
再び塗る時期が来るまでの間隔が長く、その間に会社の記憶が薄れるからです。
繰り返しの取引を前提にした計算は、この事業では成り立ちません。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 外壁塗装で、次の塗り替えを当てにできない理由
- 間隔が長すぎる
- 足場を組んでいる間に生まれる価値
- 付帯の工事の比率が粗利を左右する
- 紹介が、外壁塗装で最も効く経路になる理由
- 足場は数週間立ち続ける
- 契約が消えるのは、どの場面か
- 家族の合意で止まる
- 一回の工事の価値を、獲得の上限にどう反映するか
- 付帯を含めた実績の粗利を使う
- 塗り替えのあとの接点を、誰が担うのか
- 点検の時期を先に約束する
- 紹介を偶然に頼らず、場面の設計で生み出す
- 足場が立っている期間を使う
- 外壁塗装の一件の価値を設計する進め方
- 仮の数字で置いてみる
- よくある質問
- まとめ
再び塗る時期が来るまでの間隔が長く、その間に会社の記憶が薄れるからです。
繰り返しの取引を前提にした計算は、この事業では成り立ちません。
外壁塗装で、次の塗り替えを当てにできない理由
再び塗る時期が来るまでの間隔が長く、その間に会社の記憶が薄れるからです。
繰り返しの取引を前提にした計算は、この事業では成り立ちません。
外壁塗装は、同じ建物に何度も行う工事です。
しかし次までの間隔が長いため、繰り返しを前提にした設計は現実的ではありません。
間隔が長すぎる
次に塗る時期が来るころには、担当も会社の体制も変わっていることがあります。
相談者の側も、前回どこに頼んだかを覚えていないことがあります。
連絡先が変わっていることもあります。
一回性に近い取引として設計する
次の塗り替えを当てにして獲得の上限を上げると、その前提が外れたときに採算が合いません。
基本は一回の工事で採算が合う設計にします。
そのうえで、別の形で価値を足します。
それでも一回で終わらせない方法がある
同じ建物の他の工事、紹介、近隣への広がり。
この三つは、次の塗り替えを待たずに価値になります。
一回の工事のあとに生まれる価値
| 価値の形 | 生まれるまでの期間 | 当てにできるか |
|---|---|---|
| 足場を組んでいる間の付帯の工事 | 同じ工期のなか | 当てにできる |
| 工事の直後の他の相談 | 数か月から数年 | 一部当てにできる |
| 紹介 | 工事の直後から数年 | 設計すれば当てにできる |
| 近隣からの相談 | 工事中から直後 | 設計すれば当てにできる |
| 次の塗り替え | 長い年数の先 | 当てにしない |
足場を組んでいる間に生まれる価値
足場があるうちにしかできない工事をまとめて行うと、一件の粗利が変わります。
これが外壁塗装で最も確実な価値の足し方です。
外壁塗装では、足場を組むこと自体に費用と手間がかかります。
その足場があるうちに行える工事を一度に行えば、同じ足場の費用で複数の工事が進みます。
付帯の工事の比率が粗利を左右する
屋根、雨どい、シーリング、ベランダの防水、破風や軒天。
これらを含めるかどうかで、一棟あたりの金額が変わります。
外壁だけの提案に寄っていると、粗利の伸びしろを使っていません。
提案の順番を設計する
現地調査のときに、外壁以外の状態も見ます。
見ていない部分の提案は、後から出すと売り込みに見えます。
最初の提案に選択肢として含める形にします。
相談者にとっての利点を伝える
足場を別々に組むと、そのたびに費用がかかります。
まとめて行う利点を、費用の観点で説明できます。
足場があるうちに行える工事
| 工事 | 外壁と同時に行う利点 | 提案の時期 |
|---|---|---|
| 屋根の塗装や補修 | 足場の費用が一度で済む | 現地調査のとき |
| 雨どいの交換や補修 | 高所の作業が同時にできる | 現地調査のとき |
| シーリングの打ち替え | 外壁の工程と一体で行える | 現地調査のとき |
| 破風や軒天の処理 | 仕上がりが揃う | 現地調査のとき |
| ベランダの防水 | 同じ職人で対応できる場合がある | 現地調査のとき |
紹介が、外壁塗装で最も効く経路になる理由
