
検索でやるべきことは、在庫ページを数で並べることではありません。
車種と地域の組み合わせで探している人に、その1台の状態と価格の根拠を先に見せることです。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 中古車販売がSEOで目指すべきことは何か
- 商圏はどこまでか
- どういう言葉で探されているのか
- 不安の検索を軽く見ない
- 在庫ページはどう作れば検索に載るのか
- 足すべき一文の中身
- 価格の書き方で何が変わるのか
- 内訳を書くと何が起きるか
- 車検と保証をどう見せればいいのか
- 保証は範囲を書く
- 地図に載せるために何をすればいいのか
- 写真で出すもの
- 競合の在庫サイトとどう住み分けるのか
- 自社サイトで書くべきこと
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 自分の店でどこが詰まっているか分からないとき
- よくある質問
- まとめ
検索でやるべきことは、在庫ページを数で並べることではありません。
車種と地域の組み合わせで探している人に、その1台の状態と価格の根拠を先に見せることです。
中古車販売がSEOで目指すべきことは何か
検索でやるべきことは、在庫ページを数で並べることではありません。
車種と地域の組み合わせで探している人に、その1台の状態と価格の根拠を先に見せることです。
中古車は1台ごとに商品が違います。
同じ車種でも年式、走行距離、修復歴、装備で価格が変わるため、検索する人は車種名+中古や地域名+中古車で調べたあと、必ず個体を見比べます。
だから検索対策の目的は、比較の土俵に乗ることと、乗ったあとに選ばれることの二段構えになります。
相場はすでにネットで可視化されています。
価格だけで並べられると利幅の薄い勝負になるので、価格の横になぜこの価格なのかを置けるかどうかが差になります。
商圏はどこまでか
車で1時間程度が現実的な範囲です。
遠方からの問い合わせもありますが、現車確認と納車を考えると、まず足を運べる距離の人に見つかることを優先します。
検索から来る人の三つの状態
| 状態 | 検索する言葉の例 | そのときに見たいもの |
|---|---|---|
| 車種を決めかねている | コンパクトカー 中古 おすすめ | 車種ごとの維持費と向き不向き |
| 車種は決まっている | 車種名 中古 地域名 | その車種の在庫と価格帯 |
| 店を選んでいる | 地域名 中古車 保証 | 保証内容と整備の範囲 |
この三つは同じ人が順に通ることもあります。在庫ページだけを作ると、最初の二つの状態の人を取りこぼします。
どういう言葉で探されているのか
検索は大きく車種名で探す地域名で探す不安を調べるの三つに分かれます。
在庫が動きやすいのは車種名の検索、店を選ぶ段階で効くのは地域名と不安の検索です。
車種名の検索は数が多く、在庫があるときだけ受け止められます。
在庫が入れ替わるので、車種ごとの解説ページを別に持っておくと、在庫が切れている期間も検索に残ります。
不安の検索を軽く見ない
中古車は買ったあとの故障が怖い買い物です。
中古車 修復歴 見分け方中古車 何年落ちまでといった検索は、購入直前の人がよく通ります。
ここで答えを出しておくと、そのまま在庫を見てもらえます。
言葉の種類と用意するページ
| 言葉の種類 | 例 | 用意するページ |
|---|---|---|
| 車種名 | 車種名 中古 相場 | その車種の相場と選び方の解説 |
| 地域名 | 地域名 中古車販売 | 店舗と在庫の一覧 |
| 不安 | 中古車 保証 いらない | 保証の中身を説明するページ |
| 手続き | 中古車 名義変更 必要書類 | 納車までの流れ |
数字は説明のための仮の値です。実際の検索数は地域と車種で大きく変わるので、自店の問い合わせで多い質問から作る順番を決めてください。
在庫ページはどう作れば検索に載るのか
在庫ページは1台1ページが基本です。
ただし写真と諸元だけでは他店と同じ内容になるため、その個体固有の情報を文章で足す必要があります。
在庫データをそのまま流し込んだページは、どの店も似た内容になります。
検索で見分けてもらうには、写真の枚数と、現車を見た人が書いた一文が効きます。
足すべき一文の中身
どこに傷があるか、内装の状態はどうか、前のオーナーの使い方はどうだったか。
こうした一文は、電話で必ず聞かれることでもあります。
先に書いておくと問い合わせの質が上がります。
売れたあとのページをどうするか
売約済みの在庫ページを消すと、検索で積み上げたものが毎回ゼロに戻ります。
