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目次
目次
- BtoB SaaSのWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 解約率を先に出す
- 何にお金がかかるのか
- 営業の人件費が最大の費用
- リードの単価だけで判断してはいけないのはなぜか
- 安いリードが必ずしもよいわけではない
- 広告に、いくらかけるべきか
- カテゴリ名 比較の言葉
- 商談化率を上げるのに、費用はかかるのか
- 料金を出すかどうか
- 解約率を下げるのに、いくらかかるのか
- 使われていない顧客を見つける
- エンタープライズとSMBで、費用の考え方は違うのか
- Webで取れるのはSMBが中心
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 受注ベースで判断する
- 何から手をつければいいのか
- 記録する項目
- よくある質問
- まとめ
月30万円からです。
ただし解約率が高いままなら、いくら広告費をかけても積み上がりません。
BtoB SaaSのWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月30万円からです。
ただし解約率が高いままなら、いくら広告費をかけても積み上がりません。
月額課金のサービスでは、1社が何か月使い続けるかで、かけられる広告費が決まります。
月5万円のサービスで、平均12か月使われるなら、1社あたり60万円です。
6か月でやめられれば、30万円です。
以下の数字は説明のための仮の値です。
月の費用の目安
| 段階 | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 最低限 | 300,000円 | 検索広告、比較記事 |
| 標準 | 1,000,000円 | 上記に加えて導入事例、資料、セミナー |
| 積極的 | 3,000,000円以上 | 複数の媒体、展示会と併用 |
解約率を先に出す
月次の解約率が、事業の価値を決めます。この数字がないと、いくらまで広告費をかけられるかが決まりません。
何にお金がかかるのか
広告費、コンテンツの制作、営業の人件費、ツールの4つです。
リードを取った後の人件費も、費用として数えてください。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 検索広告 | なし | 20万〜200万円 | カテゴリ名と競合名 |
| サイトの制作 | 100万〜500万円 | なし | 導入事例と資料を載せる形 |
| コンテンツの制作 | 1本数万〜数十万円 | なし | 比較記事、導入事例 |
| 営業の人件費 | なし | 大きい | 商談の対応 |
| ツール | なし | 数万〜数十万円 | 管理と分析 |
| セミナー | 1回数万〜数十万円 | なし | オンラインなら安い |
営業の人件費が最大の費用
リードを100件取っても、商談できなければ意味がありません。
営業が対応できる件数を、先に確認してください。
導入事例が最強の資料
同じ業種の会社が使っていることが、一番の判断材料になります。1本作る費用は、広告費より小さく済みます。
リードの単価だけで判断してはいけないのはなぜか
リードの質が違うと、商談化率も受注率も変わるからです。
リードの単価ではなく、受注1件あたりの費用で見てください。
ファネルごとの数字
| 段階 | 仮の値 | 考え方 |
|---|---|---|
| リード獲得 | 100件 | 資料請求、問い合わせ |
| 商談化 | 20件 | そのうち20パーセント |
| 受注 | 4件 | 商談の20パーセント |
| 1件あたりの広告費 | 予算÷4件 | 受注ベースで計算 |
リードの種類による違い
| 種類 | 単価 | 商談化率 |
|---|---|---|
| 資料のダウンロード | 安い | 低い |
| 無料トライアル | 中くらい | 中くらい |
| 問い合わせ | 高い | 高い |
| デモの申込 | 高い | 高い |
安いリードが必ずしもよいわけではない
資料のダウンロードは単価が安いですが、商談になる割合が低くなります。
受注ベースで比べてください。
経路ごとに分けて見る
検索広告、SNS広告、比較サイト、セミナー。それぞれの受注1件あたりの費用を出してください。
