
目的の定まっていない人が増えます。
カウンセリングの時間は使うのに、入会にも継続にもつながりません。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 英会話スクールで問い合わせの件数を追うと、何が起きるか
- 始めたい気持ちと、始める準備は違う
- 目的が言葉になっていない問い合わせをどう扱うか
- 曖昧さには段階がある
- 入口の種類ごとに、入会までの距離が違う
- 体験レッスンが中心になる
- 通学とオンラインの希望が混ざる
- 検討の途中で希望が変わる
- 年齢層が混ざることの扱い
- 決める人が違う
- 質の低下が、どこに先に出るか
- 先に動く数字を三つ持つ
- 広告側から質を上げるためにできること
- 費用を先に示す
- 英会話スクールのリードの定義は、どこから決めるか
- 測る数字を決める
- よくある質問
- まとめ
目的の定まっていない人が増えます。
カウンセリングの時間は使うのに、入会にも継続にもつながりません。
英会話スクールで問い合わせの件数を追うと、何が起きるか
目的の定まっていない人が増えます。
カウンセリングの時間は使うのに、入会にも継続にもつながりません。
英会話スクールの広告は、件数を増やすのが比較的容易です。
無料体験という分かりやすい入口があり、始めたいという気持ちを持つ人が多くいるためです。
その件数を目標にすると、内容が伴わない連絡が積み上がります。
始めたい気持ちと、始める準備は違う
英語を話せるようになりたいという気持ちは、多くの人が持っています。
実際に通う時間を確保し、費用を払う準備ができているかは別です。
広告の訴求を気持ちに寄せるほど、準備のない層が増えます。
カウンセリングの時間が消費される
英会話スクールの体験とカウンセリングには、スタッフと講師の時間が要ります。
目的が定まっていない人への対応には、より長い時間がかかります。
その時間は、他の受講者の対応から引かれます。
英会話スクールで件数を追ったときの副作用
| 増やした手段 | 増える連絡 | 現場で起きること |
|---|---|---|
| 無料であることを強く出す | 試すだけの層 | 入会に至らない |
| 上達の訴求を強める | 期待値の高い層 | 説明に時間がかかる |
| 料金を伏せる | 費用感の合わない層 | カウンセリングで離脱 |
| 配信の年齢層を広げない | 対象外の年齢 | 案内先がない |
| 通学とオンラインを分けない | 希望が合わない層 | 条件の確認に時間がかかる |
| 地域の指定を緩める | 通えない距離 | オンライン以外は案内できない |
件数が増えると継続率が下がる
目的の定まらないまま入会した受講者は、数か月で離脱します。入会数は伸びても在籍が積み上がらない状態になります。
目的が言葉になっていない問い合わせをどう扱うか
除外するのではなく、目的を言葉にする工程を手前に置きます。
英会話は目的が曖昧なまま検討が始まる領域です。
他の事業なら、目的が曖昧な問い合わせは質が低いと判断できます。
英会話では、目的が曖昧であること自体は珍しくありません。
曖昧さには段階がある
まったく考えていない状態と、必要性は感じているが言葉にできていない状態は違います。
後者は、言葉にする手伝いをすれば有効なリードになります。
英会話スクールで受講の目的と検討の進み方
| 状態 | 本人が言うこと | 入会までの距離 | 対応 |
|---|---|---|---|
| 目的が明確 | 試験までに点数が要る | 近い | 内容と期間を示す |
| 必要性が具体的 | 仕事で会議に出る | 近い | 場面に合わせた提案 |
| 必要性が漠然 | いずれ必要になりそう | 中程度 | 場面を一緒に整理する |
| 気持ちだけ | 話せるようになりたい | 遠い | 続けられる形を示す |
| 情報収集 | どんなものか知りたい | 遠い | 判断の材料を渡す |
| 他人の勧め | 家族に勧められた | 読めない | 本人の意向を確かめる |
言葉にする工程を問い合わせの前に置く
いつ、どこで、誰と英語を使う場面があるか。
この問いに答えてもらう設計を、問い合わせのフォームや案内に組み込みます。
答えた人は、検討が一段進んだ状態でカウンセリングに来ます。
