
一般の診療で数を診るのか、特定の分野に力を入れるのかを決めることが最初です。
必要な設備も、獣医師の体制も変わります。
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目次
目次
- 動物病院が最初に決めるべきことは何か
- 診療の構成を決める
- どこから飼い主が来ているのかをどう把握するのか
- 問診票に欄を作る
- 検索と地図からどう新規を作るのか
- 診療時間を正確に書く
- 費用の説明をどう整えるのか
- 目安を示す
- 継続して通ってもらうにはどうするのか
- 予防の案内を出す
- 説明の丁寧さがなぜ選ばれる理由になるのか
- 何を説明するか決める
- 夜間と休日の対応をどう考えるのか
- 対応できる範囲を決める
- 何から手をつければいいのか
- 記録は今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
一般の診療で数を診るのか、特定の分野に力を入れるのかを決めることが最初です。
必要な設備も、獣医師の体制も変わります。
動物病院が最初に決めるべきことは何か
一般の診療で数を診るのか、特定の分野に力を入れるのかを決めることが最初です。
必要な設備も、獣医師の体制も変わります。
動物病院は同じ地域に複数あり、飼い主は近さと評判で選びます。
診療の構成を決める
一般の診療、予防、手術、特定の動物、夜間の対応。
どこに力を入れるかを決めます。
扱う動物を決める
犬と猫が中心か、それ以外の動物も診るか。
小型の動物や鳥を診られる病院は限られます。
立ち位置の決め方
| 軸 | 選択肢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 診療 | 一般中心 | 件数で成り立つ |
| 診療 | 手術や専門 | 設備が要る、単価が高い |
| 動物 | 犬と猫 | 件数が多い |
| 動物 | それ以外も診る | 探している人に届く |
| 時間 | 夜間や休日も対応 | 体制が要る |
飼い主は家族として考えている
費用だけで選ぶ人は多くありません。説明の丁寧さと、対応の仕方が判断材料になります。
どこから飼い主が来ているのかをどう把握するのか
初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。
検索、地図、紹介、看板。
どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります。
これをやっていない病院が多く、始めるだけで判断の精度が変わります。
問診票に欄を作る
選択肢を並べて、丸をつけてもらう形にします。
記録する項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 知ったきっかけ | 検索、地図、紹介、看板 |
| 動物の種類 | 犬、猫、その他 |
| 来院の理由 | 予防か、症状か |
| 継続したか | 通い続けているか |
来院の理由で分ける
予防で来た人と、症状で来た人では、その後の通い方が違います。
数字は自社で確かめる
ここで挙げる考え方は一般的なものです。実際の数字は、自院の記録で確かめてください。
検索と地図からどう新規を作るのか
診療の時間と、対応できる動物を正確に書くことが基本です。
急な症状で探す人は、今日診てもらえるかを確かめています。
動物の具合が悪くなったとき、飼い主はすぐ探します。
診療時間を正確に書く
休診日、昼休みの時間、受付の終了時間。
これが正確でないと、来院の失敗が起きます。
探している人の状態と、必要な情報
| 状態 | 言葉の例 | 必要な情報 |
|---|---|---|
| 急な症状 | 動物病院 地域名 | 診療時間、当日の受付 |
| 予防に行きたい | 予防接種 地域名 | 対応、費用 |
| 特定の動物 | うさぎ 診てくれる 地域名 | 対応の可否 |
| 夜間に困った | 動物病院 夜間 地域名 | 夜間の対応 |
対応できる動物を書く
犬と猫以外も診られるなら、それを書きます。
探している人が限られるため、書くだけで届きます。
地図の情報を整える
診療時間、駐車場、対応できる動物。これを整えておくことが、新規の基本になります。
費用の説明をどう整えるのか
診察の費用と、予防の費用の目安を示すことです。
動物の診療は保険が使えないことが多く、費用が心配されます。
どのくらいかかるか分からないことが、受診をためらう理由になります。
目安を示す
診察がいくらから、予防接種がいくら、健康診断がいくら。
これを示します。
費用について示すこと
| 項目 | 示す内容 |
|---|---|
| 診察 | 初診と再診の目安 |
| 予防 | 接種や予防薬の費用 |
| 検査 | どういう検査があるか |
| 手術 | おおよその範囲 |
治療の前に説明する
検査や治療を行う前に、費用を伝えます。
後から知ると、不満につながります。
保険の扱いを書く
ペットの保険に対応しているかどうか。これを書いておくと、加入している人が来やすくなります。
継続して通ってもらうにはどうするのか
予防の案内を出すことと、次回の予定を伝えることです。
症状が治まった時点で来なくなる飼い主が多くいます。
動物病院の売上は、通い続ける飼い主の数で決まります。
予防の案内を出す
予防接種、予防薬、健康診断。
時期が来たら案内を出します。
継続に効く要素を、項目ごとに見ていきます。
予防の案内については、効くしくみは定期的な来院になる。
次回の予定については、効くしくみは忘れられない。
健康診断の提案については、効くしくみは定期的な接点。