足場が立つことで、工事が近隣に見えるからです。
同じ年代の建物が並ぶ地域では、周囲も同じ時期に塗り替えを考えます。
外壁塗装の紹介は、顧客が意図して誰かに勧める場合だけではありません。
工事そのものが、地域への露出になります。
足場は数週間立ち続ける
足場と養生のシートは、工事の間ずっと見えています。
通りかかる人、近隣の住人が毎日目にします。
掲示の内容と現場の管理の仕方が、そのまま会社の印象になります。
近隣は同じ時期に塗り替えを考える
同じ時期に建った住宅が並ぶ地域では、傷みの進み方も揃います。
一軒の工事が、周囲の検討のきっかけになります。
近隣への挨拶が最初の接点になる
工事の前の挨拶は、近隣対策としてだけでなく、接点でもあります。
誰が行くか、何を配るか、何を伝えるか。
これを工事部の裁量に任せている会社が多くありますが、設計する価値があります。
紹介は仕上がりでしか生まれない
手直しが出た現場からは、紹介は出ません。
手直しの発生率と紹介の件数は、同じ方向に動きます。
紹介と近隣への広がりが生まれる場面
| 場面 | 担当 | 設計できること |
|---|---|---|
| 足場を組んだとき | 現場の担当 | 養生と掲示の内容 |
| 近隣への挨拶 | 工事部 | 配る資料と伝える内容 |
| 工事中の現場の様子 | 現場の担当 | 片付けと車両と作業の時間帯 |
| 足場を外した日 | 現場の担当 | 仕上がりが見える状態の作り方 |
| 引き渡しのとき | 営業 | 次に相談できる窓口の伝え方 |
契約が消えるのは、どの場面か
提示のあとの家族の合意と、着工までの待ちの二か所です。
どちらも受注の数字には乗っているのに、売上にならない場所です。
繰り返しの取引がある事業では解約を数えますが、外壁塗装では契約の取りやめを数えます。
どこで消えているかを把握していない会社が多くあります。
家族の合意で止まる
提示の場に決める人が揃っていない場合に起きます。
持ち帰って相談した結果、仕様が下がるか、時期が延びます。
着工までの待ちで止まる
天候や足場の手配で着工が数か月先になると、その間に気が変わります。
別の出費が出た、他社から声がかかった、といった理由です。
天候の遅れの伝え方で信用が崩れる
雨で着工がずれること自体は避けられません。
連絡がないまま予定が過ぎると、不信になります。
連絡の担当と方法を決めておきます。
工事中の追加で関係が崩れる
足場を組んでから分かった傷みへの追加が、説明なく出ると信頼が崩れます。
その工事は完了しても、紹介は出ません。
契約が消える場面と防ぎ方
| 場面 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 提示のあと | 仕様が下がるか時期が延びる | 決める人の同席を確保する |
| 契約から着工までの待ち | 取りやめが出る | 待つ期間に渡す情報を決める |
| 天候による遅れ | 不信になる | 連絡の担当と方法を決める |
| 工事中の追加 | 説明不足で信頼が崩れる | 追加の扱いを契約時に決める |
| 引き渡しの直後 | 手直しへの対応が遅い | 対応の期限を決める |
一回の工事の価値を、獲得の上限にどう反映するか
付帯の工事を含めた粗利と、紹介からの受注を足して作り直します。
次の塗り替えは、この計算に入れません。
外壁だけの粗利で上限を決めている会社は、実際より低い額で競っています。
付帯と紹介を織り込むと、取れる範囲が広がります。
付帯を含めた実績の粗利を使う
見積もりの金額ではなく、実際の契約の金額から出します。
付帯を含む契約の比率と、含んだ場合の粗利の増加を出します。
紹介の価値を記録から出す
一件の工事から、平均で何件の紹介が生まれたか。
その紹介の受注率と粗利はいくらか。
この数字を記録から出して足します。
近隣からの相談も数える
工事の現場から生まれた相談を、記録に残します。
どの現場から何件出たかを数えると、現場の設計の価値が分かります。
次の塗り替えは入れない
長い年数の先の受注を上限の計算に入れると、確度の低い数字で判断することになります。
実績として起きたことだけを使います。
