
どちらも出せば件数が出る仕組みになっているからです。
自社で持つ経路は立ち上げに時間がかかり、件数が足りない時期には選ばれません。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- 注文住宅の集客が、外部の媒体と総合展示場に偏る理由
- 件数が読める経路に依存が集まる
- チャネルを、回収の時期で分けて持つ
- 回収までの時間で3つに分ける
- 展示場と情報サイトへの依存度を、どう測るのか
- 1つの経路を止めたときの影響を出す
- 外に払わない経路を、何で作るか
- 完成見学会が自社の中心になる
- 写真と動画の経路を、どう扱うか
- 市場全体でも動画の比重が上がっている
- 地域の中での接点を、どう作るか
- 同じ層に繰り返し触れる
- 配分を移すときに、どう進めるか
- 先に自社の経路を作る
- 注文住宅のチャネル配分を組み直す手順
- 最初にやるのは保有している見込み客の整理
- よくある質問
- まとめ
どちらも出せば件数が出る仕組みになっているからです。
自社で持つ経路は立ち上げに時間がかかり、件数が足りない時期には選ばれません。
注文住宅の集客が、外部の媒体と総合展示場に偏る理由
どちらも出せば件数が出る仕組みになっているからです。
自社で持つ経路は立ち上げに時間がかかり、件数が足りない時期には選ばれません。
注文住宅の集客では、総合展示場への出展と住宅の情報サイトへの掲載が主力になっている会社が多くあります。
どちらも、費用を出せば一定の件数が見込めます。
件数が読める経路に依存が集まる
出展の区画を増やす、掲載の枠を上げる。
この操作で件数は動きます。
完成見学会や紹介は、仕込みから成果まで時間がかかります。
依存が進むと費用の主導権を失う
同じ場所に同業が集まれば、掲載や出展の費用は上がります。
他に経路がなければ、費用が上がっても撤退できません。
固定費として毎年かかり続けます。
比較される場に自社を置き続けることになる
総合展示場も情報サイトも、複数社を比べる場です。
条件や価格で並べられたときに勝てるかどうかが、そのまま成果になります。
比較の軸を自社で選べません。
注文住宅の集客が外部に偏る要因
| 要因 | 起きること | 結果 |
|---|---|---|
| 件数が読める | 不足の時期に枠を増やす | 費用が上がる時期に使う |
| 固定費になっている | 撤退の判断がしにくい | 他の経路に予算が回らない |
| 自社の経路は時間がかかる | 短期の評価で切られる | 育たない |
| 比較の場に置かれる | 条件と価格で並べられる | 軸を選べない |
| 拠点ごとに出展先が分かれる | 全体の配分が見えない | 重複した支出が残る |
チャネルを、回収の時期で分けて持つ
今期の来場を作る経路と、翌期以降を作る経路を分けて予算を置きます。
同じ獲得単価で比べると、時間のかかる経路は必ず負けます。
配分の議論では、すべてを一件あたりの費用で比べる場面があります。
比べた時点で、育成中の経路は切られます。
回収までの時間で3つに分ける
即時に来場が出る経路、数か月で効く経路、年単位で効く経路。
それぞれに別の目標を置きます。
比率を先に決めておく
年間の予算のうち、それぞれに何割を配分するかを期初に決めます。
決めていないと、来場が足りない月に即時の経路へ吸い取られます。
育成中の経路にも手前の数字を置く
契約の棟数ではなく、接点の数や再訪の数で管理します。
数字を置かないと、管理ができません。
注文住宅のチャネルを回収の時期で分ける
| 区分 | 該当する経路 | 見る数字 |
|---|---|---|
| 即時 | 総合展示場、住宅の情報サイト、検索広告 | 来場の件数 |
| 数か月 | 完成見学会、保有する見込み客への案内 | 来場への転換 |
| 数か月 | 施工の事例の公開と写真の発信 | 指名での検索と直接の流入 |
| 年単位 | 引き渡した家族との接点 | 紹介から生まれた来場 |
| 年単位 | 地域の中での活動 | 指名での検索の伸び |
展示場と情報サイトへの依存度を、どう測るのか
