
保護者は場所と保育時間と空き状況を、求職中の保育士は労働条件を見ています。
この二つの読者が同じサイトに来ます。
入口を分けないと、どちらにも届きません。
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目次
目次
- 保育園のホームページで、訪れた人は何を確かめているのか
- 訪れた人が確かめる順番
- 保育園のホームページに必ず載せるべき内容は何か
- 必ず載せる内容
- 保護者は通勤動線で園を選ぶ。それをページでどう受けるのか
- アクセスの書き方
- 園の様子をどう伝えるのか
- 一日の流れを時間で書く
- 見学の申し込みをどう受けるのか
- いつ見学できるかを書く
- 保育士の採用ページには何を書くのか
- 条件を隠さない
- 定員という上限がある中で、ページの役割は何か
- 空き状況を書く
- 何から手をつければいいのか
- 着手の順番
- よくある質問
- まとめ
保護者は場所と保育時間と空き状況を、求職中の保育士は労働条件を見ています。
この二つの読者が同じサイトに来ます。
入口を分けないと、どちらにも届きません。
保育園のホームページで、訪れた人は何を確かめているのか
保護者は場所と保育時間と空き状況を、求職中の保育士は労働条件を見ています。
この二つの読者が同じサイトに来ます。
入口を分けないと、どちらにも届きません。
保育園のホームページには、二種類の人が来ます。
入園先を探している保護者と、働く場所を探している保育士です。
今の保育園にとって、後者のほうが切実な場合があります。
定員は埋まっているのに、保育士が足りず受け入れを増やせないという状況です。
訪れた人が確かめる順番
訪れた人が確かめる順番
| 順番 | 確かめること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 | 通勤経路にあるか | 所在地、アクセス |
| 2 | 何歳から預かるか | 保育の概要 |
| 3 | 保育時間と延長の有無 | 一日の流れ |
| 4 | 空きがあるか | 空き状況、募集案内 |
| 5 | 費用はいくらか | 保育料、その他の費用 |
保護者と保育士の入口を分ける
トップページに入園をお考えの方へ採用情報を並べて置きます。
求人ページを探させないでください。
採用が課題なら、採用情報をトップの目立つ位置に置くことに躊躇はいりません。
保育園のホームページに必ず載せるべき内容は何か
所在地とアクセス、受け入れ年齢と定員、保育時間、保育料とその他の費用、一日の流れ、見学の申し込み方法。
この六つが揃っていないと、保護者は他を探します。
認可か認可外かも、最初に分かるように書きます。
必ず載せる内容
必ず載せる内容
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 基本情報 | 認可・認可外の別、定員、受け入れ年齢 |
| アクセス | 所在地、最寄り駅、駐車場、駐輪場 |
| 保育時間 | 開所時間、標準・短時間、延長の有無と時間 |
| 費用 | 保育料の考え方、給食費、行事費、用品代 |
| 一日の流れ | 時間ごとの活動 |
| 年間行事 | 主な行事と、保護者の参加の有無 |
| 見学 | 申込方法、所要時間、対応できる曜日 |
| 採用 | 募集職種、勤務条件、応募方法 |
認可と認可外で書くことが違う
認可保育園の場合、申し込みは自治体を通します。
だから当園に申し込んでくださいではなく、自治体に申請してくださいという案内になります。
申請の時期、必要な書類、選考の仕組みは自治体ごとに違います。
制度の細かい条件を書き写すのではなく、自治体の窓口で確認してくださいと併記してください。
認可外の場合は直接の申し込みになるため、手順と空き状況を自分のページで示す必要があります。
費用は保育料以外も書く
認可の保育料は世帯の状況で決まります。
だから金額を断定できません。
代わりに、保育料とは別にかかるものを書きます。
給食費、おやつ代、行事費、用品代、延長保育料。
保育料以外にかかるもの
| 項目 | 金額の目安 | 時期 |
|---|---|---|
| 給食費 | ◯円 | 月額 |