広告に、いくらかけるべきか
1社あたりの売上と、受注率から逆算してください。
金額そのものではなく、この計算が先です。
広告費の考え方を、項目ごとに見ていきます。
1クリックの費用については、仮の値は1,500円、考え方はカテゴリで大きく違う。
月の予算については、仮の値は1,000,000円、考え方は666クリック分。
リードになる割合については、仮の値は3%、考え方は666クリックで20件。
商談になる割合については、仮の値は25%、考え方は20件で5件。
受注になる割合については、仮の値は30%、考え方は5件で1〜2件。
1社あたりの売上が60万円で1.5件なら、90万円です。
広告費100万円では、1か月では回収できません。
契約が続くので、年単位で判断してください。
カテゴリ名 比較の言葉
この言葉で検索する人は、導入を検討している人です。
競合が多いですが、受注につながります。
競合名で出すかどうか
競合のサービス名で広告を出す方法がありますが、商標の扱いに注意が必要です。広告文に他社のサービス名を書くことは避けてください。
商談化率を上げるのに、費用はかかるのか
コンテンツの制作にかかります。
広告を増やすより、こちらのほうが効率がよいことがあります。
商談化率を上げる方法と費用を、項目ごとに見ていきます。
導入事例については、費用は1本数万〜数十万円、効果は同業の実績が判断材料になる。
比較記事については、費用は1本数万〜数十万円、効果は検討段階の人に届く。
料金のページについては、費用は制作の手間、効果は予算が合うか分かる。
デモ動画については、費用は1本数万〜数十万円、効果は使い方が分かる。
返信の速さについては、費用は人件費、効果は他社より先に接触できる。
料金を出すかどうか
料金を出さないと、問い合わせは増えますが、予算が合わない商談も増えます。
出すと問い合わせは減りますが、商談化率が上がります。
導入事例を業種ごとに作る
同じ業種で使われていることが、一番の判断材料です。
顧客の許可を取って、業種と規模と、何が変わったかを書いてください。
返信の速さ
資料請求から時間が経つほど、商談になりません。できるだけ早く連絡してください。
解約率を下げるのに、いくらかかるのか
導入後の支援にかかります。
広告費より、ここに人を置くほうが事業の価値が上がります。
解約を減らす方法と費用を、項目ごとに見ていきます。
導入の支援については、費用は人件費、効果は使い始められる。
定期的な連絡については、費用は人件費、効果は使われているか確認できる。
使われ方の分析については、費用はツールの費用、効果は止まっている顧客が見える。
機能の改善については、費用は開発の費用、効果は使い続ける理由になる。
使われていない顧客を見つける
ログインしていない、機能を使っていない。
この顧客は、更新のときに解約します。
早く気づいて、支援してください。
解約率が事業価値を決める
月次の解約率が1パーセント違うだけで、1社あたりの売上が大きく変わります。
広告費より、ここに投資する価値があります。
導入の支援は費用ではなく投資
使い始められない顧客は、必ず解約します。
エンタープライズとSMBで、費用の考え方は違うのか
違います。
1社あたりの売上も、商談の進め方も、まったく別です。
客層による違いを、項目ごとに見ていきます。
1社あたりの売上については、エンタープライズは大きい、SMBは小さい。
商談の期間については、エンタープライズは半年から1年、SMBは数週間から数か月。
決裁者については、エンタープライズは複数、稟議が要る、SMBは社長か担当者。
営業の工数については、エンタープライズは大きい、SMBは小さい。
Web経由の割合については、エンタープライズは低い。紹介と直接営業、SMBは高い。
Webで取れるのはSMBが中心
エンタープライズは、紹介と直接の営業が中心です。
Webの費用をかけても、その経路は増えにくくなります。
SMB向けに絞る
Web経由で受注できるのは、多くの場合SMBです。
その前提で、1社あたりの売上と広告費を計算してください。
決裁者と利用者が違う
使う人と、払う人が違います。両方に届く情報を用意してください。
費用を削るなら、どこを削るのか
受注につながっていない媒体の広告から削ってください。
導入後の支援は、削らないでください。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものは受注につながらない媒体、理由は数字で確認してから。
