ゴルフ場の商談化率を上げる|引き渡しの設計を変える

多くは幹事の社内で止まっています。
幹事が説明に使える材料を渡せていないと、比較の段階で落ちます。
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目次
目次
- コンペの引き合いが成立しないのは、どこで止まっているのか
- 止まる場所は三つに絞れる
- コンペの引き合いは、誰が最初に受けるのか
- 引き渡しで渡す情報
- 幹事が決めるまでに、何人が関わるのか
- 一人あたりの金額で示す
- 下見と試打の機会は、決定にどう効くのか
- 過去に開催した相手への扱い
- 枠の押さえと料金の提示は、どの順で出すのか
- 変更できる範囲を先に伝える
- 成立しなかった引き合いから、何を持ち帰るのか
- 理由を料金の判断に戻す
- 個人の予約が途中で止まるのは、どの場面か
- 予約サイトの画面と比べられている
- 引き合いから成立までの流れは、どの順で直すのか
- よくある質問
- まとめ
多くは幹事の社内で止まっています。
幹事が説明に使える材料を渡せていないと、比較の段階で落ちます。
コンペの引き合いが成立しないのは、どこで止まっているのか
多くは幹事の社内で止まっています。
幹事が説明に使える材料を渡せていないと、比較の段階で落ちます。
コンペや法人の利用は、問い合わせてきた人が決定権を持っていないことが多いものです。
連絡してくるのは幹事で、決めるのは部署や団体の別の人です。
このため、こちらが幹事にどれだけ丁寧に説明しても、そのままでは伝わりません。
幹事が社内で説明する場面が、必ず間に入ります。
止まる場所は、その場面にあります。
幹事が説明に使える材料を持っていないと、比較で不利になります。
材料とは、料金の内訳、当日の流れ、参加者への案内の三つです。
この三つが一枚になっていれば、幹事はそのまま回せます。
一枚になっていないと、幹事が自分で作り直すことになります。
作り直す手間がかかる相手は、選ばれにくくなります。
止まる場所は三つに絞れる
一つ目は、最初の返答までの間です。
複数のコースに同時に問い合わせている場合、返答の順番が基準を作ります。
二つ目は、幹事の社内での決定の間です。
ここは相手の都合ですが、渡す材料で速さが変わります。
三つ目は、日程と組数が動いたときです。
変更に応じられる範囲が分かっていないと、そこで別のコースに移ります。
止まるのは幹事の社内です。料金の内訳、当日の流れ、参加者への案内を一枚にして、そのまま回せる形で渡してください。
コンペの引き合いは、誰が最初に受けるのか
最初の返答は集客の側が出し、見積もりから先を予約と現場に渡します。
現場に最初から任せると、当日の運営が優先されて返答が遅れます。
引き合いの窓口を現場に置くと、返答は業務の合間に回されます。
コースの現場は、その日の進行が先に来ます。
この優先順位は正しいものです。
だからこそ、最初の返答を現場の仕事にしないほうが動きます。
最初の返答で必要なのは、見積もりではありません。
受け取ったこと、いつまでに見積もりを出すか、確認したい項目の三つです。
この三つであれば、集客の側で出せます。
出したうえで、予約と現場に引き渡します。
引き渡しの形式を決めておくと、聞き直しが減ります。
形式が決まっていないと、担当ごとに渡す内容が変わります。
引き合いを受ける役割の分け方
| 工程 | 担う側 | かける時間の目安 | 渡す内容 |
|---|---|---|---|
| 最初の返答 | 集客の側 | 当日のうち | 受領と見積もりの予定 |
| 日程と組数の確認 | 集客の側 | 翌営業日まで | 希望の日程と人数の幅 |
| 枠の押さえ | 予約の担当 | 翌営業日まで | 押さえられる期限 |
| 見積もりの作成 | 予約と現場 | 三営業日まで | 料金と当日の流れ |
| 条件の調整 | 現場の責任者 | 随時 | 変更できる範囲 |
引き渡しで渡す情報
渡される情報は、たいてい氏名と希望の日程だけです。
これだけだと、現場は相手の状況を知らないまま話を始めます。
足りないのは三つです。