| 用品代 | ◯円 | 入園時 |
| 行事費 | ◯円 | 年度ごと |
| 延長保育 | ◯円 | 利用した分 |
ここに挙げた区分けは、説明のための仮の形です。自分の園の内容に置き換えてください。
保護者は通勤動線で園を選ぶ。それをページでどう受けるのか
家から近いかではなく、通勤の途中にあるかで選ばれます。
最寄り駅からの所要時間、自転車での送迎のしやすさ、駐輪場と駐車場の有無。
この情報を上のほうに置きます。
アクセスの書き方
◯◯駅から徒歩5分だけでは足りません。
どの路線か、駅のどちら側か、坂があるか。
朝の送りで急いでいる保護者にとって、この数分が判断を分けます。
アクセス情報に書くこと
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 最寄り駅 | 路線名、駅名、徒歩の分数 |
| バス | 停留所名、本数の目安 |
| 自転車 | 駐輪場の有無、台数 |
| 車 | 駐車場の有無、送迎時の停車スペース |
| 経路 | 駅からの道順、目印になる建物 |
送迎の時間帯を書く
何時から何時まで受け入れるのか。
朝の受け入れ開始時刻と、通常の降園時刻。
延長を使うといつまでか。
保護者は自分の勤務時間と照らして判断します。
地図を埋め込む
住所を書くだけでなく、地図を埋め込みます。スマートフォンからタップで経路案内が開く形にしてください。
園の様子をどう伝えるのか
一日の流れを時間順に書くことが、写真より伝わります。
何時に登園して、何をして、何時に昼寝をして、何時に帰るか。
保護者は自分の子どもの一日を想像しています。
一日の流れを時間で書く
一日の流れの例を、項目ごとに見ていきます。
7:30については、活動は開所、順次登園。
9:30については、活動は朝の会、おやつ。
10:00については、活動は活動(戸外遊び、制作など)。
11:30については、活動は給食。
12:30については、活動は午睡。
15:00については、活動はおやつ。
16:00については、活動は順次降園。
18:30については、活動は閉所(延長は19:30まで)。
これは説明のための一例です。
自分の園の時間に置き換えてください。
保育の方針を短く書く
長い理念文は読まれません。
何を大切にしているかを三つ程度に絞って、短い文で書きます。
そして、その方針が一日の中のどこに現れるかを一つ示します。
方針と実際がつながると、伝わります。
写真は同意を得たものだけ
園児の写真は、必ず保護者の書面同意を得たものだけを使います。
他の子が写り込んでいないか、一枚ずつ拡大して確かめてください。
退園後も掲載を続けるか、いつまで載せるか。
これも同意の範囲に含めてください。
同意が取れない場合は、保育室、園庭、遊具、給食の写真を使います。
広さ、明るさ、清潔さは写真で伝わります。
写真の扱いを、項目ごとに見ていきます。園児の顔が写るについては、扱い方は保護者の書面同意を得たものだけ。複数の園児が写るについては、扱い方は全員の保護者の同意が必要。保育士の顔については、扱い方は本人の同意を得る。保育室・園庭・給食については、扱い方は同意不要、そのまま使える。
見学の申し込みをどう受けるのか
見学は入園を決める最大の場面です。
所要時間、対応できる曜日と時間、子どもを連れて行ってよいか。
この三つを書いていないページは、申し込みが減ります。
いつ見学できるかを書く
保育の時間中に見学を受けるのか、午睡の時間か、夕方か。
何分かかるのか。
平日10時〜11時、所要30分程度と書けば、保護者は仕事の都合をつけられます。
子ども連れでよいかを書く
見学に子どもを連れて行っていいか分からず、連絡をためらう人がいます。
お子さま連れでお越しいただけますの一文を入れてください。
見学で見られる範囲を書く
保育室に入れるのか、廊下から見る形か。
給食を見られるか。
質問の時間があるか。
見学の案内に書くことを、項目ごとに見ていきます。
日時については、書くことは対応できる曜日と時間帯。
所要時間については、書くことは◯分程度。
見られる範囲については、書くことは保育室、園庭、給食など。
同伴については、書くことは子ども連れの可否。
持ち物については、書くことは不要なら手ぶらでと書く。