2については、削るものは商談化率の低いリードの獲得、理由は受注ベースで見る。
3については、削るものはサイトの改修、理由は急がない。
4については、削るものは導入事例の制作、理由は商談化率に直結。続ける。
5については、削るものは導入後の支援、理由は解約率に直結。削らない。
受注ベースで判断する
リードの単価が安くても、受注につながらなければ意味がありません。
導入後の支援は削らない
解約率が上がると、1社あたりの売上が下がり、かけられる広告費も下がります。
導入事例は作り続ける
1本作る費用は、広告費より小さく済みます。商談化率を上げる、一番の材料です。
何から手をつければいいのか
解約率と1社あたりの売上を出してから、予算を決めてください。
この数字がないと、いくらかけられるかが決まりません。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは月次の解約率を出す、目安は1か月。
2については、やることは1社あたりの売上を計算する、目安は1日。
3については、やることは営業が対応できる商談の件数を確認する、目安は1日。
4については、やることはリードから商談、受注までの割合を出す、目安は3か月。
5については、やることは受注1件あたりの費用を経路ごとに計算する、目安は1日。
6については、やることは導入事例を業種ごとに作る、目安は3か月。
7については、やることは使われていない顧客を見つける仕組みを作る、目安は1か月。
8については、やることは受注につながらない媒体の広告を止める、目安は1日。
記録する項目
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
リード件数については、見方は経路ごとに何件か。
商談化率については、見方はリードのうち何件が商談になったか。
受注率については、見方は商談のうち何件が受注になったか。
受注1件あたりの費用については、見方は経路ごとの費用÷受注件数。
解約率については、見方は月に何パーセントか。
1社あたりの売上については、見方は平均で何か月使われるか。
リードの単価だけを見ないでください。
受注1件あたりの費用と、解約率で判断してください。
年単位で判断する
契約が続くので、1か月では回収できません。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
月いくらから始められますか
月30万円からです。ただしその前に、月次の解約率と1社あたりの売上を出してください。平均12か月使われるか6か月でやめられるかで、かけられる広告費が2倍違います。
リードの単価で判断してはいけませんか
判断しないでください。資料のダウンロードは単価が安いですが、商談になる割合が低くなります。受注1件あたりの費用で、経路ごとに比べてください。
商談化率を上げるには何が必要ですか
導入事例です。同じ業種の会社が使っていることが、一番の判断材料になります。1本作る費用は広告費より小さく済みます。また、料金をページに出すと商談化率が上がります。
解約率を下げるのにいくらかかりますか
導入後の支援の人件費です。ただし解約率が1パーセント違うだけで1社あたりの売上が大きく変わるので、広告費よりここに投資する価値があります。
エンタープライズもWebで取れますか
取りにくいです。紹介と直接の営業が中心になります。Web経由で受注できるのは多くの場合SMBなので、その前提で1社あたりの売上と広告費を計算してください。
まとめ
- 月30万円からです。ただし解約率が高いままなら、いくら広告費をかけても積み上がりません
- 広告費、コンテンツの制作、営業の人件費、ツールの4つです。リードを取った後の人件費も、費用として数えてください
- リードの質が違うと、商談化率も受注率も変わるからです。リードの単価ではなく、受注1件あたりの費用で見てください
- 1社あたりの売上と、受注率から逆算してください。金額そのものではなく、この計算が先です
- コンテンツの制作にかかります。広告を増やすより、こちらのほうが効率がよいことがあります
- 導入後の支援にかかります。広告費より、ここに人を置くほうが事業の価値が上がります
- 違います。1社あたりの売上も、商談の進め方も、まったく別です
- 受注につながっていない媒体の広告から削ってください。導入後の支援は、削らないでください
- 解約率と1社あたりの売上を出してから、予算を決めてください。この数字がないと、いくらかけられるかが決まりません