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扱う分野が広すぎると、どの分野でも見つかりません。
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目次
目次
- 行政書士事務所で受任が増えないとき、何を見るべきか
- 分野ごとに客層が違う
- 分野を絞ることに、どういう意味があるか
- 絞ることの効果
- 単発の業務ばかりで継続がないとき、どうするか
- 継続になる業務
- 検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
- 手続きの名前で探される
- 相談のハードルを、どう下げるか
- 依頼する理由を示す
- 分野ごとに発信を分けるとき、何を書けばいいのか
- 事業者が困っていること
- 紹介の経路を、どう作るか
- 紹介元になり得る相手
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 直す順番
- よくある質問
- まとめ
分野ごとに件数を分けて数えます。
扱う分野が広すぎると、どの分野でも見つかりません。
行政書士事務所で受任が増えないとき、何を見るべきか
分野ごとに件数を分けて数えます。
扱う分野が広すぎると、どの分野でも見つかりません。
行政書士の業務は、扱える範囲が非常に広い。
そして、分野ごとに相談する人がまったく違います。
分野ごとに客層が違う
分野による違い
| 分野 | 相談する人 | 知りたいこと |
|---|---|---|
| 建設業の許可 | 建設業を営む会社 | 要件、費用、期間 |
| 在留に関する手続き | 外国人本人や雇用する企業 | 必要な書類、期間、条件 |
| 車両に関する手続き | 運送業を営む会社 | 許可の要件、費用 |
| 会社の設立 | 起業する人 | 手続き、費用 |
| 契約書の作成 | 事業者 | 何ができるか、費用 |
| 相続に関する書類 | 相続人 | 手続きの範囲、費用 |
これらは、まったく別の商売と考えたほうが実態に合います。
全分野を扱うと見つからない
すべてに対応しますと書くと、どの分野でも専門性が伝わりません。
そして、検索でも見つかりません。
その分野で探している人は、その分野に詳しい事務所を探しているからです。
件数を分野別に出す
過去一年の受任を、分野別に並べてください。
どの分野が多いか。
どの分野が利益になっているか。
これが、絞り込む判断の材料になります。
数字は説明のための仮の値です。自事務所の記録に置き換えてください。
分野を絞ることに、どういう意味があるか
その分野で探している人に見つかりやすくなります。
そして、経験が蓄積して処理が速くなります。
行政書士の集客では、分野を絞ることが効率を上げます。
絞ることの効果
分野を絞ると変わること
| 変わること | 理由 |
|---|---|
| 検索で見つかりやすい | その分野の情報を厚く出せる |
| 処理が速くなる | 同じ手続きを繰り返す |
| 相談の質が上がる | よくある質問に即答できる |
| 紹介が起きやすい | その分野の事務所として認識される |
| 報酬を維持しやすい | 専門性が価格の根拠になる |
どの分野を選ぶか
いま多く扱っている分野。
利益が出ている分野。
継続の業務が発生する分野。
この三つの観点で選んでください。
他の分野を断る必要はない
絞るとは、発信する分野を絞ることです。
相談が来た他の分野を断る必要はありません。
ただし、専門外の分野は処理に時間がかかります。
そのことを踏まえて受けるかを判断してください。
業務範囲の線引き
行政書士が扱える業務には範囲があります。
他の資格の業務との線引きがあります。
対応できないことは、他の専門家に依頼する形になります。業務範囲については、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
単発の業務ばかりで継続がないとき、どうするか
更新が必要な業務を扱うことです。
許可には有効期限があり、更新が発生します。
行政書士の業務は、一件完結のものが中心です。
だから、受任するたびにゼロから集客することになります。
継続になる業務
継続につながる業務
| 業務 | 継続の形 |
|---|---|
| 許可の更新 | 有効期限ごとに手続きが必要 |
| 変更の届出 | 事業の内容が変わったとき |
| 定期的な報告 | 年度ごとの報告が必要な場合 |
| 関連する他の手続き | 事業の拡大に伴って発生 |
更新の時期を記録する
許可には有効期限があります。
その時期を記録しておけば、案内が出せます。
記録がなければ、他の事務所に頼まれます。
更新の案内を送る
期限の数か月前に案内を送る。
依頼した本人は、期限を忘れていることがあります。
案内があれば、そのまま依頼されます。
関連する手続きを伝える
一つの許可を取った後、事業を進めるうえで他の手続きが必要になることがあります。
