
日程が決まっている相談と、まだ決まっていない相談が混ざるからです。
枠を押さえられるかどうかは、日程の確定に依存します。
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目次
目次
- 引越しの相談は、なぜ中身の差が大きいのか
- 質の定義を日程で置く
- 日程の確定は、どうやって判別するのか
- 項目を増やさない
- 相見積もりで来た相談は、質が低いと見るのか
- 時期によって比率が変わる
- 依頼の件数を目標にすると、引越しでは何が起きるのか
- 枠に連動させる方法
- 引越しの経路ごとに、相談の中身はどう違うのか
- 構成比が変わったときの扱い
- 日程が未定の相談は、どう扱うのか
- 記録を残す許可の扱い
- 相談の中身の変化には、誰がいつ気づくのか
- しきい値を先に決めておく
- 引越しの相談の質の定義は、何から手をつければいいのか
- 定義を変えたあとの比較の扱い
- よくある質問
- まとめ
日程が決まっている相談と、まだ決まっていない相談が混ざるからです。
枠を押さえられるかどうかは、日程の確定に依存します。
引越しの相談は、なぜ中身の差が大きいのか
日程が決まっている相談と、まだ決まっていない相談が混ざるからです。
枠を押さえられるかどうかは、日程の確定に依存します。
引越しの見積もりの依頼には、性質の違う相談が混ざります。
日程が決まっている相談と、まだ決まっていない相談です。
日程が決まっていれば、その日の枠を押さえる話になります。
決まっていなければ、見積もりを出しても保留されます。
保留された案件は、日程が決まるまで動きません。
この2つを同じ列で集計すると、成約率が時期の構成で動きます。
動いた理由が集客の質なのか、構成の変化なのかが分かりません。
分けて集計すれば、それぞれの率が安定します。
安定した率は、経路の評価にも使えます。
評価ができれば、上限費用も経路ごとに置けます。
置ければ、限られた枠を確度の高い相談に回せます。
質の定義を日程で置く
引越しの質の定義は、日程の確定で置いてください。
日程が決まっていない相談は、悪い相談ではありません。
決まる前の段階にいるだけです。
この層に訪問の見積もりで対応すると、人員の時間を消費します。
別の扱いとして、日程が決まった時点での再連絡の対象にしてください。
日程が決まっている相談と、決まっていない相談を分けてください。同じ列に入れると、率が時期の構成で動きます。
日程の確定は、どうやって判別するのか
引越しの予定日と、住まいの契約の状況を聞けば判別できます。
選択式にすれば、依頼の件数への影響も小さく収まります。
日程が確定しているかを、相談の文面から判断するのは難しくなります。
判別には、直接聞くのが早い方法です。
聞く項目は2つです。
引越しの予定日と、転居先が決まっているかどうかです。
転居先が決まっていれば、日程も動きにくくなります。
決まっていなければ、予定日が後ろにずれる可能性があります。
ずれる前提で枠を押さえると、直前に空きが出ます。
この2つを選択式で聞けば、入力の負担は小さく収まります。
聞く項目をこれ以上増やすと、依頼の件数が落ちます。
日程と転居先の状況で見た相談の扱い
| 引越しの予定日 | 転居先 | 扱い | 最初の対応 |
|---|---|---|---|
| 確定している | 決まっている | 最優先 | 枠の仮押さえと見積もり |
| 確定している | 未定 | 見積もりの候補 | 日程の再確認を前提に |
| 時期のみ決まっている | 決まっている | 見積もりの候補 | 幅を持った提示 |
| 時期のみ決まっている | 未定 | 後日の連絡の対象 | 概算の提示 |
| 未定 | 未定 | 後日の連絡の対象 | 相場の情報を送る |
項目を増やさない
聞く項目を増やすと、依頼の件数は落ちます。
予定日と転居先の状況以外は、増やさないでください。
荷物の量や作業の条件は、初回の連絡で確認すれば足ります。
入力の項目と初回の会話を、役割で分けてください。
分けないと、どちらも中途半端になります。