売約済みと明示したうえで残し、同じ車種の在庫へ案内する導線を置くと、無駄になりません。
在庫ページに載せる項目
| 項目 | 書き方 | 理由 |
|---|---|---|
| 価格 | 支払総額を先に | 後から費用が増える印象を避ける |
| 修復歴 | 有無をはっきり | 開示が義務づけられている |
| 走行距離 | 実走行かどうか | 価格の根拠になる |
| 状態のコメント | 現車を見た人の言葉 | 他店との違いが出る |
| 写真 | 内装と下回りも | 遠方の人が判断できる |
修復歴と走行距離の表示には規制があります。表示の具体的な決まりは変わることがあるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
価格の書き方で何が変わるのか
本体価格だけを載せると、支払総額が見えた時点で離脱されます。
総額を先に出し、その内訳を説明したほうが、問い合わせの数も質も上がります。
価格で比較される商売だからこそ、価格の見せ方が勝負どころになります。
本体価格を安く見せて諸費用で回収する書き方は、検索から来た人には見抜かれます。
内訳を書くと何が起きるか
車両本体、諸費用、整備費用、保証料。
この四つを分けて書くと、他店より高い場合でも整備をどこまでやっているかで説明できます。
安いだけの店と比較されるのを避けられます。
価格の見せ方(説明のための仮の値です)
| 書き方 | 表示例 | 来店後の印象 |
|---|---|---|
| 本体のみ | 79万円 | 総額を聞いて不信感 |
| 総額のみ | 95万円 | 高く見えるが誤解はない |
| 総額と内訳 | 95万円(本体79+諸費用9+整備7) | 納得して来店 |
不当表示への規制があるので、表示の決まりは掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
車検と保証をどう見せればいいのか
車検と保証は、販売のあとに続く収益の入口です。
買う前の不安に答える形で書くと、価格競争から一歩離れられます。
中古車販売は、売って終わりではありません。
車検、整備、保証の更新で長く付き合えるかどうかが利益を左右します。
保証は範囲を書く
保証付きとだけ書いても伝わりません。
どの部位が何か月または何キロまで対象なのか、免責はいくらか、どこで修理できるのか。
この四つを書くと、保証の有無ではなく中身で比べてもらえます。
納車前整備の中身を出す
何を交換して納車するのか。
オイル、バッテリー、ブレーキパッド、タイヤの残り溝。
交換した部品を写真で出す店は多くないので、それだけで違いになります。
購入後にかかる費用の目安(説明のための仮の値です)を、項目ごとに見ていきます。
初回車検については、時期は購入から2年前後、目安は7万〜12万円。
オイル交換については、時期は半年ごと、目安は5千〜1万円。
タイヤ交換については、時期は3〜5年、目安は4万〜10万円。
こうした表を先に出すと、買ったあとにいくらかかるのかという検索にも答えられます。
地図に載せるために何をすればいいのか
地域名+中古車で探す人の多くは地図から店を選びます。
店舗情報と写真、口コミへの返信が、検索結果での見え方を左右します。
展示場の写真が数枚しかない店と、展示場、商談スペース、整備工場まで写っている店では、来店前の印象が変わります。
写真で出すもの
展示場の全景、商談スペース、整備工場、駐車場。
どこに車を停めればいいかが分かる写真は、来店のハードルを下げます。
口コミへの返信
値引きの話や納車の遅れなど、書かれる内容は決まっています。
指摘には事実だけを返し、言い訳を書かないほうが、他の人の目には誠実に映ります。
店舗情報で埋めておくものを、項目ごとに見ていきます。営業時間については、よくある抜けは定休日が不明、埋めた場合は来店前の電話が減る。在庫台数については、よくある抜けは書いていない、埋めた場合は規模感が伝わる。取扱車種については、よくある抜けは全般としか書かない、埋めた場合は得意分野が伝わる。支払方法については、よくある抜けはローンの記載なし、埋めた場合はローン希望者が来る。
競合の在庫サイトとどう住み分けるのか
大手の在庫掲載サイトと、同じ土俵で在庫数を競っても勝てません。
自社サイトは、その店を選ぶ理由を説明する場所として使い分けます。
在庫掲載サイトからの問い合わせは、価格で比較された結果です。
自社サイトに来る人は、すでにその店に興味を持っています。
この二つは役割が違います。
自社サイトで書くべきこと
仕入れの方針、整備の基準、どういう客に向いているか。