どの経路から来たか、過去に開催した実績があるか、他に検討しているコースがあるかです。
過去に開催した相手に一から説明すると、関係が悪くなります。
この確認は、予約の記録を見れば済みます。
最初の返答は集客の側が当日のうちに出し、見積もりから先を渡してください。渡す情報には、経路と過去の開催の有無を含めます。
幹事が決めるまでに、何人が関わるのか
多くの場合、幹事のほかに承認する人と参加者が関わります。
それぞれに向けた材料を用意しないと、どこかで止まります。
コンペの決定には、複数の立場が関わります。
幹事、費用を承認する人、参加する人の三つです。
幹事が見るのは、当日の段取りと自分の手間です。
手間が少ないほうが選ばれます。
承認する人が見るのは、費用と内訳です。
一人あたりの金額が明確でないと、判断が止まります。
参加する人が見るのは、移動の時間とコースの内容です。
遠すぎる、難しすぎるという声が出ると、幹事は変更を検討します。
三つの立場に向けた材料を、それぞれ用意してください。
一枚ですべてを説明しようとすると、どれにも届きません。
関わる立場ごとに用意する材料
| 立場 | 見ている点 | 用意する材料 | 渡す時期 |
|---|---|---|---|
| 幹事 | 当日の段取りと手間 | 流れの一枚と連絡の窓口 | 最初の返答の後 |
| 承認する人 | 費用と内訳 | 一人あたりの金額と内訳 | 見積もりと同時 |
| 参加する人 | 移動と内容 | 移動の時間と難度の説明 | 案内の段階 |
| 過去の幹事 | 前回との違い | 前回からの変更点 | 再開催の打診時 |
一人あたりの金額で示す
見積もりを総額だけで出すと、承認の段階で止まります。
一人あたりの金額に割り戻した形で出してください。
割り戻した金額に、何が含まれているかも並べます。
プレー料金、食事、参加費の扱い、賞品の有無です。
この形であれば、承認する人が他と比べられます。
比べられる形で出すことが、決定を速くします。
関わるのは幹事、承認する人、参加する人の三つです。見積もりは総額ではなく、一人あたりの金額と内訳で出してください。
下見と試打の機会は、決定にどう効くのか
幹事の不安を減らす点で効きます。
ただし、来てもらう手間が判断を遅らせることもあります。
コンペを任される幹事は、当日に問題が起きることを避けたいと考えます。
この不安が、決定を遅らせる主な理由です。
下見の機会は、この不安を直接減らします。
実際に見れば、参加者への説明もしやすくなります。
一方で、下見のために時間を作る手間があります。
遠方の幹事にとっては、その手間が判断を遅らせます。
そのため、下見は選択肢の一つとして案内してください。
必須にすると、遠方からの引き合いが落ちます。
下見に代わる手段も用意します。
当日の流れを時間の単位で示した一枚が、代わりになります。
過去に開催した相手への扱い
一度開催した相手には、下見の必要がありません。
その代わり、前回からの変更点を示す必要があります。
変更点とは、料金、コースの状態、食事の内容です。
変わっていないなら、変わっていないと伝えます。
前回の記録が残っていないと、この会話ができません。
開催した内容を記録に残す運用を、先に決めてください。
下見は選択肢として案内し、必須にしないでください。過去に開催した相手には、前回からの変更点を示します。
枠の押さえと料金の提示は、どの順で出すのか
枠の押さえを先に伝え、料金はその後に出します。
料金を先に出すと、比較の軸が金額だけになります。
コンペの引き合いでは、希望の日程に枠が取れるかが最初の関門です。
取れない日程に、料金の話は意味がありません。
そのため、返答の順序は枠の可否が先になります。
押さえられる期限も、同時に伝えます。
期限を伝えると、幹事の社内での決定が早くなります。
期限がないと、決定は他の議題に押されます。
料金は、押さえの連絡の後に出します。
このとき、含まれる内容の違う複数の形で出してください。
一つだけ出すと、金額の多寡だけで判断されます。
複数あれば、内容と金額の組み合わせで話ができます。
変更できる範囲を先に伝える
コンペでは、組数と日程が途中で動きます。
