
2026年6月19日に日本で広告の表示が始まり、6月29日ごろにセルフサーブの管理画面が開放されました。
本格稼働は2026年8月11日です。
なお、TimeValue株式会社では、広告運用・クリエイティブ制作・LP改善・データ分析・AI導入までを一括で引き受けるWebマーケティング支援「KAIZEN」を提供しています。
現在、オンラインの無料マーケティング診断を毎月10社限定で実施中です。いまの数字を見ながら、どこから直すのが早いかを一緒に整理します。
今月の無料診断は残り4社です
広告からLPまで、まとめて見ます。オンラインで30分から対応しています。
目次
目次
- ChatGPT広告は、いつから日本で出せるようになったのか
- 提供までの経過
- 誰に広告が表示されるのか
- 表示対象と対象外
- 費用はどれくらいかかるのか
- 課金の方式
- ターゲティングは、どう指定するのか
- コンテキストヒントとは何か
- 代理店に任せる場合、何が問題になるのか
- 運用体制への影響
- Google AI Modeの広告と、何が違うのか
- 規模の違い
- どの商材なら、検証する価値があるのか
- 判断の基準
- 何から手をつければいいのか
- 見る数字を決める
- よくある質問
- まとめ
2026年6月19日に日本で広告の表示が始まり、6月29日ごろにセルフサーブの管理画面が開放されました。
本格稼働は2026年8月11日です。
ChatGPT広告は、いつから日本で出せるようになったのか
2026年6月19日に日本で広告の表示が始まり、6月29日ごろにセルフサーブの管理画面が開放されました。
本格稼働は2026年8月11日です。
OpenAIは2026年2月9日に米国でChatGPT広告のテストを開始しました。
その後、段階的に対象国を広げています。
提供までの経過
ChatGPT広告の提供開始
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年2月9日 | 米国でテスト開始 |
| 2026年3月26日 | カナダ・豪・ニュージーランド |
| 2026年5月 | 英国・メキシコ・ブラジル・日本・韓国でパイロット |
| 2026年6月19日 | 日本で広告の表示開始 |
| 2026年6月29日ごろ | セルフサーブのAds Manager Beta開放 |
| 2026年8月11日 | 本格稼働 |
まだ情報が少ない面である
本格稼働から日が浅く、運用のノウハウが出回っていません。
これは不利でもあり、有利でもあります。
競合が少ないうちに検証できる期間が、いましかないという見方もできます。
日程は変わることがある
ここに挙げた日程は発表時点のものです。掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
誰に広告が表示されるのか
FreeプランとGoプランの、成人のログインユーザーだけです。
Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduのユーザーには表示されません。
ここを誤解したまま予算を組むと、リーチできる層を見誤ります。
表示対象と対象外
プラン別の広告表示
| プラン | 広告の表示 |
|---|---|
| Free | 表示される |
| Go | 表示される |
| Plus | 表示されない |
| Pro | 表示されない |
| Business | 表示されない |
| Enterprise | 表示されない |
| Edu | 表示されない |
有料ユーザーには届かない
ChatGPTに課金している層には、広告が出ません。
つまり、可処分所得が高くツールに投資している層は対象外です。
BtoBで意思決定者に届かせたい場合、この点は無視できません。
オプトアウトの仕組みがある
Freeユーザーは、1日のメッセージ数を減らすことで広告をオプトアウトできます。
だからFreeユーザー全員に届くわけでもありません。
配信されない文脈がある
健康、メンタルヘルス、政治などセンシティブな話題の近くには配信されません。
該当する商材では、そもそも出せる面が限られます。
広告主が取れるデータは限られる
広告主はチャットの内容、履歴、メモリ、個人情報にアクセスできません。取得できるのは表示とクリックの集計データだけです。
費用はどれくらいかかるのか
リーチ目的のCPMがデフォルトで約60ドル、クリック目的のCPCが推奨3〜5ドルです。
日本円に直すと、CPCで500円前後からという水準になります。
新しい面なので、相場観がまだ固まっていません。
公表されている数字を基準に考えます。
課金の方式
課金の仕組み
| 目的 | 方式 | 水準 |
|---|---|---|
| リーチ | CPM | デフォルト約60ドル |
| クリック | CPC | 推奨3〜5ドル |