記録の共有については、効くしくみは状態の変化が分かる。
記録を残す
いつ何をしたか、次はいつか。
これがないと、案内が出せません。
高齢の動物への対応
年を取ると、通院の頻度が上がります。その時期の対応が、関係を決めます。
説明の丁寧さがなぜ選ばれる理由になるのか
飼い主は、何が起きているかを知りたいと考えています。
説明が不十分だと、別の病院に移ります。
動物は自分で症状を言えません。
その分、説明が重要になります。
何を説明するか決める
今どういう状態か、何をするか、費用はどのくらいか、これからどうなるか。
これを伝える形を決めます。
説明で伝えることを、項目ごとに見ていきます。
状態については、伝える内容は今どうなっているか。
処置については、伝える内容は何をするか。
費用については、伝える内容はどのくらいかかるか。
見通しについては、伝える内容はこれからどうなるか。
家でできることについては、伝える内容は何に気をつけるか。
断定しない
必ず治るといった表現は避けます。
可能性として伝えます。
時間を確保する
診療の回転を優先すると、説明の時間が取れません。体制を見直す必要があります。
夜間と休日の対応をどう考えるのか
対応できるなら、それが選ばれる大きな理由になります。
ただし、体制が作れるかが前提になります。
動物の具合は、時間を選ばずに悪くなります。
対応できる範囲を決める
夜間に対応するのか、休日だけか、緊急のみか。
無理のない範囲を決めます。
夜間と休日について書くことを、項目ごとに見ていきます。
対応の時間については、書く内容は何時まで、休日は。
連絡の方法については、書く内容は電話番号。
費用については、書く内容は時間外の追加。
対応できない場合については、書く内容は他の病院の案内。
対応できない場合の案内
夜間に対応していないなら、近くの救急の病院を案内します。
これは飼い主にとって実用的な情報です。
無理な体制にしない
獣医師の負担が大きくなりすぎると、続きません。
何から手をつければいいのか
診療の構成を決め、どこから飼い主が来ているかを記録することが先です。
その後に、診療時間と費用の目安を整えます。
順番を間違えると、費用だけかかって結果が出ません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは診療の構成と扱う動物を決める、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは問診票にきっかけの欄を作る、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは診療時間を正確に登録する、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることは費用の目安を示す、かかる時間の目安は2時間。
5については、やることは地図の情報を整える、かかる時間の目安は3時間。
6については、やることは予防の案内の仕組みを作る、かかる時間の目安は1日。
7については、やることは説明の内容の型を決める、かかる時間の目安は半日。
記録は今日から始められる
問診票に1行足すだけで、明日から始められます。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際にかかる時間は、今ある材料の量で変わります。
手が回らないとき
診療を回しながらすべてをやるのは難しい業種です。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の整理と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
費用の目安を示すべきですか
示してください。動物の診療は保険が使えないことが多く、費用が心配されます。診察、予防、検査の目安を示し、治療の前にも説明することが必要です。
犬と猫以外も診ていることを書くべきですか
書いてください。対応できる病院が限られるため、探している人に確実に届きます。書いていないと、診られることを知られません。
症状が治まると来なくなります
予防の案内を出してください。予防接種、予防薬、健康診断の時期が来たら連絡します。いつ何をしたかの記録がないと、案内も出せません。
説明の時間が取れません
診療の回転を優先すると時間が取れません。飼い主は何が起きているかを知りたいと考えており、説明が不十分だと別の病院に移ります。体制の見直しが必要です。
夜間の対応をすべきですか
対応できれば選ばれる理由になりますが、体制が作れるかが前提です。対応していない場合も、近くの救急の病院を案内することは実用的な情報になります。
まとめ
- 一般の診療で数を診るのか、特定の分野に力を入れるのかを決めることが最初です。必要な設備も、獣医師の体制も変わります
- 初診の問診票に、どこで知ったかの欄を作ります。検索、地図、紹介、看板。どれが効いているかを知ることが、次の判断につながります
- 診療の時間と、対応できる動物を正確に書くことが基本です。急な症状で探す人は、今日診てもらえるかを確かめています
- 診察の費用と、予防の費用の目安を示すことです。動物の診療は保険が使えないことが多く、費用が心配されます
- 予防の案内を出すことと、次回の予定を伝えることです。症状が治まった時点で来なくなる飼い主が多くいます
- 飼い主は、何が起きているかを知りたいと考えています。説明が不十分だと、別の病院に移ります
- 対応できるなら、それが選ばれる大きな理由になります。ただし、体制が作れるかが前提になります
- 診療の構成を決め、どこから飼い主が来ているかを記録することが先です。その後に、診療時間と費用の目安を整えます