商圏内の初回接客の件数のうち、外部の経路が占める割合で測ります。
金額の比率で見ると、固定費として払っている分の影響が見えません。
依存しているかどうかは、感覚では判断できません。
数字にして、四半期ごとに追います。
1つの経路を止めたときの影響を出す
最も大きい経路を止めたとき、初回接客の件数が何割減るか。
この数字が半分を超えていれば、経営の判断としてのリスクになります。
固定費の単価の推移を年単位で見る
出展や掲載の費用を、そこから生まれた契約の棟数で割ります。
年々上がっているなら、依存の代償が増えています。
進行率も経路ごとに比べる
件数が多い経路でも、次回の打合せへの進行率が低ければ実質の貢献は小さくなります。
件数と進行率の両方で見ます。
展示場と情報サイトへの依存度を測る指標
| 指標 | 出し方 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 初回接客の経路別の構成比 | 経路ごとの件数の割合 | 最大の経路が半分を超えていないか |
| 最大の経路を止めたときの減少 | その経路の件数の割合 | 事業の継続に影響するか |
| 固定費の契約一棟あたりの換算 | 出展と掲載の費用を棟数で割る | 年々上がっていないか |
| 経路ごとの進行率 | 次回の打合せへの転換 | 件数の多い経路の質が落ちていないか |
| 自社で持つ経路の比率 | 見学会と紹介と保有客の合計 | 年々増えているか |
外に払わない経路を、何で作るか
完成見学会、保有している見込み客への案内、引き渡した家族からの紹介の3つです。
どれも外部への支払いがほとんどなく、続けるほど効率が上がります。
外部への依存から抜けるには、外に払わない経路を作る必要があります。
新しい媒体を探すことではありません。
完成見学会が自社の中心になる
実際に建てた家を見てもらう機会は、他社には作れません。
施主の協力が前提になるため、引き渡し後の関係が土台になります。
案内の対象を保有している見込み客に絞れば、集客の費用はほとんどかかりません。
保有している見込み客が最大の資産
過去に来場して契約に至らなかった家族は、蓄積されています。
検討の期間が長い事業では、この層から数年後に契約が出ます。
管理と定期的な案内の仕組みだけで、新規の集客より安く来場が作れます。
紹介は設計しないと生まれない
住み始めて季節が一巡した時期に、点検の訪問とあわせて依頼します。
全員に一律で依頼すると、不満を持つ家族にも届きます。
注文住宅で自社に積み上がる経路
| 経路 | 立ち上げまでの時間 | 続けたときの効率 |
|---|---|---|
| 完成見学会 | 3か月から6か月 | 保有客と組むと高い |
| 保有している見込み客への案内 | 1か月から3か月 | 続けるほど上がる |
| 施工の事例の公開 | 6か月以上 | 指名での検索に効く |
| 引き渡した家族との接点 | 6か月以上 | 紹介と改修につながる |
| 地域の中での活動 | 1年以上 | 最も効率が高いが時間がかかる |
写真と動画の経路を、どう扱うか
直接の来場ではなく、指名での検索と見学会への動員を増やす経路として置きます。
即時の来場の単価で評価すると、必ず切ることになります。
注文住宅の検討では、意匠への関心が入口になることが多くあります。
写真や動画を見て、会社の名前を覚える経路があります。
市場全体でも動画の比重が上がっている
電通デジタルが2026年3月5日に公表した詳細分析では、ビデオ広告が1兆275億円で構成比30%、前年比121.8%となり初めて1兆円を超えました。
ソーシャル広告は1兆3,067億円で構成比39.5%です。
写真と動画が中心の面に、出稿が集中しています。
直接の来場として測らない
写真を見た人がその場で来場を予約することは多くありません。
数週間から数か月後に、社名で検索して入ってきます。
最後に触れた経路だけを見ると、検索広告の成果として記録されます。
見学会の動員に直結させる
写真で関心を持った層に、実際に見られる機会を案内します。
写真の発信と見学会の開催を、同じ計画の中で組みます。