本人の意向かどうかを確かめる
家族に勧められて問い合わせた場合、本人の意向がはっきりしないことがあります。子どもの場合は保護者が決めますが、成人の場合は本人が決めます。誰が決めるのかを早い段階で確かめます。
入口の種類ごとに、入会までの距離が違う
資料請求、体験レッスンの予約、カウンセリングの予約では価値が違います。
同じ1件として数えると、資料請求を増やすだけで目標が達成できます。
英会話スクールの問い合わせには複数の入口があります。
それぞれ、検討の進み具合が違います。
体験レッスンが中心になる
体験レッスンは、時間を使って教室に来る行動です。
ここまで進んだ人の入会率は、資料請求とは大きく違います。
英会話スクールで入口の種類ごとの入会までの距離
| 入口 | 検討の段階 | 入会までの期間 | 数え方 |
|---|---|---|---|
| 資料請求 | 情報を集めている | 数週間から数か月 | 見込みとして別に数える |
| 料金の問い合わせ | 費用を確かめている | 数週間 | 有効リードに含める |
| 体験レッスンの予約 | 試してみる段階 | 1週間から1か月 | 有効リードの中心 |
| カウンセリングの予約 | 相談したい段階 | 数日から2週間 | 入会に近い |
| レベルチェックの申込 | 現在地を知りたい | 1週間程度 | 有効リードに含める |
| 法人の相談 | 組織としての検討 | 数か月 | 別枠で数える |
目標を体験の予約に置く
体験の予約を目標にすると、件数を広げるだけの施策が効かなくなります。
資料請求は見込みの在庫として別に管理します。
法人の相談は別枠にする
法人からの相談は、個人の問い合わせとは検討の期間も進み方も違います。同じ件数に混ぜると、月次の進捗が読めなくなります。
通学とオンラインの希望が混ざる
同じ広告に両方の希望者が来ます。
希望と提供の形が合っていないと、カウンセリングで止まります。
英会話の学習手段には、通学とオンラインの両方があります。
検討している人は、この二つを比べています。
検討の途中で希望が変わる
通学を考えていた人が、時間の都合でオンラインに傾くことがあります。
逆に、オンラインを試して続かなかった人が通学を検討することもあります。
問い合わせの時点では、まだ決まっていないことが多くあります。
英会話スクールで通学とオンラインの希望が混ざる場面
| 場面 | 起きること | 手前でできること |
|---|---|---|
| 問い合わせの時点 | 希望が決まっていない | 両方の条件を並べて示す |
| 体験の予約 | どちらで受けるか迷う | 選べる形にする |
| カウンセリング | 時間と費用で比較する | それぞれの条件を明示する |
| 入会の直前 | 通えるか不安になる | 振替や併用の可否を示す |
| 通い始めた後 | 予定が変わる | 形式の変更の条件を先に決める |
| 継続の判断 | 通学が負担になる | オンラインへの切り替えを提案する |
併用できるかどうかが判断材料になる
通学とオンラインを併用できる形は、忙しい社会人にとって続けやすさにつながります。
この条件を先に示すと、比較の段階で残ります。
商圏の外からの問い合わせをどう扱うか
通学の教室に通えない地域からの問い合わせがあります。オンラインの受け皿があれば案内できますが、なければ早く伝えます。放置すると、双方の時間が無駄になります。
年齢層が混ざることの扱い
子どもと成人では、決める人も必要な対応も違います。
同じ有効リードとして扱うと、対応の設計ができません。
英会話スクールは、幼児から高齢者までを対象にします。
年齢層によって、検討の進み方が変わります。
決める人が違う
子どもの場合、決めるのは保護者です。
通うのは子どもなので、両者の納得が要ります。
成人の場合は、本人が決めて本人が通います。
英会話スクールで年齢層ごとに必要な対応の違いを、項目ごとに見ていきます。
幼児については、決める人は保護者、確かめることは通いやすさと雰囲気、体験の設計は保護者が見学できる形。
小学生については、決める人は保護者、確かめることは学習の進め方と費用、体験の設計は子どもが楽しめる内容。
中高生については、決める人は保護者と本人、確かめることは学校の学習との関係、体験の設計は本人の手応え。