日程の確定は、予定日と転居先の状況で判別できます。項目を増やすと、依頼の件数が落ちます。
相見積もりで来た相談は、質が低いと見るのか
低いわけではありません。
成約率は下がりますが、引越しの意思は確定していることが多くあります。
複数の業者に同時に出されている相談は、成約率が下がります。
下がるという理由で、質が低いと扱われることがあります。
一方で、この層は引越しの意思が確定しています。
やると決めたうえで、条件を比べています。
つまり、質が低いのではなく競合が多いだけです。
必要なのは、この層への上限費用を別に置くことです。
成約率が低い分、1件あたりに払える金額も下がります。
同じ上限を適用すると、この層に費用が寄ります。
寄った結果、成約1件あたりの費用が全体で上がります。
上がっても、依頼の単価の指標には表れません。
表れないため、気づくのは需要期が終わってからになります。
時期によって比率が変わる
相見積もりの比率は、時期によって変わります。
需要が集中する時期ほど、比率が上がります。
上がれば、その時期の成約率は下がります。
時期ごとに上限費用を変えていないと、この変化に対応できません。
上限は、時期と経路の2つの軸で置いてください。
相見積もりの相談は質が低いのではなく、競合が多いだけです。この層には別の上限費用を置いてください。
依頼の件数を目標にすると、引越しでは何が起きるのか
枠が埋まる時期に、断る対応だけが増えます。
断った案件への対応は、成約にならずに時間を消費します。
見積もりの依頼の件数に目標を置くと、配信の範囲が広がります。
広がった結果として、枠の埋まっている時期にも依頼が増えます。
枠が埋まっていれば、これらは断ることになります。
断る連絡にも、時間はかかります。
消費された時間は、成約する案件の対応を遅らせます。
さらに、断られた顧客の印象も残ります。
次の機会に、その業者は候補から外れます。
つまり、件数を増やすほど将来の相談が減ることがあります。
この事業では、件数の目標が枠の状況を無視してはいけません。
引越しで件数の目標を置いたときの挙動
| 置き方 | 短期の依頼件数 | 成約の数 | 現場への影響 |
|---|---|---|---|
| 枠の状況に連動 | 安定 | 安定 | 対応が回る |
| 枠を無視した件数目標 | 増える | 変わらない | 断る対応が増える |
| 需要期に配信を広げる | 増える | ほぼ変わらない | 印象が悪化する |
| 閑散期に配信を絞る | 減る | 減る | 充足率が下がる |
| 質の定義なしで件数を追う | 増える | 下がる | 優先順位が崩れる |
枠に連動させる方法
件数の目標は、枠の充足率から出してください。
枠が読めれば、必要な依頼の件数も決まります。
枠の見込みは、配車の担当から週次で受け取ります。
受け取る経路がないと、連動は運用できません。
経路を作るところが、実質の着手点になります。
件数の目標が枠の状況を無視すると、断る対応だけが増えます。目標は充足率から出してください。
引越しの経路ごとに、相談の中身はどう違うのか
日程の確定の度合いと、相見積もりの比率が違います。
どちらも経路の性質で決まるため、配分の判断に使えます。
経路によって、集まる相談の性質が変わります。
違いが出るのは、日程の確定の度合いと相見積もりの比率です。
一括で複数の業者に依頼する仕組みからは、相見積もりの比率が高くなります。
屋号を指定した直接の相談は、自社のみである比率が高くなります。
この差は、上限費用の差にそのまま表れます。
日程の確定の度合いも、経路で変わります。
相場を調べる目的で来た層が多い経路では、日程が未定の相談が増えます。
経路ごとに、この2つの構成比を出してください。
構成比が分かれば、配分の判断に使えます。
自社の枠の状況に対して、どの構成が望ましいかも決まります。
望ましい構成に近づける形で、配分を調整してください。
構成比が変わったときの扱い
経路の構成比は、時期によって変わります。
変わった時点で、全体の成約率も動きます。