一件の価値の作り方を、項目ごとに見ていきます。外壁の工事の粗利については、出し方は契約額から原価と値引きを引く、注意するところは提示額ではなく契約額。付帯の工事の粗利については、出し方は付帯を含む比率と粗利の増加、注意するところは実績の比率を使う。紹介の価値については、出し方は一件あたりの紹介件数に受注率と粗利を掛ける、注意するところは記録から出す。近隣からの相談の価値については、出し方は現場ごとの発生件数から出す、注意するところは現場の記録が要る。次の塗り替えについては、出し方は計算に入れない、注意するところは確度が低すぎる。
塗り替えのあとの接点を、誰が担うのか
営業でも現場でもなく、担当を決めて仕組みにします。
どちらかの片手間にすると、繁忙の時期に止まります。
工事のあとの接点は、担当が決まっていないと自然に消えます。
営業は次の商談があり、現場は次の現場があるからです。
点検の時期を先に約束する
引き渡しのときに、次にいつ訪問するかを伝えます。
約束があると、訪問する側も断りにくくなり、実施率が上がります。
塗り替えの周期に合わせない連絡を作る
次の塗り替えまで待つと、間隔が長すぎます。
その間に、建物の他の場所の相談が出ます。
年に一度の連絡を続けると、その相談先になります。
連絡の内容を工事の案内にしない
毎回の連絡が工事の案内だと、開かれなくなります。
住まいの手入れの仕方、季節ごとの確認の項目など、使える内容を混ぜます。
手直しへの対応の期限を決める
工事の直後に出る手直しへの対応が遅いと、紹介が消えます。
対応の期限を決めて、引き渡しのときに伝えます。
工事のあとの接点の組み立てを、項目ごとに見ていきます。引き渡しの直後については、接点の形は手直しの受付、担当は工事部、内容は対応の期限を明示。数か月後については、接点の形は最初の点検、担当は決めた担当、内容は仕上がりの確認。一年後については、接点の形は定期の点検、担当は決めた担当、内容は状態の確認と手入れの案内。毎年については、接点の形は年に一度の連絡、担当は集客、内容は季節ごとの確認の項目。数年後については、接点の形は他の場所の相談の案内、担当は集客、内容は建物の年数に合わせて。
紹介を偶然に頼らず、場面の設計で生み出す
足場が立っている期間と、外した直後の場面を設計します。
紹介の依頼を口頭でお願いする運用では、件数は安定しません。
紹介は、顧客の善意に頼っている限り件数が読めません。
外壁塗装では、発生しやすい場面がはっきりしています。
足場が立っている期間を使う
足場と養生のシートは、数週間にわたって近隣から見えます。
掲示の内容、現場の管理、作業の時間帯。
この設計で、近隣からの相談の件数が変わります。
足場を外した日の場面を使う
足場が外れた日は、仕上がりが最もよく見える日です。
顧客の同意を得て、この状態を見てもらう機会を作ります。
同じ地域の同じ年代の建物に住む人にとって、最も具体的な材料になります。
近隣への挨拶を設計する
工事の前後の挨拶を、工事部の裁量に任せずに内容を決めます。
何を配るか、誰が行くか、何を伝えるか。
紹介の経路を記録する
誰からの紹介か、どの現場から生まれたかを記録します。
記録がないと、どの場面が効いているか分かりません。
紹介を生む場面と設計する項目を、項目ごとに見ていきます。足場を組んだときについては、設計する項目は掲示の内容と養生、記録することは現場からの問い合わせ件数。工事中については、設計する項目は片付けと車両と作業の時間帯、記録することは近隣からの反応。足場を外した日については、設計する項目は仕上がりが見える状態、記録することは見学からの相談件数。近隣への挨拶については、設計する項目は配る資料と伝える内容、記録することは挨拶した件数と反応。引き渡しのあとについては、設計する項目は紹介への返礼の形、記録することは紹介した顧客の数。
外壁塗装の一件の価値を設計する進め方
付帯の工事を含む契約の比率を出すところからです。
この数字が、最も確実に動かせる価値です。
価値の設計は、長い先の受注を見込むことではありません。
一件の工事のなかと、その直後に生まれるものを数える作業です。
外壁塗装の一件の価値を出すまでの段取りを、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは付帯を含む契約の比率と粗利の増加を出す、期間の目安は2週間。