社会人については、決める人は本人、確かめることは時間の確保と費用、体験の設計は仕事での場面に近い内容。
シニアについては、決める人は本人、確かめることは続けやすさと雰囲気、体験の設計は無理のない進め方。
法人の受講者については、決める人は会社、確かめることは業務での効果、体験の設計は組織としての説明。
子どもの場合は保護者と本人の両方を見る
保護者が納得しても、子どもが通いたがらなければ続きません。
体験の場では子どもの反応を、カウンセリングでは保護者の判断材料を用意します。
年齢層で有効リードの条件を分ける
対象としているクラスがある年齢層かどうかを、有効の条件に入れます。対象外の年齢からの問い合わせは、案内先がありません。
質の低下が、どこに先に出るか
体験の実施率と、体験からカウンセリングへの移行率です。
入会数が落ちてから気づくと、その山は取り返せません。
入会数は結果の数字なので、動きが遅れます。
その手前に出る数字を持っておきます。
先に動く数字を三つ持つ
有効リードの比率、体験の実施率、体験からカウンセリングへの移行率。
この三つは入会数より早く動きます。
英会話スクールで質の低下が出る場所を、項目ごとに見ていきます。
有効リードの比率が下がるについては、現れる場所は問い合わせの内訳、疑うべき原因は配信の対象が広がっている。
体験の実施率が下がるについては、現れる場所は予約と実施の差、疑うべき原因は試すだけの層が増えている。
カウンセリングへの移行率が下がるについては、現れる場所は体験の後、疑うべき原因は目的が定まっていない。
料金の説明で止まる件が増えるについては、現れる場所はカウンセリング、疑うべき原因は費用感の合わない層。
希望の枠に入れない件が増えるについては、現れる場所は入会の直前、疑うべき原因は枠の状況と配信が合っていない。
3か月後の継続率が下がるについては、現れる場所は入会の後、疑うべき原因は目的が曖昧なまま入会している。
継続率は質の最終的な答え
3か月後にまだ通っているかどうかが、そのリードの質の結果です。
獲得の段階の数字だけでは、質は判断できません。
セグメント別に分けて見る
短期の目的で来た層は、もともと3か月で終わります。全体の継続率で見ると、この層の多い時期は数字が悪く見えます。セグメント別に分けて比べます。
広告側から質を上げるためにできること
費用と通う頻度を先に示し、目的を言葉にする問いを置きます。
件数は減りますが、カウンセリングの時間が有効に使われます。
質は現場の対応だけで決まるものではありません。
広告と受け皿の作り方で、来る人の顔ぶれが変わります。
費用を先に示す
料金を伏せると件数は増えますが、カウンセリングでの離脱が増えます。
カウンセリングまで進んでからの離脱が、最も時間を使います。
英会話スクールで広告側から質を上げる手立てを、項目ごとに見ていきます。
料金の目安を先に示すについては、件数への影響は減る、有効リードへの影響は比率が上がる。
通う頻度と時間の目安を示すについては、件数への影響は減る、有効リードへの影響は続けられる人が残る。
目的を選ぶ項目を置くについては、件数への影響はやや減る、有効リードへの影響はセグメントが判別できる。
通学とオンラインを選べる形にするについては、件数への影響は変わらない、有効リードへの影響は希望との不一致が減る。
対象の年齢層を明記するについては、件数への影響は減る、有効リードへの影響は対象外が減る。
体験の内容を具体的に書くについては、件数への影響はやや減る、有効リードへの影響は試すだけの層が減る。
件数が減る前提を先に合意する
質を上げる施策は、必ず件数を減らします。
目標を件数から体験の予約と有効リードに置き換えてから着手します。
上達に関する訴求の扱い
必ず話せるようになるといった断定や、点数の保証と受け取られる表現は使えません。架空の受講者の声やビフォーアフターを作ることもできません。表現の可否は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
英会話スクールのリードの定義は、どこから決めるか
過去の入会者が問い合わせ時に何を書いていたかを見ることからです。
入会した人の共通点が、有効の条件になります。
定義を決める作業は、実際に入会した人の特徴を調べるところから始まります。
