
日常の洗濯で使われる店にするのか、大物を洗う場所にするのかを決めてください。
機械の構成も、来る人の頻度も変わります。
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目次
目次
- コインランドリーが最初に決めるべきことは何か
- 使われ方で機械の構成が変わる
- 利用の状況をどう把握するのか
- 記録するのは三つだけでいい
- 狭い商圏のなかでどう知られるのか
- 範囲の中で知られているか
- 新しい店ができたときにどう対応するのか
- 価格以外の違いを作る
- 天候による変動をどう扱うのか
- 雨の日に足りているか
- 大物の需要をどう取り込むのか
- 洗えるものを明示する
- 設備投資の回収をどう考えるのか
- 回収の計算をする
- 何から手をつければいいのか
- 最初の一つは今日から始められる
- よくある質問
- まとめ
日常の洗濯で使われる店にするのか、大物を洗う場所にするのかを決めてください。
機械の構成も、来る人の頻度も変わります。
コインランドリーが最初に決めるべきことは何か
日常の洗濯で使われる店にするのか、大物を洗う場所にするのかを決めてください。
機械の構成も、来る人の頻度も変わります。
コインランドリーの使われ方は、大きく二つに分かれます。
一つは、日常の洗濯です。
自宅に洗濯機がない、乾燥が追いつかない、雨が続いている。
こうした理由で、繰り返し来ます。
もう一つは、大物の洗濯です。
布団、毛布、カーペット。
家庭では洗えないものを、年に数回洗いに来ます。
使われ方で機械の構成が変わる
日常の洗濯が中心なら、標準的な大きさの機械を多く置くことになります。
大物が中心なら、大型の機械が必要です。
どちらを想定するかで、投資の内容が変わります。
立ち位置を決める三つの軸
| 軸 | 選択肢 | その選択で変わること |
|---|---|---|
| 主な用途 | 日常の洗濯/大物中心/両方 | 機械の構成 |
| 運営の形 | 完全無人/一部有人 | 管理の手間と、安心感 |
| 付帯するもの | 洗濯のみ/待つ場所も/他の設備も | 滞在の快適さ |
大物の需要は季節がある
布団や毛布は、季節の変わり目に洗われます。
この時期に需要が集中します。
日常の洗濯は、季節に関係なく発生します。ただし、天候には左右されます。
利用の状況をどう把握するのか
機械ごとの稼働を、時間帯別に記録してください。
どの機械がいつ使われているかが、経営の実態です。
コインランドリーは、無人で運営されることが多く、客の顔が見えません。
だから、機械の記録が唯一の情報になります。
記録するのは三つだけでいい
把握する項目
| 項目 | わかること |
|---|---|
| 機械ごとの稼働回数 | どの機械が使われているか |
| 時間帯ごとの稼働 | いつ混むか |
| 曜日ごとの稼働 | どの曜日が多いか |
数字は自店で確かめる
ここに挙げる数字は、説明のための仮の値です。
洗濯機が10台あって、一台が一日に平均3回使われるなら、一日30回です。
一回500円なら、一日15000円の売上になります。
この数字と、実際の売上を比べてください。
使われていない機械を見つける
同じ料金なのに、使われる機械と使われない機械があります。
位置、大きさ、見やすさ。
原因を探ると、配置の改善につながります。
狭い商圏のなかでどう知られるのか
徒歩や車で5分程度の範囲の人に、確実に知ってもらってください。
コインランドリーの商圏は、非常に狭いものです。
コインランドリーの商圏は、極めて狭いものです。
洗濯物を持って行くので、遠くまでは行きません。
徒歩なら数分、車でも5分程度。
この範囲の中に住んでいる人が、すべての客です。
範囲の中で知られているか
この狭い範囲の中で、どれだけの人が店の存在を知っているか。
ここが伸びしろになります。
狭い商圏でできること
| やること | 届く相手 |
|---|---|
| 地図での情報を整える | その場で探している人 |
| 地域名を入れた案内 | 事前に調べている人 |
| 店頭の見え方を整える | 通りがかる人 |
| 近隣への案内 | 範囲内の住民 |
大物洗いは商圏が広がる
布団を洗える店は限られるため、少し遠くからでも来ます。
地域名 コインランドリー 布団といった形で探されます。