動いたときにどこまで応じられるかが、決定の材料になります。
この範囲を最初に伝えておくと、幹事は安心して決められます。
伝えていないと、動いたときに一から交渉になります。
伝える範囲は、組数の増減の幅、日程の変更の期限、雨天の場合の扱いの三つです。
三つとも、現場が事前に決めておける内容です。
枠の押さえと期限を先に伝え、料金は複数の形で後から出してください。変更できる範囲を先に伝えると、決定が早くなります。
成立しなかった引き合いから、何を持ち帰るのか
落ちた理由を、料金、日程、内容の三つに分けて記録します。
理由の内訳が分かると、次の見積もりの出し方が変わります。
成立しなかった引き合いは、たいてい記録から消えます。
消えると、なぜ選ばれなかったかが分かりません。
聞くべきなのは、料金だったのか、日程だったのか、内容だったのかです。
この三つの内訳が分かると、次の出し方が変わります。
聞く時期は、決定の連絡を受けた直後です。
時間が経つと、幹事も理由を覚えていません。
日程が理由だった場合は、別の日程での提案を一度出します。
料金が理由だった場合は、同じ金額で内容を変えた形を出します。
どちらも一度で止めます。
二度目からは、次の機会の案内に切り替えます。
落ちた理由と、次に変える場所
| 理由 | 次に変える場所 | 変える時期 | 効き方の確かめ |
|---|---|---|---|
| 料金 | 内容を含めた形の見積もり | 次の引き合いから | 成立の比率 |
| 日程 | 枠の押さえの期限 | すぐ | 押さえの利用率 |
| 内容 | 当日の流れの示し方 | 次の引き合いから | 成立の比率 |
| 移動の距離 | 送迎の案内の有無 | 季節ごと | 遠方からの成立数 |
| 決定の遅れ | 材料の渡し方 | すぐ | 決定までの日数 |
理由を料金の判断に戻す
落ちた理由のうち、料金が占める比率は時期によって違います。
枠の空いている時期に料金の理由が多いなら、提示の水準を見直す材料になります。
枠が埋まる時期に料金の理由が多い場合は、見直す必要がないこともあります。
埋まっているなら、落ちた分は損失ではありません。
この判定には、時期ごとの枠の状況が要ります。
理由だけを集めても、判断には使えません。
落ちた理由は料金、日程、内容の三つに分けて記録してください。時期ごとの枠の状況と合わせて、料金の判断に戻します。
個人の予約が途中で止まるのは、どの場面か
日付の選択、料金の表示、人数の入力の三か所です。
全体の離脱率だけを見ても、どこに手を入れるかは決まりません。
個人の予約には、見積もりの工程がありません。
その代わり、画面の途中で離れる場面が成立の分かれ目になります。
止まる場所は三か所に分かれます。
日付を選ぶ場面、料金が出る場面、人数と情報を入力する場面です。
日付の場面での離脱は、希望の時間帯に空きがないことが理由です。
この場合は画面の作りではなく、枠の出し方の問題になります。
料金の場面での離脱は、想定との差が理由です。
表示の直前に見ていた金額と、食事や諸費用を含んだ金額に差があると起こります。
人数の入力での離脱は、一人や二人での予約が受けられない場合に起こります。
組み合わせの仕組みがないと、この層は毎回落ちます。
予約サイトの画面と比べられている
自社の予約の画面は、単独では評価されません。
同じコースを予約サイトでも探せるため、二つが比較されます。
比較されるのは、料金、手続きの手数、空き枠の見やすさの三つです。
料金が同じなら、手数の少ないほうが選ばれます。
自社予約の比率を上げたい場合、料金を下げる前に手数を減らしてください。
手数は一度直せば続きますが、料金は下げ続けることになります。
離脱は日付、料金、人数の入力の三か所に分けて数えてください。自社予約を増やすなら、料金より先に手続きの手数を減らします。
引き合いから成立までの流れは、どの順で直すのか
どこで止まっているかを記録する仕組みを作ることからです。
記録がないまま見積もりや画面に手を入れても、効いたかどうかが分かりません。
最初にやるのは、引き合いの記録を一か所に集めることです。
電話、メール、画面からの問い合わせが別々に管理されていると、全体の歩留まりが出ません。
