連絡の方法を見直す旨 |
| 保育の内容 | 受け止める旨と、相談を受け付けている旨 |
| 施設 | 現状と、見直す旨 |
| 費用の説明 | 説明を丁寧に行う旨 |
園児と家庭に触れない
相手が自分の子どもの様子を書いていても、こちらから触れてはいけません。
在園の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
これは守秘義務と、子どもの情報を守る観点の両方から必要です。
反論しない
事実と違うと感じても、返信で反論すると印象が悪くなります。
受け止めて、相談を受け付けている旨だけを書きます。
返信の担当を決める
保育士が個人の判断で返信すると、感情が出ます。園長か事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
保育士の採用にどうつなげるのか
求人を募集していることを書き、働く環境が分かる写真を載せます。
保育士は職場を地図で確かめてから応募するため、ここが応募の分かれ目になります。
求人のサイトに載せるだけでは、園の様子は伝わりません。
働く環境を示す
職員の人数、休憩室、持ち帰りの仕事があるか。
書ける範囲で示すと、応募の判断がしやすくなります。
求職者が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
場所については、示す内容は最寄り駅、通勤の手段。
規模については、示す内容はクラスの数、職員の人数。
勤務については、示す内容はシフトの形、開園の時間。
環境については、示す内容は休憩室、事務の場所。
募集については、示す内容は募集しているかどうか、連絡先。
投稿機能で募集を出す
地図には短い投稿を出す機能があります。
保育士を募集していること、見学を受け付けていること。
こうした内容を定期的に出しておきます。
見学を受け入れる
働く前に園を見たい求職者は多くいます。見学を受け付けていることを書くだけで、応募の手前の接点が増えます。
認可と認可外で書き方をどう変えるのか
認可の園は自治体の申請が前提になるため、地図は情報の提供と採用に使います。
認可外の園は直接の問い合わせが入園につながるため、空きと費用を明示します。
どちらの立場かで、地図の役割がまったく違います。
認可の園の場合
入園の手続きは自治体を通します。
地図では、園の様子を伝えることと、見学の受付、採用の情報を出すことが中心になります。
申請の時期については、自治体の案内を確認してくださいという形にとどめます。
立場ごとの地図の使い方を、項目ごとに見ていきます。
認可については、地図の役割は園の様子の紹介、見学、採用。
認可外については、地図の役割は空き状況、費用、直接の問い合わせ。
小規模については、地図の役割は対象年齢、卒園後の進路。
企業主導型については、地図の役割は利用できる条件、地域枠の有無。
認可外の園の場合
空きがあるかどうか、費用がいくらか。
この2点が直接の問い合わせにつながります。
投稿機能で空き状況を知らせると効きます。
制度の詳細は書きすぎない
申請の時期や条件は自治体ごとに違い、変わることもあります。詳細は自治体の案内を確認してくださいという形にとどめるのが安全です。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
開園時間と受け入れ年齢、見学の受付を先に整え、園庭と給食の写真を追加します。
そのうえで求人の情報を出せば、採用の入口としても働きます。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは開園時間と延長保育の時間の登録、かかる時間の目安は30分。
2については、やることは受け入れ年齢と定員の記載、かかる時間の目安は30分。
3については、やることは見学の受付方法の記載、かかる時間の目安は30分。
4については、やることは写真の追加(園庭、保育室、給食、外観)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは求人の情報と働く環境の記載、かかる時間の目安は1時間。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で見学と募集の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務の誰か1人を担当にします。
保育士に任せると、保育のなかで後回しになります。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
保育を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
定員が埋まっているのに地図を整える意味はありますか
あります。採用が経営課題になっている以上、保育士の応募を増やす入口として使えます。保育士は職場を地図で確かめてから応募するため、写真と情報の有無が分かれ目になります。
園児の写真を載せてもいいですか
載せないでください。保護者の了解があっても、地図という公開の場に子どもの写真を載せることは避けるべきです。撮影は保育の時間外にしてください。
在園の保護者に口コミを頼んでもいいですか
避けてください。在園中の保護者は断りにくい立場にあります。卒園のときに、よければという形で一度だけ伝える程度にとどめます。
給食の写真を載せる意味はありますか
あります。どういう食事が出ているかは保護者が気にする部分で、実際に出しているものを数枚載せるだけで判断材料になります。
入園の申請時期を書いてもいいですか
申請の時期や条件は自治体ごとに違い、変わることもあります。詳細は自治体の案内を確認してくださいという形にとどめるのが安全です。
まとめ
- 保育園の地図対策で目指すのは、園児の募集より保育士の採用に効かせることです。定員が埋まっていても人が採れなければ受け入れを増やせないのが、この業種の実情です
- 所在地と最寄り駅、開園の時間、受け入れの年齢、見学の受付の4点が最優先です。延長保育の時間が分かることは、働く保護者にとって決定的な情報になります
- 園庭、保育室、給食、外観の4点を優先します。園庭の有無と広さは、保護者が最も気にする部分のひとつです
- 保育園では、保護者に口コミを依頼すること自体を慎重に考える必要があります。見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください
- 保育の内容や職員の対応への指摘が中心になります。個別の園児や家庭の状況には一切触れず、運営の話として短く返します
- 求人を募集していることを書き、働く環境が分かる写真を載せます。保育士は職場を地図で確かめてから応募するため、ここが応募の分かれ目になります
- 認可の園は自治体の申請が前提になるため、地図は情報の提供と採用に使います。認可外の園は直接の問い合わせが入園につながるため、空きと費用を明示します
- 開園時間と受け入れ年齢、見学の受付を先に整え、園庭と給食の写真を追加します。そのうえで求人の情報を出せば、採用の入口としても働きます