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目次
目次
- D2CブランドのWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 資金繰りが先に尽きる
- 何にお金がかかるのか
- クリエイティブの制作費も広告費
- 1人あたりの売上を、どう計算するのか
- 引き上げ率が下がると全部崩れる
- 初回赤字のモデルは、まだ成り立つのか
- 回収まで何か月かかるか
- 解約率を下げるのに、いくらかかるのか
- 解約しにくくして数字を作らない
- 広告の表現に、どんな制約があるのか
- 定期の条件を同じ大きさで書く
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 媒体ごとに数字を出す
- 何から手をつければいいのか
- 記録する項目
- よくある質問
- まとめ
月30万円からです。
ただし予算を決める前に、引き上げ率と解約率を出してください。
D2CブランドのWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月30万円からです。
ただし予算を決める前に、引き上げ率と解約率を出してください。
初回を安く売って、定期購入で回収する。
このモデルは、引き上げ率と解約率が崩れると成り立ちません。
広告費が上がり続けているので、以前と同じ計算では回収できなくなっています。
以下の数字は説明のための仮の値です。
月の費用の目安
| 段階 | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 最低限 | 300,000円 | 検索広告、SNS広告を1つずつ |
| 標準 | 1,000,000円 | 複数の媒体、クリエイティブの制作 |
| 積極的 | 3,000,000円以上 | 全国規模で展開する場合 |
資金繰りが先に尽きる
広告費は先に出て、売上は数か月かけて戻ります。計算上は黒字でも、手元の資金が尽きることがあります。
何にお金がかかるのか
広告費、クリエイティブの制作、物流、サイトの構築の4つです。
このうち、広告費が圧倒的に大きくなります。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 検索広告 | なし | 10万〜100万円 | 商品名と成分名 |
| SNS広告 | なし | 20万〜200万円以上 | 認知と獲得 |
| クリエイティブの制作 | 1本数万〜数十万円 | なし | 動画、画像 |
| サイトの構築 | 30万〜300万円 | 数千〜数万円 | カートの利用料 |
| 物流 | なし | 1件あたり | 送料、梱包、作業 |
| 同梱物 | なし | 1件数十円 | 次の注文につながる |
クリエイティブの制作費も広告費
広告に使う動画や画像を作る費用は、広告費と一緒に計算してください。
1本作るのに数万円から数十万円かかります。
物流の費用も1件あたりで見る
送料、梱包、作業。広告費と同じように、1件あたりで計算してください。
1人あたりの売上を、どう計算するのか
初回の注文だけで判断しないでください。
引き上げ率と、継続回数を含めて計算してください。
1人あたりの売上の計算
| 項目 | 仮の値 |
|---|---|
| 初回の注文 | 1,500円 |
| 本商品に移る割合 | 40% |
| 本商品の単価 | 6,000円 |
| 平均の継続回数 | 3回 |
| 1人あたりの売上 | 1,500円+(6,000円×3回×40%)=8,700円 |
1人あたりに残る金額
| 項目 | 仮の値 | |
|---|---|---|
| 1人あたりの売上 | 8,700円 | |
| 原価率 | 30パーセント | 2,610円 |
| 送料と梱包 | 1,500円 | |
| 決済手数料 | 300円 | |
| 残る金額 | 4,290円 |
広告費が1人あたり4,290円を超えると、赤字です。
引き上げ率が下がると全部崩れる
40パーセントが20パーセントに下がれば、1人あたりの売上は5,100円になります。
広告費の上限も、大きく下がります。
毎月計算し直す
広告費も引き上げ率も、変わります。先月の数字で判断しないでください。
初回赤字のモデルは、まだ成り立つのか
成り立つ場合もありますが、条件が厳しくなっています。
資金繰りと、回収までの期間を確認してください。
確認することを、項目ごとに見ていきます。
回収までの期間については、内容は何か月で広告費を回収するか。
先に出せる金額については、内容は何か月分の広告費を用意できるか。
引き上げ率については、内容は下がっていないか。
解約率については、内容は何回目で解約されるか。
広告費の推移については、内容は上がり続けていないか。
回収まで何か月かかるか
6か月で回収する計画なら、6か月分の広告費を先に出せる必要があります。
初回価格を上げる選択
極端に安い初回価格は、価格で動く人を集めます。
その人たちは、通常価格になったところで解約します。
初回価格を上げると、件数は減りますが、引き上げ率が上がります。
単品での販売も考える
定期購入に頼らず、単品で利益が出る価格設定にする方法もあります。件数は減りますが、資金繰りは安定します。
解約率を下げるのに、いくらかかるのか
広告費よりはるかに安く済みます。
同梱物と、購入後の案内で変わります。
解約を減らす方法と費用を、項目ごとに見ていきます。
同梱物については、費用は1件数十円、効果は使い方、続ける理由。
購入後のメールについては、費用はほぼ0円、効果は飲み方、使い方の案内。
次回配送の事前連絡については、費用は1件数十円、効果は忘れた頃の解約を防ぐ。
配送の間隔を選べるについては、費用はシステムの費用、効果は余ることによる解約を防ぐ。
解約しにくくして数字を作らない
解約を電話のみに限る、受付時間を短くする。
こうしたやり方は、規制の対象になります。
余ることによる解約を防ぐ