申込については、書くことは電話、フォーム、何日前までか。
申請時期に合わせて案内する
認可保育園の入園申請は、自治体ごとに時期が決まっています。
その時期の前に見学が集中します。
いつごろ見学しておくとよいかを、ページに書いておきます。ただし申請の具体的な日程は変わるため、自治体の窓口で確認してくださいと併記してください。
保育士の採用ページには何を書くのか
給与、勤務時間、休日、配置人数、持ち帰り仕事の有無。
この五つが最初に見られます。
園の理念より先に、働く条件を書いてください。
条件を隠さない
求人ページで条件が曖昧だと、応募されません。
給与の幅、賞与の有無、昇給の仕組み。
勤務時間、シフトの組み方、残業の実際。
書ける範囲で具体的に書きます。
採用ページに書くことを、項目ごとに見ていきます。
職種については、書くことは正職員、パート、時短の別。
給与については、書くことは基本給の幅、手当、賞与。
勤務時間については、書くことはシフトの例、早番と遅番の時刻。
休日については、書くことは年間休日数、有給の取得状況。
配置については、書くことはクラスあたりの保育士の人数。
業務については、書くことは行事の準備、書類、持ち帰りの有無。
応募については、書くことは流れ、面接の回数、見学の可否。
保育士が気にしていることに答える
保育士が転職で気にするのは、人員配置と持ち帰り仕事です。
一人で何人見るのか書類を家に持ち帰るのか。
ここに正直に答えているページは、応募が増えます。
改善の途中なら今こういう状態で、こう変えようとしていると書くほうが信頼されます。
見学・体験を受け付ける
働く場所を決める前に、現場を見たい保育士がいます。
見学だけでも歓迎しますと書いて、応募とは別の連絡先を用意します。
採用が集客より優先する場合がある
定員が埋まっているのに保育士が足りず、受け入れを増やせない。
この状態なら、ホームページの力を入れる先は採用です。
入園の問い合わせを増やしても、受け入れられません。どちらに力を入れるかを先に決めてください。
定員という上限がある中で、ページの役割は何か
定員は動かせません。
だから入園の問い合わせを増やすことより、園を知ってもらい、選ばれる状態を作るほうが意味を持ちます。
そして採用につなげます。
空き状況を書く
年齢ごとの空き状況を書いておくと、問い合わせの手間が減ります。
1歳児クラスは空きがありませんと書くだけで、無駄な連絡が減ります。
月に一度の更新で構いません。
担当を決めてください。
空き状況の示し方を、項目ごとに見ていきます。
0歳児については、年齢は—、状況は空きあり。
1歳児については、年齢は—、状況は空きなし。
2歳児については、年齢は—、状況は残り1名。
3歳以上については、年齢は—、状況は空きあり。
記録する項目を決める
記録する項目を、項目ごとに見ていきます。
見学の申込数については、記録の単位は月別。
見学から入園した数については、記録の単位は月別。
問い合わせの内容については、記録の単位は入園・採用の別。
採用の応募数については、記録の単位は職種別。
応募から採用に至った数については、記録の単位は職種別。
これは説明のための項目の例です。
自分の園の状況に合わせて決めてください。
数字は自分の園で確かめる
他の園の事例をそのまま当てはめても、自分の園には当てはまりません。記録した数字だけが判断の材料になります。
何から手をつければいいのか
アクセスと保育時間と空き状況を、トップから一回のタップで見られるようにします。
採用が課題なら、採用情報も同じ扱いにします。
着手の順番
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることはアクセス情報を上部に置き、地図を埋め込む、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは保育時間と延長の時刻を明記、かかる時間の目安は半日。
3については、やることは一日の流れを時間順に書く、かかる時間の目安は1日。
4については、やることは見学の案内を具体化、かかる時間の目安は1日。
5については、やることは採用ページの条件を具体的に書く、かかる時間の目安は2〜3日。