写真と動画の経路の扱い方を、項目ごとに見ていきます。施工の事例の写真の発信については、直接の来場は少ない、測る数字は指名での検索と保存の数、注意する点は撮影の機会が限られる。建築の過程の動画については、直接の来場は少ない、測る数字は視聴の継続と直接の流入、注意する点は施主の同意が必要。完成した家の動画については、直接の来場は中くらい、測る数字は見学会への申込、注意する点は公開の範囲を決める。住み手の声の紹介については、直接の来場は中くらい、測る数字は指名での検索の量、注意する点は表現の確認が要る。外部の媒体での掲載については、直接の来場は多い、測る数字は来場の件数、注意する点は比較の場に置かれる。
地域の中での接点を、どう作るか
商圏が限られるため、同じ地域に何度も触れる機会が効きます。
一度の大きな露出より、継続した接点のほうが指名での検索につながります。
注文住宅は、施工できる範囲の中でしか受注できません。
その範囲の中で、どれだけ名前を知られているかが成果を左右します。
同じ層に繰り返し触れる
商圏の中で家を建てる可能性のある世帯の数には限りがあります。
同じ層に何度も接触することになるため、訴求の入れ替えが必要になります。
同じ内容を出し続けると、反応が落ちます。
地域の情報と結びつける
その地域の土地の事情、気候に合わせた仕様、学校区の話。
全国共通の内容ではなく、商圏に固有の情報が接点になります。
現場そのものが接点になる
建築中の現場は、通りがかる人の目に入ります。
掲示の内容や現場の整理の状態が、会社の印象を作ります。
地域の中で接点を作る方法を、項目ごとに見ていきます。商圏に固有の情報の発信については、効くまでの期間は3か月から半年、測り方は指名での検索の量。建築中の現場の掲示と整理については、効くまでの期間は随時、測り方は問い合わせの発生源。地域の催しへの参加については、効くまでの期間は半年以上、測り方は来場時の認知の経路。引き渡した家族との交流の場については、効くまでの期間は半年以上、測り方は紹介の件数。近隣への案内については、効くまでの期間は見学会のたび、測り方は見学会の来場の内訳。
配分を移すときに、どう進めるか
固定費は契約の更新の時期にしか動かせません。
先に自社の経路を立ち上げ、成果が見えてから外部の枠を減らします。
配分の変更は、外部の契約の形に縛られます。
順番を間違えると、両方が薄い状態になります。
先に自社の経路を作る
見学会の開催の体制、保有客への案内の仕組み、紹介の依頼の設計。
これらが動き始めてから、外部の枠を減らします。
更新の時期を逆算する
出展や掲載の契約には期間があります。
更新の判断をする時期から逆算して、自社の経路の立ち上げを始めます。
一度に全部を減らさない
外部の枠を一気に減らすと、来場の件数が急に落ちます。
契約から着工までの期間を考えると、影響は1年近く続きます。
注文住宅で配分を移すときの段取りを、項目ごとに見ていきます。準備については、やることは自社の経路の手前の数字を決める、期間の目安は1か月。立ち上げについては、やることは見学会と保有客への案内を仕組みにする、期間の目安は3か月から6か月。確認については、やることは自社の経路からの来場の件数を測る、期間の目安は3か月。判断については、やることは外部の枠のうち効率の低いものを特定する、期間の目安は更新の3か月前。移動については、やることは更新の時期に合わせて枠を減らす、期間の目安は契約の期間ごと。
注文住宅のチャネル配分を組み直す手順
経路ごとの初回接客の件数と進行率を出すことからです。
現状の依存度が分からないまま配分を変えると、何が起きたかを検証できません。
配分の見直しは、現状の把握から始まります。
注文住宅のチャネル配分を組み直す順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは経路ごとの初回接客の件数と進行率を12か月分出す、期間の目安は3週間。
2については、やることは出展と掲載の費用を契約の棟数で割って換算する、期間の目安は1週間。
3については、やることは保有している見込み客の件数と連絡の可否を整理する、期間の目安は4週間。