| コンバージョン最適化 | oCPC | 有効クリック課金 |
CPC 3〜5ドルをどう読むか
1クリック500〜750円前後という水準です。
これは検索広告の競合が激しい業種と同程度か、やや高めです。
客単価の低い商材では合いません。
数字は説明のための仮の値です。
日予算は7日平均で消化される
日予算を設定しても、1日で最大2倍まで使われることがあります。
7日間の平均で設定額に収まる仕組みです。
日単位で厳密に管理したい場合、この挙動を前提に組む必要があります。
月200万規模なら検証の余地がある
CPCが高いので、小さい予算では学習が進みません。一方、月200万以上の予算があるなら、その数%を検証に充てられます。
ターゲティングは、どう指定するのか
キーワードではなく、コンテキストヒントで指定します。
自社の商材が関わりそうな会話やトピックを、説明文として書く形です。
ここが検索広告と最も違う部分です。
キーワードを入札する発想が、そのままでは使えません。
コンテキストヒントとは何か
ユーザーがAIと何について話しているかに応じて、広告が出ます。
だから指定するのは、単語ではなく文脈の説明です。
指定できる要素
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| コンテキストヒント | 商材が関わりそうな会話・トピックの説明文 |
| 地域 | 日本では都道府県単位 |
| カスタムオーディエンス | メールや電話番号のリスト |
カスタムオーディエンスには最低件数がある
カスタムオーディエンスは、25,000件以上のマッチが必要です。
リストが小さい企業では使えません。
動的URLパラメータに対応している
キャンペーンIDなどの動的パラメータが使えます。
計測の設計は、既存の広告と同じ考え方で組めます。
書き方の正解はまだない
コンテキストヒントをどう書けば効くのか、確立された方法はありません。複数のパターンを出して比較する以外にありません。
代理店に任せる場合、何が問題になるのか
代理店専用のコンソールがありません。
クライアントのアカウントを個別に管理する必要があります。
Google広告やMeta広告には、代理店が複数アカウントをまとめて見る仕組みがあります。
ChatGPT広告には、それがまだありません。
運用体制への影響
管理上の制約を、項目ごとに見ていきます。
代理店専用コンソールについては、状況は存在しない。
複数アカウントの一括管理については、状況はできない。
権限の付与については、状況はアカウント単位での対応。
レポートの一括出力については、状況は手作業になる。
預ける側が確認すること
アカウントの所有権が自社にあるか。
代理店を変えたときに、データが引き継げるか。
新しい媒体では、ここが曖昧なまま始まりがちです。
運用工数が読みにくい
管理画面の仕様が固まっていないため、工数の見積もりが難しくなります。手数料の設定も、既存媒体と同じ率では合わない可能性があります。
Google AI Modeの広告と、何が違うのか
どちらもAIとの対話中に広告を出す点は同じです。
ただし規模と、日本での提供状況が違います。
2026年時点で、AIとの対話に広告を出せる面は複数あります。
規模の違い
GoogleはAI Modeの月間ユーザーが10億人を超えると公表しています。
AI Overviewsは月間25億ユーザー超です。
ChatGPTは日本のAIチャットボット市場で約67%のシェアを持ちます。
対話型の広告面を、項目ごとに見ていきます。
ChatGPT広告については、特徴はFree/Goユーザーに表示、日本での状況は2026年6月から表示開始。
Google AI Modeについては、特徴は検索の延長線上、日本での状況は日本語提供は2025年9月から。
LINEヤフー Agent iについては、特徴は対話文脈に連動、日本での状況は2026年9月に配信拡大。
検索の延長か、対話そのものか
Google AI Modeは検索から地続きです。
ChatGPTは対話そのものが入口です。
ユーザーの状態が違うので、同じクリエイティブは使えません。
まだ比較できる段階ではない
どちらも提供が始まったばかりで、成果の比較ができる実績が出ていません。どちらかに寄せるより、両方を小さく試すほうが現実的です。
どの商材なら、検証する価値があるのか
客単価が高く、検討期間が長い商材です。
CPCが3〜5ドルなので、単価の低い商材では計算が合いません。
新しい面だからといって、すべての商材で試す必要はありません。
判断の基準
1件あたりの粗利から、許容できる獲得単価を逆算します。
その上限がCPC 3〜5ドルを積み上げた数字に耐えるかどうかです。
検証に向く商材・向かない商材を、項目ごとに見ていきます。
客単価が高いについては、検証の向きは向く。
検討期間が長いについては、検証の向きは向く。
