
保険の診療で数を診るのか、自費の診療も増やすのかを決めることが最初です。
必要な設備も、患者層も変わります。
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目次
目次
- 皮膚科が最初に決めるべきことは何か
- 診療の構成を決める
- どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
- 問診票に欄を作る
- 検索と地図からどう新規を作るのか
- 診療時間を正確に書く
- 待ち時間をどう管理するのか
- 予約の仕組みを検討する
- 継続の患者をどう支えるのか
- 次の予定を伝える
- 自費の診療をどう増やすのか
- 説明の時間を作る
- スタッフの体制が診られる数を決める
- 診られる数を把握する
- 何から手をつければいいのか
- 記録は今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
保険の診療で数を診るのか、自費の診療も増やすのかを決めることが最初です。
必要な設備も、患者層も変わります。
皮膚科が最初に決めるべきことは何か
保険の診療で数を診るのか、自費の診療も増やすのかを決めることが最初です。
必要な設備も、患者層も変わります。
皮膚科は保険の診療で数を回す形が中心ですが、それだけでは単価が上がりません。
診療の構成を決める
一般の皮膚の疾患、アレルギー、慢性的な疾患、美容に関わる施術。
どこに力を入れるかを決めます。
継続の患者が経営を支える
急な症状は治れば終わります。
慢性的な疾患で通い続ける患者が、収入の土台になります。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 診療 | 一般中心 | 件数で成り立つ |
| 診療 | 自費も増やす | 単価が上がる、説明が要る |
| 患者層 | 慢性の疾患 | 継続して通う |
| 患者層 | 急な症状 | 季節の波がある |
医療広告のきまりを前提にする
効果を断定する表現、他院との比較、体験談の掲載には制限があります。判断に迷うところは、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
どこから患者が来ているのかをどう把握するのか
初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。
検索、地図、紹介、看板。
どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります。
これをやっていない医院が多く、始めるだけで判断の精度が変わります。
問診票に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 検索、地図、紹介、看板 |
| 主訴 | どういう症状で来たか |
| 年齢層 | どの層が来ているか |
| 継続したか | 通い続けているか |
主訴を記録すると強みが見える
どういう症状の人が多く来ているか。
これが分かると、何を前に出すべきかが決まります。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自院の記録で確かめてください。
検索と地図からどう新規を作るのか
診療時間と、対応できる症状を正確に書くことが基本です。
肌の症状で困った人は、今日行けるかを確かめています。
急に症状が出たとき、患者はすぐ探します。
診療時間を正確に書く
休診日、昼休みの時間、受付の終了時間。
これが正確でないと、来院の失敗が起きます。
探している人の状態と、必要な情報
| 状態 | 言葉の例 | 必要な情報 |
|---|---|---|
| 急な症状 | 皮膚科 地域名 | 診療時間、当日の受付 |
| 慢性の症状 | 症状名 地域名 | 対応の可否 |
| 子どもを連れたい | 皮膚科 子ども 地域名 | 対応、待つ環境 |
| 自費の施術 | 施術名 地域名 | 対応、費用 |
対応できる症状を書く
皮膚科とだけ書いても、自分向けか分かりません。
扱っている症状を並べます。
地図の情報を整える
診療時間、駐車場、対応している内容。これを整えておくことが、新規の基本になります。
待ち時間をどう管理するのか
皮膚科は1人あたりの診察が短い分、混雑しやすくなります。
待ち時間の管理が、通い続けるかを決めます。
待ち時間への不満は、この診療科で特に多くなります。
予約の仕組みを検討する
完全な予約制が難しくても、時間帯を指定する形はできます。
待ち時間への対策
| 方法 | 効くしくみ |
|---|---|
| 予約の仕組み | 待つ時間が読める |
| 混む時間の案内 | 分散する |
| 待ち人数の表示 | 見通しが立つ |
| 時間帯の追加 | 分散する |
混む時間を伝える
何曜日の何時が混むか。
これを伝えると、避けられる人が避けます。
季節の波を踏まえる
花粉の時期、夏、乾燥する時期。混む時期が分かっているなら、体制を変えます。
継続の患者をどう支えるのか
慢性的な疾患では、通い続けることが治療になります。
途中でやめないよう、次の予定を伝えることが大切です。
症状が落ち着くと、来なくなる患者がいます。
次の予定を伝える
いつごろまた来るとよいか。
これを伝えると、通い続けます。
継続に効る要素を、項目ごとに見ていきます。
次回の予定については、効くしくみは忘れられない。
経過の説明については、効くしくみは続ける理由が分かる。
薬の説明については、効くしくみは正しく使える。