安さで選ぶ人には向きませんと書ける店は強いです。
書いていない店がほとんどなので、それだけで区別がつきます。
スタッフを出すかどうか
顔写真を出すかは判断が分かれますが、誰が対応するのかが分かると来店の不安は減ります。
出さない場合でも、対応する人数と経験年数を書くだけで違います。
二つの経路の違いを、項目ごとに見ていきます。在庫掲載サイトについては、来る人の状態は価格で比較中、自社で用意するものは総額と状態の詳細。自社サイトについては、来る人の状態は店を調べている、自社で用意するものは方針と整備基準と実績。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
まず地図の店舗情報を埋め、次に在庫ページの書き方を直します。
車種ごとの解説ページは、その二つが終わってからで間に合います。
在庫の入れ替えがある商売なので、一度作って終わりにならない部分から手をつけます。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは地図の店舗情報と写真を埋める、かかる期間の目安は1週間、効き方は地域名の検索で見え方が変わる。
2については、やることは在庫ページに状態のコメントと総額を入れる、かかる期間の目安は2〜4週間、効き方は問い合わせの質が上がる。
3については、やることは保証と納車前整備の説明ページを作る、かかる期間の目安は1か月、効き方は価格以外で比べてもらえる。
4については、やることは車種ごとの解説ページを増やす、かかる期間の目安は3か月以上、効き方は在庫が切れても検索に残る。
期間は説明のための仮の値です。
在庫数と更新の手間によって変わります。
自分の店でどこが詰まっているか分からないとき
問い合わせの数は足りているのに成約しないのか、そもそも問い合わせが来ないのかで、直す場所が変わります。現状を整理するところから相談したい場合は、[無料診断](https://time-value.jp/contact/)で今の状態を見るところから始められます。すでに直す場所が分かっていて手を動かす人が必要なら、[サイト改善のサービス](https://time-value.jp/services/kaizen/)もあります。
よくある質問
在庫ページは何台分作れば効果が出ますか
台数より1ページあたりの中身が先です。在庫が20台なら20ページ、それぞれに現車を見た人のコメントと総額が入っている状態を目指してください。
売れた車のページは消したほうがいいですか
消さずに売約済みと明示して残すほうがいいです。同じ車種の在庫へ案内する導線を置くと、検索から来た人を受け止められます。
大手の在庫サイトに出していれば自社サイトは不要ですか
役割が違います。在庫サイトは価格で比較される場所、自社サイトはその店を選ぶ理由を説明する場所です。両方あると成約率が変わります。
修復歴は書かないほうが売れませんか
開示が求められている項目です。書いたうえで、どこをどう直したのかを説明したほうが、来店後のトラブルを避けられます。表示の決まりは掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
効果が出るまでどのくらいかかりますか
地図の店舗情報は数週間で見え方が変わります。車種ごとの解説ページは3か月以上かかると考えてください。
まとめ
- 検索でやるべきことは、在庫ページを数で並べることではありません。車種と地域の組み合わせで探している人に、その1台の状態と価格の根拠を先に見せることです
- 検索は大きく車種名で探す地域名で探す不安を調べるの三つに分かれます。在庫が動きやすいのは車種名の検索、店を選ぶ段階で効くのは地域名と不安の検索です
- 在庫ページは1台1ページが基本です。ただし写真と諸元だけでは他店と同じ内容になるため、その個体固有の情報を文章で足す必要があります
- 本体価格だけを載せると、支払総額が見えた時点で離脱されます。総額を先に出し、その内訳を説明したほうが、問い合わせの数も質も上がります
- 車検と保証は、販売のあとに続く収益の入口です。買う前の不安に答える形で書くと、価格競争から一歩離れられます
- 地域名+中古車で探す人の多くは地図から店を選びます。店舗情報と写真、口コミへの返信が、検索結果での見え方を左右します
- 大手の在庫掲載サイトと、同じ土俵で在庫数を競っても勝てません。自社サイトは、その店を選ぶ理由を説明する場所として使い分けます
- まず地図の店舗情報を埋め、次に在庫ページの書き方を直します。車種ごとの解説ページは、その二つが終わってからで間に合います