集めたら、届いた時刻と最初の返答の時刻を記録します。
この二つがあると、遅れの実態が数字になります。
次に、成立しなかった理由を三つに分けて記録します。
料金、日程、内容の三つで足ります。
ここまでで、どこに手を入れるかが決まります。
返答の遅れが大きいなら窓口の設計、理由が料金に偏るなら提示の形です。
その後で、幹事がそのまま回せる一枚を作ります。
最後に、個人の予約の離脱を三か所に分けて数えます。
引き合いから成立までを直す順番
| 順番 | やること | 関わる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 引き合いの記録を一か所に集める | 集客と予約の担当 | 三週間 |
| 2 | 届いた時刻と最初の返答の時刻を記録する | 窓口の担当 | 二週間 |
| 3 | 成立しなかった理由を三分類で残す | 予約の担当 | 四週間 |
| 4 | 幹事がそのまま回せる一枚を作る | 集客と現場の担当 | 三週間 |
| 5 | 枠の押さえと期限を先に伝える運用にする | 予約の担当 | 一週間 |
| 6 | 個人の予約の離脱を三か所に分けて数える | 集客の担当 | 二週間 |
置いた後に見るのは、週次では最初の返答までの時間、月次では引き合いから成立までの比率です。
四半期では、成立しなかった理由の内訳を見ます。
返答までの時間は、平均ではなく最も遅かった一割で見てください。
平均で見ると、夜間と休日の遅れが消えます。
直す順番は、記録、時刻、理由、幹事に渡す一枚です。記録がないまま見積もりや画面に手を入れても、効果が判定できません。
引き合いから成立までの流れで判断に迷う場合は、無料相談で現状を見てもらうところから始められます。
窓口と提示の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
コンペの引き合いが決まりません
止まっているのは幹事の社内である場合が多いものです。料金の内訳、当日の流れ、参加者への案内を一枚にして、幹事がそのまま回せる形で渡してください。作り直す手間がかかる相手は選ばれにくくなります。
最初に受けるのは誰にすべきですか
最初の返答は集客の側が当日のうちに出し、見積もりから先を予約と現場に渡します。現場に最初から任せると、その日の進行が優先されて返答が遅れます。返答には受領と見積もりの予定だけで足ります。
見積もりは総額で出してよいですか
一人あたりの金額に割り戻して出してください。費用を承認する人は一人あたりで判断します。含まれる内容も並べ、プレー料金、食事、参加費の扱い、賞品の有無を明記します。
下見は必須にすべきですか
必須にしないでください。遠方の幹事にとっては手間が判断を遅らせます。選択肢として案内し、代わりに当日の流れを時間の単位で示した一枚を用意してください。
成立しなかった引き合いはどう扱いますか
落ちた理由を料金、日程、内容の三つに分けて記録します。再提案は一度で止め、二度目からは次の機会の案内に切り替えてください。理由は時期ごとの枠の状況と合わせて読みます。
まとめ
- 多くは幹事の社内で止まっています。幹事が説明に使える材料を渡せていないと、比較の段階で落ちます
- 最初の返答は集客の側が出し、見積もりから先を予約と現場に渡します。現場に最初から任せると、当日の運営が優先されて返答が遅れます
- 多くの場合、幹事のほかに承認する人と参加者が関わります。それぞれに向けた材料を用意しないと、どこかで止まります
- 幹事の不安を減らす点で効きます。ただし、来てもらう手間が判断を遅らせることもあります
- 枠の押さえを先に伝え、料金はその後に出します。料金を先に出すと、比較の軸が金額だけになります
- 落ちた理由を、料金、日程、内容の三つに分けて記録します。理由の内訳が分かると、次の見積もりの出し方が変わります
- 日付の選択、料金の表示、人数の入力の三か所です。全体の離脱率だけを見ても、どこに手を入れるかは決まりません
- どこで止まっているかを記録する仕組みを作ることからです。記録がないまま見積もりや画面に手を入れても、効いたかどうかが分かりません