
検索で目指すのは、広告に頼らずに買われる入り口を作ることです。
広告費が上がり続ける中で、検索からの流入は取得単価を下げる数少ない手段になります。
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目次
目次
- D2CブランドがSEOで目指すべきことは何か
- 検索から来る人は買い方が違う
- どういう言葉で探されているのか
- 悩みから入る記事を作る
- 定期購入の説明をどう書けばいいのか
- 書いておくこと
- 効果に関する表現はどこまで書けるのか
- 断定を避ける
- レビューと利用者の声をどう使うのか
- 集める仕組み
- ブランドの世界観と検索対策は両立するのか
- 役割を分ける
- 在庫と広告の連動をどう考えるか
- 在庫切れのときの設計
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- どこが詰まっているか分からないとき
- よくある質問
- まとめ
検索で目指すのは、広告に頼らずに買われる入り口を作ることです。
広告費が上がり続ける中で、検索からの流入は取得単価を下げる数少ない手段になります。
D2CブランドがSEOで目指すべきことは何か
検索で目指すのは、広告に頼らずに買われる入り口を作ることです。
広告費が上がり続ける中で、検索からの流入は取得単価を下げる数少ない手段になります。
初回を赤字で獲得し、継続で回収する。
この前提は広告費の高騰で崩れやすくなっています。
獲得単価が上がると、回収できる前に資金繰りが苦しくなります。
検索から来た人は、広告費がかかりません。
時間はかかりますが、一度積み上がれば継続的に入ってきます。
検索から来る人は買い方が違う
広告は、興味のない人にも見せて興味を作ります。
検索は、すでに何かを探している人が来ます。
だから購入までの距離が短く、その後の解約率も低くなる傾向があります。
二つの流入の違い
| 項目 | 広告 | 検索 |
|---|---|---|
| 費用 | 出稿するたびにかかる | 作ったあとは継続 |
| 立ち上がり | 即日 | 3か月以上 |
| 来る人 | 興味を作られた人 | 探していた人 |
| 止めたとき | 流入がゼロになる | 残る |
どういう言葉で探されているのか
商品名で探される前に、悩みや成分で探されています。
その段階のページを持っていないブランドがほとんどです。
ブランド名を知らない人は、ブランド名で検索しません。
肌 乾燥 対策プロテイン 選び方のような、悩みや選び方から入ります。
悩みから入る記事を作る
自社商品を売り込む前に、その悩みについて正しく説明します。
売り込みが強いと読まれずに離脱するので、商品の紹介は最後に置きます。
検索の種類と用意するページ
| 種類 | 例 | 用意するページ |
|---|---|---|
| 悩み | 悩みの言葉 原因 | 原因と対処の解説 |
| 選び方 | カテゴリ名 選び方 | 比較の軸の説明 |
| 成分 | 成分名 効果 | その成分についての説明 |
| 比較 | カテゴリ名 おすすめ | 自社を含む比較 |
| ブランド | ブランド名 口コミ | よくある質問と実際の声 |
ブランド名の検索も取りにいく
広告を見た人は、そのあとブランド名で検索します。そのとき出てくるのが、口コミサイトや否定的な情報だけだと購入が止まります。自社でブランド名+口コミブランド名+解約のページを持っておくと、広告の効率も上がります。
定期購入の説明をどう書けばいいのか
解約の条件を、最も見つけやすい場所に書いてください。
隠すほど解約率も苦情も増えます。
定期購入の解約が分かりにくいという指摘は、この業界全体の課題になっています。
分かりにくくして継続月数を伸ばす方法は、長期的には通用しません。
書いておくこと
最低継続の回数があるか、いつまでに連絡すれば次回が止まるか、連絡の方法。
この三つを購入ページの近くに置きます。
定期購入で明示すること
| 項目 | よくある書き方 | 変えた書き方 |
|---|---|---|
| 継続回数 | 初回限定価格 | 3回の継続がお約束です |
| 解約の期限 | 記載なし | 次回発送の10日前まで |
| 解約の方法 | 電話のみ | マイページと電話の両方 |
| 再開 | 記載なし | いつでも再開できます |
表示に関する決まりは変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
解約しやすくすると何が起きるか
短期の解約は増えます。ただ、無理に続けさせた人は再購入しません。解約しやすい設計にしたほうが、戻ってくる人が増えます。
効果に関する表現はどこまで書けるのか
化粧品や食品では、効果を断定する表現に制約があります。
書ける範囲は商品の区分で変わるため、確認してから書いてください。
表現の制約は、商品の区分によって違います。
同じ成分でも、化粧品として売るのか、医薬部外品として売るのかで書けることが変わります。
断定を避ける
必ず改善します治りますといった表現は避けます。
使用感や、どういう考えで作ったかは書けます。
表現の考え方
| 避けたい方向 | 書ける方向 |
|---|---|
| 効果を断定する | 使用した人の感想として紹介する |
| 医薬品のような表現 | 商品の区分の範囲で説明する |
| 比較で優位を断定する | 成分や製法の違いを説明する |
| 体験談を効果の証明に使う | 感想であることを明示する |
具体的な表現の可否は変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
制約の中で書けること
なぜこの商品を作ったか、原料をどこから調達しているか、製造の工程。こうした背景は制約を受けにくく、ブランドの差になります。
レビューと利用者の声をどう使うのか
利用者が書いた内容は、自社で書く文章より読まれます。
集める仕組みと、載せ方の両方を設計してください。
広告のコピーより、実際に使った人の言葉のほうが信用されます。
これは検索から来た人にも当てはまります。
集める仕組み
購入から一定期間後にレビューを依頼する。
依頼のタイミングは、商品を使い切る前後が適しています。
早すぎると書くことがなく、遅すぎると忘れられます。
レビューの扱い方を、項目ごとに見ていきます。