相談しやすさについては、効くしくみは困ったときに聞ける。
症状が落ち着いた後の説明
良くなったから終わりではない場合があります。
その説明を丁寧に行います。
断定しない
必ず治るといった表現は避けます。見通しとして伝えます。
自費の診療をどう増やすのか
保険の診療で来た患者に、選択肢として示すことです。
広告で売り込むことには制限があるため、来院した人への説明が中心になります。
自費の診療は単価が高い一方、説明に時間がかかります。
説明の時間を作る
診療の回転を優先すると、説明の時間が取れません。
自費を増やすなら、体制を変える必要があります。
自費につながる場面を、項目ごとに見ていきます。
保険の範囲で改善が限られるについては、説明できる内容は自費の選択肢。
見た目が気になるについては、説明できる内容は美容に関わる施術。
予防したいについては、説明できる内容は継続的なケア。
自分で調べてきたについては、説明できる内容は正確な情報の提供。
押しつけない
強く勧めると、口コミに書かれます。
選択肢を示して、判断は患者に任せます。
費用の説明を先に行う
金額を伝えてから進めることを徹底します。
スタッフの体制が診られる数を決める
医師と看護師の人数が、診られる患者の数を決めます。
無理に増やすと、待ち時間が延びて既存の患者が離れます。
新規を増やすことだけを考えると、既存の患者が離れます。
診られる数を把握する
1日に何人まで、無理なく診られるか。
これを把握したうえで、集客の量を決めます。
状況ごとの方針を、項目ごとに見ていきます。
余裕があるについては、取るべき方針は新規の獲得に力を入れる。
待ち時間が長いについては、取るべき方針は予約の仕組みを見直す。
スタッフが足りないについては、取るべき方針は採用を優先する。
自費を増やしたいについては、取るべき方針は説明の時間を確保する。
採用も経営の一部
看護師や事務のスタッフがいないと、回りません。
無理に増やさない
待ち時間が延びると、既存の患者が離れます。
何から手をつければいいのか
診療の構成を決め、どこから患者が来ているかを記録することが先です。
その後に、診療時間の正確さと待ち時間の管理を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは診療の構成を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは問診票にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは診療時間と対応する症状を正確に記載、かかる時間の目安は2時間。
4については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
5については、やることは混む時間の案内を出す、かかる時間の目安は1時間。
6については、やることは次回の予定を伝える流れを作る、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは自費の説明の型を決める、かかる時間の目安は半日。
記録は今日から始められる
問診票に1行足すだけで、明日から始められます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
診療を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
待ち時間への不満が多いのですが
皮膚科は1人あたりの診察が短い分、混雑しやすくなります。混む時間を伝えて分散させ、時間帯を指定する予約の形を検討してください。
症状が落ち着くと来なくなります
次にいつ来るとよいかを伝えてください。慢性的な疾患では、通い続けることが治療になります。その説明を丁寧に行うことが継続につながります。
自費の診療を増やすにはどうすればいいですか
説明の時間を確保することです。広告で売り込むことには制限があるため、来院した人への説明が中心になります。選択肢を示して判断は患者に任せます。
季節によって混み方が違います
花粉の時期、夏、乾燥する時期など、混む時期が分かっているなら体制を変えてください。混む時期の案内を出すことも分散に効きます。
新規を増やすと待ち時間が延びます
診られる数を把握したうえで、集客の量を決めてください。新規を増やして既存の患者を失うと、差し引きで減ります。
まとめ
- 保険の診療で数を診るのか、自費の診療も増やすのかを決めることが最初です。必要な設備も、患者層も変わります
- 初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。検索、地図、紹介、看板。どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります
- 診療時間と、対応できる症状を正確に書くことが基本です。肌の症状で困った人は、今日行けるかを確かめています
- 皮膚科は1人あたりの診察が短い分、混雑しやすくなります。待ち時間の管理が、通い続けるかを決めます
- 慢性的な疾患では、通い続けることが治療になります。途中でやめないよう、次の予定を伝えることが大切です
- 保険の診療で来た患者に、選択肢として示すことです。広告で売り込むことには制限があるため、来院した人への説明が中心になります
- 医師と看護師の人数が、診られる患者の数を決めます。無理に増やすと、待ち時間が延びて既存の患者が離れます
- 診療の構成を決め、どこから患者が来ているかを記録することが先です。その後に、診療時間の正確さと待ち時間の管理を整えます