動いた率を集客の質の変化と読むと、判断を誤ります。
構成比を毎月記録しておけば、率の変化の理由を分けられます。
分けられれば、打ち手も正しく選べます。
経路によって、日程の確定の度合いと相見積もりの比率が違います。経路ごとに構成比を出してください。
日程が未定の相談は、どう扱うのか
訪問の見積もりには進めず、後日の連絡の対象として残してください。
人員の時間を使わずに保持できれば、後から成約になることがあります。
日程が決まっていない相談に訪問で対応すると、人員の時間を消費します。
消費した時間は、確度の高い相談に使えません。
一方で、この層を切り捨てる必要もありません。
日程が決まれば、業者を探し始めます。
そのときに思い出してもらえれば、直接の相談になります。
残す方法は、連絡先と予定の時期を記録することです。
記録があれば、後日の連絡ができます。
連絡の内容は、時期に応じた案内になります。
頻度が高すぎると嫌われるため、間隔を先に決めてください。
日程が未定の相談を残す仕組み
| やること | 目的 | 頻度 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 連絡先と予定の時期を記録 | 後日の連絡の準備 | 依頼時 | 項目を増やさない |
| 概算の目安の提示 | 判断の材料を渡す | 依頼時 | 幅を持たせる |
| 時期が近づいた時点の連絡 | 想起の機会を作る | 予定の1か月前 | 頻度を上げすぎない |
| 枠の空き状況の案内 | 日程の決定を促す | 繁忙期の前 | 確定していない枠は出さない |
| 配信の停止の導線 | 関係を悪くしない | 常時 | 分かりやすい位置に |
記録を残す許可の扱い
後日の連絡には、連絡してよいという状態が前提になります。
依頼の時点で、その旨を伝えておいてください。
伝えていない相手への連絡は、関係を悪くします。
取得時に伝えた利用の範囲については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
確認の担当も、あらかじめ決めておく必要があります。
日程が未定の相談は訪問に進めず、後日の連絡の対象として残してください。連絡の間隔は先に決めます。
相談の中身の変化には、誰がいつ気づくのか
見積もりの担当が先に気づき、集客の数字には遅れて出ます。
成約率を週次で見る仕組みがないと、気づくのは需要期の終わりになります。
相談の質が落ちるとき、最初に気づくのは見積もりの担当です。
訪問しても決まらない、という体感が先に出ます。
この体感が集客の側に上がる経路がないと、数字に出るまで放置されます。
数字に出るのは、需要期が終わって集計したときです。
その時点では、年間の勝負がほぼ終わっています。
早く気づくには、成約率を週次で見る必要があります。
依頼の件数と単価だけを見ていると、質の変化は見えません。
もう1つ有効なのが、見積もりの担当からの定性の報告です。
数値になる前の違和感を、決まった場で拾う仕組みを作ってください。
しきい値を先に決めておく
しきい値がないと、数字の変動は毎回議論になります。
議論のたびに判断が変わると、対応の速さが安定しません。
前年の同じ時期から何ポイント外れたら確認する、という線を引いてください。
引越しでは時期による変動が大きいため、前月との比較は使えません。
前年の同じ時期との比較が、基準になります。
質の低下は見積もりの担当が先に気づきます。成約率を週次で、前年の同じ時期と比べてください。
引越しの相談の質の定義は、何から手をつければいいのか
依頼のフォームに、予定日と転居先の状況を加えるところからです。
この2項目で、人員の時間の使い方が変わります。
質の定義は、議論から始めると決まりません。
まず、判定に使う情報を取る仕組みを作ってください。
引越しの場合、必要なのは予定日と転居先の状況の2項目です。
どちらも選択式にすれば、依頼の件数への影響は小さく収まります。
次に、初回の連絡で相見積もりの有無を確認します。
この2つが揃えば、相談の分類が完成します。
分類ごとに対応を決めれば、人員の時間の使い方が変わります。