大型の機械があるなら、それを明示してください。
これは商圏を広げる要素です。
駐車場の情報
車で来る人にとって、駐車場の有無は決定的です。台数も含めて明示してください。
新しい店ができたときにどう対応するのか
自店の利用者が何を重視しているかを確かめて、そこを強くしてください。
価格だけで対抗すると、消耗します。
近くに新しいコインランドリーができると、客が分散します。
これは避けられません。
このとき、価格を下げて対抗するのは危険です。
設備投資が重い商売なので、売上が下がると回収が遠のきます。
価格以外の違いを作る
清潔さ。
機械の新しさと大きさ。
待っている間の過ごしやすさ。
駐車のしやすさ。
営業の時間。
これらは、価格とは別の判断材料です。
価格以外で選ばれる要素
| 要素 | 利用者が感じること |
|---|---|
| 店内の清潔さ | 気持ちよく使えるか |
| 機械の状態 | きちんと洗えるか |
| 待つ場所 | 時間を過ごせるか |
| 明るさと安全 | 夜でも使えるか |
| 駐車のしやすさ | 荷物を運びやすいか |
清潔さは最も効く
コインランドリーで清潔さは、最も重視される要素です。
汚れた店では、洗濯物を入れる気になりません。
清掃の頻度を上げることは、費用がかかりますが効果があります。
待つ時間をどう過ごすか
洗濯と乾燥には時間がかかります。
その間、待つ人もいれば、一度帰る人もいます。
待てる場所があると、選ばれる理由になります。
天候による変動をどう扱うのか
雨の日に混むことを前提に、機械の台数を考えてください。
天候は変えられませんが、備えることはできます。
コインランドリーの利用は、天候に左右されます。
雨が続くと、乾燥機の需要が増えます。
晴れが続くと、利用が減ります。
雨の日に足りているか
雨の日に機械が埋まって、待たされる人が帰ってしまう。
これは機会の損失です。
一方で、雨の日に合わせて台数を増やすと、晴れの日に遊びます。
天候への対応を、項目ごとに見ていきます。
雨の日に満杯については、考えることは機械の追加を検討。
晴れの日に空いているについては、考えることは別の需要を探す。
季節で変動するについては、考えることは年間の平均で判断。
待ち時間が長いについては、考えることは回転の速い機械の検討。
混雑の状況を伝える
いま空いているかがわかると、無駄足が減ります。
遠隔で確認できる仕組みがあれば、それを案内してください。
晴れの日に来る理由
天気がよくても、大物を洗いに来る人はいます。布団や毛布の需要は、天候よりも季節で動きます。
大物の需要をどう取り込むのか
何が洗えるかを具体的に書いてください。
洗えるかどうかがわからないと、持ってきてもらえません。
布団や毛布を洗いたいという需要は、確実にあります。
家庭では洗えず、クリーニングに出すと費用がかかる。
コインランドリーで洗えると知れば、使いたい人がいます。
洗えるものを明示する
どの大きさの布団まで洗えるか。
毛布は何枚まで入るか。
カーペットは洗えるか。
洗えないものは何か。
大物について書くことを、項目ごとに見ていきます。
洗える品目については、利用者の判断は自分のものが洗えるか。
大きさの上限については、利用者の判断は入るかどうか。
機械の容量については、利用者の判断は何枚まで入るか。
料金については、利用者の判断はいくらかかるか。
所要時間については、利用者の判断はどれくらいかかるか。
洗えないものについては、利用者の判断は持っていく前にわかる。
洗い方の案内
大物を洗うのは、初めての人が多い作業です。
どう入れればいいか、何に注意すべきか。
この案内があると、失敗が減ります。
そして、失敗しなければまた来ます。
洗えないものを明記する
素材によっては、洗えないものがあります。これを明示していないと、傷んだときに苦情になります。
設備投資の回収をどう考えるのか
稼働率から、回収までの期間を計算してください。
無人だから人件費が低い代わりに、設備の費用は重くのしかかります。
コインランドリーは、人件費がほとんどかからない代わりに、設備の投資が重い商売です。
機械の購入、設置、内装。
これらを回収するまでに時間がかかります。
回収の計算をする
ここに挙げる数字は、説明のための仮の値です。
設備の投資が1500万円で、月の利益が25万円なら、回収に5年かかります。
この期間の間に、機械の故障や更新も発生します。