英会話スクールのリード定義を決める進め方を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは過去1年の問い合わせを入口の種類ごとに分類する、期間の目安は2週間。
2については、やることは入口ごとの入会率と3か月後の継続率を出す、期間の目安は2週間。
3については、やることは入会者が問い合わせ時に記入した内容を確かめる、期間の目安は2週間。
4については、やることは年齢層と希望の形式と目的で有効の条件を決める、期間の目安は2週間。
5については、やることは問い合わせの項目に目的を選ぶ欄を加える、期間の目安は3週間。
6については、やることは目標を件数から体験の予約に置き換える、期間の目安は1週間。
測る数字を決める
定義が決まったら、継続して見る数字を決めます。
英会話スクールでリードの質を測る数字を、項目ごとに見ていきます。
有効リードの比率については、見る頻度は毎週、考え方は配信の対象がずれていないか。
体験の予約数については、見る頻度は毎週、考え方は山の進捗に足りているか。
体験の実施率については、見る頻度は毎週、考え方は予約から実施までの漏れ。
カウンセリングへの移行率については、見る頻度は毎週、考え方は目的が定まっているか。
入口別の入会率については、見る頻度は毎月、考え方はどの入口が効いているか。
3か月後の継続率については、見る頻度は毎月、考え方は質の最終的な結果。
継続率まで含めて質を判断する
獲得の段階で有効と判定しても、3か月で離脱するなら質が高いとは言えません。
継続率を質の指標に含めます。
定義の変更は遡って揃える
有効リードの条件を期中に変えると、前後の比較ができなくなります。
変えるなら、過去の問い合わせも新しい条件で数え直します。
英会話スクールのリードをどこで有効と区切るか決めかねる場合は、無料相談で現状の問い合わせの内訳を見てもらうところから始められます。問い合わせの入口ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
英会話スクールの有効リードはどう定義しますか
対象の年齢層であること、通学かオンラインの希望が提供の形と合うこと、目的が言葉になっていることの三つで判定します。加えて3か月後の継続率まで含めて質を判断してください。
目的が曖昧な問い合わせは除外すべきですか
英会話は目的が曖昧なまま検討が始まる領域なので、除外ではなく言葉にする工程を手前に置いてください。いつどこで誰と英語を使うかを答えてもらう設計が有効です。
資料請求と体験の予約を合算してはいけませんか
入会までの距離が大きく違うため、合算すると資料請求を増やすだけで目標が達成できてしまいます。目標は体験の予約に置き、資料請求は見込みの在庫として管理してください。
質の低下にはどうすれば早く気づけますか
有効リードの比率、体験の実施率、体験からカウンセリングへの移行率を週次で見てください。入会数より早く動くため、需要の山の途中で立て直せます。
上達を訴求してよいですか
必ず話せるようになるといった断定や、点数の保証と受け取られる表現は使えません。架空の受講者の声も作れません。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
まとめ
- 目的の定まっていない人が増えます。カウンセリングの時間は使うのに、入会にも継続にもつながりません
- 除外するのではなく、目的を言葉にする工程を手前に置きます。英会話は目的が曖昧なまま検討が始まる領域です
- 資料請求、体験レッスンの予約、カウンセリングの予約では価値が違います。同じ1件として数えると、資料請求を増やすだけで目標が達成できます
- 同じ広告に両方の希望者が来ます。希望と提供の形が合っていないと、カウンセリングで止まります
- 子どもと成人では、決める人も必要な対応も違います。同じ有効リードとして扱うと、対応の設計ができません
- 体験の実施率と、体験からカウンセリングへの移行率です。入会数が落ちてから気づくと、その山は取り返せません
- 費用と通う頻度を先に示し、目的を言葉にする問いを置きます。件数は減りますが、カウンセリングの時間が有効に使われます
- 過去の入会者が問い合わせ時に何を書いていたかを見ることからです。入会した人の共通点が、有効の条件になります