6については、やることは空き状況の一覧を作り、更新の担当を決める、かかる時間の目安は1日+月1回。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
園の規模や、既にある資料の量で変わります。
スマートフォンで確かめる
保護者は通勤中にスマートフォンで見ています。
地図がタップで開くか、電話がかけられるか、保育時間が読めるか。
自分で見学の申し込みまでやってみてください。
検索される言葉に合わせる
保育園 地域名で保護者が探し、保育士 求人 地域名で保育士が探します。
それぞれのページに、地域名を自然に入れておきます。
最初の一つは今日から始められる
今あるホームページをスマートフォンで開いてください。
最寄り駅からの所要時間が最初の画面に出ているか。
開所時間と延長の時刻が分かるか。
どちらかが欠けているなら、そこを直すのが最初の一歩です。
ホームページを新しく作る、あるいは今のものを見直す段階で相談先を探している場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状を見てもらうところから始められます。既にホームページを持っていて、問い合わせが伸び悩んでいる場合は<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
園児の写真を載せたいのですが、同意はどこまで必要ですか
保護者の書面同意が必要です。掲載する範囲と、いつまで載せるかまで決めてください。複数の園児が写っている場合は全員分が必要です。退園後の扱いも決めておくと後で困りません。同意が取れない場合は、保育室や園庭の写真を使ってください。
認可保育園なので保育料を書けません。費用の部分はどうすればよいですか
保育料は世帯の状況で決まるため断定できません。代わりに、保育料とは別にかかるもの(給食費、行事費、用品代、延長保育料)を書いてください。保育料の算定については、自治体の窓口で確認してくださいと併記します。
入園希望は多いのに保育士が採用できません。ホームページで何ができますか
受け入れを増やせない状態なら、入園の問い合わせを増やしても解決しません。採用ページに力を入れ、給与、勤務時間、人員配置、持ち帰り仕事の有無を具体的に書いてください。見学だけでも受け付けると書くと、応募の前段階の接点が増えます。
空き状況を載せると手間が増えませんか
増えますが、空きのないクラスへの問い合わせ対応の手間は減ります。月に一度の更新で構いません。更新が止まると逆効果になるので、担当を決めてください。
保育の理念を詳しく書きたいのですが、読まれますか
長い理念文はあまり読まれません。大切にしていることを三つ程度に絞り、それが一日の流れのどこに現れるかを一つ示すほうが伝わります。方針と実際がつながっていることが、保護者の判断材料になります。
まとめ
- 保護者は場所と保育時間と空き状況を、求職中の保育士は労働条件を見ています。この二つの読者が同じサイトに来ます。入口を分けないと、どちらにも届きません
- 所在地とアクセス、受け入れ年齢と定員、保育時間、保育料とその他の費用、一日の流れ、見学の申し込み方法。この六つが揃っていないと、保護者は他を探します。認可か認可外かも、最初に分かるように書きます
- 家から近いかではなく、通勤の途中にあるかで選ばれます。最寄り駅からの所要時間、自転車での送迎のしやすさ、駐輪場と駐車場の有無。この情報を上のほうに置きます
- 一日の流れを時間順に書くことが、写真より伝わります。何時に登園して、何をして、何時に昼寝をして、何時に帰るか。保護者は自分の子どもの一日を想像しています
- 見学は入園を決める最大の場面です。所要時間、対応できる曜日と時間、子どもを連れて行ってよいか。この三つを書いていないページは、申し込みが減ります
- 給与、勤務時間、休日、配置人数、持ち帰り仕事の有無。この五つが最初に見られます。園の理念より先に、働く条件を書いてください
- 定員は動かせません。だから入園の問い合わせを増やすことより、園を知ってもらい、選ばれる状態を作るほうが意味を持ちます。そして採用につなげます
- アクセスと保育時間と空き状況を、トップから一回のタップで見られるようにします。採用が課題なら、採用情報も同じ扱いにします