計算すべきことを、項目ごとに見ていきます。
設備の投資額については、内容は機械と内装の合計。
月の売上については、内容は稼働率から算出。
月の費用については、内容は水道光熱、清掃、家賃。
回収までの期間については、内容は投資額を月の利益で割る。
稼働率が回収を決める
同じ設備でも、稼働率によって回収の期間が変わります。
稼働を上げることが、そのまま回収を早めます。
機械の更新の時期
機械には寿命があります。
更新の時期が来たときに、資金が用意できているか。
回収の計算には、この更新も含めて考えてください。
何から手をつければいいのか
まず時間帯ごとの稼働を出して、次に清潔さを確認してください。
順番を守れば、設備を増やさずに利用が変わります。
ここまでの内容を、着手できる順番に並べます。
全部を同時に始める必要はありません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは機械ごと、時間帯ごとの稼働を出す、かかる時間の目安は1週間。
2については、やることは店内の清潔さを確認して、清掃の頻度を見直す、かかる時間の目安は1週間。
3については、やることは洗える大物の品目と料金を明示する、かかる時間の目安は1週間。
4については、やることは地図での情報と駐車場を明示する、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは回収までの期間を計算する、かかる時間の目安は半日。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
規模によって前後します。
最初の一つは今日から始められる
機械の記録から、時間帯ごとの稼働を出すだけです。
どこに余裕があるかが見えます。
自分の店に合うかを確かめたいとき
ここに書いたことは一般的な考え方であって、立地や設備によって優先順位は変わります。どこから手をつけるべきか判断がつかない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断</a>で現状を整理するところから始めてください。既に集客の取り組みを進めていて、成果が伸び悩んでいる場合は<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
近くに新しい店ができて客が減りました
価格で対抗すると、設備投資の回収が遠のきます。清潔さ、機械の状態、待つ場所、駐車のしやすさといった価格以外の要素を強くしてください。特に清潔さは最も効きます。
商圏はどれくらいですか
徒歩数分から車で5分程度と、非常に狭いものです。ただし、大型の機械で布団が洗える店は限られるため、その用途では商圏が広がります。
大物の需要を取り込むには
何が洗えるかを具体的に書いてください。洗える品目、大きさの上限、料金、所要時間、そして洗えないもの。洗い方の案内があると失敗が減り、失敗しなければまた来ます。
雨の日に機械が足りません
雨の日に合わせて増やすと晴れの日に遊びます。年間の平均で判断してください。あわせて、空き状況が遠隔で確認できる仕組みがあれば案内してください。
設備投資の回収が見えません
投資額を月の利益で割って、回収までの期間を計算してください。機械の更新の時期も含めて考える必要があります。稼働率を上げることが、そのまま回収を早めます。
まとめ
- 日常の洗濯で使われる店にするのか、大物を洗う場所にするのかを決めてください。機械の構成も、来る人の頻度も変わります
- 機械ごとの稼働を、時間帯別に記録してください。どの機械がいつ使われているかが、経営の実態です
- 徒歩や車で5分程度の範囲の人に、確実に知ってもらってください。コインランドリーの商圏は、非常に狭いものです
- 自店の利用者が何を重視しているかを確かめて、そこを強くしてください。価格だけで対抗すると、消耗します
- 雨の日に混むことを前提に、機械の台数を考えてください。天候は変えられませんが、備えることはできます
- 何が洗えるかを具体的に書いてください。洗えるかどうかがわからないと、持ってきてもらえません
- 稼働率から、回収までの期間を計算してください。無人だから人件費が低い代わりに、設備の費用は重くのしかかります
- まず時間帯ごとの稼働を出して、次に清潔さを確認してください。順番を守れば、設備を増やさずに利用が変わります