比較検討が多いについては、検証の向きは向く。
客単価が数千円については、検証の向きは向かない。
即決で買われるについては、検証の向きは向かない。
センシティブな領域については、検証の向きはそもそも配信されにくい。
BtoBは対象層に注意する
意思決定者がChatGPTの有料プランを使っている場合、広告は届きません。
BtoBでは、この点が効いてきます。
検証の予算は小さく区切る
成果が読めないので、月予算の数%から始めます。そして学習が進む最低限の量は確保します。
何から手をつければいいのか
自社の商材でCPC 3〜5ドルが成立するかを計算することからです。
ここが合わなければ、出稿の検討に進む必要はありません。
順番を間違えると、新しいという理由だけで予算を使うことになります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは粗利から許容CPCを逆算する、期間の目安は1日。
2については、やることは自社の顧客層がFree/Goを使っているか考える、期間の目安は1週間。
3については、やることはコンテキストヒントの案を複数作る、期間の目安は1週間。
4については、やることは月予算の数%で検証を始める、期間の目安は1か月。
5については、やることは計測の設計を既存媒体と揃える、期間の目安は2週間。
6については、やることは3か月分のデータで判断する、期間の目安は継続。
見る数字を決める
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
CPCの実績については、見る頻度は毎週、目安の考え方は推奨水準に収まっているか。
CV単価については、見る頻度は毎月、目安の考え方は他媒体と比較できる形にする。
日予算の消化については、見る頻度は毎日、目安の考え方は7日平均で2倍まで振れる。
コンテキストヒント別の成果については、見る頻度は毎週、目安の考え方はどの文脈が効くか。
他媒体と同じ指標で見る
新しい媒体だからと特別扱いすると、判断ができなくなります。
CV単価を他媒体と並べて比較します。
3か月は判断を保留する
学習期間と、こちらの運用の習熟の両方が必要です。
1か月の数字で切ると、判断を誤ります。
出稿の可否を判断しかねる場合は、無料相談で自社の数字から逆算するところから始められます。媒体の配分ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。
よくある質問
ChatGPT広告は誰に表示されますか
FreeプランとGoプランの成人ログインユーザーだけです。Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduのユーザーには表示されません。Freeユーザーは1日のメッセージ数を減らすことでオプトアウトもできます。
費用はどれくらいですか
リーチ目的のCPMがデフォルトで約60ドル、クリック目的のCPCが推奨3〜5ドルです。日予算は7日平均で消化され、1日で最大2倍まで使われることがあります。
キーワードは指定できますか
できません。コンテキストヒントという形で、自社の商材が関わりそうな会話やトピックを説明文として指定します。地域は日本では都道府県単位です。
代理店にまとめて任せられますか
代理店専用のコンソールがまだないため、クライアントのアカウントを個別に管理することになります。アカウントの所有権と、担当を変えたときの引き継ぎを先に確認してください。
どんな商材なら向いていますか
客単価が高く、検討期間が長い商材です。CPCが3〜5ドルなので、客単価が数千円の商材では計算が合いません。まず粗利から許容できる獲得単価を逆算してください。
まとめ
- 2026年6月19日に日本で広告の表示が始まり、6月29日ごろにセルフサーブの管理画面が開放されました。本格稼働は2026年8月11日です
- FreeプランとGoプランの、成人のログインユーザーだけです。Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduのユーザーには表示されません
- リーチ目的のCPMがデフォルトで約60ドル、クリック目的のCPCが推奨3〜5ドルです。日本円に直すと、CPCで500円前後からという水準になります
- キーワードではなく、コンテキストヒントで指定します。自社の商材が関わりそうな会話やトピックを、説明文として書く形です
- 代理店専用のコンソールがありません。クライアントのアカウントを個別に管理する必要があります
- どちらもAIとの対話中に広告を出す点は同じです。ただし規模と、日本での提供状況が違います
- 客単価が高く、検討期間が長い商材です。CPCが3〜5ドルなので、単価の低い商材では計算が合いません
- 自社の商材でCPC 3〜5ドルが成立するかを計算することからです。ここが合わなければ、出稿の検討に進む必要はありません