2については、やることは現地調査で付帯の状態も見る手順にする、期間の目安は1か月。
3については、やることは紹介の発生を現場ごとに記録し始める、期間の目安は2か月。
4については、やることは近隣からの相談を現場ごとに数える、期間の目安は2か月。
5については、やることは工事のあとの連絡の担当と間隔を決める、期間の目安は1か月。
6については、やることは付帯と紹介を含めた獲得の上限を作り直す、期間の目安は2週間。
仮の数字で置いてみる
数字は説明のための仮の値です。
外壁だけの粗利が35万円、付帯を含む契約が全体の4割で、その場合の粗利が55万円だとします。
平均の粗利は43万円になります。
さらに一件あたり0.15件の紹介が生まれ、その受注率が5割、粗利が43万円なら、一件の価値は約46万2千円です。
外壁だけの35万円を基準にしていた場合より、上限は3割ほど広がります。
見る数字を決める
一件の価値は、一度出して終わりではありません。
毎年更新して、前提が崩れていないかを確認します。
一件の価値を追う数字を、項目ごとに見ていきます。
付帯を含む契約の比率については、見る頻度は毎月、考え方は提案の段階で見られているか。
一棟あたりの粗利については、見る頻度は毎月、考え方は値引きと付帯の両方の影響。
現場ごとの紹介の発生件数については、見る頻度は四半期、考え方は場面の設計が効いているか。
近隣からの相談の件数については、見る頻度は四半期、考え方は現場の露出が効いているか。
手直しの発生率については、見る頻度は毎月、考え方は紹介の先行の数字。
仕上がりの数字を同じ場で見る
紹介も近隣からの相談も、仕上がりに問題があれば生まれません。
手直しの発生率を、価値の数字と同じ場で見ます。
一件の工事でどこまで採算を取れているか分からない場合は、無料相談で付帯と紹介の実績を一緒に整理するところから始められます。獲得の上限の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
外壁塗装で次の塗り替えを当てにしてよいですか
当てにしません。次までの間隔が長く、その間に担当も体制も連絡先も変わります。基本は一回の工事で採算が合う設計にし、付帯と紹介で価値を足します。
一件の粗利を最も確実に上げる方法は何ですか
足場があるうちに行える工事をまとめることです。屋根や雨どいやシーリングを含めるかどうかで一棟あたりの金額が変わります。現地調査のときに外壁以外の状態も見ます。
紹介はどうすれば増えますか
足場が立っている期間、工事中の現場、足場を外した日、近隣への挨拶という四つの場面を設計します。口頭で紹介をお願いする運用では件数が安定しません。
契約したのに売上にならない案件があります
提示のあとの家族の合意と、着工までの待ちの二か所で消えています。天候で遅れたときの連絡の担当と方法を決めておくと、待つ期間の取りやめが減ります。
獲得の上限には何を含めますか
付帯を含めた実績の粗利と、紹介からの受注です。次の塗り替えは確度が低すぎるため計算に入れず、実績として起きたことだけを使います。
まとめ
- 再び塗る時期が来るまでの間隔が長く、その間に会社の記憶が薄れるからです。繰り返しの取引を前提にした計算は、この事業では成り立ちません
- 足場があるうちにしかできない工事をまとめて行うと、一件の粗利が変わります。これが外壁塗装で最も確実な価値の足し方です
- 足場が立つことで、工事が近隣に見えるからです。同じ年代の建物が並ぶ地域では、周囲も同じ時期に塗り替えを考えます
- 提示のあとの家族の合意と、着工までの待ちの二か所です。どちらも受注の数字には乗っているのに、売上にならない場所です
- 付帯の工事を含めた粗利と、紹介からの受注を足して作り直します。次の塗り替えは、この計算に入れません
- 営業でも現場でもなく、担当を決めて仕組みにします。どちらかの片手間にすると、繁忙の時期に止まります
- 足場が立っている期間と、外した直後の場面を設計します。紹介の依頼を口頭でお願いする運用では、件数は安定しません
- 付帯の工事を含む契約の比率を出すところからです。この数字が、最も確実に動かせる価値です