これを伝えておくと、そのときに相談されます。
顧問の形
定期的に相談を受ける形を作れる場合があります。
事業者にとっては、必要なときに聞ける相手がいることが価値になります。そして、事務所にとっては継続の収益になります。
検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
分野ごとに、要件と費用と期間を書いてください。
建設業許可 費用のような検索がされています。
行政書士を探す人は、必要な手続きの名前で検索します。
手続きの名前で探される
検索と、必要な情報
| 検索 | 探している人 | 必要な情報 |
|---|---|---|
| 手続きの名前 費用 | 費用を知りたい | 報酬と実費、総額 |
| 手続きの名前 要件 | 自分が対象か調べている | 要件の説明 |
| 手続きの名前 期間 | いつまでにできるか | 所要期間 |
| 手続きの名前 必要書類 | 何を準備するか | 書類の一覧 |
| 行政書士 地域名 | 近くの事務所を探している | 対応分野、場所 |
要件を説明する
その手続きを受けるための要件は何か。
これを知りたい人が多くいます。
そして、自分が該当するかを判断したい。
要件を分かりやすく説明したページがあると、相談につながります。
ただし、要件や制度の内容は変わることがあります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
費用を分けて書く
行政書士の報酬と、申請にかかる実費は別です。
これを分けて示さないと、総額が分かりません。
期間を書く
申請してから許可が出るまでの期間。
事業者にとって、これは重要な情報です。
いつから事業を始められるかに直結します。
広告の規程を確認する
広告や表示については規程があります。
書ける内容に制限がある場合があります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
相談のハードルを、どう下げるか
自分で申請する場合との違いを説明することです。
自分でできるのではと考えている人がいます。
許認可の申請は、自分で行うこともできます。
そして、そう考えている人がいます。
依頼する理由を示す
自分で行う場合との違いを、項目ごとに見ていきます。
書類の作成については、自分で行う場合は調べながら作る、依頼する場合は経験に基づいて作る。
不備による差し戻しについては、自分で行う場合は起こりやすい、依頼する場合は少ない。
時間については、自分で行う場合は本業の時間を使う、依頼する場合は本業に集中できる。
要件の確認については、自分で行う場合は判断が難しい、依頼する場合は事前に確認できる。
その後の手続きについては、自分で行う場合は自分で管理、依頼する場合は案内が来る。
否定する形ではなく、違いを説明してください。
要件を満たすかの確認
そもそも要件を満たしているかどうか。
これを判断するのが難しい。
申請する前に確認できることが、依頼する価値の一つです。
初回の相談の扱いを明示する
相談だけで費用がかかるのか。
これを明示してください。
分からないと、問い合わせられません。
相談の流れを書く
問い合わせてから、依頼して、申請するまでの流れ。
これを書いておくと、進め方が分かります。
分野ごとに発信を分けるとき、何を書けばいいのか
その分野の事業者が困っていることを書いてください。
手続きの説明だけでは足りません。
手続きの説明を書いている事務所は多くあります。
しかし、それだけでは差がつきません。
事業者が困っていること
分野ごとに困っていることを、項目ごとに見ていきます。
建設業の許可については、困っていることは要件を満たすか、更新を忘れる、変更の届出。
在留に関する手続きについては、困っていることは条件が分かりにくい、期限が迫る。
運送に関する許可については、困っていることは要件が厳しい、手続きが複雑。
会社の設立については、困っていることは何から始めるか、費用の見込み。
事業の流れの中で説明する
手続きは、事業を進める中の一部です。
事業を始めるとき、拡大するとき、人を雇うとき。
その流れの中で、何が必要になるかを説明してください。
これができると、単なる代行ではなく、相談相手として見られます。
よくある間違いを書く
申請でよく起きる不備、見落とされやすい要件。
これを書いていると、経験があることが伝わります。
そして、自分でやろうとしていた人が依頼を考えます。
期限を伝える
手続きには期限があるものがあります。
期限を過ぎるとどうなるか。
いつから準備を始めるべきか。
これを伝えると、相談のきっかけになります。
紹介の経路を、どう作るか
同じ事業者と関わる他の専門家や業界の団体です。
分野を絞ると、関係を作る相手も明確になります。
行政書士の紹介は、同じ事業者に関わる人から生まれます。
紹介元になり得る相手
分野ごとの紹介元を、項目ごとに見ていきます。
