
物流会社の地図対策で目指すのは、新しい荷主からの問い合わせと、ドライバーの採用の2つです。
特に採用は、地図が実際に効く数少ない経路になります。
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目次
目次
- 物流会社がMEOで目指すべきことは何か
- 採用の入口として地図が効く
- どういう情報を埋めればいいのか
- 対応できる内容を具体的に書く
- 写真で何を見せるべきか
- 車両を並べて撮る
- 口コミをどう集めるのか
- 荷主に頼まない
- 低い評価にどう対応するのか
- 運転に関する指摘は真剣に扱う
- ドライバーの採用にどうつなげるのか
- 勤務の形を書く
- 運賃の交渉力をどう作るのか
- 新しい経路を作る
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
物流会社の地図対策で目指すのは、新しい荷主からの問い合わせと、ドライバーの採用の2つです。
特に採用は、地図が実際に効く数少ない経路になります。
物流会社がMEOで目指すべきことは何か
物流会社の地図対策で目指すのは、新しい荷主からの問い合わせと、ドライバーの採用の2つです。
特に採用は、地図が実際に効く数少ない経路になります。
荷主からの運賃の交渉が厳しく、人も採れない。
この2つが同時に起きているのが、多くの物流会社の状況です。
採用の入口として地図が効く
ドライバーは、通勤できる範囲で職場を探します。
地図で会社の様子が分かると、応募の判断がしやすくなります。
求人のサイトだけでは、会社の実体が伝わりません。
新しい荷主も検索から来る
物流 委託 地域名、倉庫 保管 地域名。
こうした言葉で探している会社があります。
対応できる内容を書いていなければ、その検索には出てきません。
見ている人と、確かめたいこと
| 見ている人 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 委託先を探す荷主 | 対応できる範囲、車両 |
| 倉庫を探す会社 | 保管の設備、面積 |
| 応募を考える人 | 職場の場所、車両、勤務の形 |
| 取引先 | 所在地、規模 |
商圏は輸送の範囲
配送できる地域が、そのまま商圏になります。どこまで対応できるかを書いておきます。
どういう情報を埋めればいいのか
対応できる輸送の範囲、保有する車両、倉庫の有無、求人の4点が最優先です。
求人を書いていない会社が多く、書くだけで応募の経路が増えます。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、頼めるかと働けるかの両方を軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 輸送の範囲 | どこまで運ぶか不明 | 問い合わせの空振りが減る |
| 保有する車両 | 台数と種類が不明 | 対応の可否が判断できる |
| 倉庫 | 保管ができるか不明 | 倉庫を探す会社に届く |
| 問い合わせ先 | 部署が分からない | 相談しやすくなる |
| 求人 | 募集しているか不明 | 応募が増える |
対応できる内容を具体的に書く
一般の貨物、チャーター便、定期の配送、倉庫での保管、荷役の作業。
自社で対応できるものを並べます。
車両の種類と台数を書く
2トン、4トン、10トン、冷蔵や冷凍の車両。
何を運べるかが、車両で決まります。
求人の情報を書く
ドライバーを募集していることを書いておきます。人数が輸送の上限を決める業種なので、採用は経営課題そのものです。
写真で何を見せるべきか
保有する車両、倉庫の内部、事務所の外観、休憩や待機の場所の4点を優先します。
車両の写真は、荷主にも求職者にも見られます。
物流会社の実体は、車両と倉庫で判断されます。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 保有する車両 | 何を運べるか、台数 |
| 倉庫の内部 | 保管の設備、面積 |
| 事務所の外観 | 実在すること |
| 休憩や待機の場所 | 働く環境 |
| 荷役の設備 | 作業の対応力 |
| 点呼や管理の場所 | 安全への姿勢 |
車両を並べて撮る
複数の車両が並んだ写真は、規模を最も早く伝えます。
種類が違うなら、それぞれを撮ります。
倉庫の内部を見せる
温度の管理ができるか、天井の高さはどうか。
保管を頼みたい会社が気にする部分です。
働く環境も見せる
休憩の場所、シャワーの有無。ドライバーが応募を判断する材料になります。
口コミをどう集めるのか
物流会社では、荷主に口コミを依頼する必要はほとんどありません。
発注の判断は対応と価格で決まり、地図の口コミは見られません。
法人同士の取引では、地図の口コミが判断材料になることは少ないのが実情です。
荷主に頼まない
どこに委託しているかを公にしたくない会社は多くあります。
社名を出させる形で頼むことは避けます。
見返りは渡さない
運賃の調整、サービスの追加。
地図サービスの規約に反します。
取引の条件を対価にすることは、特に問題になります。
口コミより情報の充実
車両、倉庫、対応できる範囲。
こうした情報を書くことのほうが、問い合わせにつながります。
口コミ以外で判断される材料
| 材料 | 伝わること |
|---|---|
| 車両の写真と台数 | 輸送の能力 |
| 倉庫の写真と面積 | 保管の能力 |
| 対応できる範囲 | どこまで運べるか |
| 安全管理の様子 | 事故への備え |
低い評価にどう対応するのか
配送の遅れや運転に関する指摘が書かれることがあります。
取引の内容には触れず、窓口を案内する形で短く返します。
物流会社には、取引先だけでなく道路で見かけた人からも評価が書かれることがあります。
よくある指摘と、返信の方向を、項目ごとに見ていきます。
配送が遅れたについては、返信の方向は遅れたことへの言葉と、体制を見直す旨。
運転が荒いについては、返信の方向は指導を徹底する旨。
車両の停め方については、返信の方向は管理を徹底する旨。
連絡が取れないについては、返信の方向は連絡の方法を案内する旨。
対応が悪いについては、返信の方向は事実として受け止め、共有する旨。
運転に関する指摘は真剣に扱う