集めるについては、やることは購入後の一定期間で依頼、注意点は見返りの提供には制約がある。
載せるについては、やることは良い評価だけを選ばない、注意点は実際の分布に近づける。
返すについては、やることは指摘には対応を書く、注意点は個別の効果には触れない。
使うについては、やることは商品ページと解説記事に配置、注意点は感想であることを明示する。
見返りを渡してレビューを書いてもらう場合、その旨の表示が必要になることがあります。
決まりは変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
悪い評価を消さない
高評価だけが並ぶページは、かえって信用されません。低い評価にどう答えているかが、次に読む人の判断材料になります。
ブランドの世界観と検索対策は両立するのか
両立します。
商品ページで世界観を保ち、解説記事で検索に対応するという分け方が現実的です。
検索対策を意識しすぎると、ページが説明的になりブランドの印象が薄れます。
逆に世界観だけを追うと、検索から人が来ません。
役割を分ける
商品ページ、ブランドのページは世界観を優先します。
悩みや選び方の解説記事は、分かりやすさを優先します。
同じサイトの中で、役割を分けて構いません。
ページごとの役割を、項目ごとに見ていきます。
商品ページについては、優先することは世界観と購入の導線、検索への対応は商品名の検索。
ブランドページについては、優先することは物語と姿勢、検索への対応はブランド名の検索。
解説記事については、優先することは分かりやすさ、検索への対応は悩みと選び方の検索。
よくある質問については、優先することは正確さ、検索への対応は不安の検索。
写真の扱い
商品の写真は、そのままブランドの印象になります。解説記事にも自社で撮った写真を使うと、記事の中でも世界観が保てます。
在庫と広告の連動をどう考えるか
検索から来る流入は止められません。
在庫が切れたときの表示と、再入荷の案内を先に設計しておく必要があります。
広告は止められますが、検索は止まりません。
在庫切れのときに、ただ売り切れと表示されるだけだと、その人は戻ってきません。
在庫切れのときの設計
再入荷の予定を書く、通知を受け取れるようにする、代わりの商品を案内する。
この三つを用意しておくと、流入が無駄になりません。
在庫切れの表示を、項目ごとに見ていきます。
売り切れとだけ表示については、結果は離脱して戻らない。
再入荷の予定を書くについては、結果はその時期に戻る可能性がある。
入荷の通知を受け取れるについては、結果は連絡先が残る。
代替商品を案内するについては、結果は別の商品を買う。
季節性のある商品
需要の高い時期の前に在庫を用意しておく必要があります。検索の動きは広告より読みやすいので、前年の流入を見て仕込むことができます。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
ブランド名の検索を押さえるのが先です。
悩みや選び方の記事は、そのあとで積み上げます。
広告を出しているなら、そのあとに検索される言葉から押さえるのが最も効率的です。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることはブランド名の検索に出るページを整える、かかる期間の目安は2週間、効き方は広告の効率が上がる。
2については、やることは定期購入の条件と解約を明記する、かかる期間の目安は1週間、効き方は苦情と短期解約が減る。
3については、やることはよくある質問を充実させる、かかる期間の目安は1か月、効き方は購入前の不安が減る。
4については、やることは悩みから入る解説記事を作る、かかる期間の目安は3か月以上、効き方は広告に頼らない流入が増える。
5については、やることはレビューを集める仕組みを作る、かかる期間の目安は継続、効き方は購入率が上がる。
期間は説明のための仮の値です。
どこが詰まっているか分からないとき
流入が足りないのか、流入はあるが購入に至らないのか、購入はされるが続かないのかで、直す場所が変わります。現状の整理から相談したい場合は、[無料診断](https://time-value.jp/contact/)があります。直す場所が決まっていて手を動かす人が必要なら、[サイト改善のサービス](https://time-value.jp/services/kaizen/)もあります。
よくある質問
検索対策は広告より効率がいいですか
立ち上がりに3か月以上かかりますが、一度積み上がれば出稿を止めても流入が残ります。広告の獲得単価が上がっている状況では、並行して進める価値があります。
解約をしやすくすると継続率が下がりませんか
短期の解約は増えます。ただ無理に続けさせた人は再購入しません。長期で見ると、解約しやすい設計のほうが戻ってくる人が増えます。
効果はどこまで書けますか
商品の区分によって変わります。断定的な表現は避け、書ける範囲は掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
レビューは良いものだけを載せていいですか
高評価だけが並ぶページは信用されにくくなります。低い評価にどう答えているかが、次に読む人の判断材料になります。
ブランドの世界観が壊れませんか
商品ページとブランドページは世界観を優先し、解説記事は分かりやすさを優先する形で役割を分ければ両立します。
まとめ
- 検索で目指すのは、広告に頼らずに買われる入り口を作ることです。広告費が上がり続ける中で、検索からの流入は取得単価を下げる数少ない手段になります
- 商品名で探される前に、悩みや成分で探されています。その段階のページを持っていないブランドがほとんどです
- 解約の条件を、最も見つけやすい場所に書いてください。隠すほど解約率も苦情も増えます
- 化粧品や食品では、効果を断定する表現に制約があります。書ける範囲は商品の区分で変わるため、確認してから書いてください
- 利用者が書いた内容は、自社で書く文章より読まれます。集める仕組みと、載せ方の両方を設計してください
- 両立します。商品ページで世界観を保ち、解説記事で検索に対応するという分け方が現実的です
- 検索から来る流入は止められません。在庫が切れたときの表示と、再入荷の案内を先に設計しておく必要があります
- ブランド名の検索を押さえるのが先です。悩みや選び方の記事は、そのあとで積み上げます