毎月届いて使い切れないと、解約されます。
配送の間隔を選べるようにしてください。
使い方を伝える
正しく使えていないまま効果がないと判断されることがあります。
広告の表現に、どんな制約があるのか
商品によって、書ける内容が違います。
化粧品や健康食品は、特に制約が強い分野です。
気をつけることを、項目ごとに見ていきます。
効果については、扱いは化粧品や健康食品は断定できない。
定期の条件については、扱いは回数の縛りを小さく書かない。
価格の表示については、扱いは二重価格の表示に決まりがある。
体験談については、扱いは実際の感想だけ。効果を断定しない。
使用前後の写真については、扱いは撮影の条件をそろえる。
打消し表示については、扱いは小さい文字で条件を書かない。
定期の条件を同じ大きさで書く
回数の縛りや解約の方法を、小さい文字で書かないでください。
価格のすぐ近くに、通常の文字の大きさで書きます。
レビューの扱い
作ったレビューは使えません。
書いてもらうために対価を渡す場合、その関係を明示してください。
確認する人を決める
広告文を代理店に任せる場合でも、自社で目を通す人を決めてください。書ける範囲は、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
費用を削るなら、どこを削るのか
採算の合わない媒体の広告から削ってください。
媒体ごとに数字を分けないと、どこが赤字か分かりません。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは採算の合わない媒体、理由は数字で確認してから。
2については、削るものはクリエイティブの本数、理由は効いているものを使い続ける。
3については、削るものはサイトの改修、理由は急がない。
4については、削るものは同梱物、理由は1件数十円。続ける。
5については、削るものは購入後の案内、理由はほぼ0円。続ける。
媒体ごとに数字を出す
媒体ごとの広告費と、そこから生まれた1人あたりの売上。
これを分けて見ると、削るところが分かります。
同梱物は続ける
1件数十円で、次の注文が生まれます。
広告で新規を1人集める費用より、はるかに安いです。
在庫と広告を連動させる
欠品した商品の広告を出し続けると、費用がそのまま消えます。
何から手をつければいいのか
引き上げ率と継続回数を出して、1人あたりに残る金額を計算してください。
この数字がないと、赤字かどうかも分かりません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは引き上げ率と平均の継続回数を出す、目安は1か月。
2については、やることは原価、送料、梱包、決済手数料を引く、目安は1日。
3については、やることは1人あたりに残る金額を計算する、目安は1日。
4については、やることは何か月分の広告費を先に出せるか確認する、目安は1日。
5については、やることは媒体ごとに数字を分ける、目安は1か月。
6については、やることは定期の条件を価格の近くに書く、目安は1週間。
7については、やることは解約をサイトからもできるようにする、目安は2週間。
8については、やることは同梱物と購入後の案内を用意する、目安は2週間。
記録する項目
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
初回の件数については、見方は媒体ごとに何件か。
1件あたりの広告費については、見方は媒体ごとの予算÷初回件数。
引き上げ率については、見方は何割が本商品を買ったか。
継続回数については、見方は平均で何回買ったか。
解約の時期については、見方は何回目で解約されるか。
1人あたりに残る金額については、見方はすべての費用を引いた額。
初回の件数だけを見ないでください。
1人あたりに残る金額が、広告費を上回っているかで判断してください。
毎月計算し直す
広告費も引き上げ率も変わります。
先月の数字で判断しないでください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
月いくらから始められますか
月30万円からですが、その前に引き上げ率と継続回数を出して、1人あたりに残る金額を計算してください。この数字がないと、いくらまで広告費をかけられるかが決まりません。
初回赤字のモデルはまだ成り立ちますか
条件が厳しくなっています。回収までの期間と、何か月分の広告費を先に出せるかを確認してください。計算上は黒字でも、資金が先に尽きることがあります。
引き上げ率が下がっています
初回価格を上げてください。極端に安い価格は、価格で動く人を集めます。件数は減りますが、引き上げ率が上がり、1人あたりの売上は増えます。
解約率を下げるのにいくらかかりますか
広告費よりはるかに安く済みます。同梱物は1件数十円、購入後のメールはほぼ0円です。配送の間隔を選べるようにすると、余ることによる解約が減ります。
解約を難しくしてもいいですか
解約を電話のみに限る、受付時間を短くするといったやり方は規制の対象になります。回数の縛りや解約の方法は、価格のすぐ近くに通常の文字の大きさで書いてください。
まとめ
- 月30万円からです。ただし予算を決める前に、引き上げ率と解約率を出してください
- 広告費、クリエイティブの制作、物流、サイトの構築の4つです。このうち、広告費が圧倒的に大きくなります
- 初回の注文だけで判断しないでください。引き上げ率と、継続回数を含めて計算してください
- 成り立つ場合もありますが、条件が厳しくなっています。資金繰りと、回収までの期間を確認してください
- 広告費よりはるかに安く済みます。同梱物と、購入後の案内で変わります
- 商品によって、書ける内容が違います。化粧品や健康食品は、特に制約が強い分野です
- 採算の合わない媒体の広告から削ってください。媒体ごとに数字を分けないと、どこが赤字か分かりません
- 引き上げ率と継続回数を出して、1人あたりに残る金額を計算してください。この数字がないと、赤字かどうかも分かりません