4については、やることは完成見学会の開催の体制と案内の仕組みを作る、期間の目安は8週間。
5については、やることは即時と数か月と年単位の配分の比率を決める、期間の目安は2週間。
6については、やることは外部の契約の更新の時期に合わせて枠を見直す、期間の目安は契約の期間ごと。
最初にやるのは保有している見込み客の整理
新しい経路を探すより、既に持っている家族に連絡できるようにするほうが早く効きます。
連絡先が有効か、途切れた理由が残っているかを確認します。
見る数字を決める
数字は説明のための仮の値です。
月の初回接客が50組のうち、外部の経路が35組、見学会が10組、紹介が5組という構成なら、外部への依存度は7割です。
見学会からの10組を20組に増やす作業は、掲載の費用を下げる交渉より確実に効きます。
注文住宅のチャネルの健全性を見る数字を、項目ごとに見ていきます。
経路別の初回接客の構成比については、頻度は毎月、判断の目安は最大の経路の割合。
見学会からの来場の件数については、頻度は毎月、判断の目安は自社の経路の立ち上がり。
紹介から生まれた来場の件数については、頻度は四半期、判断の目安は依頼の設計が効いているか。
指名での検索の量については、頻度は毎月、判断の目安は育成の経路の効果。
固定費の契約一棟あたりの換算については、頻度は四半期、判断の目安は依存の代償が増えていないか。
経路を増やしすぎない
管理できる数には限りがあります。
即時、数か月、年単位でそれぞれ1つか2つに絞ります。
チャネルの配分が偏っている場合は、無料相談で現状の経路を一緒に確認するところから始められます。経路の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
注文住宅で外部への依存度はどう測りますか
商圏内の初回接客の件数のうち、総合展示場や住宅の情報サイトが占める割合で測ります。最大の経路を止めたときに件数が何割減るかを計算し、半分を超えていれば経営の判断としてのリスクになります。
展示場や掲載をやめるべきですか
先に自社の経路を立ち上げてから判断します。見学会の体制、保有客への案内、紹介の依頼が動き始めてから、契約の更新の時期に合わせて効率の低い枠を減らします。
写真や動画は来場につながりません
直接の来場として評価すると必ず切ることになります。配信の前後で社名の検索の量がどう動いたかと、見学会への申込で評価してください。写真の発信と見学会の開催は同じ計画で組みます。
自社で持てる経路は何がありますか
完成見学会、保有している見込み客への案内、引き渡した家族からの紹介の3つです。どれも外部への支払いがほとんどなく、続けるほど効率が上がります。
何から手をつければいいですか
保有している見込み客の整理です。連絡先が有効か、途切れた理由が残っているかを確認します。新しい経路を探すより早く効き、費用もかかりません。
まとめ
- どちらも出せば件数が出る仕組みになっているからです。自社で持つ経路は立ち上げに時間がかかり、件数が足りない時期には選ばれません
- 今期の来場を作る経路と、翌期以降を作る経路を分けて予算を置きます。同じ獲得単価で比べると、時間のかかる経路は必ず負けます
- 商圏内の初回接客の件数のうち、外部の経路が占める割合で測ります。金額の比率で見ると、固定費として払っている分の影響が見えません
- 完成見学会、保有している見込み客への案内、引き渡した家族からの紹介の3つです。どれも外部への支払いがほとんどなく、続けるほど効率が上がります
- 直接の来場ではなく、指名での検索と見学会への動員を増やす経路として置きます。即時の来場の単価で評価すると、必ず切ることになります
- 商圏が限られるため、同じ地域に何度も触れる機会が効きます。一度の大きな露出より、継続した接点のほうが指名での検索につながります
- 固定費は契約の更新の時期にしか動かせません。先に自社の経路を立ち上げ、成果が見えてから外部の枠を減らします
- 経路ごとの初回接客の件数と進行率を出すことからです。現状の依存度が分からないまま配分を変えると、何が起きたかを検証できません