同時に、日程が未定の相談を残す仕組みを作ってください。
引越しの相談の質の定義を置く順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 依頼に予定日と転居先の項目を足す | 集客と制作 | 2週間 |
| 2 | 初回の連絡で相見積もりの有無を確認する | 受け付け | 1週間 |
| 3 | 分類ごとの対応を文書にする | 見積もりと受け付け | 2週間 |
| 4 | 日程が未定の相談を残す仕組みを作る | 集客 | 1か月 |
| 5 | 経路ごとの分類の構成比を出す | 集客 | 1か月後 |
| 6 | 成約率を週次で前年と比べる運用を決める | 集客と見積もり | 1週間 |
定義を変えたあとの比較の扱い
質の定義を途中で変えると、前後の比較ができなくなります。
変える場合は、過去のデータも新しい定義で数え直してください。
数え直さずに定義だけ変えると、率の変化が施策の成果に見えます。
引越しでは前年との比較が基準になるため、この影響が大きくなります。
数え直しが難しい場合は、変更の時期を記録に残してください。
着手点は定義の議論ではなく、予定日と転居先を聞く仕組みです。この2項目で、人員の時間の使い方が変わります。
引越しの相談の質の見極めで判断に迷う場合は、無料相談で現状の依頼の中身を見てもらうところから始められます。
入口の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
引越しの相談はどう分類すればよいですか
引越しの日程が決まっている相談と、決まっていない相談に分けてください。日程が決まっていなければ、見積もりを出しても保留されます。同じ列で集計すると、成約率が時期の構成で動き、集客の質の変化と読み違えます。
日程の確定はどうやって判別しますか
引越しの予定日と、転居先が決まっているかどうかを選択式で聞いてください。転居先が決まっていれば日程も動きにくくなります。荷物の量や作業の条件は初回の連絡で確認すれば足り、項目を増やすと依頼の件数が落ちます。
相見積もりの相談は質が低いのですか
成約率は下がりますが、引越しの意思は確定していることが多くあります。質が低いのではなく競合が多いだけです。必要なのは別の上限費用を置くことで、相見積もりの比率は需要が集中する時期ほど上がります。
依頼の件数を目標にしてはいけませんか
件数の目標が枠の状況を無視すると、枠が埋まっている時期に断る対応だけが増えます。断る連絡にも時間がかかり、成約する案件の対応が遅れます。断られた顧客は次の機会に候補から外れるため、将来の相談も減ります。
日程が未定の相談はどうしますか
訪問の見積もりには進めず、後日の連絡の対象として残してください。連絡先と予定の時期を記録し、時期が近づいた時点で連絡します。取得時に伝えた利用の範囲については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
まとめ
- 日程が決まっている相談と、まだ決まっていない相談が混ざるからです。枠を押さえられるかどうかは、日程の確定に依存します
- 引越しの予定日と、住まいの契約の状況を聞けば判別できます。選択式にすれば、依頼の件数への影響も小さく収まります
- 低いわけではありません。成約率は下がりますが、引越しの意思は確定していることが多くあります
- 枠が埋まる時期に、断る対応だけが増えます。断った案件への対応は、成約にならずに時間を消費します
- 日程の確定の度合いと、相見積もりの比率が違います。どちらも経路の性質で決まるため、配分の判断に使えます
- 訪問の見積もりには進めず、後日の連絡の対象として残してください。人員の時間を使わずに保持できれば、後から成約になることがあります
- 見積もりの担当が先に気づき、集客の数字には遅れて出ます。成約率を週次で見る仕組みがないと、気づくのは需要期の終わりになります
- 依頼のフォームに、予定日と転居先の状況を加えるところからです。この2項目で、人員の時間の使い方が変わります