社名の入った車両は、そのまま会社の評価になります。
返信より先に、指導を徹底することが必要です。
取引の内容に触れない
相手がどういう依頼だったかを書いていても、こちらから触れてはいけません。
一般的な窓口の案内としてのみ返します。
返信は短く、担当を決める
3行から4行で十分です。事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
ドライバーの採用にどうつなげるのか
募集していることを書き、車両と働く環境の写真を載せます。
勤務の形と休みの条件を先に示すと、応募の段階でずれが減ります。
人が採れないことが、輸送の能力の上限を決めています。
勤務の形を書く
日帰りか、長距離か。
拘束の時間はどのくらいか、休みは何日か。
これを先に書くと、条件の合う人だけが応募します。
求職者が確かめたいことを、項目ごとに見ていきます。
勤務の形については、示す内容は日帰りか長距離か。
車両については、示す内容は何トンの車に乗るか。
休みについては、示す内容は週にどのくらいか。
資格については、示す内容は取得の支援があるか。
場所については、示す内容は営業所の場所、通勤の手段。
資格の取得支援を書く
免許の取得を支援しているなら、それを書きます。
未経験から入れることが分かると、応募の幅が広がります。
投稿機能で募集を出す
地図には短い投稿を出す機能があります。人を募集していること、見学を受け付けていること。こうした内容を定期的に出しておきます。
運賃の交渉力をどう作るのか
地図でできることではありませんが、荷主を増やすことが交渉力につながります。
1社への依存を減らすには、新しい問い合わせの経路が要ります。
荷主が1社に偏った状態では、運賃の条件を受け入れるしかありません。
新しい経路を作る
地図と自社のサイトから問い合わせが来る形を作ると、依存度が下がります。
1件でも新しい荷主が増えれば、交渉の余地が生まれます。
新しい問い合わせを生む記載を、項目ごとに見ていきます。
輸送の範囲については、来る相手はその地域に運びたい会社。
車両の種類については、来る相手は特定の荷物を運びたい会社。
倉庫の保管については、来る相手は保管先を探す会社。
荷役の対応については、来る相手は作業も頼みたい会社。
付加価値のある対応を書く
保管、荷役、流通の加工。
運ぶだけでなく対応できることがあれば、それを書きます。
運賃だけで比べられる状態から抜け出せます。
数字は自社で確かめる
運賃や利益の水準は会社ごとに違います。ここで挙げる考え方は一般的なもので、実際の数字は自社で確かめてください。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
対応できる範囲と車両の記載、求人の情報を先に済ませます。
そのうえで車両と倉庫の写真を追加すれば、荷主にも求職者にも届きます。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対応できる輸送の範囲の記載、かかる時間の目安は30分。
2については、やることは保有する車両の種類と台数の記載、かかる時間の目安は30分。
3については、やることは倉庫の有無と設備の記載、かかる時間の目安は30分。
4については、やることは写真の追加(車両、倉庫、事務所、休憩所)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることは求人の情報と勤務の形の記載、かかる時間の目安は1時間。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で募集の案内、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務の誰か1人を担当にします。
車両の写真は、点検のときに撮れば手間になりません。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
配車と運行を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
荷主は地図を見て選びますか
見る人はいます。物流 委託 地域名といった言葉で探す会社があり、対応できる範囲や車両を書いていなければ候補に入りません。ただし主な効果は採用のほうです。
ドライバーの採用に地図を使えますか
使えます。通勤できる範囲で職場を探す人が、地図で会社の様子を確かめます。車両と休憩の場所の写真があると、応募の判断がしやすくなります。
勤務の条件を書くと応募が減りませんか
減りますが、条件の合う人だけが応募するようになります。書かずに採用すると、すぐに辞められます。結果として続く人が採れます。
運転が荒いという口コミがつきました
社名の入った車両は、そのまま会社の評価になります。返信は短くとどめ、指導を徹底することを優先してください。
運賃の交渉が厳しいのですが、地図で何ができますか
直接はできません。ただし新しい荷主からの問い合わせが増えれば、1社への依存が下がり交渉の余地が生まれます。保管や荷役の対応も書いておいてください。
まとめ
- 物流会社の地図対策で目指すのは、新しい荷主からの問い合わせと、ドライバーの採用の2つです。特に採用は、地図が実際に効く数少ない経路になります
- 対応できる輸送の範囲、保有する車両、倉庫の有無、求人の4点が最優先です。求人を書いていない会社が多く、書くだけで応募の経路が増えます
- 保有する車両、倉庫の内部、事務所の外観、休憩や待機の場所の4点を優先します。車両の写真は、荷主にも求職者にも見られます
- 物流会社では、荷主に口コミを依頼する必要はほとんどありません。発注の判断は対応と価格で決まり、地図の口コミは見られません
- 配送の遅れや運転に関する指摘が書かれることがあります。取引の内容には触れず、窓口を案内する形で短く返します
- 募集していることを書き、車両と働く環境の写真を載せます。勤務の形と休みの条件を先に示すと、応募の段階でずれが減ります
- 地図でできることではありませんが、荷主を増やすことが交渉力につながります。1社への依存を減らすには、新しい問い合わせの経路が要ります
- 対応できる範囲と車両の記載、求人の情報を先に済ませます。そのうえで車両と倉庫の写真を追加すれば、荷主にも求職者にも届きます