建設業の許可については、紹介元になり得る相手は税理士、社会保険労務士、建設業の団体。
在留に関する手続きについては、紹介元になり得る相手は企業の人事、教育機関。
運送に関する許可については、紹介元になり得る相手は車両の販売会社、業界の団体。
会社の設立については、紹介元になり得る相手は税理士、司法書士、金融機関。
分野を絞ると関係が作りやすい
すべての分野を扱っていると、誰に何を紹介してもらえばよいか分かりません。
分野を絞ると、その分野の事業者に関わる人が明確になります。
そして、関係を作りやすくなります。
他の専門家との連携
行政書士が扱えない業務は、他の専門家に依頼する必要があります。
このとき、紹介できる相手を持っていると、相談者にとって便利です。
そして、相手からも紹介が来ます。
受任した相手からの紹介
同じ業界の事業者は、つながっています。
一件の対応が良ければ、同業者に伝わります。これが、分野を絞ることの効果の一つです。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
分野を絞って、その分野の情報を厚くすることが最優先です。
広く浅い発信では、どの分野でも見つかりません。
行政書士の集客は、分野をどう選ぶかで決まります。
直す順番
状態別に見た、着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
どの分野でも見つからないについては、最初にやることは扱う分野を絞る、次にやることはその分野の情報を厚く出す、費用をかけるのはは上を終えてから。
単発ばかりで継続がないについては、最初にやることは更新の時期を記録する、次にやることは期限前に案内を送る、費用をかけるのはは当面は不要。
相談が来ないについては、最初にやることは費用と要件と期間を書く、次にやることは初回の相談の扱いを明示、費用をかけるのはは上を終えてから。
紹介がないについては、最初にやることはその分野の紹介元と関係を作る、次にやることは受任した相手に紹介を依頼、費用をかけるのはは当面は不要。
費用がかからないことから
分野の情報の掲載、費用と期間の明示、更新の記録と案内、紹介元との関係作り。
これらに費用はかかりません。
広告には費用がかかります。
まず見つかる状態を作ってください。
記録を始める
誰の、どういう案件を扱ったか。
更新の期限はいつか。
この記録がないと、継続の業務につながりません。
紙でも構いません。
広告の規程を確認する
広告や表示については規程があります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してから進めてください。
半年で見る
行政書士の案件は、頻度が高くありません。
半年分の受任件数を、分野別に並べてください。
そして、更新の案内からの受任があるかを見てください。
自事務所の状況をどう読むかで迷う場合は、案件を分野別に分けるところから始めてください。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断で現状を整理する</a>ことも、<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善の進め方を見る</a>ことも、判断の材料になります。
よくある質問
分野を絞ると仕事が減りませんか
絞るのは発信する分野です。他の分野の相談が来たときに断る必要はありません。発信を絞ると、その分野で探している人に見つかりやすくなります。
単発の業務ばかりで継続収益がありません
更新が必要な業務を扱い、期限を記録してください。期限の数か月前に案内を送ると、そのまま依頼されます。
費用をサイトに書けません
報酬と実費を分けて、目安を書いてください。書いていないと問い合わせる前に候補から外れます。
自分で申請できると言われます
否定するのではなく、違いを説明してください。要件を満たすかの確認、不備による差し戻しの少なさ、本業に集中できることが依頼する理由になります。
紹介の経路をどう作ればいいですか
分野を絞ると、その分野の事業者に関わる人が明確になります。税理士、社会保険労務士、業界の団体などが紹介元になり得ます。
まとめ
- 分野ごとに件数を分けて数えます。扱う分野が広すぎると、どの分野でも見つかりません
- その分野で探している人に見つかりやすくなります。そして、経験が蓄積して処理が速くなります
- 更新が必要な業務を扱うことです。許可には有効期限があり、更新が発生します
- 分野ごとに、要件と費用と期間を書いてください。建設業許可 費用のような検索がされています
- 自分で申請する場合との違いを説明することです。自分でできるのではと考えている人がいます
- その分野の事業者が困っていることを書いてください。手続きの説明だけでは足りません
- 同じ事業者と関わる他の専門家や業界の団体です。分野を絞ると、関係を作る相手も明確になります
- 分野を絞って、その分野の情報を厚くすることが最優先です。広く浅い発信では、どの分野でも見つかりません